7984 コクヨ 2021-10-25 16:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年10月25日
上場会社名 コクヨ株式会社 上場取引所 東
コード番号 7984 URL https://www.kokuyo.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)黒田 英邦
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員理財本部長 (氏名)梅田 直孝 TEL 06-6976-1221(代表)
四半期報告書提出予定日 2021年11月1日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切り捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 241,861 8.1 18,423 51.0 14,540 23.4 11,505 38.1
2020年12月期第3四半期 223,664 △8.1 12,198 △17.3 11,787 △24.8 8,330 △28.0
(注)包括利益 2021年12月期第3四半期 10,594百万円 (21.0%) 2020年12月期第3四半期 8,755百万円 (△20.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 97.77 -
2020年12月期第3四半期 70.42 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年12月期第3四半期 310,121 229,520 73.4 1,947.64
2020年12月期 320,296 226,335 70.1 1,898.42
(参考)自己資本 2021年12月期第3四半期 227,628百万円 2020年12月期 224,616百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 19.50 - 19.50 39.00
2021年12月期 - 21.50 -
2021年12月期(予想) 21.50 43.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 322,000 7.1 20,200 36.4 16,100 13.6 12,300 48.2 103.97
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 - 除外 -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.11「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 128,742,463株 2020年12月期 128,742,463株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 11,868,245株 2020年12月期 10,425,399株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 117,675,539株 2020年12月期3Q 118,305,932株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 11
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 11
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 13
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増減率(%)
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
売上高 223,664 241,861 8.1
営業利益 12,198 18,423 51.0
経常利益 11,787 14,540 23.4
親会社株主に帰属する四半期純利益 8,330 11,505 38.1
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日から2021年9月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイル
ス感染拡大影響により、引き続き不透明な状況で推移しております。ワクチン接種の広がり等により、経済正常化へ
の動きは続いているものの、緊急事態宣言の再発令が繰り返されるなど、予断を許さない状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、今年を最終年とした中期経営計画「持続的な成長力の獲得 Smart &
Sustainable Transformation 2021」として、メリハリを意識したスマートな稼ぐ力の向上と中長期事業成長を前提
とした効率的な事業運営に取り組んでおります。
新型コロナウイルス感染拡大影響によって、当社グループを取り巻く経営環境は激変し、大きな影響を受けまし
た。しかしながら、各顧客企業がコロナ禍における新しい働き方を模索する中、当社グループがこれまで行ってきた
価値提供を活かし、新たな需要の取り込みができているものと考えております。
売上高は、前年同期比8.1%増の2,418億円となりました。売上総利益は、前年同期比10.1%増の895億円となりま
した。売上総利益率は、0.7ポイント改善の37.0%となりました。販売費及び一般管理費は、前年同期比2.9%増の
711億円となりました。グループ経営を推進し、販管費支出の効率化や人員等のリソース配分の見直しによる筋肉質
化を推し進めた結果、売上高販管費率は29.4%となり前年同期比での改善が継続しております。
以上により、営業利益は、前年同期比51.0%増の184億円となりました。経常利益は、第1四半期において持分法
適用関連会社であるぺんてる㈱にかかる減損損失50億円を営業外損失として計上したものの、前年同期比23.4%増の
145億円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、第2四半期において投資有価証券売却益35億円を特
別利益として計上したこと等により、前年同期比38.1%増の115億円となりました。
セグメント別の状況
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増減率(%)
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
空間価値 売上高 109,591 121,195 10.6
ドメイン 営業利益 11,367 16,243 42.9
ビジネスサプライ 売上高 82,153 85,384 3.9
ドメイン 営業利益 1,656 1,897 14.6
グローバルステーショナリー 売上高 53,743 55,291 2.9
ドメイン 営業利益 3,890 5,087 30.8
売上高 1,857 2,041 9.9
その他
営業利益 55 76 38.7
売上高 △23,681 △22,050 -
調整額
営業利益 △4,771 △4,881 -
売上高 223,664 241,861 8.1
合計
営業利益 12,198 18,423 51.0
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(空間価値ドメイン)
空間価値ドメインでは、働き方・空間ニーズの多様化を取り込んだ新たな価値を創りつつ、盤石な収益基盤の構築
に取り組んでおります。
国内事業は、顧客に対してニューノーマルな働き方に向けた新しいオフィスづくりの提案へ注力し、新型コロナウ
イルス感染拡大防止対策への相談対応やオフィスのリニューアル需要の取り込みが期初想定以上に進捗し、過去最高
水準で推移しております。
海外事業は、非日系顧客へ向けて、国内で培った知見を活かしたワークスタイル提案に注力しました。中国では今
後も成長が見込める市場へ販売活動を推進しております。
㈱アクタスは、インテリア需要の高まりへの対応として顧客へのオンライン商談や事前予約制の接客サービス等の
営業活動に取り組み、受注が好調に推移しております。
このような状況のもと、売上高は、前年同期比10.6%増の1,211億円となりました。営業利益は、前年同期比42.9%
増の162億円となりました。
(ビジネスサプライドメイン)
ビジネスサプライドメインでは、流通基盤の統合とお客様にとって最適な販売体制の構築を図るマイグレーション
戦略が順調に進捗しており、収益改善が進んでおります。
カウネット事業は、繰り返される緊急事態宣言の発令によるオフィス出社率低下や在宅勤務拡大の影響を受けまし
たが、伸長するEC市場における成長機会を獲得するために、新規顧客数獲得施策の実行や非オフィス市場での売上
拡大等の取り組みを推進しております。
代理店販売事業は、顧客の購買行動のEC等への切り替えが継続している現状に鑑み、販売面及び物流面の効率化
を推進しております。
このような状況のもと、売上高は、前年同期比3.9%増の853億円となりました。営業利益は、前年同期比14.6%増
の18億円となりました。
(グローバルステーショナリードメイン)
グローバルステーショナリードメインでは、国内市場における事業環境の大きな変化に向けて体制整備を含む柔軟
な対応を行うことによって収益の維持を目指すとともに、今後も成長が見込める海外市場の収益確保に取り組んでお
ります。
国内事業は、新型コロナウイルス感染拡大影響によってBtoB市場とBtoC市場がそれぞれ影響を受けております
が、BtoC市場におけるシェアの拡大、顧客ニーズに合わせたノートや文具を中心とした付加価値の高い学び商材の
販売強化へ取り組みました。
海外事業は、インド等において新型コロナウイルス感染拡大影響による需要回復の遅れが見られるものの、経済環
境がいち早く回復しつつある中国においては、女子中高生をターゲットとした文具売上が好調に推移しました。
このような状況のもと、売上高は、前年同期比2.9%増の552億円となりました。営業利益は、前年同期比30.8%増
の50億円となりました。
依然として事業環境は厳しい状況が続いておりますが、国内事業における販管費支出効率化等による筋肉質化や海
外事業の成長によって、営業利益はコロナ前の2019年を上回る水準で推移しています。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産に関する分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は3,101億円となり、前連結会計年度末に比べ101億円減少しました。
流動資産は1,856億円となり、前連結会計年度末に比べ35億円減少しました。主な要因として、有価証券が49億
円増加した一方、受取手形及び売掛金が65億円、現金及び預金が25億円、それぞれ減少したためであります。
固定資産は1,244億円となり、前連結会計年度末に比べ66億円減少しました。主な要因として、有形固定資産が
7億円増加した一方、投資その他の資産が70億円、無形固定資産が3億円、それぞれ減少したためであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債は806億円となり、前連結会計年度末に比べ133億円減少しました。主な要因
として、支払手形及び買掛金が104億円、1年内返済予定の長期借入金が30億円、それぞれ減少したためでありま
す。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は2,295億円となり、前連結会計年度末に比べ31億円増加しました。主な
要因として、利益剰余金が66億円、為替換算調整勘定が8億円、それぞれ増加した一方、その他有価証券評価差額
金が19億円、自己株式の増加により25億円、それぞれ減少したためであります。
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第3四半期決算短信
②キャッシュ・フローの状況に関する分析
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は930億円であり、前連結会
計年度末に比べ24億円の資金増となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動により獲得した資金は157億円(前年同期比56億円の収入増)とな
りました。これは、主として税金等調整前四半期純利益184億円、売上債権の減少68億円、持分法による投資損失
53億円、減価償却費49億円、賞与引当金の増加19億円の資金収入等があった一方、仕入債務の減少106億円、投資
有価証券売却益35億円、法人税等の支払額32億円の資金支出等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動により支出した資金は4億円(前年同期比34億円の支出減)となり
ました。これは、主として投資有価証券の売却による収入39億円の資金収入等があった一方、設備投資による支出
38億円、関係会社株式の取得による支出9億円の資金支出等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動により支出した資金は133億円(前年同期比82億円の支出増)とな
りました。これは、主として配当金の支払額48億円、長期借入金の返済による支出30億円、自己株式の取得による
支出26億円、自己株式取得のための預託金の増加11億円、リース債務の返済による支出9億円の資金支出等があっ
たことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
足元では新型コロナウイルス感染拡大影響により事業環境の不透明感が継続しているものの、各顧客企業がコロ
ナ禍における新しい働き方を模索する中、当社グループがこれまで行ってきた価値提供を活かし、新たな需要の取
り込みができているものと考えております。
更に、グループ経営を推進し、販管費支出の見直しや人員等のリソース配分の見直しを行った結果、収益性が大
幅に向上しております。
売上高が2期ぶりの増収、営業利益が3期ぶりの増益となり、いずれも2019年の水準を上回る見込みです。それ
に伴い、営業利益率が6.3%と第2次中期経営計画において当初掲げていた6.2%をも超える見通しですが、これは
第1次中期経営計画より続けてまいりました収益性改善の取り組みの成果が表れているものと認識しております。
2021年12月期の業績予想につきましては、2021年7月30日付「2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕
(連結)」に記載の業績予想から変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 65,785 63,187
受取手形及び売掛金 62,680 56,148
有価証券 24,998 29,997
商品及び製品 26,246 26,011
仕掛品 1,673 2,087
原材料及び貯蔵品 3,421 3,507
その他 4,512 4,826
貸倒引当金 △135 △131
流動資産合計 189,182 185,635
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 18,229 19,891
土地 29,997 29,775
その他(純額) 10,320 9,597
有形固定資産合計 58,547 59,263
無形固定資産
のれん 105 91
その他 7,297 6,980
無形固定資産合計 7,402 7,072
投資その他の資産
投資有価証券 55,533 48,584
退職給付に係る資産 4,749 4,775
その他 4,956 4,865
貸倒引当金 △75 △74
投資その他の資産合計 65,164 58,150
固定資産合計 131,114 124,486
資産合計 320,296 310,121
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 51,469 41,041
短期借入金 4,602 3,961
1年内返済予定の長期借入金 3,148 117
未払法人税等 1,187 4,757
賞与引当金 740 2,689
その他 15,144 11,075
流動負債合計 76,291 63,643
固定負債
長期借入金 5,215 5,145
退職給付に係る負債 79 77
その他 12,374 11,734
固定負債合計 17,668 16,957
負債合計 93,960 80,601
純資産の部
株主資本
資本金 15,847 15,847
資本剰余金 18,109 18,118
利益剰余金 186,877 193,549
自己株式 △14,282 △16,867
株主資本合計 206,551 210,647
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 16,477 14,564
繰延ヘッジ損益 △13 △14
為替換算調整勘定 176 1,024
退職給付に係る調整累計額 1,424 1,407
その他の包括利益累計額合計 18,064 16,981
非支配株主持分 1,719 1,891
純資産合計 226,335 229,520
負債純資産合計 320,296 310,121
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 223,664 241,861
売上原価 142,299 152,276
売上総利益 81,365 89,585
販売費及び一般管理費 69,166 71,161
営業利益 12,198 18,423
営業外収益
受取利息 56 73
受取配当金 451 492
不動産賃貸料 720 698
為替差益 - 648
その他 150 231
営業外収益合計 1,379 2,144
営業外費用
支払利息 159 119
不動産賃貸費用 172 154
為替差損 152 -
持分法による投資損失 1,015 5,342
その他 290 411
営業外費用合計 1,790 6,028
経常利益 11,787 14,540
特別利益
固定資産売却益 525 300
投資有価証券売却益 - 3,597
特別利益合計 525 3,897
特別損失
投資有価証券評価損 - 6
関係会社清算損 25 -
特別損失合計 25 6
税金等調整前四半期純利益 12,286 18,431
法人税等 4,008 6,837
四半期純利益 8,277 11,594
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
△52 88
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 8,330 11,505
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 8,277 11,594
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 874 △1,908
繰延ヘッジ損益 △23 31
為替換算調整勘定 △419 556
退職給付に係る調整額 △12 △158
持分法適用会社に対する持分相当額 58 479
その他の包括利益合計 477 △999
四半期包括利益 8,755 10,594
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 8,873 10,422
非支配株主に係る四半期包括利益 △117 171
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 12,286 18,431
減価償却費 4,550 4,929
のれん償却額 20 20
貸倒引当金の増減額(△は減少) 27 △14
賞与引当金の増減額(△は減少) 2,028 1,948
退職給付に係る資産負債の増減額 △4 △223
受取利息及び受取配当金 △507 △565
支払利息 159 119
持分法による投資損益(△は益) 1,015 5,342
固定資産売却損益(△は益) △537 △303
固定資産除却損 16 193
投資有価証券売却損益(△は益) 0 △3,597
投資有価証券評価損益(△は益) - 6
関係会社清算損益(△は益) 25 -
売上債権の増減額(△は増加) 12,509 6,821
たな卸資産の増減額(△は増加) 2,781 139
仕入債務の増減額(△は減少) △17,638 △10,620
その他 △643 △4,098
小計 16,089 18,529
利息及び配当金の受取額 560 577
利息の支払額 △159 △121
法人税等の支払額 △6,418 △3,250
営業活動によるキャッシュ・フロー 10,072 15,734
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) △114 39
有形固定資産の取得による支出 △2,912 △2,471
有形固定資産の売却による収入 758 638
無形固定資産の取得による支出 △1,805 △1,362
投資有価証券の取得による支出 △48 △143
投資有価証券の売却による収入 505 3,919
関係会社株式の取得による支出 △227 △917
長期貸付金の回収による収入 1 4
関係会社の清算による収入 424 -
その他 △457 △129
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,877 △422
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 520 △697
リース債務の返済による支出 △844 △950
長期借入金の返済による支出 △63 △3,099
自己株式の取得による支出 △1 △2,619
自己株式取得のための預託金の増減額(△は増加) - △1,131
配当金の支払額 △4,728 △4,827
財務活動によるキャッシュ・フロー △5,117 △13,326
現金及び現金同等物に係る換算差額 △87 436
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 990 2,422
現金及び現金同等物の期首残高 83,456 90,577
現金及び現金同等物の四半期末残高 84,446 93,000
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第3四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項なし
(追加情報)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計
上の見積りの仮定について、重要な変更はない。なお、今後の新型コロナウイルス感染症の状況や経済への影響が
変化した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があ
る。
持分法適用の関連会社であるぺんてる㈱に係る投資有価証券については、海外売上比率が高いことから海外各国
の新型コロナウイルス感染症による業績悪化影響が想定を上回ったことに加えて、将来のV字回復を狙いとした構
造改革費用を含む中期経営計画の見直しを行ったこと等により、短期的には当初想定した業績回復を見込めなくな
ったために発生する減損損失に加えて、当第3四半期連結累計期間の損益も含めたぺんてる㈱に係る持分法による
投資損失として合計5,356百万円を計上している。なお、その中に含まれる減損損失の計上額は5,024百万円、回収
可能価額は使用価値により測定し、測定に用いた割引率は8.2%である。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項なし
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用の算定については、「四半期財務諸表に関する会計基準の適用指針」第19項の規定により、「中間財
務諸表等における税効果会計に関する適用指針」第15項(法定実効税率を使用する方法)に準じて計算してい
る。
なお、法人税等調整額は「法人税等」に含めて表示している。
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ.前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
グローバル その他 調整額 損益計算書
ビジネス 合計
空間価値 ステーショ (注1) (注2) 計上額
サプライ 計
ドメイン ナリー (注3)
ドメイン
ドメイン
売上高
外部顧客への売上高 107,750 77,882 37,790 223,423 240 223,664 - 223,664
セグメント間の内部売上
1,841 4,270 15,952 22,064 1,616 23,681 △23,681 -
高又は振替高
計 109,591 82,153 53,743 245,488 1,857 247,345 △23,681 223,664
セグメント利益 11,367 1,656 3,890 16,914 55 16,969 △4,771 12,198
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれないアウトソーシングサービス、アンテナショップ等を含ん
でいる。
2.セグメント利益の調整額△4,771百万円には、セグメント間取引消去及び全社費用が含まれている。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等である。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
Ⅱ.当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
グローバル その他 調整額 損益計算書
ビジネス 合計
空間価値 ステーショ (注1) (注2) 計上額
サプライ 計
ドメイン ナリー (注3)
ドメイン
ドメイン
売上高
外部顧客への売上高 119,286 80,997 41,259 241,543 317 241,861 - 241,861
セグメント間の内部売上
1,908 4,386 14,031 20,327 1,723 22,050 △22,050 -
高又は振替高
計 121,195 85,384 55,291 261,871 2,041 263,912 △22,050 241,861
セグメント利益 16,243 1,897 5,087 23,228 76 23,304 △4,881 18,423
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれないアウトソーシングサービス、アンテナショップ等を含ん
でいる。
2.セグメント利益の調整額△4,881百万円には、セグメント間取引消去及び全社費用が含まれている。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等である。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
(固定資産の譲渡について)
当社は、2021年10月15日開催の取締役会において、以下の固定資産の譲渡を決議した。
(1)譲渡資産
旧品川配送センター跡地(2,095.60㎡)
帳簿価額 969百万円
(2)所在地
東京都港区港南五丁目
(3)譲渡予定価額
3,600百万円
(4)譲渡予定時期
2021年10月29日
(5)今後の業績見通しに与える影響
当該固定資産売却により、2021年12月期に2,555百万円の固定資産売却益が発生する見込みである。
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