7984 コクヨ 2021-07-30 12:00:00
2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年7月30日
上場会社名 コクヨ株式会社 上場取引所 東
コード番号 7984 URL https://www.kokuyo.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)黒田 英邦
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員理財本部長 (氏名)梅田 直孝 TEL 06-6976-1221(代表)
四半期報告書提出予定日 2021年8月6日 配当支払開始予定日 2021年9月7日
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切り捨て)
1.2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第2四半期 168,140 7.9 14,710 45.8 10,464 10.5 8,332 32.5
2020年12月期第2四半期 155,813 △7.1 10,090 △13.2 9,467 △25.0 6,288 △35.0
(注)包括利益 2021年12月期第2四半期 5,478百万円 (△0.6%) 2020年12月期第2四半期 5,512百万円 (△35.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第2四半期 70.64 -
2020年12月期第2四半期 53.15 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年12月期第2四半期 314,292 228,071 72.0 1,925.77
2020年12月期 320,296 226,335 70.1 1,898.42
(参考)自己資本 2021年12月期第2四半期 226,254百万円 2020年12月期 224,616百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 19.50 - 19.50 39.00
2021年12月期 - 21.50
2021年12月期(予想) - 21.50 43.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 322,000 7.1 20,200 36.4 16,100 13.6 12,300 48.2 103.97
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 - 除外 -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.11「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期2Q 128,742,463株 2020年12月期 128,742,463株
② 期末自己株式数 2021年12月期2Q 11,255,081株 2020年12月期 10,425,399株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期2Q 117,946,672株 2020年12月期2Q 118,300,919株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 12
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増減率(%)
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
売上高 155,813 168,140 7.9
営業利益 10,090 14,710 45.8
経常利益 9,467 10,464 10.5
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,288 8,332 32.5
当第2四半期連結累計期間(2021年1月1日から2021年6月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス
感染拡大影響により、引き続き不透明な状況で推移しております。ワクチン接種の広がり等により、経済正常化への
動きは続いているものの、緊急事態宣言の再発令が繰り返されるなど、予断を許さない状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、今年を最終年とした中期経営計画「持続的な成長力の獲得 Smart &
Sustainable Transformation 2021」として、メリハリを意識したスマートな稼ぐ力の向上と中長期事業成長を前提と
した効率的な事業運営に取り組んでおります。
新型コロナウイルス感染拡大影響によって、当社グループを取り巻く経営環境は激変し、大きな影響を受けまし
た。しかしながら、各顧客企業がコロナ禍における新しい働き方を模索する中、当社グループがこれまで行ってきた
価値提供を武器に、新たな需要の取り込みができているものと考えております。
売上高は、前年同期比7.9%増の1,681億円となりました。売上総利益は、前年同期比9.5%増の631億円となりまし
た。売上総利益率は、0.5ポイント改善の37.5%となりました。販売費及び一般管理費は、前年同期比1.8%増の484億
円となりました。グループ経営を推進し、販管費支出の効率化や人員等のリソース配分の見直しによる筋肉質化を推
し進めた結果、売上高販管費率は28.8%となりました。
以上により、営業利益は、前年同期比45.8%増の147億円となりました。経常利益は、持分法適用関連会社であるぺ
んてる㈱において海外各国の新型コロナウイルス感染症による業績悪化影響が想定を上回ったこと等に伴い、減損損
失50億円を含めた持分法による投資損失54億円を営業外損失として計上したものの、前年同期比10.5%増の104億円と
なりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益35億円を特別利益として計上したこと等に
より、前年同期比32.5%増の83億円となりました。
セグメント別の状況
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増減率(%)
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
空間価値 売上高 78,074 84,875 8.7
ドメイン 営業利益 9,417 12,357 31.2
ビジネスサプライ 売上高 55,968 59,600 6.5
ドメイン 営業利益 1,187 1,547 30.3
グローバルステーショナリー 売上高 36,973 38,297 3.6
ドメイン 営業利益 2,640 3,845 45.6
売上高 1,252 1,358 8.4
その他
営業利益 61 66 7.1
売上高 △16,455 △15,990 -
調整額
営業利益 △3,215 △3,105 -
売上高 155,813 168,140 7.9
合計
営業利益 10,090 14,710 45.8
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(空間価値ドメイン)
空間価値ドメインでは、働き方・空間ニーズの多様化を取り込んだ新たな価値を創りつつ、盤石な収益基盤の構築
に取り組んでおります。
国内事業は、顧客に対してニューノーマルな働き方に向けた新しいオフィスづくりの提案へ注力し、新型コロナウ
イルス感染拡大防止対策への相談対応やオフィスのリニューアル需要の取り込みを期初想定以上に進捗させることが
できました。
海外事業は、非日系顧客へ向けて、国内で培った知見を活かしたワークスタイル提案に注力しました。中国では今
後も成長が見込める市場へ販売活動を推進しております。
㈱アクタスは、インテリア需要の高まりへの対応として顧客へのオンライン商談や事前予約制の接客サービス等の
営業活動に取り組み、受注が好調に推移しております。
このような状況のもと、売上高は、前年同期比8.7%増の848億円となりました。営業利益は、前年同期比31.2%増
の123億円となりました。
(ビジネスサプライドメイン)
ビジネスサプライドメインでは、流通基盤の統合とお客様にとって最適な販売体制の構築を図るマイグレーション
戦略が順調に進捗しており、収益改善が進んでおります。
カウネット事業は、繰り返される緊急事態宣言の発令によるオフィス出社率低下や在宅勤務拡大の影響を受けまし
たが、伸長するEC市場における更なる成長に向けてウェブ商材強化や顧客数拡大等の取り組みを推進しておりま
す。
代理店販売事業は、顧客の購買行動のEC等への切り替えが継続している現状に鑑み、販売面及び物流面の効率化
を推進しております。
このような状況のもと、売上高は、前年同期比6.5%増の596億円となりました。営業利益は、前年同期比30.3%増
の15億円となりました。
(グローバルステーショナリードメイン)
グローバルステーショナリードメインでは、国内市場における事業環境の大きな変化に向けて体制整備を含む柔軟
な対応を行うことによって収益の維持を目指すとともに、今後も成長が見込める海外市場の収益確保に取り組んでお
ります。
国内事業は、新型コロナウイルス感染拡大影響によってBtoB市場とBtoC市場がそれぞれ影響を受けております
が、BtoC市場におけるシェアの拡大、顧客ニーズに合わせたノートや文具を中心とした付加価値の高い学び商材の
販売強化へ取り組みました。
海外事業は、インド等において新型コロナウイルス感染拡大影響による需要回復の遅れが見られるものの、経済環
境がいち早く回復しつつある中国においては、女子中高生をターゲットとした文具売上が好調に推移しました。
このような状況のもと、売上高は、前年同期比3.6%増の382億円となりました。営業利益は、前年同期比45.6%増
の38億円となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産に関する分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は3,142億円となり、前連結会計年度末に比べ60億円減少しました。
流動資産は1,922億円となり、前連結会計年度末に比べ30億円増加しました。主な要因として、有価証券が49億
円増加した一方、商品及び製品が18億円減少したためであります。
固定資産は1,220億円となり、前連結会計年度末に比べ90億円減少しました。主な要因として、有形固定資産が
7億円増加した一方、投資その他の資産が97億円減少したためであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債は862億円となり、前連結会計年度末に比べ77億円減少しました。主な要因
として、賞与引当金が39億円増加した一方、支払手形及び買掛金が87億円、1年内返済予定の長期借入金が30億
円、それぞれ減少したためであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は2,280億円となり、前連結会計年度末に比べ17億円増加しました。主な
要因として、利益剰余金が60億円、為替換算調整勘定が7億円、それぞれ増加した一方、その他有価証券評価差額
金が36億円、自己株式の増加により14億円、それぞれ減少したためであります。
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第2四半期決算短信
②キャッシュ・フローの状況に関する分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は947億円であり、前連結会
計年度末に比べ42億円の資金増となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動により獲得した資金は120億円(前年同期比55億円の収入増)とな
りました。これは、主として税金等調整前四半期純利益140億円、持分法による投資損失54億円、賞与引当金の増
加39億円、減価償却費32億円の資金収入等があった一方、仕入債務の減少89億円、投資有価証券売却益35億円、法
人税等の支払額15億円の資金支出等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動により獲得した資金は4億円(前年同四半期は33億円の支出)とな
りました。これは、主として投資有価証券の売却による収入39億円の資金収入等があった一方、設備投資による支
出25億円、関係会社株式の取得による支出9億円の資金支出等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動により支出した資金は86億円(前年同期比63億円の支出増)となり
ました。これは、主として長期借入金の返済による支出30億円、配当金の支払額22億円、自己株式の取得による支
出14億円、自己株式取得のための預託金の増加10億円、リース債務の返済による支出6億円の資金支出等があった
ことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
足元では新型コロナウイルス感染拡大影響により事業環境の不透明感が継続しているものの、各顧客企業がコロ
ナ禍における新しい働き方を模索する中、当社グループがこれまで行ってきた価値提供を武器に、新たな需要の取
り込みができていると考えております。
更に、グループ経営を推進し、販管費支出の見直しや人員等のリソース配分の見直しを行った結果、収益性が大
幅に向上しております。
その結果、2021年5月10日に公表致しました2021年12月期連結業績予想に対しまして、第2四半期実績は大きく
上回った着地となるとともに、通期についても大きく上回ることが予想されております。特に収益性の改善が進捗
しており、営業利益が3期振りの増益となっている他、営業利益率につきましては6.3%と第2次中期経営計画に
おいて当初掲げていた6.2%をも超える水準となる見込みです。これは、第1次中期経営計画より続けてまいりま
した収益性改善の取り組みの成果が表れたものと認識しております。
2021年通期連結業績予想
(単位:百万円)
前回発表予想 今回発表予想 増減額 増減率 (参考)前期実績
(A) (B) (B-A) (%) 2020年通期
売上高 321,000 322,000 1,000 0.3 300,644
営業利益 18,600 20,200 1,600 8.6 14,807
経常利益 14,200 16,100 1,900 13.4 14,173
親会社株主に帰属する
11,800 12,300 500 4.2 8,297
当期純利益
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
1株当たり当期純利益 4.2
99.74 103.97 4.23 70.13
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第2四半期決算短信
ドメイン別業績予想数値
(単位:百万円)
前回発表 今回発表 増減額 増減率 (参考)前期実績
予想(A) 予想(B) (B-A) (%) 2020年通期
空間価値 売上高 155,000 157,000 2,000 1.3 144,700
ドメイン 営業利益 17,300 18,200 900 5.2 13,859
ビジネスサプライ 売上高 118,000 117,900 △100 △0.1 113,065
ドメイン 営業利益 2,900 2,900 - - 2,502
グローバルステーショナリー 売上高 76,300 74,600 △1,700 △2.2 71,536
ドメイン 営業利益 5,950 6,100 150 2.5 4,810
売上高 2,800 2,700 △100 △3.6 2,522
その他
営業利益 100 100 - - 54
売上高 △31,100 △30,200 900 - △31,179
調整額
営業利益 △7,650 △7,100 550 - △6,419
売上高 321,000 322,000 1,000 0.3 300,644
合計
営業利益 18,600 20,200 1,600 8.6 14,807
(剰余金の配当(第2四半期末配当)及び配当予想の修正に関するお知らせ)
当社は、引き続き株主の皆様への利益還元に努めます。配当額につきましては、第2次中期経営計画において当
初掲げていた配当性向40%及び前期比での増配を達成すべく、足元の業績動向に鑑み決定してまいります。今般の
業績上方修正と株主還元方針に鑑み、2021年12月期第2四半期末配当及び通期配当予想の上方修正を実施致しま
す。
詳細につきましては、本日発表致しました2021年7月30日付「剰余金の配当(第2四半期末配当)及び配当予想
の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 65,785 64,901
受取手形及び売掛金 62,680 62,437
有価証券 24,998 29,997
商品及び製品 26,246 24,396
仕掛品 1,673 2,175
原材料及び貯蔵品 3,421 3,509
その他 4,512 4,993
貸倒引当金 △135 △137
流動資産合計 189,182 192,273
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 18,229 19,665
土地 29,997 30,008
その他(純額) 10,320 9,654
有形固定資産合計 58,547 59,328
無形固定資産
のれん 105 97
その他 7,297 7,149
無形固定資産合計 7,402 7,246
投資その他の資産
投資有価証券 55,533 45,870
退職給付に係る資産 4,749 4,763
その他 4,956 4,885
貸倒引当金 △75 △75
投資その他の資産合計 65,164 55,444
固定資産合計 131,114 122,018
資産合計 320,296 314,292
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 51,469 42,684
短期借入金 4,602 4,576
1年内返済予定の長期借入金 3,148 116
未払法人税等 1,187 4,913
賞与引当金 740 4,664
その他 15,144 13,178
流動負債合計 76,291 70,132
固定負債
長期借入金 5,215 5,173
退職給付に係る負債 79 73
その他 12,374 10,840
固定負債合計 17,668 16,087
負債合計 93,960 86,220
純資産の部
株主資本
資本金 15,847 15,847
資本剰余金 18,109 18,118
利益剰余金 186,877 192,902
自己株式 △14,282 △15,726
株主資本合計 206,551 211,141
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 16,477 12,780
繰延ヘッジ損益 △13 △6
為替換算調整勘定 176 878
退職給付に係る調整累計額 1,424 1,460
その他の包括利益累計額合計 18,064 15,112
非支配株主持分 1,719 1,817
純資産合計 226,335 228,071
負債純資産合計 320,296 314,292
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 155,813 168,140
売上原価 98,159 105,028
売上総利益 57,653 63,112
販売費及び一般管理費 47,562 48,401
営業利益 10,090 14,710
営業外収益
受取利息 39 39
受取配当金 411 484
不動産賃貸料 480 474
為替差益 - 573
その他 101 131
営業外収益合計 1,032 1,704
営業外費用
支払利息 111 88
不動産賃貸費用 114 107
為替差損 273 -
持分法による投資損失 938 5,429
その他 217 325
営業外費用合計 1,656 5,950
経常利益 9,467 10,464
特別利益
投資有価証券売却益 - 3,597
特別利益合計 - 3,597
特別損失
投資有価証券評価損 - 6
特別損失合計 - 6
税金等調整前四半期純利益 9,467 14,055
法人税等 3,278 5,699
四半期純利益 6,188 8,356
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
△99 23
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,288 8,332
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 6,188 8,356
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △152 △3,689
繰延ヘッジ損益 △29 40
為替換算調整勘定 △400 455
退職給付に係る調整額 △8 △105
持分法適用会社に対する持分相当額 △85 421
その他の包括利益合計 △676 △2,877
四半期包括利益 5,512 5,478
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,701 5,380
非支配株主に係る四半期包括利益 △188 98
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 9,467 14,055
減価償却費 2,979 3,236
のれん償却額 13 13
貸倒引当金の増減額(△は減少) △4 △5
賞与引当金の増減額(△は減少) 4,077 3,923
退職給付に係る資産負債の増減額 △23 △143
受取利息及び受取配当金 △450 △524
支払利息 111 88
持分法による投資損益(△は益) 938 5,429
固定資産除却損 3 156
投資有価証券売却損益(△は益) 0 △3,597
投資有価証券評価損益(△は益) - 6
売上債権の増減額(△は増加) 10,573 465
たな卸資産の増減額(△は増加) 1,128 1,605
仕入債務の増減額(△は減少) △17,093 △8,936
その他 △1,630 △2,617
小計 10,091 13,155
利息及び配当金の受取額 504 538
利息の支払額 △109 △90
法人税等の支払額 △3,969 △1,570
営業活動によるキャッシュ・フロー 6,515 12,032
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) △109 110
有形固定資産の取得による支出 △2,106 △1,543
無形固定資産の取得による支出 △1,150 △974
投資有価証券の取得による支出 △12 △116
投資有価証券の売却による収入 503 3,917
関係会社株式の取得による支出 △227 △917
長期貸付金の回収による収入 1 3
その他 △226 △51
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,327 427
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 692 △79
リース債務の返済による支出 △561 △636
長期借入金の返済による支出 △21 △3,099
自己株式の取得による支出 △0 △1,478
自己株式取得のための預託金の増減額(△は増加) - △1,024
配当金の支払額 △2,417 △2,299
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,309 △8,619
現金及び現金同等物に係る換算差額 △135 367
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 743 4,208
現金及び現金同等物の期首残高 83,456 90,577
現金及び現金同等物の四半期末残高 84,199 94,786
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項なし
(追加情報)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計
上の見積りの仮定について、重要な変更はない。なお、今後の新型コロナウイルス感染症の状況や経済への影響が
変化した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があ
る。
持分法適用の関連会社であるぺんてる㈱に係る投資有価証券については、海外売上比率が高いことから海外各国
の新型コロナウイルス感染症による業績悪化影響が想定を上回ったことに加えて、将来のV字回復を狙いとした構
造改革費用を含む中期経営計画の見直しを行ったこと等により、短期的には当初想定した業績回復を見込めなくな
ったために発生する減損損失に加えて、当第2四半期連結累計期間の損益も含めたぺんてる㈱に係る持分法による
投資損失として合計5,442百万円を計上している。なお、その中に含まれる減損損失の計上額は5,024百万円、回収
可能価額は使用価値により測定し、測定に用いた割引率は8.2%である。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項なし
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用の算定については、「四半期財務諸表に関する会計基準の適用指針」第19項の規定により、「中間財
務諸表等における税効果会計に関する適用指針」第15項(法定実効税率を使用する方法)に準じて計算してい
る。
なお、法人税等調整額は「法人税等」に含めて表示している。
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コクヨ㈱(7984)2021年12月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ.前第2四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
グローバル その他 調整額 損益計算書
ビジネス 合計
空間価値 ステーショ (注1) (注2) 計上額
サプライ 計
ドメイン ナリー (注3)
ドメイン
ドメイン
売上高
外部顧客への売上高 76,720 53,190 25,748 155,660 152 155,813 - 155,813
セグメント間の内部売上
1,353 2,777 11,224 15,355 1,100 16,455 △16,455 -
高又は振替高
計 78,074 55,968 36,973 171,016 1,252 172,269 △16,455 155,813
セグメント利益 9,417 1,187 2,640 13,244 61 13,306 △3,215 10,090
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれないアウトソーシングサービス、アンテナショップ等を含ん
でいる。
2.セグメント利益の調整額△3,215百万円には、セグメント間取引消去及び全社費用が含まれている。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等である。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
Ⅱ.当第2四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
グローバル その他 調整額 損益計算書
ビジネス 合計
空間価値 ステーショ (注1) (注2) 計上額
サプライ 計
ドメイン ナリー (注3)
ドメイン
ドメイン
売上高
外部顧客への売上高 83,299 56,552 28,071 167,923 217 168,140 - 168,140
セグメント間の内部売上
1,576 3,047 10,226 14,849 1,140 15,990 △15,990 -
高又は振替高
計 84,875 59,600 38,297 182,772 1,358 184,131 △15,990 168,140
セグメント利益 12,357 1,547 3,845 17,749 66 17,816 △3,105 14,710
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれないアウトソーシングサービス、アンテナショップ等を含ん
でいる。
2.セグメント利益の調整額△3,105百万円には、セグメント間取引消去及び全社費用が含まれている。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等である。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
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