7976 三菱鉛筆 2019-10-24 15:00:00
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年10月24日
上場会社名 三菱鉛筆株式会社 上場取引所 東
コード番号 7976 URL https://www.mpuni.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役会長兼社長 (氏名)数原 英一郎
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)蛇川 寿史 TEL 03-3458-6215
四半期報告書提出予定日 2019年11月6日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第3四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第3四半期 46,350 2.4 6,312 △2.1 6,506 △3.3 4,327 △0.9
2018年12月期第3四半期 45,262 △7.9 6,447 △24.3 6,725 △23.8 4,365 △30.0
(注)包括利益 2019年12月期第3四半期 3,559百万円 (17.8%) 2018年12月期第3四半期 3,022百万円 (△58.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第3四半期 75.77 -
2018年12月期第3四半期 75.71 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年12月期第3四半期 116,247 90,331 76.4 1,559.32
2018年12月期 116,882 89,151 74.9 1,530.20
(参考)自己資本 2019年12月期第3四半期 88,770百万円 2018年12月期 87,602百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 14.00 - 15.00 29.00
2019年12月期 - 15.00 -
2019年12月期(予想) 15.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 63,000 0.8 8,500 △4.8 9,000 △3.1 5,500 △4.8 96.38
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無
4.その他
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧下さい。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期3Q 64,286,292株 2018年12月期 64,286,292株
② 期末自己株式数 2019年12月期3Q 7,357,392株 2018年12月期 7,037,452株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期3Q 57,115,098株 2018年12月期3Q 57,655,037株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(注)予想数字につきましては、現時点で得られた情報に基づいて算定しておりますが、潜在的なリスクや不確実性が含
まれております。従いまして実際の業績等は、様々な要因の変化などにより、予想とは異なる場合があることをご
承知おき下さい。業績予想の前提となる条件等につきましては添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的
情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
三菱鉛筆(株) (7976) 2019年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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三菱鉛筆(株) (7976) 2019年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日から2019年9月30日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の
改善傾向は持続し、個人消費は底堅く推移したものの、米中間の貿易摩擦を巡る海外経済情勢への不安感の高まりや
日韓関係の悪化による影響が懸念され、先行きへの不透明感を払拭できない状況で推移いたしました。
当社グループが属しております筆記具業界におきましては、価値観やライフスタイルの多様化およびデジタル技術
の飛躍的な進展のなかで、お客様が筆記具に求める価値は刻々と変化し、そういった多様な価値観に対応した新たな
発想に基づく商品開発が不可欠となっております。また、インターネットの普及は、お店で実物を手に取り、筆記感
を試して商品を購入するという購買方法に加えて、場所や時間に縛られることなく商品を購入するという選択肢をも
たらし、またその利便性はますます高まり、変わりゆく市場環境に迅速に対応していくことが引き続き求められてお
ります。
このような経営環境の中、当社グループは「最高の品質こそ 最大のサービス」という社是のもと、高付加価値で
高品質な商品の開発に取り組んでまいりました。お子様が正しく鉛筆を持つことができるようサポートするために、
持ち方の練習がしやすく、転がりにくい六角軸の「ユニ学習・丸付け用 赤えんぴつ・青えんぴつ・赤青えんぴつ」
を発売いたしました。また、消しゴムで消せるカラーシャープ「uni Color(ユニカラー)」や、芯が回ってトガり
続けるシャープ「クルトガ」、クセになる、なめらかな書き味の油性ボールペン「ジェットストリーム」といった製
品において限定デザイン等を展開し、日常的な筆記シーンを自分らしく創りあげる選択肢としての商品拡充を図って
まいりました。さらに、近年、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、企業の環境問題への配慮や対応が求
められるなか、紙・プラスチックの代替材料として注目される石灰石から生まれた新素材「LIMEX(ライメック
ス)」を世界で初めてペンの軸材として実用化した「uni (ユニ) LIMEX(ライメックス)」を発売しました。このよ
うに、「かく(書く/描く)」ことを通じてお客様の生活を豊かにし、さらにそういった日常をこれからも積み重ね
ていくことができるような商品の拡充に努めてまいりました。
これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は463億50百万円(前年同期比2.4%増)となりま
した。また営業利益は63億12百万円(前年同期比2.1%減)、経常利益は65億6百万円(前年同期比3.3%減)、親会
社株主に帰属する四半期純利益は43億27百万円(前年同期比0.9%減)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりです。
筆記具及び筆記具周辺商品事業は、ジェットストリーム等をはじめとするボールペンやサインペンが好調に推移し
たことにより、外部顧客への売上高は445億57百万円(前年同期比2.5%増)となりました。また、その他の事業は、
粘着テープ事業及び手工芸品事業を取り巻く環境は厳しい状況により、外部顧客への売上高は17億93百万円(前年同
期比0.7%減)となりました。
なお、上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産に関する分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、現金及び預金が増加したものの、主として受取手形及び売掛金とたな卸資
産が減少したことにより、前連結会計年度末に比べて6億35百万円減少し1,162億47百万円となりました。
負債は、主として支払手形及び買掛金と長期借入金が減少したことにより、前連結会計年度末に比べて18億14百万
円減少し259億15百万円となりました。
純資産は、自己株式の増加や為替換算調整勘定が減少したものの、主として利益剰余金が増加したことにより前連
結会計年度末に比べて11億79百万円増加し903億31百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年2月15日に公表いたしました業績予想に変更はありません。
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三菱鉛筆(株) (7976) 2019年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 42,393 45,641
受取手形及び売掛金 18,090 14,441
たな卸資産 16,747 15,985
その他 2,709 2,788
貸倒引当金 △828 △869
流動資産合計 79,111 77,987
固定資産
有形固定資産 21,411 21,639
無形固定資産 1,104 1,487
投資その他の資産
投資有価証券 13,773 13,627
その他 1,480 1,504
貸倒引当金 △0 △0
投資その他の資産合計 15,254 15,131
固定資産合計 37,770 38,259
資産合計 116,882 116,247
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三菱鉛筆(株) (7976) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 8,451 7,435
短期借入金 1,765 1,527
未払法人税等 849 645
賞与引当金 501 1,146
返品引当金 52 47
その他 5,195 4,854
流動負債合計 16,817 15,656
固定負債
長期借入金 5,461 4,919
退職給付に係る負債 3,812 3,914
役員退職慰労引当金 103 99
その他 1,536 1,325
固定負債合計 10,913 10,259
負債合計 27,730 25,915
純資産の部
株主資本
資本金 4,497 4,497
資本剰余金 3,721 3,721
利益剰余金 78,986 81,609
自己株式 △4,794 △5,406
株主資本合計 82,411 84,421
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,485 4,371
為替換算調整勘定 863 144
退職給付に係る調整累計額 △158 △166
その他の包括利益累計額合計 5,191 4,348
非支配株主持分 1,549 1,560
純資産合計 89,151 90,331
負債純資産合計 116,882 116,247
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三菱鉛筆(株) (7976) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 45,262 46,350
売上原価 21,943 22,832
売上総利益 23,318 23,518
販売費及び一般管理費 16,871 17,206
営業利益 6,447 6,312
営業外収益
受取利息 16 16
受取配当金 174 206
受取地代家賃 62 54
受取保険金 39 29
為替差益 103 -
その他 51 33
営業外収益合計 448 340
営業外費用
支払利息 32 29
為替差損 - 28
シンジケートローン手数料 39 28
売上割引 41 42
その他 57 17
営業外費用合計 170 145
経常利益 6,725 6,506
特別利益
固定資産売却益 38 10
投資有価証券売却益 - 6
特別利益合計 38 16
特別損失
固定資産除売却損 29 4
投資有価証券売却損 - 50
工場再編損失 96 193
環境対策引当金繰入額 28 -
本社移転費用 376 -
特別損失合計 530 248
税金等調整前四半期純利益 6,233 6,274
法人税等 1,667 1,790
四半期純利益 4,565 4,483
非支配株主に帰属する四半期純利益 200 155
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,365 4,327
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三菱鉛筆(株) (7976) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 4,565 4,483
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,328 △114
繰延ヘッジ損益 △0 -
為替換算調整勘定 △285 △801
退職給付に係る調整額 72 △8
その他の包括利益合計 △1,542 △923
四半期包括利益 3,022 3,559
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,855 3,485
非支配株主に係る四半期包括利益 167 73
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三菱鉛筆(株) (7976) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
なお、特定子会社の異動には該当しておりませんが、第1四半期連結会計期間において、
uni Mitsubishi Pencil North America,Inc. 、uni-ball Corporationを新たに設立したため、連結の範囲に含め
ております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当社の税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法によって
おります。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の
区分に表示しております。
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三菱鉛筆(株) (7976) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
筆記具及び筆記具 調整額
その他の事業 合計 計算書計上額
周辺商品事業 (注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 43,456 1,806 45,262 - 45,262
セグメント間の内部売上高又は振替高 11 18 30 △30 -
計 43,467 1,824 45,292 △30 45,262
セグメント利益 6,374 55 6,429 17 6,447
(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
筆記具及び筆記具 調整額
その他の事業 合計 計算書計上額
周辺商品事業 (注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 44,557 1,793 46,350 - 46,350
セグメント間の内部売上高又は振替高 9 20 29 △29 -
計 44,566 1,813 46,380 △29 46,350
セグメント利益 6,249 48 6,298 13 6,312
(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整しております。
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