7976 三菱鉛筆 2021-10-28 15:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年10月28日
上場会社名 三菱鉛筆株式会社 上場取引所 東
コード番号 7976 URL https://www.mpuni.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)数原 滋彦
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)蛇川 寿史 TEL 03-3458-6215
四半期報告書提出予定日 2021年11月5日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 44,584 12.8 5,470 46.8 6,049 48.2 4,213 59.6
2020年12月期第3四半期 39,540 △14.7 3,725 △41.0 4,080 △37.3 2,640 △39.0
(注)包括利益 2021年12月期第3四半期 6,025百万円 (346.0%) 2020年12月期第3四半期 1,350百万円 (△62.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 75.15 -
2020年12月期第3四半期 47.01 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年12月期第3四半期 122,525 96,068 77.0 1,684.11
2020年12月期 114,882 91,855 78.4 1,604.90
(参考)自己資本 2021年12月期第3四半期 94,386百万円 2020年12月期 90,071百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 15.50 - 15.50 31.00
2021年12月期 - 16.00 -
2021年12月期(予想) 16.00 32.00
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 有
2.2021年12月期の中間配当金16円は、創業135年記念配当金1円を含んでおります。
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 60,500 9.6 7,500 36.5 8,100 35.3 5,600 47.6 99.89
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 有
4.その他
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧下さい。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 64,286,292株 2020年12月期 64,286,292株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 8,241,053株 2020年12月期 8,163,308株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 56,068,748株 2020年12月期3Q 56,168,016株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(注)予想数字につきましては、現時点で得られた情報に基づいて算定しておりますが、潜在的なリスクや不確実性が含
まれております。従いまして実際の業績等は、様々な要因の変化などにより、予想とは異なる場合があることをご
承知おき下さい。業績予想の前提となる条件等につきましては添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的
情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
三菱鉛筆(株) (7976) 2021年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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三菱鉛筆(株) (7976) 2021年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日から2021年9月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイル
ス感染症の影響が長期化するなか、日本国内においても新型コロナワクチンの接種が本格的に進み、経済活動の持ち
直しに向けた期待感も持たれるものの、変異株の感染拡大により、断続的な人流抑制の影響から実体経済は厳しい状
況が続きました。
当社グループが属しております筆記具業界におきましては、国内市場では外出自粛の長期化によるイベント向けの
ノベルティ需要の減少や、インバウンド需要の減少が続いている一方で、新型コロナワクチン接種の進展等に伴い、
海外市場を中心に需要回復の基調がみられました。また、外出自粛やテレワークといった生活習慣の変化により、家
での時間をより充実させるためのアート&クラフトといった需要も定着しつつあり、筆記具需要における構造的な変
化がみられています。さらに、インターネットを通じた流通の拡大は、お客様の消費行動を変容させつつあり、こう
した市場環境の変化に迅速に対応していかなければ、厳しい市場競争から脱落しかねない状況が続いております。
このような経営環境の中、当社グループでは、従業員及びお取引先様の安全確保と事業継続の両立を念頭におきな
がら、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて勤務体制や行動様式を工夫しつつ、「最高の品質こそ 最大の
サービス」という社是のもと、お客様が潜在的に抱えるニーズを具現化し、お客様の「書く・描く」行為に喜びや驚
きといった彩りを添えることができるような商品開発に継続して取り組んでまいりました。“私らしい色づかいで、
毎日を彩る”をコンセプトとした「EMOTT(エモット)」シリーズから、トレンドカラーを含めた馴染みやすい5つ
の色の組み合わせを提案する「EMOTT(エモット)新5色セット」を発売いたしました。さらに、同シリーズより、
0.9mmのカラー芯を採用したことで、描線の鮮やかな発色を実現し、さらに筆圧をコントロールすることで描画の表
情に深みをもたらすことができるカラー芯シャープ「EMOTT(エモット)pencil」とカラー替芯「EMOTT(エモット)
pencil替芯」を発売いたしました。また、黒は一層濃く、カラーはより鮮やかに発色するゲルインクボールペン
「uni-ball one(ユニボールワン)」より、低重心で安定した筆記感を実現する「スタビライザー機構」を搭載し、
シンプルで日常生活に溶け込む軸色を採用した「uni-ball one(ユニボールワン)F」を発売いたしました。加え
て、新しい生活様式における“おうち時間”をより充実させることができるような新たな価値提供の場として、オン
デマンド型のオンラインレッスン動画配信サービス「Lakit(ラキット)」を運用開始いたしました。このように、
市場環境の変化に応じて、お客様の「書く・描く」という体験をより充実したものにするための新製品やサービスの
提供に努めてまいりました。
これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は44,584百万円(前年同期比12.8%増)となりま
した。また営業利益は5,470百万円(前年同期比46.8%増)、経常利益は6,049百万円(前年同期比48.2%増)、親会
社株主に帰属する四半期純利益は4,213百万円(前年同期比59.6%増)となりました。
セグメント別の業績を概観いたしますと、筆記具及び筆記具周辺商品事業におきましては、海外市場での売上の回
復基調が底堅く、業績を牽引いたしました。それにより、外部顧客への売上高は42,867百万円(前年同期比13.4%
増)となりました。粘着テープ事業、手工芸品事業といったその他の事業におきましては、事業を取り巻く市場環境
は依然として厳しく、外部顧客への売上高は1,716百万円(前年同期比1.8%減)となりました。
なお、上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産に関する分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、主に受取手形及び売掛金が減少したものの、現金及び預金、たな卸資産、
建物及び構築物や投資有価証券が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて7,643百万円増加し122,525百万円
となりました。
負債は、主に長期借入金が減少したものの、支払手形及び買掛金や未払法人税等が増加したことにより、前連結会
計年度末に比べて3,430百万円増加し26,457百万円となりました。
純資産は、主に利益剰余金、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定が増加したことにより、前連結会計年
度末に比べて4,212百万円増加し96,068百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきまして2021年2月9日に公表しました連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、親会
社株主に帰属する当期純利益を修正しております。詳しくは、2021年10月28日公表の「業績予想及び配当予想の修正
に関するお知らせ」をご覧ください。
なお、新型コロナウイルス感染症による影響に関しましては不確実性が高いため、今後の状況の変化により連結業
績予想を修正する必要が生じた場合は速やかに公表いたします。
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三菱鉛筆(株) (7976) 2021年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 42,779 45,865
受取手形及び売掛金 15,142 13,984
たな卸資産 16,401 18,994
その他 1,724 2,249
貸倒引当金 △1,347 △1,331
流動資産合計 74,700 79,762
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 12,494 14,947
その他(純額) 11,343 10,037
有形固定資産合計 23,837 24,985
無形固定資産 1,153 1,406
投資その他の資産
投資有価証券 13,413 14,491
その他 1,776 1,879
貸倒引当金 △0 △0
投資その他の資産合計 15,189 16,371
固定資産合計 40,181 42,762
資産合計 114,882 122,525
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三菱鉛筆(株) (7976) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,342 8,391
短期借入金 1,528 1,516
未払法人税等 645 1,410
賞与引当金 490 1,079
返品引当金 35 52
その他 4,635 5,152
流動負債合計 13,677 17,602
固定負債
長期借入金 4,018 3,478
退職給付に係る負債 3,808 3,843
役員退職慰労引当金 115 98
その他 1,407 1,434
固定負債合計 9,349 8,854
負債合計 23,026 26,457
純資産の部
株主資本
資本金 4,497 4,497
資本剰余金 3,725 3,976
利益剰余金 83,807 86,263
自己株式 △6,764 △6,778
株主資本合計 85,266 87,958
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,199 4,954
為替換算調整勘定 473 1,358
退職給付に係る調整累計額 132 114
その他の包括利益累計額合計 4,805 6,427
非支配株主持分 1,783 1,682
純資産合計 91,855 96,068
負債純資産合計 114,882 122,525
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三菱鉛筆(株) (7976) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 39,540 44,584
売上原価 19,641 22,298
売上総利益 19,899 22,286
販売費及び一般管理費 16,173 16,815
営業利益 3,725 5,470
営業外収益
受取利息 14 13
受取配当金 184 183
受取地代家賃 44 45
受取保険金 52 33
助成金収入 188 77
為替差益 - 285
その他 76 49
営業外収益合計 560 688
営業外費用
支払利息 36 24
為替差損 74 -
シンジケートローン手数料 28 28
売上割引 45 46
その他 20 9
営業外費用合計 205 109
経常利益 4,080 6,049
特別利益
固定資産売却益 189 99
投資有価証券売却益 - 195
受取補償金 - 83
特別利益合計 189 378
特別損失
固定資産除売却損 6 7
投資有価証券評価損 12 -
工場再編損失 269 306
代理店契約解約損 180 -
その他 - 31
特別損失合計 468 344
税金等調整前四半期純利益 3,802 6,082
法人税等 1,063 1,687
四半期純利益 2,738 4,395
非支配株主に帰属する四半期純利益 98 181
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,640 4,213
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三菱鉛筆(株) (7976) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 2,738 4,395
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,143 754
為替換算調整勘定 △258 893
退職給付に係る調整額 13 △17
その他の包括利益合計 △1,387 1,630
四半期包括利益 1,350 6,025
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,283 5,835
非支配株主に係る四半期包括利益 67 190
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三菱鉛筆(株) (7976) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当社の税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法によって
おります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
筆記具及び筆記具 調整額
その他の事業 合計 計算書計上額
周辺商品事業 (注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 37,791 1,748 39,540 - 39,540
セグメント間の内部売上高又は振替高 2 20 22 △22 -
計 37,793 1,769 39,562 △22 39,540
セグメント利益 3,681 28 3,709 16 3,725
(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
筆記具及び筆記具 調整額
その他の事業 合計 計算書計上額
周辺商品事業 (注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 42,867 1,716 44,584 - 44,584
セグメント間の内部売上高又は振替高 1 17 18 △18 -
計 42,869 1,734 44,603 △18 44,584
セグメント利益 5,374 69 5,443 27 5,470
(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整しております。
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