7972 イトーキ 2021-11-08 15:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月8日
上 場 会 社 名 株式会社イトーキ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7972 URL http://www.itoki.jp/
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 平井 嘉朗
取締役常務執行役員
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 森谷 仁昭 (TEL) 03-6910-3910
管理本部長
四半期報告書提出予定日 2021年11月8日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 83,968 △2.6 1,687 134.5 1,651 123.4 850 -
2020年12月期第3四半期 86,193 △6.5 719 △51.1 738 △51.1 △288 -
(注) 包括利益 2021年12月期第3四半期 1,092百万円( -%) 2020年12月期第3四半期 △442百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 18.82 18.69
2020年12月期第3四半期 △6.33 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年12月期第3四半期 101,295 44,730 43.8 982.34
2020年12月期 105,096 44,189 41.6 969.43
(参考) 自己資本 2021年12月期第3四半期 44,408百万円 2020年12月期 43,766百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 13.00 13.00
2021年12月期 - 0.00 -
2021年12月期(予想) 13.00 13.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 114,000 △1.9 1,800 0.1 1,900 1.0 700 - 15.50
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 45,664,437株 2020年12月期 45,664,437株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 457,769株 2020年12月期 517,704株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 45,180,072株 2020年12月期3Q 45,601,762株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に
関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社イトーキ(7972) 2021年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………10
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………10
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株式会社イトーキ(7972) 2021年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感
染症対策の徹底およびワクチン接種が進むなか、全国の感染者数が減少傾向に転じ、首都圏や大都市部を中心に発
令されていた緊急事態宣言も解除されるなど一部持ち直しの動きがみられましたが、世界的な原材料費の高騰や日
本国内の感染症再拡大への懸念など、新型コロナウイルス感染症の影響によって依然として先行きが不透明な状況
が継続しました。
このような環境のもと、当社グループにおきましては、「RISE ITOKI 2023」をキャッチフレーズに掲げた新中
期経営計画をスタートしました。ポストコロナの「働く環境」づくりをリードするとともに、強靭な体質の「高収
益企業」を目指して、新中期経営計画の初年度となる今期より、アドバンテッジアドバイザーズ株式会社との事業
提携により発足した構造改革プロジェクトにおいて検討をおこなってきた内容について、具体的な施策への取り組
みを実施しています。あわせて、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る政府見解や地方自治体の対処方針を踏ま
え、お客様と従業員の安全確保のため、在宅勤務及び時差出勤を励行しつつ、納品および工事については、十分な
感染防止策を講じた上でお客様のご要望にお応えできるよう対応いたしました。
首都圏においてはオフィスビル供給量が昨年までと異なり、2021年は一時的な供給抑制の時期に当たっているも
のの、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に「働く環境」が多様化してきたことを受けて、ポストコロナを見据
えたワークプレイス構築への投資が全体としては増加傾向にあり、当社グループにおいても新しい働き方やワーク
プレイスの提案、価値向上に重点を置いた営業活動の展開、在宅勤務やテレワークの全国的な普及に伴う在宅勤務
用家具などコンシューマー向け製品の販売促進を強化したほか、販売費及び一般管理費の圧縮に努めました。
その他、子会社(GlobalTreehouse㈱、Novo Workstyle Asia Limited)及び当社の固定資産の一部に係る減損損
失8億64百万円を計上しました。
この結果、売上高は839億68百万円(前年同期比2.6%減)、営業利益は16億87百万円(前年同期比134.5%増)、経
常利益は16億51百万円(前年同期比123.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億50百万円(前年同四半期
は親会社株主に帰属する四半期純損失2億88百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
2020年第3四半期 2021年第3四半期
セグメントの名称 増減額
連結累計期間 連結累計期間
ワークプレイス 売上高 62,518 60,132 △2,386
事業 営業利益 690 1,468 777
設備機器・ 売上高 22,503 22,555 52
パブリック事業 営業利益 551 534 △17
IT・シェアリング 売上高 1,171 1,280 109
事業 営業損失(△) △523 △315 207
売上高 86,193 83,968 △2,224
合計
営業利益 719 1,687 967
[ワークプレイス事業]
ワークプレイス事業につきましては、首都圏におけるオフィスビル供給量の減少などがあるものの、ポストコロ
ナを見据えたワークプレイス構築への投資は増加傾向にあることから、新しい働き方やワークプレイスの提案、在
宅勤務用家具などコンシューマー向け製品の販売促進に引き続き注力するとともに、価値向上に重点を置いた営業
活動の展開による利益率の改善や、販売費及び一般管理費の圧縮に努めた結果、減収増益となりました。
その結果、業績につきましては、売上高601億32百万円(前年同期比3.8%減)、営業利益14億68百万円(前年同期
比112.5%増)となりました。
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[設備機器・パブリック事業]
設備機器・パブリック事業につきましては、国内における物流設備、原子力特殊扉などの需要が好調を維持し、
研究施設機器やプラント機器などを取り扱う株式会社ダルトンも大型商談を受注するなど堅調に推移しました。一
方、前期好調だった博物館、美術館、公共交通機関などで使用するデジタルサイネージ等のインバウンド需要拡大
に伴う設備投資が一巡した結果、増収減益となりました。
その結果、業績につきましては、売上高225億55百万円(前年同期比0.2%増)、営業利益5億34百万円(前年同期
比3.1%減)となりました。
[IT・シェアリング事業]
IT・シェアリング事業は、ワクチン接種の進行にともない、オフィス空間のシェア事業や会員向けソリューショ
ン事業の需要が回復基調となり、売上、利益ともに改善しました。
その結果、業績につきましては、売上高12億80百万円(前年同期比9.3%増)、営業損失3億15百万円(前年同期は
5億23百万円の営業損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて38億円減少し、1,012億95百万円となりま
した。これは主に、受取手形及び売掛金が52億14百万円減少したことなどによるものです。
(負債の部)
負債合計は、前連結会計年度末に比べて43億41百万円減少し、565億65百万円となりました。これは主に、支払
手形及び買掛金が14億5百万円減少したことなどによるものです。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末に比べて5億40百万円増加し、447億30百万円となりました。これは主に、利益剰
余金が2億63百万円増加したことによるものです。また、自己資本比率は前連結会計年度末から2.2ポイント増加
し43.8%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
現時点において、2021年2月12日の「2020年12月期 決算短信」で公表いたしました通期の連結業績予想に変更は
ありません。
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株式会社イトーキ(7972) 2021年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,246 18,213
受取手形及び売掛金 26,599 21,385
電子記録債権 1,959 2,688
商品及び製品 4,281 5,076
仕掛品 2,266 3,748
原材料及び貯蔵品 2,554 2,840
その他 1,850 1,895
貸倒引当金 △575 △598
流動資産合計 57,183 55,249
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 10,669 9,799
土地 9,888 9,532
その他(純額) 5,648 5,555
有形固定資産合計 26,206 24,887
無形固定資産
のれん 2,093 1,407
その他 3,497 3,477
無形固定資産合計 5,590 4,885
投資その他の資産
投資有価証券 5,583 5,417
繰延税金資産 1,414 1,558
退職給付に係る資産 1,418 1,472
その他 8,175 8,295
貸倒引当金 △475 △472
投資その他の資産合計 16,116 16,273
固定資産合計 47,912 46,046
資産合計 105,096 101,295
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株式会社イトーキ(7972) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,377 10,971
電子記録債務 5,840 5,965
1年内償還予定の社債 40 40
短期借入金 10,055 10,093
1年内返済予定の長期借入金 2,325 2,276
未払法人税等 1,286 894
未払消費税等 1,149 562
設備関係支払手形 177 173
賞与引当金 1,578 1,714
受注損失引当金 4 -
製品保証引当金 75 72
その他 8,737 7,543
流動負債合計 43,646 40,307
固定負債
社債 100 80
長期借入金 6,491 5,807
リース債務 1,917 1,548
繰延税金負債 448 443
退職給付に係る負債 4,131 4,271
役員退職慰労引当金 99 101
製品自主回収関連損失引当金 90 83
その他 3,979 3,922
固定負債合計 17,259 16,257
負債合計 60,906 56,565
純資産の部
株主資本
資本金 5,294 5,294
資本剰余金 9,628 9,632
利益剰余金 28,950 29,213
自己株式 △182 △161
株主資本合計 43,691 43,979
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 473 569
為替換算調整勘定 △89 119
退職給付に係る調整累計額 △308 △259
その他の包括利益累計額合計 75 429
新株予約権 45 45
非支配株主持分 377 276
純資産合計 44,189 44,730
負債純資産合計 105,096 101,295
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 86,193 83,968
売上原価 55,285 53,272
売上総利益 30,907 30,695
販売費及び一般管理費 30,188 29,008
営業利益 719 1,687
営業外収益
受取利息 7 5
受取配当金 83 80
受取賃貸料 136 79
受取保険金 19 14
助成金収入 78 136
その他 243 255
営業外収益合計 567 572
営業外費用
支払利息 178 142
賃貸建物等減価償却費 27 17
開業費償却 133 -
業務委託費 - 127
その他 208 322
営業外費用合計 548 608
経常利益 738 1,651
特別利益
固定資産売却益 5 1,183
投資有価証券売却益 2 215
負ののれん発生益 123 -
その他 - 67
特別利益合計 131 1,466
特別損失
固定資産除却損 46 39
投資有価証券評価損 146 64
減損損失 - 864
その他 19 25
特別損失合計 213 994
税金等調整前四半期純利益 657 2,123
法人税、住民税及び事業税 1,021 1,534
法人税等調整額 △43 △148
法人税等合計 978 1,385
四半期純利益又は四半期純損失(△) △321 737
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △32 △112
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△288 850
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社イトーキ(7972) 2021年12月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △321 737
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △131 95
為替換算調整勘定 △24 210
退職給付に係る調整額 35 48
その他の包括利益合計 △121 354
四半期包括利益 △442 1,092
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △409 1,203
非支配株主に係る四半期包括利益 △32 △110
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株式会社イトーキ(7972) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
当社の連結子会社であるGlobalTreehouse㈱の株主割当増資に伴い、GlobalTreehouse㈱の累積損失のうち、当社
が負担していた非支配株主の負担すべき額を超える部分の一部を、非支配株主持分からその他資本剰余金に振り替
えております。これにより資本剰余金が441百万円増加しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
該当事項はありません。
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株式会社イトーキ(7972) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
損益計算書
ワークプレイ 設備機器・パ IT・シェアリ 調整額
計 計上額
ス事業 ブリック事業 ング事業 (注)
売上高
外部顧客への売上高 62,518 22,503 1,171 86,193 - 86,193
セグメント間の内部
211 12 159 383 △383 -
売上高又は振替高
計 62,730 22,516 1,330 86,577 △383 86,193
セグメント利益
690 551 △523 719 - 719
又は損失(△)
(注) セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
損益計算書
ワークプレイ 設備機器・パ IT・シェアリ 調整額
計 計上額
ス事業 ブリック事業 ング事業 (注)
売上高
外部顧客への売上高 60,132 22,555 1,280 83,968 - 83,968
セグメント間の内部
298 6 174 479 △479 -
売上高又は振替高
計 60,430 22,562 1,454 84,448 △479 83,968
セグメント利益
1,468 534 △315 1,687 - 1,687
又は損失(△)
(注) セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「ワークプレイス事業」セグメント、「IT・シェアリング事業」セグメント、及び各報告セグメントに配分して
いない全社資産において将来の回収可能性を検討した結果、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減
損損失として特別損失に計上いたしました。なお、当該減損損失の計上額は、ワークプレイス事業においては492百
万円、IT・シェアリング事業においては336百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産においては35百万
円であります。
(のれんの金額の重要な変動)
「ワークプレイス事業」セグメントにおいて、のれんの減損を行ったことによりのれんの金額に重要な変動が生
じております。当該事象によるのれんの減少額は、492百万円であります。
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株式会社イトーキ(7972) 2021年12月期 第3四半期決算短信
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度を初年度とする中期経営計画「RISE ITOKI 2023」の策定に伴い、同計画における事業戦略と整合
させることを目的として業務管理区分を見直し、事業セグメントの区分方法を変更した結果、第1四半期連結会計
期間より、従来「オフィス関連事業」、「設備機器関連事業」としていた報告セグメントをそれぞれ「ワークプレ
イス事業」、「設備機器・パブリック事業」、「IT・シェアリング事業」に変更いたしました。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載し
ております。
(追加情報)
新型コロナウイルスの感染拡大に関して今後の収束時期等を正確に予測することは困難な状況ではあります
が、当社では現時点で入手可能な情報や予測等に基づき、固定資産の減損や繰延税金資産の回収可能性等の会計
上の見積りを行っております。
なお、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響は不確定要素が多いことから、その収束状況に
よっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(重要な後発事象)
当社は、2021年10月1日に確定給付企業年金制度の一部を確定拠出年金制度へ移行しており、移行に伴う会計
処理については、「退職給付制度間の移行等に関する会計処理」(企業会計基準適用指針第1号 2016年12月16
日)及び「退職給付制度間の移行等の会計処理に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第2号 2007年2月7
日)を適用し、確定拠出年金制度への移行部分について退職給付制度の一部終了の処理を行います。
なお、本移行等に伴う影響額については、現在算定中であります。
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