7971 東リ 2021-06-02 15:00:00
2021年3月期 決算説明会資料 [pdf]
東リ株式会社
2021年3月期 決算説明会
2021年 5月 28日
本日の内容
2021年3月期 決算概要 中期経営計画
連結損益計算書 P.3 「SHINKA-100」の振り返り P.14
決算ハイライト P.4 長期ビジョン<TOLI VISION 2030> P.19
TO
連結貸借対照表 P.6 新中期経営計画「SHINKA Plus ONE」 P.21
連結キャッシュフロー計算書 P.7
連結主要項目の推移 P.8 2022年3月期 業績見通し
連結セグメント別実績 P.9 2022年3月期 連結業績見通し P.30
2021年3月期 トピックス P.10 投資計画 P.31
配当の状況(連結ベース) P.32
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2021年3月期 決算概要
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連結損益計算書
(百万円)
2020年3月期 2021年3月期
実績 売上比 実績 売上比 前期比 前年差
売上高 94,701 - 85,931 - △9.3% △8,770
売上総利益 26,356 27.8% 24,488 28.5% △7.1% △1,868
販売費及び一般管理費 23,973 25.3% 22,893 26.6% △4.5% △1,080
営業利益 2,382 2.5% 1,595 1.9% △33.1% △787
経常利益 2,639 2.8% 2,026 2.4% △23.2% △613
親会社株主に帰属する当期純利益 2,059 2.2% 1,386 1.6% △32.7% △672
ROA(%) 3.4 - 2.6 - - -
ROE(%) 5.7 - 3.8 - - -
Point
◼ 新型コロナウイルス感染拡大による影響が大きく、減収減益となる
◼ 製造原価低減により、売上総利益率は0.7ポイントの改善
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決算ハイライト(1)
建設市場動向 Point
建築着工統計 新築 リフォーム
(2020年度 前年比) (面積) リニューアル(金額)(※)
住宅 △9.3% △14.3%
◼ コロナ禍でのオフィスリニューアル工事の中止・延期
非住宅 △10.5% △12.0% ◼ 外出自粛等による店舗市場の低迷
事務所 △7.5% △9.1%
◼ 宿泊施設リニューアル需要の低迷
店舗・宿泊施設 △2.2% △21.1%
学校 △2.0% △9.1% ◼ 夏休み期間の短縮による学校改修工事の減少 など
医療・福祉施設 △11.2% +0.5%
出典:国土交通省「建築着工統計調査」及び「建築物リフォーム・リニューアル調査」
(※)リフォーム・リニューアルは2020/1月~2020/12月までの累計
売上高の推移 (億円) Point
947
◼ オフィス市場の低迷を受け、コントラクト市場向けのタイル
914 912 カーペットが低調に推移
903
900
859 ◼ 巣ごもり需要の増加により、住宅向けタイルカーペットや
クッションフロア等がネット販売チャネルやホームセンター
を中心に堅調に推移
◼ 店舗・宿泊市場の低迷を受け、リニューアル工事受注件数
が減少
700
'17.3期 '18.3期 '19.3期 '20.3期 '21.3期 ◼ 海外市場への販売が減少
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決算ハイライト(2)
利益の推移 営業利益の主な増減要因
(百万円)
(億円)
42
40 売上総利益 販管費
35
営業利益
30
30
販売促進費 運送費
24 23 等の減少 の減少
19 20
20
15
13
10 13
親会社株主に帰属する
当期純利益 製造原価
の低減
0
'17.3期 '18.3期 '19.3期 '20.3期 '21.3期
Point
棚卸損
◼ 販売数量の低下による減少 の増加
2020年 2021年
◼ 製造原価低減による増加 3月期 3月期
販売数量 販売価格
◼ 販管費の減少による増加 の減少 の下落
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連結貸借対照表
資産 (億円) Point
◼ 売上債権の減少 △27
流動資産 流動資産 ◼ 商品及び製品(棚卸資産)の減少 △11 など
496 △38 457
◼ 新規設備投資による建設仮勘定の増加 +9
固定資産 固定資産
287
+22 310 ◼ 江蘇長隆装飾材料科技有限公司への出資 +9 など
2020年3月末 2021年3月末
負債/純資産 (億円) Point
◼ 仕入債務の減少 △22
負債 負債 ◼ 未払法人税等の減少 △5 など
420 △32 387
純資産 純資産 ◼ 利益剰余金の増加 +8
363 +17 380
◼ その他有価証券評価差額金の増加 +6 など
2020年3月末 2021年3月末
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連結キャッシュフロー計算書
(億円)
2020年3月期 2021年3月期
増減
実績 実績
税金等調整前当期純利益 +30 +20 △9
売上債権の増減額(△は増加) △2 +24 +27
たな卸資産の増減額(△は増加) △0 +12 +13
仕入債務の増減額(△は減少) △0 △22 △21
営業活動によるキャッシュ・フロー +50 +41 △9
投資活動によるキャッシュ・フロー △11 △31 △19
財務活動によるキャッシュ・フロー △14 △9 +4
現金及び現金同等物の換算差額 △0 +0 +0
現金及び現金同等物の増減額 +24 +1 △22
現金及び現金同等物の期首残高 +77 +101 +24
現金及び現金同等物の期末残高 +101 +102 +1
Point
◼ 営業活動によるキャッシュ・フロー : 当期純利益の減少 △9 、 たな卸資産の減少 +13 など
◼ 投資活動によるキャッシュ・フロー : 関係会社出資金の払込による支出 △9
(前期)有形固定資産の売却による収入の減少 △12 など
◼ 財務活動によるキャッシュ・フロー : 配当金の支払額の減少 +3 、 自己株式の取得による支出の減少 +1 など
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連結主要項目の推移
研究開発費 (億円) 設備投資額 (億円)
8 31 30
7.0
6.5 6.5 30
26
5.8 5.9
6 23
20 18
4 Point Point
◼ 独自品開発・BCPを目的としたナイロン内製化設備の導入
市場ニーズに対応した新製品の開発、生産 10 ◼ 環境負荷低減への取り組み強化を目的とした
2 技術の開発、新素材・新加工技術の基礎研究 タイルカーペット新リサイクルプラントの導入
◼ 独自品開発に向けた塩ビ床材の新ライン導入
0 0
'17.3期 '18.3期 '19.3期 '20.3期 '21.3期 '17.3期 '18.3期 '19.3期 '20.3期 '21.3期
減価償却費 (億円) EBITDA (億円)
20 19 19
60 55
16 49
15 14 43
13
40 36 35
10 Point
◼ 技術開発力・生産力強化及びBCP対策 Point
に向けた設備増強
20
5
◼ 基幹システムの稼働 など 営業利益の減少
0 0
'17.3期 '18.3期 '19.3期 '20.3期 '21.3期 '17.3期 '18.3期 '19.3期 '20.3期 '21.3期
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連結セグメント別実績
プロダクト事業 インテリア卸及び工事事業
(億円) (億円)
618
600 600 592 574
565
540
512
500 500
400 400
300 300
売上高 16 売上高
14 13
200 200
11
9 8
100 セグメント利益 100
セグメント利益
0 0
’19.3 ’20.3 ’21.3 ’19.3 ’20.3 ’21.3 ’19.3 ’20.3 ’21.3 ’19.3 ’20.3 ’21.3
<プロダクト事業> <インテリア及び工事事業>
塩ビ床材やカーペット、カーテン、壁装材等のインテ インテリア関連商材の仕入販売及び内装工事等
リア製品の製造と、それに関連する内装材のメンテナ
ンス及び製商品の在庫管理・配送等のサービス業務
(注)セグメントの業績は、セグメント間の取引を含めて表示しております
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2021年3月期 トピックス(1)
タイルカーペット新リサイクル技術の導入により、環境対応を促進
◼ 従来はリサイクルに回せなかった繊維部
分を含むリサイクルを可能とし、大幅なリ
再生資源 サイクル率の向上を実現
廃材 (リサイクルチップ) タイルカーペット
◼ 新リサイクルプラントにより、
最大約2,300トン/年の産業廃棄物
排出量を削減
◼ タイルカーペットの国内販売トップ企業と
して、将来的なゼロエミッション実現を目
指す
この取り組み
はSDGsへ
貢献します
滋賀東リ㈱ 新リサイクルプラント
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2021年3月期 トピックス(2)
業際探索活動の推進により、スポーツ市場を開拓
松山大学御幸キャンバス
屋内運動施設向けビニル床シート V-LEAGUEと共同開発した
「アリーナフィット」 「Vリーグコネクトマット」
◼ 従来の床材では表現できない、多彩なデザイン ◼ 一般社団法人日本バレーボールリーグ機構と
を実現 バレーボール専用床材を共同開発
◼ 足腰への負荷や転倒時の衝撃軽減、抗菌性、防 ◼ 一般社団法人日本バレーボールリーグ機構が
汚性等、ビニル床シートならではの機能性商品 目指すサスティナブルな大会運営とともに、
スポーツ文化の創造への貢献を目指す
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2021年3月期 トピックス(3)
withコロナを見据えた新たなコミュニケーション手段を拡大
東京ショールーム
◼ 例年、主要都市で多くのお客様にご来場いただく新 ◼ 東京ショールームで全国のお客様からのオン
製品発表会を、感染症対策の観点からWebで開催 ライン相談を実施
◼ これまでご来場いただけなかったお客様にも幅広 ◼ 自宅に居ながら受けられるサービスのため、
く新製品を知っていただく機会となった 遠方のお客様にも好評
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中期経営計画
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前中期経営計画 「SHINKA-100」 振り返り
(億円)
連結実績
1000 80 980
947
950 918 914 912 903 70
900 859 60
850 50
43 売上高 50
800 39
36 40
750
26 30
700 22 20
経常利益
650 20
600 10
16.3月期 17.3月期 18.3月期 19.3月期 20.3月期 21.3月期
フェーズⅠ フェーズⅡ 最終年度
目標値
11.0% 9.5%
8.2%
9.0% 7.2% 8.5%
7.0% 5.7%
ROE 6.0%
5.0% ROA 3.8% 3.8%
5.4% 5.9%
3.0% 4.8% 2.6%
2.9% 3.4%
1.0%
16.3月期 17.3月期 18.3月期 19.3月期 20.3月期 21.3月期
Point
◼ 2017年3月期に当期純利益が過去最高益、ROEが目標値に達する
◼ フェーズⅡ最終年度でコロナ禍の影響を受け、目標数値に対して大きく乖離する
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「SHINKA-100」 フェーズⅡ 振り返り
「SHINKA-100」フェーズⅡにおける主な成果
重点戦略 主な成果
〇 技術研究・製品開発の強化 〇 商品力のレベルアップ
→後染めカーペットの堅牢度・防汚性の向上 →国内初の高意匠単層ビニル床シート「ヒトエ」発売
進化 →タイルカーペットリサイクル技術の確立 〇 業際事業探索活動の推進
→産学官連携による研究テーマを推進 →浴室やスポーツ市場への床材展開
〇 CR(コーポレート・リレーション)活動の強化
→Web新製品発表会の実施やオンライン販促活動
〇 10億円プロジェクトの推進※
深化 〇 江蘇長隆プロジェクトの始動
→スコープ商品の拡販
→独自性の高い商品開発に着手
〇 業務改善の実現とIT進化への対応
→新基幹システムの安定稼働 〇 主要生産拠点のBCP対策の推進
真価 〇 製造原価率圧縮への挑戦
→製造工場での効率化を実施
※10億円プロジェクトとは、年間売上高10億円超の次世代中核商品育成への取組み
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「SHINKA-100」 トピックス(1)
浴室用ビニル床シート
特殊用途向けの独自品開発
10億円プロジェクト
「バスナ」シリーズ
トイレ用ビニル床シート
“明日の成長エンジン”を育む 「消臭NSトワレNW」
独自性を活かした
競争力の高い商品開発
国産初の高意匠単層ビニル床
シート「ヒトエ」シリーズ
高意匠壁装材
「リアルデコ」
汎用品の新たなスタンダード
の開発 新汎用タイルカーペット
「GA-100T」
原着ナイロンタイルカーペット
住宅用タイルカーペット 「GA-3600」
「東リファブリックフロア」
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「SHINKA-100」 トピックス(2)
グローバル事業の拡大
「JAPAN TOLI」ブランドの強化
江蘇長隆装飾材料科技有限公司における
ビニル床タイル合弁事業の推進
◼ ビニル床タイル製造技術の供与
◼ 中国国内での「JAPAN TOLI」ブランド品
の販売拡大
◼ 日本国内・ASEAN・北米等へ向けた新た
な商品開発
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「SHINKA-100」から新中期経営計画へ
新中期経営計画へとつなぐ継続的重要課題
継続的課題
〇生産拠点及び物流体制の最適化実現
〇川上技術(原着ナイロン紡糸など)の内製化推進
〇海外事業のさらなる拡大
〇カーテン事業のグループ収益力強化
〇さらなるIT・デジタル化への対応
〇あらゆるステークホルダー視点での企業価値の向上
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長期ビジョン <TOLI VISION 2030>
進化 たゆまぬ進化で、事業基盤をより強固なものとする。
基本方針 深化 あらゆる課題に対して、あくなき向上心をもって深掘りする。
真価 社会貢献に適う事業活動を推進し、「人」を中心とする企業価値を高める。
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長期ビジョン達成に向けた成長イメージ
段 第Ⅱ 2024年〜 第Ⅲ 2027年〜
階 フェーズ
26年 フェーズ
29年
事業領域の拡大
企 経済的価値
業 提供価値の拡大
価
値
の
経営基盤の強化
向
上 社会との調和
社会的課題の
社会的価値 解決・貢献
K SHINKA Plus ONE達成目標 第Ⅱフェーズ~第Ⅲフェーズ期間中の達成目標
P 連結売上高: 950億円以上 連結売上高: 1,000億円以上
I 連結営業利益: 30億円以上 連結営業利益: 60億円以上
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新中期経営計画 「SHINKA Plus ONE」
「SHINKA Plus ONE」は、長期ビジョン<TOLI VISION 2030>の実現に向
けた第Ⅰフェーズ・3ヶ年の中期経営計画です。
前中期経営計画「SHINKA-100」をベースに、さらなるSHINKAを図るとともに、
新たな価値「Plus ONE」の創出を目指します。
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戦略体系図
A「コア事業の強靭化」、B「伸びしろ事業の成長拡大」、C「第5事業の創造」を進め、D「グループ横断機能の強化」
で横串機能を高めるとともに、E「成長を支える経営基盤の構築」でグループ事業全体の基盤整備を進めます。
長期ビジョンの達成
D グループ
横断機能の強化 A コア事業の B 伸びしろ事業の C 第5事業の
強靭化 成長拡大 創造
1)“モノづくり力” 4)グローバル事業の 推
8)社会的課題の解決 の強化 質的量的拡大 進
と事業活動の一体化
力
2)“企画・提案力” 5)BtoB(特販) 7)シーズ・協業 の
の強化 事業の開拓 からの創造 強
9)デジタルコミュニ 化
ケーションの推進強化 3)“販売力” 6)BtoC事業
の強化 の開拓
10)人と組織の活性化
11)企業価値を高める
E 成長を支える経営基盤の構築
A~E : 5つの重点戦略 1)~11) : 11の取組みテーマ
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5つの重点戦略
A コア事業の強靭化
床材、カーペット、壁装材、カーテンの4つの事業を核とした
“モノづくり力”“企画・提案力”“販売力”の強化によって、コア事業の強靭化を図ります。
1)“モノづくり力”の強化
→要素技術研究の拡張
→独自品開発と製造原価低減を目的とした大型設備投資
→川上技術内製化への取り組み
→環境負荷低減技術の確立 など
2)“企画・提案力”の強化
→10億円プロジェクトの推進
→デジタル化推進によるプロモーション強化 など
3)“販売力”の強化
→デジタルを活用した営業体制の推進
→グループ販売会社との連携強化 など
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5つの重点戦略
B 伸びしろ事業の成長拡大
グローバル事業のさらなる強化に加え、特販事業※やエンドユーザーとのコミュニケーショ
ン強化を図り、伸びしろ事業の成長拡大を目指します。
※特販事業とは、一般流通チャネル以外への販売を担う事業
4)グローバル事業の質的量的拡大
→東璃(上海)貿易有限公司の事業拡大
→シンガポール Branch Officeを核とするASEAN地域の事業拡大
→中国合弁事業(江蘇長隆社)でのビニル床タイル製造・販売及び新製品開発 など
5)BtoB(特販)事業の開拓
→業際探索活動による新たなチャネル開拓
など
6)BtoC事業の開拓
→エンドユーザー向け商品の開発と拡充
→量販店・ネット販売チャネル拡販のための供給体制構築 など
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5つの重点戦略
C 第5事業の創造
要素技術研究活動のみならず、未知なる領域に向けてのオープンイノベーション等、
様々な取り組みにより、新たな事業領域への展開を図ります。
7)シーズ・協業からの創造
→要素技術研究活動の強化
→産学官連携による探索活動
→オープンイノベーションによる技術やノウハウの獲得
など
※第5事業の創造とは、床材・カーペット・壁装材・カーテンに次ぐ、新たな成長のタネを数多く創出していくことを
目指すものです。
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5つの重点戦略
D グループ横断機能の強化
SDGsやデジタル化推進等の全社課題解決に向けて、横串機能強化による
グループ全体最適を図り、推進力を高めることで新たな価値の創造を目指します。
8)社会的課題の解決と事業活動の一体化
→CSR活動の推進力向上
→SDGsへの取組み強化
など
9)デジタルコミュニケーションの推進強化
→デジタルマーケティング強化
→情報データ活用の高度化
→社内業務のプロセス改善
など
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5つの重点戦略
E 成長を支える経営基盤の構築
「TOLIワークスタイル」を実現する環境づくりや長期的視点での人材育成を図るとともに、
IR戦略やブランド力強化など、事業基盤の構築を図ります。
10)人と組織の活性化
→当社らしい働き方を追求する「TOLIワークスタイル」の推進
→社員のキャリアプランを実現する人事制度の再構築
→共通価値観の醸成によるエンゲージメント向上
など
11)企業価値を高める
→広報戦略によるブランド浸透
→安定供給と効率化を目指すSCM強化
→IR戦略の強化
など
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経営指標
< 「SHINKA Plus ONE」経営指標 > < 長期経営指標> 2024~2029年度 期間内達成目標
項目 連結経営指標 項目 連結経営指標
売上高 950億円以上 売上高 1,000億円以上
海外 28億円以上 海外 55億円以上
営業利益 30億円以上 営業利益 60億円以上
ROE 5.0%以上 ROE 10.0%以上
リサイクル率※ 85%以上 CO₂排出量
2021年度中に
産業廃棄物排出量 40%以上削減 リサイクル率※
(2019年度比) 削減目標を設定
産業廃棄物排出量
※東リグループ国内主要生産拠点及び伊丹本社の排出物に占めるリサイクル物の割合
Point
◼ 売上高は、「SHINKA Plus ONE」フェーズⅠ・3ヶ年の期間中にコロナ前の水準以上を目指す
◼ 社会的目標指標を設定し、経済的価値と社会的価値向上の両立を目指す
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2022年3月期 業績見通し
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2022年3月期 連結業績見通し
(百万円)
2021年 2022年
3月期 3月期
上期 下期 通期
通期 前期比 前期比 前期比
(%) (%) (%)
売上高 85,931 40,000 - 48,000 - 88,000 -
営業利益 1,595 △250 - 1,750 - 1,500 -
経常利益 2,026 △150 - 1,800 - 1,650 -
親会社株主に帰属する
当期純利益
1,386 △100 - 1,100 - 1,000 -
※2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業績
Point 予想は当該会計基準等に基づいて算出した金額となっており、対前期及び対前年同四半期増減率は記載しておりません。
◼ 抗ウイルス製品の開発、新常態の需要に応じた販売促進への注力
◼ 非対面形式にも対応した営業体制の推進
◼ 主要原材料価格の高騰が見込まれる中での、販売価格の改定やさらなる原価低減への取り組み強化
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投資計画
(億円)
Point
50
◼ 滋賀事業所での床材新ライン導入
◼ 伊丹事業所のBCP対策
◼ その他独自品技術開発に向けた設備投資
40
30
20 基幹システム更新 新製品開発
ITインフラ整備 及び
コストダウン投資
10 BCP対策
研究開発
0
'18.3期 '19.3期 '20.3期 '21.3期 '22.3期
(計画)
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配当の状況(連結ベース)
1株当たりの当期純利益
(円)
1株当たりの配当額
60.0 60.0%
配当性向
48.9%
49.1
50.0 50.0%
45.8%
40.2 配当性向 38.8%
40.0 40.0%
33.4
35.3%
30.0 30.0%
24.9% 21.8 22.6
20.0 20.0%
20.4% 1株当たりの当期純利益 16.3
13.0
10.0 10.0 10.0
10.0 8.0 8.0 10.0%
1株当たりの配当額
0.0 0.0%
17.3月期 18.3月期 19.3月期 20.3月期 21.3月期 22.3月期
(予想)
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免責事項
本資料に関する注意事項
本資料に記載されている東リグループの計画・戦略・見通しのうち、歴史的事実でないもの
は将来の業績に関する見通しです。これらは、現時点で入手可能な情報に基づいた東リグ
ループの仮定および判断によるものであり、実際の業績等は、さまざまな要因により、これ
らの見通しと異なる可能性があります。
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