7971 東リ 2020-07-31 14:20:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月31日
上場会社名 東リ株式会社 上場取引所 東
コード番号 7971 URL https://www.toli.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 永嶋 元博
執行役員管理本部副本部長兼経理財
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 荒木 陽三 TEL 06-6494-6691
務部長
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 18,223 △10.8 △483 ― △359 ― △245 ―
2020年3月期第1四半期 20,437 0.8 △12 ― 121 △1.8 347 ―
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △104百万円 (―%) 2020年3月期第1四半期 138百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 △4.01 ―
2020年3月期第1四半期 5.64 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 72,405 35,768 49.1
2020年3月期 78,369 36,363 46.1
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 35,530百万円 2020年3月期 36,124百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 5.00 ― 8.00 13.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) 0.00 ― 8.00 8.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注)2020年3月期第2四半期末配当金の内訳 普通配当2円00銭 記念配当3円00銭
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 40,000 △9.0 △200 ― △100 ― △100 ― △1.63
通期 89,000 △6.0 1,900 △20.3 2,050 △22.3 1,350 △34.4 22.06
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 66,829,249 株 2020年3月期 66,829,249 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 5,641,603 株 2020年3月期 5,641,603 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 61,187,646 株 2020年3月期1Q 61,688,437 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に
関する説明」をご覧ください。
東リ㈱(7971) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○ 添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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東リ㈱(7971) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とする緊急事態宣
言が発令される中、経済活動の大幅な落ち込みによる非常に厳しい状況が続きました。また、依然として、その影
響による経済活動正常化の時期は見通せず、先行きに対する混迷の度合いが高まっております。
当社グループの事業と関連性の深い建設業界では、都市部を中心とする大型再開発案件への納材が一段落したこ
とや新設住宅着工の減少傾向が続くなど、内装材需要が総じて弱含みの中、新型コロナ禍による工事の中断や延期
等も相次ぎました。収益面では、主要原材料価格に影響する原油相場は軟調であったものの、人手不足に起因する
物流コストの上昇や工場稼働率の低下等が影響し、収益環境は引き続き厳しいものとなりました。
このような状況の中、当社グループは6ヵ年の中期経営計画『SHINKA-100』(フェーズⅠ:2015~2017年度/フ
ェーズⅡ:2018~2020年度)を推進しております。当期は6ヵ年の総仕上げとして、3つのSHINKA (進化・深化・
真価)を重点戦略として掲げ、コア事業の再強化、事業領域の拡大、強靭な事業基盤の構築に向けた取り組みを推
進しております。また、現下の非常事態におけるオンライン対応などを進めつつ、新たな販促活動のあり方、並び
に新たな需要の掘り起こしに努めてまいります。
これらの結果、第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高18,223百万円(前年同期比10.8%減)、営
業損失483百万円(前年同期 営業損失12百万円)、経常損失359百万円(前年同期 経常利益121百万円)、親会社株
主に帰属する四半期純損失245百万円(前年同期 同四半期純利益347百万円)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。なお、セグメント間の取引を含めて表示しております。
<プロダクト事業>
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う市場の急激な冷え込みにより、いずれの製品分野も売上高は前年を下回
りました。
厳しい市場環境の下ではありましたが、塩ビ床材は教育・医療福祉施設を中心にビニル床シート「消臭NSトワ
レNW」や「ヒトエ」等が好調に推移しました。また、外出自粛要請によりDIY需要が高まり、簡単リフォーム床材
「LAYフローリング」や住宅向けクッションフロア等の売上高が伸長しました。カーペットではオフィスリニュー
アル工事の中断や延期を受け、コントラクト向けタイルカーペットが低調に推移しました。一方で、住宅向けタ
イルカーペット「ファブリックフロア」等は、巣籠もり消費が進み売上高を伸ばしました。
壁装材及びカーテンでは、昨年5月に新発売したカーテン総合見本帳「フフル」が市場に浸透しましたが、市
場が低調に推移したことで売上高は伸び悩みました。
利益面では、あらゆる販管費の縮減に努めましたが、売上減少並びに工場稼働率低下による製造原価の上昇や
物流費の増加等が影響し、前年を下回りました。
これらの結果、プロダクト事業の売上高は11,044百万円(前年同期比11.1%減)、セグメント損失は107百万円
(前年同期 セグメント利益274百万円)となりました。
<インテリア卸及び工事事業>
インテリア卸事業では、小口需要の減少や工事の中断や延期等が影響し、売上高は前年を下回りました。ま
た、中国市場における販売を担う東璃(上海)貿易有限公司も経済活動停止の影響が長引き減収となりました。
これらの結果、インテリア卸及び工事事業の売上高は11,925百万円(前年同期比8.5%減)、セグメント損失は
70百万円(前年同期 セグメント損失0百万円)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
<資 産>
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ7,113百万円減少し、42,493百万円と
なりました。これは主に、季節変動等に伴い売上債権が減少したことによるものです。固定資産は、前連結会計年
度末に比べ1,149百万円増加し、29,912百万円となりました。これは主に、中国(江蘇省)におけるビニル床タイル
製造・販売に関する合弁会社『江蘇長隆装飾材料科技有限公司』へ出資したこと等により、投資その他の資産が増
加したためです。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ5,963百万円減少し、72,405百万円となりました。
<負 債>
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ6,308百万円減少し、24,216百万円と
なりました。これは主に、季節変動等に伴い仕入債務が減少したことによるものです。固定負債は、前連結会計年
度末に比べ940百万円増加し、12,419百万円となりました。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ5,368百万円減少し、36,636百万円となりました。
<純資産>
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ595百万円減少し、35,768百万円と
なりました。これは主に、配当金の支払等により利益剰余金が減少したためです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、現時点では新型コロナウイルス感染拡大による影響が不透明なため、2020年5月
19日公表の業績予想数値を据え置いております。
今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,231 8,608
受取手形及び売掛金 22,360 16,808
電子記録債権 4,918 4,764
商品及び製品 8,389 8,401
仕掛品 1,282 1,563
原材料及び貯蔵品 1,661 1,752
その他 1,012 1,008
貸倒引当金 △249 △414
流動資産合計 49,606 42,493
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 6,377 6,356
機械装置及び運搬具(純額) 3,074 3,036
工具、器具及び備品(純額) 330 312
土地 9,019 9,019
建設仮勘定 967 1,294
その他(純額) 74 69
有形固定資産合計 19,843 20,088
無形固定資産
ソフトウエア 1,341 1,280
その他 93 73
無形固定資産合計 1,435 1,353
投資その他の資産
投資有価証券 4,286 4,411
繰延税金資産 1,320 1,319
その他 1,963 2,824
貸倒引当金 △87 △85
投資その他の資産合計 7,483 8,469
固定資産合計 28,762 29,912
資産合計 78,369 72,405
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 17,223 13,710
電子記録債務 5,787 5,640
短期借入金 1,670 670
未払法人税等 769 70
未払費用 1,698 1,337
賞与引当金 770 207
その他 2,607 2,579
流動負債合計 30,525 24,216
固定負債
長期借入金 4,955 5,955
退職給付に係る負債 3,845 3,880
その他 2,678 2,583
固定負債合計 11,479 12,419
負債合計 42,005 36,636
純資産の部
株主資本
資本金 6,855 6,855
資本剰余金 6,426 6,426
利益剰余金 23,233 22,498
自己株式 △1,271 △1,271
株主資本合計 35,243 34,508
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,075 1,216
為替換算調整勘定 △5 △8
退職給付に係る調整累計額 △188 △185
その他の包括利益累計額合計 880 1,022
非支配株主持分 239 237
純資産合計 36,363 35,768
負債純資産合計 78,369 72,405
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 20,437 18,223
売上原価 14,799 13,031
売上総利益 5,637 5,191
販売費及び一般管理費 5,650 5,675
営業損失(△) △12 △483
営業外収益
受取利息 1 0
受取配当金 91 83
仕入割引 19 19
保険配当金 40 45
その他 60 36
営業外収益合計 213 185
営業外費用
支払利息 18 16
売上割引 32 31
その他 28 13
営業外費用合計 79 61
経常利益又は経常損失(△) 121 △359
特別利益
固定資産売却益 986 -
投資有価証券売却益 - 77
特別利益合計 986 77
特別損失
固定資産除却損 7 3
固定資産圧縮損 592 -
特別損失合計 600 3
税金等調整前四半期純利益又は
507 △285
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 62 23
法人税等調整額 102 △63
法人税等合計 164 △39
四半期純利益又は四半期純損失(△) 343 △245
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △4 △0
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
347 △245
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 343 △245
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △203 140
為替換算調整勘定 1 △2
退職給付に係る調整額 △2 3
その他の包括利益合計 △204 141
四半期包括利益 138 △104
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 143 △103
非支配株主に係る四半期包括利益 △4 △0
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東リ㈱(7971) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
プロダクト インテリア卸 (注)1 計上額
計
事業 及び工事事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 7,470 12,967 20,437 - 20,437
セグメント間の内部売上高
4,946 70 5,016 △5,016 -
又は振替高
計 12,416 13,037 25,454 △5,016 20,437
セグメント利益又は損失(△) 274 △0 274 △152 121
(注)1 セグメント利益又は損失の調整額 △152百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。
2 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
プロダクト インテリア卸 (注)1 計上額
計
事業 及び工事事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 6,392 11,831 18,223 - 18,223
セグメント間の内部売上高
4,651 94 4,746 △4,746 -
又は振替高
計 11,044 11,925 22,969 △4,746 18,223
セグメント損失(△) △107 △70 △177 △182 △359
(注)1 セグメント損失の調整額 △182百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。
2 セグメント損失は、四半期連結損益計算書の経常損失と調整を行っております。
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