7970 信越ポリマ 2021-01-26 15:30:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月26日
上 場 会 社 名 信越ポリマー株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7970 URL https://www.shinpoly.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 小野 義昭
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部経理部長 (氏名) 平澤 秀明 (TEL) 03(5289)3716
四半期報告書提出予定日 2021年2月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 55,782 △8.1 4,663 △20.2 4,785 △24.3 3,477 △26.6
2020年3月期第3四半期 60,724 △6.9 5,843 △9.2 6,319 △6.8 4,738 △0.6
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 2,572百万円( △21.0%) 2020年3月期第3四半期 3,254百万円( △19.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 43.00 42.93
2020年3月期第3四半期 58.39 58.33
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 106,773 85,673 79.9
2020年3月期 105,378 84,538 80.0
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 85,357百万円 2020年3月期 84,308百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 8.00 - 10.00 18.00
2021年3月期 - 9.00 -
2021年3月期(予想) 11.00 20.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :有
2021年3月期(予想)の期末配当金内訳は、普通配当9円00銭、記念配当2円00銭となります。
配当予想の修正につきましては、本日(2021年1月26日)公表いたしました「2021年3月期配当予想の修正
に関するお知らせ」をご覧ください。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 74,000 △7.8 5,800 △25.2 6,000 △25.9 4,400 △30.0 54.40
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 82,623,376株 2020年3月期 82,623,376株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 1,727,742株 2020年3月期 1,744,611株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 80,886,211株 2020年3月期3Q 81,157,079株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
信越ポリマー株式会社(7970) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………8
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信越ポリマー株式会社(7970) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、長期化する米中貿易摩擦による影響に加え、新型コロナウ
イルス感染拡大防止のため各国が実施した渡航禁止や都市封鎖などにより経済活動が大きく停滞しました。そ
の後も新型コロナウイルスの影響の長期化により、回復のペースは緩やかなものに留まっています。米国では
都市封鎖解除後に雇用が回復し個人消費も持ち直しました。欧州では生産及び輸出が4月を底に回復基調にあ
りましたが感染拡大を止められず、再び経済活動が停滞しました。アジアでは世界に先駆けて経済活動を再開
した中国で経済の回復が持続しました。
日本経済は、緊急事態宣言解除後は個人消費、生産及び輸出とも持ち直しましたが、企業の設備投資が減少
するなど本格的な回復までには時間がかかる見通しです。
当社グループ関連の事業環境につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による半導体業
界や電子部品業界の需要の落ち込みはほとんどなかったものの、自動車関連分野の需要が低迷し、全体として
軟調に推移しました。
このような状況のもと、当社グループは新型コロナウイルス感染症対策をとるとともに、国内外において主
力製品及び新規事業製品の拡販に注力した営業活動を継続的に展開し、生産・供給体制の拡充を図ってまいり
ました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は557億82百万円(前年同期比8.1%減)、営業利益は
46億63百万円(前年同期比20.2%減)、経常利益は47億85百万円(前年同期比24.3%減)、親会社株主に帰属
する四半期純利益は34億77百万円(前年同期比26.6%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 電子デバイス事業
当事業では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による自動車業界の需要低迷等により、自動車関
連入力デバイスを中心に出荷が低調に推移し、全体として売上げは前年を下回りました。
入力デバイスは、薄型ノートパソコン用タッチパッドの出荷が好調に推移しましたが、主力の自動車向けキ
ースイッチの出荷が振るわず、売上げは低調でした。
ディスプレイ関連デバイスは、液晶接続用コネクターが引き続き低調に推移し、光学用途向け視野角制御フ
ィルム(VCF)の出荷も横ばいで、全体として売上げは落ち込みました。
コンポーネント関連製品は、電子部品検査用コネクターの出荷が順調に推移しましたが、売上げは前年並み
となりました。
この結果、当事業の売上高は127億53百万円(前年同期比15.5%減)、営業利益は2億35百万円(前年同期比
81.0%減)となりました。
② 精密成形品事業
当事業では、半導体関連容器やキャリアテープ関連製品の堅調な出荷が続きましたが、全体として売上げは
前年並みとなりました。
半導体関連容器は、半導体業界の底堅い需要を背景に300mmウエハー用出荷容器などの出荷が堅調に推
移し、売上げを伸ばしました。
OA機器用部品は、レーザープリンター及び複写機用ローラの需要が伸びず、売上げは低調でした。
キャリアテープ関連製品は、スマートフォン用の電子部品需要が好調を維持し、売上げを伸ばしました。
シリコーンゴム成形品は、主力のメディカル関連製品の出荷が横ばいで、全体として売上げは伸び悩みまし
た。
この結果、当事業の売上高は250億80百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は38億59百万円(前年同期比
1.0%増)となりました。
③ 住環境・生活資材事業
当事業では、塩ビ関連製品の市場環境が非常に厳しい中、価格改定や生産効率化に努め、新規事業製品の拡
販を推し進めましたが、食品包装資材や建設資材、自動車関連の素材系製品が需要低迷の影響を受けて、全体
として売上げは前年を下回りました。
ラッピングフィルム等包装資材関連製品は、スーパー向けが堅調だった半面、外食産業向けが落ち込み、全
体的に出荷が振るわず、売上げは低調でした。
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信越ポリマー株式会社(7970) 2021年3月期 第3四半期決算短信
塩ビパイプ関連製品は、市場競争が激しい中、出荷量が確保できず、売上げは前年を下回りました。
機能性コンパウンドは、ロボットケーブル用の出荷低調が続き、自動車用の需要も減速したため、ふるいま
せんでした。
外装材関連製品は、価格改定、新規取引先への拡販等により秋口まで好調を維持したものの、需要が一段落
して、売上げは横ばいでした。
新規事業製品のうち、導電性ポリマーは、スマートフォン部品用途及び自動車用電子部品用途の受注が回復
して、売上げが伸びました。
この結果、当事業の売上高は131億56百万円(前年同期比10.1%減)、営業利益は3億66百万円(前年同期比
18.7%減)となりました。
④ その他
工事関連では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による需要低迷の影響により、首都圏を中心に商業施
設の新築・改装物件、公共施設の内装物件の受注が減少し、全体として、売上げは前年を下回りました。
この結果、その他の売上高は47億90百万円(前年同期比19.4%減)、営業利益は2億1百万円(前年同期比
38.9%減)となりました。
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年10月26日に公表いたしました2021年3月期の通期連結業績予想に変更はありません。
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信越ポリマー株式会社(7970) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 42,514 44,785
受取手形及び売掛金 19,250 18,875
電子記録債権 2,870 3,399
商品及び製品 7,086 6,425
仕掛品 1,396 1,423
原材料及び貯蔵品 3,212 3,399
未収入金 1,090 1,382
その他 765 512
貸倒引当金 △511 △589
流動資産合計 77,676 79,614
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 8,512 8,024
機械装置及び運搬具(純額) 5,137 4,907
土地 6,652 6,619
建設仮勘定 1,503 1,871
その他(純額) 1,774 1,702
有形固定資産合計 23,579 23,126
無形固定資産
ソフトウエア 74 131
その他 81 25
無形固定資産合計 156 156
投資その他の資産
投資有価証券 1,874 2,052
繰延税金資産 1,058 811
その他 1,033 1,012
投資その他の資産合計 3,966 3,876
固定資産合計 27,701 27,159
資産合計 105,378 106,773
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信越ポリマー株式会社(7970) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 10,591 10,308
電子記録債務 2,057 2,478
未払金 1,053 1,156
未払法人税等 520 740
未払費用 2,141 2,352
賞与引当金 1,296 879
役員賞与引当金 57 42
その他 1,053 1,278
流動負債合計 18,771 19,236
固定負債
退職給付に係る負債 1,341 1,150
その他 726 712
固定負債合計 2,068 1,863
負債合計 20,839 21,099
純資産の部
株主資本
資本金 11,635 11,635
資本剰余金 10,718 10,718
利益剰余金 66,259 68,198
自己株式 △1,683 △1,667
株主資本合計 86,930 88,885
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 190 319
為替換算調整勘定 △2,776 △3,819
退職給付に係る調整累計額 △36 △28
その他の包括利益累計額合計 △2,622 △3,528
新株予約権 229 316
純資産合計 84,538 85,673
負債純資産合計 105,378 106,773
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信越ポリマー株式会社(7970) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 60,724 55,782
売上原価 41,359 38,374
売上総利益 19,365 17,407
販売費及び一般管理費 13,521 12,744
営業利益 5,843 4,663
営業外収益
受取利息 278 164
受取保険金 0 122
投資有価証券売却益 181 2
その他 119 90
営業外収益合計 579 379
営業外費用
支払利息 22 21
為替差損 52 230
固定資産除却損 23 5
その他 4 1
営業外費用合計 102 258
経常利益 6,319 4,785
税金等調整前四半期純利益 6,319 4,785
法人税、住民税及び事業税 1,211 1,113
法人税等調整額 369 194
法人税等合計 1,581 1,307
四半期純利益 4,738 3,477
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,738 3,477
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信越ポリマー株式会社(7970) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 4,738 3,477
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △66 128
為替換算調整勘定 △1,425 △1,042
退職給付に係る調整額 8 8
その他の包括利益合計 △1,484 △905
四半期包括利益 3,254 2,572
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,254 2,572
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信越ポリマー株式会社(7970) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他
損益計算書
住環境・ (注)
電子デバイス 精密成形品 計 計上額
生活資材
売上高
外部顧客への売上高 15,088 25,053 14,637 54,780 5,944 60,724
セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 15,088 25,053 14,637 54,780 5,944 60,724
セグメント利益(営業利益) 1,238 3,823 450 5,512 330 5,843
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、工事関連事業などを含んでおります。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他
損益計算書
住環境・ (注)
電子デバイス 精密成形品 計 計上額
生活資材
売上高
外部顧客への売上高 12,753 25,080 13,156 50,991 4,790 55,782
セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 12,753 25,080 13,156 50,991 4,790 55,782
セグメント利益(営業利益) 235 3,859 366 4,461 201 4,663
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、工事関連事業などを含んでおります。
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