7966 リンテック 2021-08-06 13:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月6日
上 場 会 社 名 リンテック株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7966 URL https://www.lintec.co.jp
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 服部 真
取締役上席執行役員管理本部長
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 柴野 洋一 (TEL) 03-5248-7713
兼経理部長
四半期報告書提出予定日 2021年8月10日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 62,377 11.3 6,405 80.7 6,935 99.4 5,455 125.3
2021年3月期第1四半期 56,023△4.3 3,545 16.9 3,478 24.4 2,421 29.1
(注) 包括利益 2022年3月期第1四半期 10,122百万円( -%) 2021年3月期第1四半期 555百万円( △75.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 75.45 75.40
2021年3月期第1四半期 33.52 33.48
(注) 2022年3月期第1四半期の包括利益の対前年同四半期増減率は、1000%を超えるため「-」と記載しております。
(注) 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首
より適用しております。詳細は添付資料9ページ「(会計方針の変更)」、11ページ「(セグメント情報)」を
ご覧ください。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 290,650 204,696 70.3
2021年3月期 280,262 197,350 70.2
(参考) 自己資本 2022年3月期第1四半期 204,197百万円 2021年3月期 196,847百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 39.00 - 39.00 78.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 39.00 - 39.00 78.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 240,000 - 17,500 - 17,500 - 12,500 - 172.91
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注) 2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しており、上記の連結
業績予想は当該会計基準等適用後の数値としているため、対前期増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 1社 (社名) MACTAC, INC. 、 除外 -社 (社名)
(注) 詳細は、添付資料9ページ「(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(当四半期連結累計期間に
おける重要な子会社の異動)」をご覧ください。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注) 詳細は、添付資料9ページ「(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧
ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 76,647,540株 2021年3月期 76,630,740株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 4,334,323株 2021年3月期 4,336,994株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 72,304,555株 2021年3月期1Q 72,260,818株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等はさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。
・決算補足説明資料は、本日、当社ホームページ(https://www.lintec.co.jp)に掲載する予定です。
リンテック㈱(7966) 2022年3月期 第1四半期決算短信
【添付資料】
添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 9
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ………………………………………… 9
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 11
-1―
リンテック㈱(7966) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、半導体・電子部品関連製品が好調な需要に支
えられ順調に推移したことに加え、他の製品についてもコロナ禍の影響を大きく受けた前年同期に比べて需要が回
復したことにより総じて堅調に推移しました。
この結果、売上高は62,377百万円(前年同期比11.3%増)、営業利益は6,405百万円(同80.7%増)、経常利益は
6,935百万円(同99.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,455百万円(同125.3%増)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等の適用により、売上高は2,844百万円減少しまし
た。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
(印刷材・産業工材関連)
前第1四半期 当第1四半期 前年同期比
連結累計期間 連結累計期間 増減額 増減率
百万円 百万円 百万円 %
売上高 28,223 31,229 3,005 10.6
印刷・情報材事業部門 21,674 23,528 1,854 8.6
産業工材事業部門 6,549 7,700 1,151 17.6
営業利益又は営業損失(△) △381 757 1,138 -
(注)2022年3月期の期首よりMACTAC AMERICAS, LLCの産業工材事業部門に関わる全ての製品を印刷・情報材事
業部門へ移管しました。前第1四半期連結累計期間の実績は組み替えて記載しております。
当セグメントの売上高は31,229百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益は757百万円(同-%)となりました。
当セグメントの事業部門別の売り上げの概況は次のとおりです。
<印刷・情報材事業部門>
シール・ラベル用粘着製品は、国内では化粧品や医薬関連、飲料キャンペーン用などの需要は低調であった
ものの、食品や通販関連の需要が堅調に推移しました。海外では米国、中国、アセアン地域において堅調に推
移しました。この結果、当事業部門の売上高は23,528百万円(前年同期比8.6%増)となりました。
<産業工材事業部門>
国内外ともに、自動車用粘着製品やウインドーフィルムの需要が大きく回復し、他製品についても堅調に推
移しました。この結果、当事業部門の売上高は7,700百万円(前年同期比17.6%増)となりました。
(電子・光学関連)
前第1四半期 当第1四半期 前年同期比
連結累計期間 連結累計期間 増減額 増減率
百万円 百万円 百万円 %
売上高 20,303 22,592 2,288 11.3
アドバンストマテリアルズ事業部門 12,602 16,816 4,213 33.4
オプティカル材事業部門 7,700 5,776 △1,924 △25.0
営業利益 3,380 4,903 1,522 45.0
(注)2022年3月期の期首より洋紙・加工材関連の一部製品を電子・光学関連へ移管しました。前第1四半期連
結累計期間の実績は組み替えて記載しております。
当セグメントの売上高は22,592百万円(前年同期比11.3%増)、営業利益は4,903百万円(同45.0%増)となりま
した。
当セグメントの事業部門別の売り上げの概況は次のとおりです。
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リンテック㈱(7966) 2022年3月期 第1四半期決算短信
<アドバンストマテリアルズ事業部門>
半導体関連粘着テープおよび関連装置、積層セラミックコンデンサ関連テープは、5G対応のスマートフォ
ンやカーエレクトロニクス需要の増加、およびテレワーク拡大に伴うパソコン需要の増加などにより好調に推
移しました。この結果、当事業部門の売上高は16,816百万円(前年同期比33.4%増)となりました。
<オプティカル材事業部門>
光学ディスプレイ関連粘着製品は、大型テレビ用やスマートフォン用などの中小型向けともに需要が増加し
たことにより堅調に推移しました。なお、売上高は収益認識基準適用の影響を受け大幅に減少しました。この
結果、当事業部門の売上高は5,776百万円(前年同期比25.0%減)となりました。
(洋紙・加工材関連)
前第1四半期 当第1四半期 前年同期比
連結累計期間 連結累計期間 増減額 増減率
百万円 百万円 百万円 %
売上高 7,495 8,555 1,060 14.1
洋紙事業部門 3,740 4,056 315 8.4
加工材事業部門 3,754 4,499 745 19.8
営業利益 529 729 200 37.9
(注)2022年3月期の期首より洋紙・加工材関連の一部製品を電子・光学関連へ移管しました。前第1四半期連
結累計期間の実績は組み替えて記載しております。
当セグメントの売上高は8,555百万円(前年同期比14.1%増)、営業利益は729百万円(同37.9%増)となりまし
た。
当セグメントの事業部門別の売り上げの概況は次のとおりです。
<洋紙事業部門>
主力の封筒用紙は前年同期並みであったものの、工業用特殊紙やファストフード向け耐油耐水紙の需要が回
復しました。この結果、当事業部門の売上高は4,056百万円(前年同期比8.4%増)となりました。
<加工材事業部門>
合成皮革用工程紙は自動車関連の需要が大幅に回復しました。また、電子材料用剥離紙も順調に推移しまし
た。この結果、当事業部門の売上高は4,499百万円(前年同期比19.8%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は290,650百万円となり、前連結会計年度末に比べて10,387百万円の増加
となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
・「現金及び預金」の減少 △2,156百万円
・「棚卸資産」の増加 3,837百万円
・「有形固定資産」の増加 7,989百万円
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は85,954百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,041百万円の増加とな
りました。主な増減要因は以下のとおりです。
・「支払手形及び買掛金」の増加 1,208百万円
・「未払法人税等」の減少 △1,469百万円
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リンテック㈱(7966) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は204,696百万円となり、前連結会計年度末に比べて7,345百万円の増加
となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
・「利益剰余金」の増加 2,636百万円
・「為替換算調整勘定」の増加 4,540百万円
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、2021年5月10日に公表した業績予想を変更しておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 61,823 59,667
受取手形及び売掛金 64,636 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 63,743
棚卸資産 38,432 42,270
その他 5,249 7,218
貸倒引当金 △45 △60
流動資産合計 170,098 172,838
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 35,235 38,519
機械装置及び運搬具(純額) 28,382 31,156
土地 11,327 11,596
建設仮勘定 1,398 1,759
その他(純額) 3,463 4,765
有形固定資産合計 79,807 87,796
無形固定資産
のれん 16,981 17,360
その他 2,004 2,066
無形固定資産合計 18,986 19,426
投資その他の資産
その他 11,487 10,705
貸倒引当金 △116 △117
投資その他の資産合計 11,371 10,588
固定資産合計 110,164 117,811
資産合計 280,262 290,650
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 44,835 46,043
短期借入金 1,516 1,592
1年内返済予定の長期借入金 1,217 1,216
未払法人税等 3,414 1,944
役員賞与引当金 53 14
その他 12,467 15,420
流動負債合計 63,506 66,232
固定負債
長期借入金 2,546 1,935
環境対策引当金 111 111
退職給付に係る負債 15,431 15,397
その他 1,317 2,278
固定負債合計 19,406 19,721
負債合計 82,912 85,954
純資産の部
株主資本
資本金 23,285 23,306
資本剰余金 26,907 26,928
利益剰余金 155,241 157,877
自己株式 △7,583 △7,579
株主資本合計 197,850 200,533
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 382 387
為替換算調整勘定 1,547 6,087
退職給付に係る調整累計額 △2,932 △2,811
その他の包括利益累計額合計 △1,002 3,664
新株予約権 99 93
非支配株主持分 403 404
純資産合計 197,350 204,696
負債純資産合計 280,262 290,650
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 56,023 62,377
売上原価 42,111 45,322
売上総利益 13,911 17,055
販売費及び一般管理費 10,366 10,649
営業利益 3,545 6,405
営業外収益
受取利息 54 33
受取配当金 36 249
固定資産売却益 9 0
為替差益 - 223
受取保険金 4 1
その他 97 98
営業外収益合計 203 606
営業外費用
支払利息 46 32
固定資産売却損 0 2
固定資産除却損 117 26
為替差損 60 -
支払補償費 5 5
その他 41 9
営業外費用合計 270 77
経常利益 3,478 6,935
特別利益
投資有価証券売却益 - 13
負ののれん発生益 - 260
特別利益合計 - 273
税金等調整前四半期純利益 3,478 7,208
法人税、住民税及び事業税 664 1,220
法人税等調整額 408 532
法人税等合計 1,072 1,753
四半期純利益 2,405 5,455
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
△16 0
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,421 5,455
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四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 2,405 5,455
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 103 4
為替換算調整勘定 △2,068 4,541
退職給付に係る調整額 115 120
その他の包括利益合計 △1,849 4,667
四半期包括利益 555 10,122
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 572 10,121
非支配株主に係る四半期包括利益 △17 0
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リンテック㈱(7966) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
当第1四半期連結会計期間において買収したDURAMARK PRODUCTS, INC.(2021年4月1日付で買収、4月8日付
でMACTAC, INC.へ名称変更)について、当第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、顧客から原材料等を仕入れ、加工後、当該顧客に販売する有償支給取引については、従来は原材料
等の仕入価格を含めた総額で収益を認識しておりましたが、原材料等の仕入価格を除いた加工代相当額のみを純額
で収益として認識する方法に変更しております。
買い戻す義務を負っている有償支給取引については、従来は有償支給した支給品について消滅を認識しておりま
したが、当該支給品の消滅を認識しない方法に変更しております。
輸出販売については、従来は船積基準により収益を認識しておりましたが、インコタームズ等で定められた貿易
条件に基づきリスク負担が顧客に移転した時に収益を認識する方法に変更しております。
販売協力金等の顧客に支払われる対価については、従来は販売費及び一般管理費として計上しておりましたが、
売上高から減額する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半
期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,844百万円減少、売上原価は2,782百万円減少、販売費及び一
般管理費は24百万円減少、営業利益は37百万円減少、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ21百万円
減少しております。また、利益剰余金の当期首残高への影響は軽微であります。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示する
こととしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新
たな表示方法により組替えを行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影
響はありません。
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リンテック㈱(7966) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(米国会計基準ASU第2020-05号「リース」の適用)
当第1四半期連結会計期間より、米国連結子会社において米国会計基準ASU第2020-05「リース」(以下、「本基
準」という。)を適用しております。これにより、リースの借手は原則すべてのリースについて資産及び負債を認
識することといたしました。本基準の適用にあたっては、経過的な取扱いに従っており、会計方針の変更による累
積的影響額を適用開始日に認識する方法を採用しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の「有形固定資産」が808百万円増加し、流動負債の「その他」が259百
万円及び固定負債の「その他」が569百万円増加しております。なお、当第1四半期連結累計期間の損益に与える影
響は軽微であります。
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リンテック㈱(7966) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
印刷材・産 電子・光学 洋紙・加工 (注)1 計上額
合計
業工材関連 関連 材関連 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 28,223 20,303 7,495 56,023 - 56,023
セグメント間の
15 9 2,974 2,999 △2,999 -
内部売上高又は振替高
計 28,239 20,313 10,469 59,022 △2,999 56,023
セグメント利益又は損失(△) △381 3,380 529 3,529 16 3,545
(注) 1 セグメント利益又は損失の調整額は、すべてセグメント間取引消去の金額であります。
2 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
印刷材・産 電子・光学 洋紙・加工 (注)1 計上額
合計
業工材関連 関連 材関連 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 31,229 22,592 8,555 62,377 - 62,377
セグメント間の
21 14 3,156 3,192 △3,192 -
内部売上高又は振替高
計 31,250 22,606 11,712 65,570 △3,192 62,377
セグメント利益 757 4,903 729 6,390 14 6,405
(注) 1 セグメント利益の調整額は、すべてセグメント間取引消去の金額であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
(報告セグメントの区分方法の変更)
当第1四半期連結会計期間より、当社グループ内の業績管理区分の一部見直しに伴い、従来「洋紙・加工材関
連」に含めていた一部製品を「電子・光学関連」に変更しております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載
しております。
(収益認識会計基準等の適用)
会計方針の変更に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しておりま
す。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第1四半期連結累計期間の「印刷材・産業工材関連」の売上高は451
百万円減少、セグメント利益は23百万円減少し、「電子・光学関連」の売上高は2,217百万円減少、セグメント利
益は7百万円減少し、「洋紙・加工材関連」の売上高は175百万円減少、セグメント利益は5百万円減少しておりま
す。
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