7961 兼松サステック 2020-01-31 15:30:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年1月31日
上場会社名 兼松サステック株式会社 上場取引所 東
コード番号 7961 URL http://www.ksustech.co.jp
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)高崎 實
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)田中 昭浩 TEL 03-6631-6600
四半期報告書提出予定日 2020年2月3日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 9,928 0.5 736 14.3 812 15.2 545 17.9
2019年3月期第3四半期 9,875 △3.5 644 △23.0 705 △20.8 462 △29.0
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 543百万円 (16.8%) 2019年3月期第3四半期 465百万円 (△29.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 131.65 -
2019年3月期第3四半期 111.62 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 10,919 7,800 71.4
2019年3月期 10,878 7,464 68.6
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 7,800百万円 2019年3月期 7,464百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00
2020年3月期 - 25.00 -
2020年3月期(予想) 25.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 13,500 4.2 1,030 21.8 1,100 17.6 740 19.2 178.53
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 4,149,200株 2019年3月期 4,149,200株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 4,392株 2019年3月期 4,347株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 4,144,816株 2019年3月期3Q 4,144,856株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な
要因により大きく異なる可能性があります。
兼松サステック(株)(7961)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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兼松サステック(株)(7961)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出が引き続き伸び悩む中で製造業を中心に弱さが一段と増
しているものの、雇用・所得環境の改善による堅調な個人消費や研究開発投資を中心とした設備投資に支えられ
て、景気は緩やかに回復しております。海外では、米国は着実な景気回復が続きましたが、米中貿易摩擦の激化に
伴う中国経済の減速や英国のEU離脱問題、中東情勢の緊迫化等から先行き不透明感を増しており、これらのわが
国経済への影響が懸念されるとともに昨年10月の消費増税後の景気下振れに注意が必要な状況が続いております。
当社グループの主な事業分野であります住宅関連業界につきましては、戸建住宅、マンション等の分譲住宅の着
工は増加傾向から減少に転じ、賃貸住宅は金融機関の融資厳格化や空室リスク懸念等による着工の減少傾向が継続
しており、新設住宅着工戸数は前年比減少しております。
このような環境のもとで当社グループは、各事業で当社技術・製品の市場浸透を進めるとともに、製造・販売体
制の改善に努めました。売上高は99億2千8百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は7億3千6百万円(前年
同期比14.3%増)、経常利益は8億1千2百万円(前年同期比15.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
5億4千5百万円(前年同期比17.9%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
ジオテック(地盤改良)事業
当社独自の高耐久性を有した木製パイルを施工材料とする「環境パイル工法」の販売および自社開発の地盤改
良関連技術や関連する部材等の販売は、住宅の着工戸数減少の影響から若干減少し、一般の地盤調査や地盤改良工
事の販売は、主に東北地区で伸び悩み、前年同期並みとなりました。売上高は42億6千7百万円(前年同期比
0.1%減)、営業利益は2億1千3百万円(前年同期比2.1%減)となりました。
木材加工事業
当社独自の木材保存技術は、公共建築物向け使用実績の増加等により認知度は向上しておりますが、新設住宅着
工戸数の減少等により保存木材の生産および販売数量は前年同期並みに止まりました。一方、保存処理薬剤の販売
は引き続き堅調に推移し、木材保存処理装置も第2四半期に1基販売しております。売上高は30億9千万円(前年
同期比1.5%減)、営業利益は原材料である木材価格が安定したことから2億9千万円(前年同期比30.0%増)と
なりました。
なお、2015年3月の関東工場閉鎖以来、事務所と試験設備が分散しておりました開発部門を集約・移転するため
千葉県流山市に土地を取得し、2020年度上半期に竣工する予定で研究施設を建設中であります。
セキュリティ機器事業
期初には、顧客対応の迅速化と販売力強化を図るため事業内組織を従来の1部制から、営業2部、技術サービス
1部の3部制に改編を行いました。また、近時の設置工事数増加に伴い、施工管理面の充実を図る取り組みに注力
しております。セキュリティ機器の需要は底堅く推移しており、規模の大きな案件の受注も増加し、売上高は、20
億6千2百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は1億7千7百万円(前年同期比19.3%増)となりました。
石油製品事業
ガソリン消費の減少傾向が続く環境下、従業員の勤務状況改善のため休業日を増加したことや天候不順の影響か
ら燃料油の販売数量は前年同期比減少しましたが、ガソリンスタンド店頭でのフルサービス接客対応を徹底し、顧
客の満足度向上や燃料油配達業務に努めました。売上高は5億8百万円(前年同期比16.7%減)、営業利益は4千
7百万円(前年同期比0.6%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は109億1千9百万円であり、前連結会計年度末と比較して4千1百万円
増加いたしました。
流動資産は、受取手形及び売掛金は減少いたしましたが現金及び預金の増加等により2千2百万円増加いたし
ました。固定資産は、無形固定資産の増加等により1千9百万円増加いたしました。
流動負債は、支払手形及び買掛金、未払法人税等の減少等により2億6千5百万円減少いたしました。固定負
債は商品保証引当金の減少等により2千8百万円減少いたしました。
純資産は四半期純利益5億4千5百万円の計上等により前連結会計年度末から3億3千5百万円増加し、78億
円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の通期の連結業績予想につきましては、2019年4月25日発表の予想数値から変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,781 4,109
受取手形及び売掛金 2,484 2,204
商品及び製品 902 974
原材料 485 407
その他 124 103
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 7,775 7,797
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 224 218
機械装置及び運搬具(純額) 230 223
土地 619 619
リース資産(純額) 16 11
建設仮勘定 - 10
その他(純額) 25 21
有形固定資産合計 1,116 1,105
無形固定資産 14 103
投資その他の資産
投資有価証券 73 80
繰延税金資産 276 223
投資不動産 1,456 1,456
その他 173 160
貸倒引当金 △8 △8
投資その他の資産合計 1,971 1,912
固定資産合計 3,102 3,122
資産合計 10,878 10,919
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,038 1,929
リース債務 7 6
未払法人税等 218 81
賞与引当金 202 105
役員賞与引当金 18 -
資産除去債務 - 5
その他 273 364
流動負債合計 2,757 2,491
固定負債
リース債務 12 8
退職給付に係る負債 164 176
商品保証引当金 381 350
資産除去債務 15 10
その他 81 81
固定負債合計 655 627
負債合計 3,413 3,119
純資産の部
株主資本
資本金 3,325 3,325
資本剰余金 1,146 1,146
利益剰余金 2,994 3,333
自己株式 △6 △7
株主資本合計 7,459 7,798
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3 2
繰延ヘッジ損益 1 △0
その他の包括利益累計額合計 4 2
純資産合計 7,464 7,800
負債純資産合計 10,878 10,919
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 9,875 9,928
売上原価 7,344 7,264
売上総利益 2,530 2,664
販売費及び一般管理費 1,886 1,927
営業利益 644 736
営業外収益
受取利息 1 1
受取配当金 0 0
持分法による投資利益 5 5
受取賃貸料 61 66
その他 9 22
営業外収益合計 79 96
営業外費用
支払利息 0 0
賃貸費用 16 19
その他 1 1
営業外費用合計 17 20
経常利益 705 812
特別利益
固定資産売却益 0 2
持分変動利益 - 2
特別利益合計 0 4
特別損失
固定資産除却損 6 -
事務所建替関連費用 6 -
特別損失合計 12 -
税金等調整前四半期純利益 693 817
法人税、住民税及び事業税 203 217
法人税等調整額 27 54
法人税等合計 231 271
四半期純利益 462 545
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 462 545
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 462 545
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 △0
繰延ヘッジ損益 3 △1
その他の包括利益合計 2 △2
四半期包括利益 465 543
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 465 543
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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兼松サステック(株)(7961)2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自2018年4月1日 至2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
セキュリティ (注)1 計上額
ジオテック 木材加工 石油製品 計
機器 (注)2
売上高
外部顧客への
4,269 3,136 1,858 610 9,875 - 9,875
売上高
セグメント間
の内部売上高 3 847 - 36 887 △887 -
又は振替高
計 4,273 3,983 1,858 647 10,762 △887 9,875
セグメント利益 218 223 148 47 637 6 644
(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去6百万円であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
セキュリティ (注)1 計上額
ジオテック 木材加工 石油製品 計
機器 (注)2
売上高
外部顧客への
4,267 3,090 2,062 508 9,928 - 9,928
売上高
セグメント間
の内部売上高 - 823 - 32 856 △856 -
又は振替高
計 4,267 3,914 2,062 541 10,785 △856 9,928
セグメント利益 213 290 177 47 729 7 736
(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去7百万円であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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