7961 兼松サステック 2019-05-10 15:30:00
中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]
2019 年 5 月 10 日
各 位
会 社 名 兼松サステック株式会社
代表者名 代表取締役社長 高崎 實
(コード:7961、東証第一部)
問合せ先 専務取締役
本社部門統轄 平井 基壽
(TEL.03-6631-6600)
中期経営計画策定に関するお知らせ
当社は、2019年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定いたしましたので、その概要をお知らせいたしま
す。
1. はじめに
当社グループは、ジオテック(地盤改良)事業、木材・住建事業(木材防腐、防蟻加工)、CCTV システム事業
を中核とする、社会の安心・安全を技術で支える企業として、様々なソリューションを提供しております。
さらなる安心・安全を提供出来るように技術開発に取り組むと共に、より幅広いソリューションの提供や安心・安
全を担保できる仕組みづくり等にも取り組んでいます。
2. 前中期経営計画(2017 年 3 月期~2019 年 3 月期)
1) 基本方針
2018年度を最終年度とする前中期経営計画では、「ユニークな技術をもって、見えないところ或いは目立
たないところで社会の安心と安全をサポートする会社」として、顧客満足度の高い技術・サービスを継続し
て提供し、社会に貢献する事を基本方針として、①より強い、世間からより評価される会社となる。②売上
高、利益規模の更なる拡大。③よりレベルの高い技術の開発、より良い製品の開発とサービス力向上。④
社員の物心両面の満足度の向上などに取り組んでまいりました。
最終年度数値目標
連結売上高 135億円
連結営業利益 9億9千万円
連結経常利益 10億5千万円
連結当期純利益 6億7千万円
2) 経営指標における成果
中期経営計画の2年目においては最終年度の数値目標を上回る結果となりましたが、最終年度において
は新設住宅着工戸数の減少の影響と資材価格高騰などの影響により、連結売上高129億円、連結営業
利益8億5千万円、連結経常利益9億4千万円、連結当期純利益6億2千万円となりました。
2016年3月期との実績対比では連結売上高が111%、連結営業利益が113%、連結経常利益が114%、連結
当期純利益が126%と増加しました。
ROE(自己資本利益率)は2017年度10.27%、2018年度10.8%で推移してきましたが、2019年度は当期純
利益の減少ならびに自己資本の増加に伴い8.32%となりました。
3. 新中期経営計画(2020 年 3 月期~2022 年 3 月期)
1) 基本方針
今後も新設住宅着工戸数の減少傾向が加速する事が予測されることから、住宅主体であった業態から、
非住宅分野への展開を積極的に行い、住宅・非住宅の両方に対して当社の独自技術を提供し、新中期
経営計画の達成を目指します。また、そのための人材、技術開発などに経営資源を投入していきます。
内部統制やコンプライアンスの強化、働き方改革も考慮した業務の効率化などを主眼においたシステム
導入などインフラの整備も行ってまいります。
前年度までに実施した事業の選択と集中、人的資源や事業所の拡充などにより、体制も整ったことから、
今後は事業や従業員の質を向上させるための設備改善や社員教育などにも投資をしてまいります。
2) 数値目標(2022 年 3 月期目標数値)
連結売上高 150億円 (2019年3月期比 116%)
連結営業利益 14億円 ( 〃 166%)
連結経常利益 14億円 ( 〃 150%)
連結当期純利益 10億円 ( 〃 161%)
ROE 10%以上
継続的な安定した配当及び増配を目指します。
3) 重点施策
人々の暮らしや社会生活の基盤となる住宅、建物の基礎を支えるだけでなく、当社の独自技術である環
境パイル工法の販売拡大により、環境影響を最小限に抑えると共に将来にわたり環境負荷を低減します。
防腐・防蟻、難燃加工などの新たな技術を追求する事により、さらなる安心・安全を提供します。
監視カメラの販売だけでなく、AI 技術などを駆使した顔認証、動向予測などのソリューションにより、未然
の抑止力強化を計ります。又、施工管理体制の強化も行っており、お客様のご要望に合わせた施工・工
事を実施する事で、よりご満足頂けるワンストップソリューションを提供します。
社員の物心両面の満足度の更なる向上を目指します。
以 上