7961 兼松サステック 2020-10-29 15:30:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月29日
上場会社名 兼松サステック株式会社 上場取引所 東
コード番号 7961 URL http://www.ksustech.co.jp
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)高崎 實
問合せ先責任者 (役職名) 取締役本社部門統轄 (氏名)桝谷 修司 TEL 03-6631-6600
四半期報告書提出予定日 2020年10月30日 配当支払開始予定日 2020年12月1日
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 5,765 △14.8 365 △31.0 395 △31.9 250 △35.8
2020年3月期第2四半期 6,766 4.9 529 39.2 580 37.9 390 41.2
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 245百万円 (△36.8%) 2020年3月期第2四半期 388百万円 (36.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 60.51 -
2020年3月期第2四半期 94.31 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 11,145 8,096 72.6
2020年3月期 10,987 7,954 72.4
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 8,096百万円 2020年3月期 7,954百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00
2021年3月期 - 25.00
2021年3月期(予想) - 25.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 11,000 △15.3 640 △30.3 700 △31.1 440 △36.7 106.16
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 4,149,200株 2020年3月期 4,149,200株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 4,566株 2020年3月期 4,516株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 4,144,652株 2020年3月期2Q 4,144,820株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な
要因により大きく異なる可能性があります。
兼松サステック(株)(7961) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 7
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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兼松サステック(株)(7961) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響で様々な経済
活動が制限され、企業業績や個人消費が悪化し、緊急事態宣言解除後に経済活動は再開したものの、終息の見通
しは立っておらず、経済へのマイナス影響は長期化することが懸念されております。また、前期より続く米中貿
易摩擦をめぐる緊張の高まりが世界経済に与える影響への懸念等、先行き不透明感が残る状況が続きました。
当社グループの主な事業分野であります住宅関連業界につきましては、戸建て住宅を中心に新設住宅着工戸
数は引き続き減少傾向であり、依然として厳しい状況が続きました。
このような環境のもとで当社グループは、非住宅分野への販売力の強化や製造並びに施工の組織体制の改善
による業務効率の向上に努めました。当第2四半期連結累計期間における売上高は57億6千5百万円(前年同期
比14.8%減)、営業利益は3億6千5百万円(前年同期比31.0%減)、経常利益は3億9千5百万円(前年同期
比31.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億5千万円(前年同期比35.8%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
ジオテック(地盤改良)事業
ハウスメーカー等の営業自粛の影響により、一般の地盤調査や地盤改良工事の販売、当社独自の高耐久性を
有した木製パイルを施工材料とする「環境パイル工法」の販売および自社開発の地盤改良関連技術や関連する部
材等の販売はいずれも減少いたしました。売上高は25億7千9百万円(前年同期比9.6%減)、営業利益は1億
9百万円(前年同期比26.8%減)となりました。
なお、非住宅分野の営業強化を図るため、非住宅営業戦略室の営業人員を増員いたしました。
木材加工事業
新設住宅着工戸数の減少をうけ、保存木材の生産および販売数量は前年同期比減少いたしました。また、保
存処理薬剤の販売も顧客の稼働低下等の影響から減少いたしました。売上高は16億6千9百万円(前年同期比
24.4%減)、営業利益は1億2千4百万円(前年同期比41.8%減)となりました。
なお、新設予定の茨城工場(茨城県常総市)は、2020年10月からの開場を予定しております。
セキュリティ機器事業
監視カメラ等の販売は緊急事態宣言下において営業活動が抑制されたこともあり、機器の販売および工事件
数が減少したことから、売上高は12億7千1百万円(前年同期比6.7%減)、営業利益は8千9百万円(前年同
期比31.9%減)となりました。
なお、首都圏における営業強化を図るため、8月より横浜出張所を開所いたしました。
石油製品事業
ガソリン消費の減少傾向が続く環境下、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出自粛、企業活動の
抑制から燃料油の販売数量は前年同期比減少しました。ガソリンスタンド店頭での燃料販売が減少するなか、燃
料油の配達業務に注力をした結果、売上高は2億4千4百万円(前年同期比28.4%減)となりましたが、営業利
益は3千7百万円(前年同期比29.3%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は111億4千5百万円であり、前連結会計年度末と比較して1億5千7
百万円増加いたしました。
流動資産は、現金及び預金や売掛金の減少等により8億2千6百万円減少いたしました。固定資産は、技術
開発センターの竣工による土地、建物及び構築物の増加及び新設予定の茨城工場の稼働準備に向けた建物及び機
械装置等の増加により9億8千4百万円増加いたしました。
流動負債は、支払手形及び買掛金の増加等により6千5百万円増加いたしました。固定負債は、退職給付に
係る負債、商品保証引当金の減少等により4千9百万円減少いたしました。
純資産は、四半期純利益2億5千万円の計上等により前連結会計年度末から1億4千2百万円増加し、80億
9千6百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
現時点における2021年3月期の連結業績予想につきましては、前回発表(2020年7月30日)の連結業績予想
から変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,881 3,267
受取手形及び売掛金 2,242 2,074
商品及び製品 935 844
原材料 414 400
その他 108 167
貸倒引当金 △1 △1
流動資産合計 7,579 6,753
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 216 714
機械装置及び運搬具(純額) 233 517
土地 619 1,008
リース資産(純額) 10 12
建設仮勘定 176 -
その他(純額) 19 51
有形固定資産合計 1,277 2,304
無形固定資産
ソフトウエア 160 151
その他 18 32
無形固定資産合計 179 183
投資その他の資産
投資有価証券 79 79
繰延税金資産 270 226
投資不動産 1,449 1,445
その他 154 155
貸倒引当金 △2 △4
投資その他の資産合計 1,951 1,903
固定資産合計 3,407 4,391
資産合計 10,987 11,145
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,623 1,674
リース債務 5 5
未払法人税等 199 112
賞与引当金 231 183
役員賞与引当金 17 -
その他 306 472
流動負債合計 2,383 2,448
固定負債
リース債務 6 9
退職給付に係る負債 215 174
商品保証引当金 333 312
資産除去債務 10 20
その他 82 83
固定負債合計 649 599
負債合計 3,032 3,048
純資産の部
株主資本
資本金 3,325 3,325
資本剰余金 1,146 1,146
利益剰余金 3,482 3,629
自己株式 △7 △7
株主資本合計 7,947 8,094
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 0 1
繰延ヘッジ損益 6 1
その他の包括利益累計額合計 7 2
純資産合計 7,954 8,096
負債純資産合計 10,987 11,145
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 6,766 5,765
売上原価 4,948 4,107
売上総利益 1,818 1,658
販売費及び一般管理費 1,289 1,293
営業利益 529 365
営業外収益
受取利息 1 1
受取配当金 0 0
持分法による投資利益 3 0
受取賃貸料 44 42
その他 14 5
営業外収益合計 64 51
営業外費用
支払利息 0 0
為替差損 - 8
賃貸費用 12 12
その他 0 0
営業外費用合計 13 21
経常利益 580 395
特別利益
固定資産売却益 - 1
持分変動利益 2 -
特別利益合計 2 1
特別損失
固定資産除却損 - 4
特別損失合計 - 4
税金等調整前四半期純利益 582 392
法人税、住民税及び事業税 191 95
法人税等調整額 0 45
法人税等合計 191 141
四半期純利益 390 250
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 390 250
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 390 250
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 0
繰延ヘッジ損益 △1 △5
その他の包括利益合計 △2 △5
四半期包括利益 388 245
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 388 245
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 582 392
減価償却費 52 71
固定資産売却益 - △1
固定資産除却損 - 4
賃貸費用 12 12
持分変動損益(△は益) △2 -
受取賃貸料 △44 △42
貸倒引当金の増減額(△は減少) △0 1
賞与引当金の増減額(△は減少) 18 △47
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △18 △17
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 14 △41
商品保証引当金の増減額(△は減少) △24 △20
受取利息及び受取配当金 △1 △1
支払利息 0 0
持分法による投資損益(△は益) △3 △0
売上債権の増減額(△は増加) 156 167
たな卸資産の増減額(△は増加) 56 104
仕入債務の増減額(△は減少) △14 50
その他 △35 △120
小計 748 510
利息及び配当金の受取額 1 1
利息の支払額 △0 △0
法人税等の支払額 △187 △172
法人税等の還付額 0 -
保険金の受取額 34 1
営業活動によるキャッシュ・フロー 598 341
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △41 △826
有形固定資産の除却による支出 - △1
無形固定資産の取得による支出 △36 △41
投資有価証券の取得による支出 △0 △0
投資不動産の賃貸に係る支出 △8 △8
投資不動産の賃貸による収入 36 36
敷金及び保証金の差入による支出 △0 △11
敷金及び保証金の回収による収入 1 5
預り保証金の受入による収入 - 0
預り保証金の返還による支出 - △0
その他 △18 7
投資活動によるキャッシュ・フロー △68 △839
財務活動によるキャッシュ・フロー
リース債務の返済による支出 △3 △3
割賦債務の返済による支出 △1 -
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △103 △103
財務活動によるキャッシュ・フロー △108 △107
現金及び現金同等物に係る換算差額 0 △8
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 421 △613
現金及び現金同等物の期首残高 3,781 3,881
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,202 3,267
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兼松サステック(株)(7961) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
セキュリティ (注)1 計上額
ジオテック 木材加工 石油製品 計
機器 (注)2
売上高
外部顧客への
2,853 2,208 1,363 341 6,766 - 6,766
売上高
セグメント間
の内部売上高 - 573 - 22 595 △595 -
又は振替高
計 2,853 2,782 1,363 363 7,362 △595 6,766
セグメント利益 149 214 131 28 523 5 529
(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去5百万円であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
セキュリティ (注)1 計上額
ジオテック 木材加工 石油製品 計
機器 (注)2
売上高
外部顧客への
2,579 1,669 1,271 244 5,765 - 5,765
売上高
セグメント間
の内部売上高 - 485 - 15 500 △500 -
又は振替高
計 2,579 2,154 1,271 260 6,266 △500 5,765
セグメント利益 109 124 89 37 360 4 365
(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去4百万円であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
前連結会計年度の末日に比べ、研究開発施設の建設により、「ジオテック」のセグメント資産の金額は
269百万円、「木材加工」のセグメント資産の金額は639百万円増加しております。また、新設予定の茨城
工場の稼働準備により、「木材加工」のセグメント資産の金額は305百万円増加しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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