2020 年 2 月 13 日
各位
会 社 名 ピジョン株式会社
代表者名 代表取締役社長
北 澤 憲 政
(コード番号：7956 東証第 1 部)
問合せ先 執行役員経営戦略本部長
松 永 勉
03-3661-4204（直通）
第 7 次中期経営計画に関するお知らせ
ピジョン株式会社（本社：東京都、代表取締役社長：北澤 憲政）は、更なる成長を目指し、2020～2023 年度を計画
期間とする第 7 次中期経営計画を発表したことをお知らせいたします。
なお、計画の詳細につきましては、2020 年 2 月 13 日に実施予定の決算説明会及び、当社ウェブサイトに掲載いた
します。ピジョン株式会社 IR 情報 https://www.pigeon.co.jp/ir/
（注）業績予想および将来の見通しに関する事項
当社の開示資料のうち、過去の事実以外の計画、方針、その他の記載につきましては、いずれも現時点において当社
が把握している情報に基づく経営上の想定や見解を基礎としています。今後の事業環境の変化により実際の業績が異
なる場合があることをご承知おき下さい。
以上
1
第7次中期経営計画
2020/12 (64期) ～ 2022/12 (67期)
（証券コード：7956）
代表取締役社長 北澤憲政
2020年2月13日
目次
第6次中期経営計画 振り返り P.2 - 6
第7次中期経営計画 P.7 - 33
ESG P.34 - 37
定量目標・資本政策・長期ビジョン P.38 - 45
Agenda
第6次中期経営計画 振り返り
第6次中期経営計画-PL実績推移
2019年1月期までは順調に伸長するも、2019年12月期で計画未達
百万円
110,000 55.0%
51.4% 売上高-計画
90,000
50.6% 売上高-実績
49.3% 50.0%
49.7% 50.0% 総利益率-実績
70,000
総利益率-計画
47.7%
47.2%
50,000 45.0%
2017.01 2018.01 2019.01 2019.12
（第5次中計 最終年） （国内12ヵ月換算）
＋：中国事業は計画通りに伸長
－：日本事業における想定以上の出生数減少、インバウンド特需の剥落
シンガポール事業におけるインド、インドネシア市場の拡販鈍化
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 3
第6次中期経営計画-成果と課題
成果 課題
グループ売上総利益率の改善 EC市場拡大に伴う競争激化
50.6%を達成（2019/12期12ヵ月換算） 参入障壁低下による新規競合
小売店におけるPB品との競争
※第6次中計目標：50.0％を達成
市場環境の変化への対応準備 新商品立ち上げのスピード
日本本社主導から、各エリア別事業体に
権限移譲するための体制作りに着手
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第6次中期経営計画-成果と課題（各事業別）
成果 課題
・哺乳器カテゴリーのシェア改善 ・国内市場の縮小（年5％程度を想定）
・大型カテゴリーの新商品投入 ・大型カテゴリーのシェア拡大
日本 （第6次中計 シェア目標25％の未達）
・EC事業の飛躍 ・新世代消費者（GENERATION Z）に
・ももの葉ローションの現地生産 アプローチできるモノづくり体制
中国 ・研究開発部門の成長（学会発表 - 肌研究） ・オフラインチャネルの強化
・インドネシア市場攻略準備 ・新興国市場に適した価格帯の商品上市
・各国生産拠点の有効活用
シンガポール
‣工場の連結子会社化（2017年）
‣販売会社の設立（2019年） ・インド、インドネシア事業の一層の拡大
・インド：薬局ルート50,000店突破
・各販売エリアでの堅調な成長 ・さく乳器リーダーとしての地位を確立
・US新規ルート（DME）の堅調な成長 ・P B 品の台頭によるコア商品 母乳パッド、
（
ランシノ 母乳保存バッグ）のコモディティー化
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・中期的成長のための新規カテゴリー創出 5
中国事業 - 主要成功要因（Key Success Factors）
15年で5.5倍
売上高：
ブランドの進化
中国事業(2004-2019)
ローカルでの開発体制と
モノづくり体制の構築
権限移譲による意思決定の
スピードアップ
2004年 2009 2014 2019
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第7次中期経営計画
第7次中期経営計画 テーマ
中国市場での主要成功要因(KSF)をグローバルに展開し、
全地域での健全な成長と収益性のさらなる向上を目指す
ブランド戦略：
「商品を買ってもらう」から、
「当社のビジネスに共感し、選んでもらう」ブランド作り
商品戦略：
グローバルで当社の強みを活かせるカテゴリーで、成長を加速させる
地域戦略：
各地域の市場特性に合った「開発・生産・販売」サイクルを構築し、
スピードを持って実行する
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「ビジネスに共感し、選んでもらう」ブランド作り
ブランド戦略
Pigeon Way は、私たちの“心”と“行動”の拠り所であり、
すべての活動の基本となる考え方です。
赤ちゃんをいつも真に見つめ続け
この世界をもっと
赤ちゃんにやさしい場所にします
存在意義
我々が社会において 存在している意味
そして果たすべき役割
Brand Promise:
Celebrate babies
the way they are
赤ちゃん一人ひとりが生まれ持った輝きを育む
「作られたメッセージは
私たちにとって見え透いている。
私たちが求めているのは証拠であって
レトリックではないのだ」
GENERATION Z*
ポストミレニアル世代 (90年代後半から2000年代生まれ)
「彼らは実践的で、結果主義、
実用性を重視している。
つまり、信頼性と一貫性を
求めているのだ」
GENERATION Z
Brand Promise:
Celebrate babies
the way they are
赤ちゃん一人ひとりが生まれ持った輝きを育む
プロダクト 人々と行動
サービス
Celebrate babies
the way they are
空間・環境 コミュニケー
チャネル ション
シンプルで
枠に
直感的に
とらわれない
使える商品
Celebrate babies
the way they are
五感を
赤ちゃんの
やさしく ありのままの
刺激する 表情を
空間づくり とらえる
From To
Buying Buying into
a product a business
商品を買う ビジネスに共感して、商品を買う
グローバルで当社の強みを活かせるカテゴリーで、
事業の成長を加速させる
商品戦略
基幹商品-それぞれの強み
哺乳器・乳首
• ピジョンのコアとなる基礎研究を活かした商品開発
さく乳器
• 母乳育児支援に不可欠、ランシノブランドでも存在感
スキンケア
• 赤ちゃんの肌に特化した研究を活かした商品開発
オーラルケア
• 哺乳/授乳/口腔発達研究を応用した商品開発
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基幹商品-哺乳器・乳首
世界中で今後もシェアを伸ばしていけるカテゴリー。
価格帯・デザインも多様化したことで、選ぶ楽しさも。
2017年世界シェア（ピジョン調べ）
11%
2022
世界シェア目標
9% 2019
⇒ +1.7pt
11.0% 12.7%
6%
5%
64%
5%
ピジョン A社 B社 C社 D社 その他
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基幹商品-スキンケア
赤ちゃんの肌に特化した研究を活かした商品をグローバルに展開。
バリューチェーンを変える新製品（Ssence）も登場。
2019年10月イタリア・ミラノで開催された
IFSCC（国際化粧品技術者学会連盟）にて乳児皮膚の研究成果を発表
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第7次中期経営計画における基幹商品カテゴリー
売上・総利益において、グループの成長に今後も大きく貢献する
売上高構成比 売上総利益構成比
基幹商品カテゴリー3ヵ年
48.9% 59.1%
売上高
45.1% CAGR9.7％
内側：2019/12 内側：2019/12 54.5%
総利益
外側：2022/12 外側：2022/12
CAGR11.1％
基幹商品 その他 基幹商品 その他
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各地域の市場特性に合った「開発・生産・販売」
サイクルを構築し、スピードを持って実行する
地域戦略
2019年からの組織デザイン
各事業がそれぞれの責任で、ビジネスをデザインする
GHO(Global Head Office) President
日本 中国
シンガポール Lansinoh
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 25
事例１：電動さく乳器（アセアン・新興国）
2.1倍
“高品質・中価格”を実現する新興国向けの商品開発
2020年
月間平均販売数
(19年比：見込) *1 以上
・「新興国市場」をメインターゲットにした
電動タイプのさく乳器
・価格だけでなく、機能とデザインも魅力ある商品
・アジア全域、中南米等の新興国市場にも展開予定
26
*1：実績と、すでに受注済のオーダー含む
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential
事例２：電動さく乳器（中国）
3.8倍
事業部間の“得意な事”を共有した “売れる” モノづくり
モデルQA56の
19年販売金額
(18年比) *1
・さく乳器に知見のあるランシノ事業と、
市場ポテンシャルの大きい中国事業の共同開発
・ランシノの工場で初めて生産したピジョン製品
・売れ行き好調で、19年のさく乳器カテゴリ全体の
販売金額を前年比２倍以上まで伸長させた原動力
モデル# : QA56
27
*1：ピジョン上海の中国国内のセルイン実績
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential
事例３：哺乳びん・野菜洗い洗浄剤（インドネシア）
18倍
ピジョン品質で地場競合ブランドとも競争できるモノづくり
2019年 年間
販売数(18年比) *1 以上
・タイ自社工場から調達・輸入していたものを
インドネシアの現地サプライヤーからの調達に変更
・価格競争力が高まり、かつて4万本弱だった年間
販売数が、69万本まで急成長
・自社生産にこだわらず、現地の優良サプライヤー
からの商品調達も積極的に行っていく
28
*1：インドネシア現地販売代理店のセルアウト実績
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential
各地域の市場特性に合った「開発・生産・販売」
サイクルを構築し、スピードを持って実行する
地域戦略 - 事業別
第7次中計-日本事業
ベビーカー市場でトップシェア奪取*
重点 （6次中計20％ ⇒ 7次中計33.4％）
戦略
スキンケアカテゴリ強化のための投資
単位：百万円 *金額ベース
60,000
50,000
事業全体
40,000
CAGR2.5％
売上
目標
30,000
基幹商品*
CAGR4.6％
20,000
10,000
*基幹商品のCAGRは
外部向け売上高のみ対象
0
2019 2022
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 30
第7次中計 - 中国事業
「こだわり」のモノづくりで高価格化
重点 Ssenceでの新ビジネスモデル構築
戦略 最新トレンドを掴むための
「深圳 Creative Studio」創設
単位：百万円
60,000
50,000
事業全体
40,000
CAGR9.6％
売上
目標
30,000
基幹商品*
CAGR9.7％
20,000
10,000
*基幹商品のCAGRは
外部向け売上高のみ対象
0
2019 2022
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 31
第7次中計 - シンガポール事業
インドネシア工場拡大による
重点 生産能力の増強と取扱品目の拡大
戦略 新興市場での現地調達品の拡充
（インド・インドネシア）
単位：百万円
20,000
15,000 事業全体
CAGR9.0％
売上
目標
10,000
基幹商品*
CAGR20.4％
5,000
*基幹商品のCAGRは
外部向け売上高のみ対象
0
2019 2022
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 32
第7次中計 - ランシノ事業
“Breastfeeding”から
重点 “Maternal health*”へブランド拡張
戦略 さく乳器リーダーとしての地位確立
（病産院向け商品、臨床研究の拡充）
単位：百万円
20,000
15,000 事業全体
CAGR9.6％
売上
目標
10,000
基幹商品*
CAGR13.4％
5,000
*基幹商品のCAGRは
外部向け売上高のみ対象
0
2019 2022
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential *Maternal health：妊娠・出産ケア 33
この世界をもっと赤ちゃんにやさしい
場所にするために
ESG
Pigeon Sustainable Vision
Celebrate Babies With All
私たちは、赤ちゃんを真に見つめ続け、
この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にするために存在します。
事業活動を行うすべての国・地域において、環境負荷を減らし、赤ちゃんとお母さんを
取り巻く社会課題の解決をすることで、企業として持続的な成長を目指します。
そして、ステークホルダー皆さまとともに、赤ちゃん一人ひとりが持つ好奇心と成長する力を
尊重し、多様な価値が共鳴し合う、自由で喜びにあふれた未来を創造していきます。
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 35
Sustainable Vision “Celebrate Babies With All”の３つの大きな目標
３つの大きな目標
赤ちゃんとお母さんを
環境負荷の削減 強固な経営基盤の構築
取り巻く社会課題の解決
「明日生まれる赤ちゃんの未来にも 「赤ちゃんに寄り添い続けるための
「赤ちゃん一人ひとりの輝きが
豊かな地球を残す」 持続的な成長を下支えする」
尊ばれる世の中を創る」
地球温暖化対応 社会課題解決商品・サービスの開発 株主・投資家との責任ある対話
コ ・CO2排出量を削減する。 ・NICUに入院する等の専門的サポートが必要な
ミ ・新規環境配慮型商品・パッケージを創出 赤ちゃんとご家族を取り巻く課題を解決する。 リスクマネジメント
ッ する。 ①商品・サービスを新規に創出する。
ト ワークライフバランスの推進 ※
メ 海洋汚染の問題への対応 ②既存商品・サービスの普及活動を促進する。
ン ダイバーシティの推進 ※
・プラスチック使用量を削減する。
ト ・赤ちゃんとそのご家族を取り巻く課題を ※日本のみ
資源の保全 解決するための活動を充実させる。
・廃棄物を削減する。 ①既存の活動（授乳室の設置等）を促進する。
・持続可能な資源を採用する。 ②新規の活動の検討・実施。
第
７ 目 ・ CO2排出量原単位 ・新規の商品・サービスを創出 ・投資家との対話、
次 標 2018年度比10%削減
中 コミュニケーション強化
計 ・産業廃棄物量
原単位年1%削減
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 36
ピジョンのESG活動紹介
左：弱吸啜用乳首
中：低出生体重児用哺乳器
PIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU) CO.,LTD. 小さく生まれてきた赤ちゃんのために 右：口唇口蓋裂児用哺乳器
PIGEON MANUFACTURING PIGEON INDIA PVT.LTD. 環境に配慮したパッケージ
(SHANGHAI) CO.,LTD.
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 37
定量目標
（※新型肺炎影響除く）
定量目標
19/12期実績 CAGR
（単位：百万円） 20/12期計画 21/12期計画 22/12期計画 （年平均成長率）
(12ヵ月換算)
売上高 103,513 109,000 116,900 126,000 6.8%
売上総利益 52,418 56,600 61,400 66,400 8.2%
営業利益 17,213 18,100 20,200 23,100 10.3%
親会社株主に帰属する
11,593 12,600 14,100 16,300 12.0%
当期純利益
EPS（円） 96.82 105.23 117.76 136.14
総利益率 50.6% 51.9% 52.5% 52.7%
営業利益率 16.6% 16.6% 17.3% 18.3%
親会社株主に帰属する
11.2% 11.6% 12.1% 12.9%
当期純利益率
63期実績 第7次中期経営計画
ROE 17.5 ％ 20.0 ％以上
ROIC 17.4 ％ 19.0 ％以上
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential
※ROE：自己資本純利益率、分母はいずれも期首・期末平均 39
※ROIC：投下資本利益率（NOPAT/投下資本、税率は30.0％、投下資本は期首・期末平均を使用）
定量目標-事業別売上高 ※セグメント区分の変更に関する詳細はP79~P81をご参照ください
19/12期実績 22/12計画 売上高CAGR
（単位：百万円） 20/12期計画 21/12期計画 22/12期計画
(12ヵ月換算) 総利益率 （年平均成長率）
連結実績 103,513 109,000 116,900 126,000 52.7% 6.8%
日本事業 48,421 48,600 50,100 52,100 42.0% 2.5%
中国事業 37,306 40,500 44,600 49,100 56.2% 9.6%
シンガポール事業 13,600 14,400 15,700 17,600 38.0% 9.0%
ランシノ事業 13,207 14,350 15,600 17,400 58.6% 9.6%
セグメント間取引 ▲9,022 ▲8,850 ▲9,100 ▲10,200 - -
■日本/海外 売上構成比 2019年 2022年
44% 39%
売上構成比-海外
56% 61%
売上構成比-日本
※【想定レート】第7次中計：1ドル109.00円 1元16.00円 ← 19/12 月期 ：1ドル109.02円 1元15.77円 40
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential
定量目標-事業別営業利益
19/12期実績 営業利益CAGR
（単位：百万円） 20/12期計画 21/12期計画 22/12期計画
(12ヵ月試算) （年平均成長率）
連結実績 17,213 18,100 20,200 23,100 10.3%
日本事業 4,311 4,316 4,599 4,474 1.2%
中国事業 12,687 13,485 14,722 16,898 10.0%
シンガポール事業 2,210 2,145 2,429 2,945 10.0%
ランシノ事業 1,741 1,944 2,167 2,537 13.4%
■各事業の営業利益推移（３年間）単位：百万円
2022年
2019年
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 日本 中国 シンガポール ランシノ 41
定量目標-海外地域別売上高
売上高CAGR
（単位：百万円） 19/12期実績 20/12期計画 21/12期計画 22/12期計画
（年平均成長率）
海外合計 57,824 63,307 69,171 76,680 9.9％
中国（香港含） 35,184 38,177 41,660 45,910 9.3%
その他アジア 8,578 9,601 10,632 11,874 11.5%
北米 7,831 8,384 8,952 9,750 7.6%
欧州 2,969 3,959 4,402 5,050 19.4%
中近東 2,304 2,379 2,612 3,075 10.1%
その他 958 808 912 1,021 2.1%
■各地域の売上高推移（３年間）単位：百万円
2022年
2019年
0 20,000 40,000 60,000 80,000
中国(香港含)計 その他アジア計 北米計 欧州計 中近東計 その他計
※【想定レート】第7次中計：1ドル109.00円 1元16.00円 ← 19/12 月期 ：1ドル109.02円 1元15.77円
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 42
資本政策・株主還元 1株当たり配当金推移（円）
80
60 72
・営業キャッシュフローの増加見込み： 3ヵ年 約560億円 66 68 70
40 53
42
・成長の為の投資（M&A含）を積極的に実施する 35
20
投資計画(M&A含)の内訳（3ヵ年総額：約250億円） 15/1期 16/1期 17/1期 18/1期 19/1期 19/12期 20/12期
海外事業：約160億円 国内事業：約90億円 （実績） （実績） （実績） （実績） （実績） （予定） （計画）
・各営業期における前期比増配と連結総還元性向55％程度 ROE/配当性向 推移
80.0% ROE 配当性向
・自己資本純利益率（ROE） 20.0％以上
投下資本利益率 （ROIC） 19.0％以上 を目指す 40.0%
0.0%
15/1期 16/1期 17/1期 18/1期 19/1期 19/12期 20/12期
※ROE：自己資本当期純利益率、分母はいずれも期首・期末平均
※ROIC：投下資本利益率（NOPAT/投下資本、税率は30.0%、投下資本は期首・期末平均を使用） （実績） （実績） （実績） （実績） （実績） （実績） （計画）
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 43
長期ビジョン（およそ10年後）
2,000億円
売上高：
営業利益率：20.0％
ROE ：22.0％以上
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 44
長期ビジョン（およそ10年後）
2,000億円
中国
日本
売上高：
シンガ
ランシノ
ポール
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 45
将来見通しに関する注意事項
本資料にはピジョングループの「将来に関する記述に該当する情報」が記載されていま
す。本資料における記述のうち、過去または現在の事実に関するもの以外は、将来予測
に関する記述に該当します。
これら将来予測に関する記述は、現在入手可能な情報に鑑みてなされたピジョング
ループの仮定および判断に基づくものであり、これには既知または未知のリスクおよび
不確実性ならびにその他の要因が内在しており、それらの要因による影響を受ける恐れ
があります。
担当部署・連絡先
ピジョン株式会社 経営戦略本部
経営戦略室
担当：金田・金塚・平塚 03-3661-4204
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 46
Appendix
第6次中期経営計画振り返り及び
第7次中期経営計画 資料
第6次中期経営計画における12の課題
グローバルで
世界に通じる
ESG 経営理念・Value 開発力
ブランド力
を共有
継続的な発展
グローバル 成功の為の
情報システム ビジネスモデル
World class Business
Excellence
給与水準 キャッシュフロー
社員のやる気、満足感、自信、
向上 誇り、帰属意識の醸成 経営（PVA）
グローバル ダイバーシティ グローバル
グローバル
キャッシュ
人材育成 ・女性経営層 SCM マネジメント
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 50
第6次中期経営計画における12の課題 振り返り
・ピジョンとしての方針を設定し、HPや統合報告書での開示を実施
ESG ・中国、インド計3工場でのソーラーパネル稼働によるグリーン電力増加
・風疹抗体検査及び予防接種を推奨する「ピジョン風疹ゼロアクション」（日本）
グローバルで ・グローバル社内報、動画「My Pigeon Way Story」等の社内コンテンツによる
経営理念・Value グローバルでの理念共有の強化
を共有 ・ピジョンインドネシアでのPigeon Way研修開催による理解深耕
・新たなブランドの中核概念の策定及び体系化
世界に通じる ・グローバルでの顧客対応品質向上を目指した「グローバルCSミーティング」開催
ブランド力 ・母乳育児指導のための医療従事者セミナーの開催（年間20回、日本）
・学会での学術研究発表
・ランシノで製造したさく乳器の中国上市
開発力 ・デザイン性の高いさく乳器「Go Mini」の上市
・どんな態勢でも吸い続けられる低出生体重児向けおしゃぶり「Preemie Care」上市
・開発プロセスの見直しを行い、日本から各事業内に権限移譲着手
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第6次中期経営計画における12の課題 振り返り
・インドネシア事業の拡大
成功のための ・ランシノ事業のDMEルート、中国市場を含む新規販路の成長
ビジネスモデル ・中国市場の新規販売ルートの開拓：病院ルート、WeChat Mall、月子センター等
・伸長するECの取り組みとして日本国内に自社ECを2店舗オープン
・日本国内の在庫過剰によるCCCの悪化（19/12期 88.7日←17/1期 74.4日）
キャッシュフロー
・PVAの向上（19/12期 8,525百万円←17/1期 6,584百万円）
経営（PVA）
・不織布製品の良品率アップによるコストダウン達成（中国）
グローバル
キャッシュ ・本社を軸に、USDプーリングの仕組みを米国とシンガポールに構築し、運用を開始。
マネジメント
・中国における哺乳器、乳首の適正在庫レベル維持
グローバルSCM
・タイ工場におけるボトル成型機の取数増加による生産性の向上
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 52
第6次中期経営計画における12の課題 振り返り
・女性社員のマインドセット研修
ダイバーシティ・ ★2018年Forbes Japan WOMEN AWARD受賞
女性経営層 ・テレワーク制度実施
※上記はピジョン株式会社での取り組み
・海外トレーニー制度の実施
グローバル
目的：海外でも活躍できるグローバル人材の早期発掘と育成
人材育成
※上記はピジョン株式会社での取り組み
・有給休暇取得率アップ：69.5％（第5次中計最終年度 49.0％）
給与水準向上 ・平均年収アップ：12ヵ月換算853万円（第5次中計最終年度 784万円）
※上記はピジョン株式会社のみを対象
グローバル ・日本国内7社でのERPシステム稼働開始
情報システム ・中国国内3社でのERP連携運用
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長期ビジョン（およそ10年後）PVA推移イメージ
およそ10年後
単位：億円
250
215
第7次中計
200
第6次中計
150 第5次中計 117
83 85
100
52
50
0
2013 2015 2017 2019 2021 2023 2025 2027 2029
（イメージ）
※PVA算出時B/S項目の各数値は期首・期末平均を使用
※税率は30％で想定、加重平均資本コスト（WACC）は5%を使用
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セグメント区分の変更について（内容）
当連結会計年度（63期）において、
「国内ベビー・ママ事業」、「子育て支援事業」、
「ヘルスケア・介護事業」、「中国事業」、
「シンガポール事業」及び「ランシノ事業」としていた
報告セグメントを、
2019年12月16日付の組織改正に伴い、
翌連結会計年度（64期）より、
「日本事業」、「中国事業」、「シンガポール事業」
及び「ランシノ事業」の４つの報告セグメントに
変更いたします。
また、当連結会計年度の「その他」の区分に含まれている
日本国内の生産子会社による当社グループ外への製造販売事
業は、翌連結会計年度より「日本事業」に集約いたします。
※64期より「HC・介護」「子育て支援」
の両本部は関連事業本部として統合
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セグメント区分の変更について（63期実績ベース新旧比較）
変更前：当連結会計年度（63期） ＊数値は63期実績値（国内11か月）
国内ベビー・ 子育て支援 ヘルスケア・ シンガポール セグメント間
（単位：百万円） ママ事業 事業 介護事業
中国事業
事業
ランシノ事業
取引消去
その他 連結計上額
売上高 30,813 3,492 6,546 36,824 11,482 13,213 ▲3,700 1,343 100,017
総利益率 48.8％ 12.6％ 31.3％ 55.3％ 45.2％ 58.3％ 9.1％ 50.8％
セグメント利益 4,697 49 386 12,483 2,007 1,784 72 17,072
変更後：翌連結会計年度（64期）より ＊数値のベースは63期実績値（国内11か月）
シンガポール セグメント間
（単位：百万円） 日本事業 中国事業
事業
ランシノ事業
取引消去
連結計上額
売上高 44,560 37,350 13,588 13,214 ▲8,696 100,017
総利益率 40.1％ 54.0％ 37.3％ 58.3％ — 50.8％
セグメント利益 4,084 12,685 1,965 1,823 — 17,072
※海外の３事業においては、今回のセグメント区分の変更に伴い、
一部のグループ内取引を、セグメント内取引からセグメント間取引へ
©Pigeon Corporation All Rights Reserved. │ Strictly Confidential 変更しているため、売上高、セグメント利益に変動が生じております。 56
セグメント区分の変更について（今後の開示例）
63期実績（国内12ヵ月試算） 64期計画
（単位：百万円） セグメント セグメント
実績 構成比 総利益率 計画 構成比 前期比 総利益率
利益 利益
連結計上額 103,513 100.0% 50.6% 17,213 109,000 100.0% 105.3% 51.9% 18,100
日本事業 48,421 46.8% 40.0% 4,311 48,600 44.6% 100.4% 41.4% 4,316
中国事業 37,306 36.0% 54.2% 12,687 40,500 37.2% 108.6% 55.8% 13,485
シンガポール事業 13,600 13.1% 37.8% 2,210 14,400 13.2% 105.9% 37.7% 2,145
ランシノ事業 13,207 12.8% 58.2% 1,741 14,350 13.2% 108.7% 59.0% 1,944
セグメント間
取引消去
▲9,022 ▲8.7% - - ▲8,850 ▲8.1% - - -
※参考）日本事業の主な内訳（従来のセグメント区分との比較ができるように経営戦略室にて試算）
国内ベビー・ママ 33,205 32.1% 49.0% 5,063 34,507 31.7％ 103.5％ 48.7％ 5,152
子育て支援 3,816 3.7% 13.0% 78 3,633 3.3％ 95.2％ 15.6％ 150
ヘルスケア・介護 7,094 6.9% 31.5% 413 7,340 6.7％ 103.5％ 32.4％ 402
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