7943 ニチハ 2019-01-31 15:40:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年1月31日
上場会社名 ニチハ株式会社 上場取引所 東名
コード番号 7943 URL https://www.nichiha.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 山中 龍夫
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 専務執行役員 (氏名) 殿井 一史 TEL 052-220-5111
四半期報告書提出予定日 平成31年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 89,322 1.9 9,599 △7.9 9,867 △7.0 7,298 △7.3
30年3月期第3四半期 87,690 0.5 10,417 3.0 10,611 2.2 7,873 6.4
(注)包括利益 31年3月期第3四半期 6,666百万円 (△23.8%) 30年3月期第3四半期 8,753百万円 (53.7%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
31年3月期第3四半期 197.35 196.97
30年3月期第3四半期 212.96 212.55
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
31年3月期第3四半期 132,730 84,903 64.3 2,306.96
30年3月期 129,605 80,497 62.5 2,189.71
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 85,318百万円 30年3月期 80,963百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
30年3月期 ― 27.50 ― 33.50 61.00
31年3月期 ― 28.00 ―
31年3月期(予想) 28.00 56.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 平成31年 3月期の連結業績予想(平成30年 4月 1日~平成31年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 119,200 2.6 13,300 0.5 13,700 △0.7 10,000 △10.3 270.39
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 37,324,264 株 30年3月期 37,324,264 株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 341,345 株 30年3月期 349,927 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 36,980,472 株 30年3月期3Q 36,974,332 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる場合があります。業績予想の前提となる条件及びそ
の他業績予想に関する事項については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧
下さい。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 6
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
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ニチハ株式会社(7943) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、鉱工業生産が夏場に相次いだ自然災害による一時的な減少か
ら改善しつつあるほか、個人消費の持ち直しや設備投資の堅調さなどにより、景気は緩やかな回復基調で推移しま
した。
住宅産業におきましては、新設住宅着工戸数は貸家の減少傾向が続き、平成30年4月~同年11月までの新設住宅
着工戸数は前年同期比0.8%の減少となりましたが、当社グループ事業との関係が特に強い戸建て住宅に限っては
同1.0%の増加となり、市場は回復基調で推移しました。
一方で、当社グループの主力製品である窯業系外装材の業界全体の国内販売数量は、平成30年10月~12月の直近
3ヵ月では前年同期比0.9%の増加と回復傾向にあるものの、当第3四半期連結累計期間では戸建て着工との数ヵ
月のタイムラグや夏場の自然災害の影響により、前年同期に比し2.3%(JIS規格の改正に伴い平成21年度よりJIS
規格対象外となった12mm厚製品を含む従来基準)の減少となりました。
このような市場環境の下、当社グループは、引き続き耐候性等に優れた新世代外装材「Fu-ge(フュージェ)」
などの顧客ニーズに沿った高付加価値商品の拡販を図るとともに、窯業系サイディングとしては業界初となる塗膜
30年保証に対応した新商品を投入するなど、メンテナンスコスト面での優位性をアピールしました。また、非住宅
市場向けの強化や成長を続けている米国を始めとする海外マーケットのさらなる開拓に努める一方、各種合理化、
生産性向上によるコスト削減にも注力いたしました。
この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結業績は次のとおりとなりました。
(金額単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間
金額 率(%)
売上高 87,690 89,322 1,632 1.9
営業利益 10,417 9,599 △818 △7.9
経常利益 10,611 9,867 △743 △7.0
親会社株主に帰属する四半期純利益 7,873 7,298 △575 △7.3
売上高につきましては、主力の国内事業は業界全体の落ち込みを高付加価値商品を中心としたシェアアップで吸
収して増収となったほか、米国窯業系外装材事業は引き続き堅調に推移し増収となったことから、全体の売上高は
893億22百万円と前年同期比16億32百万円(1.9%)の増収となりました。
一方で損益につきましては、国内事業が前年同期に在庫水準を増産により回復させた反動やエネルギー・物流コ
ストアップなどにより減益となったうえ、米国窯業系外装材事業は増収となったものの、営業体制強化に伴う先行
費用の発生などにより減益となったことから、営業利益は95億99百万円と前年同期比8億18百万円(△7.9%)、
経常利益は98億67百万円と同7億43百万円(△7.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は72億98百万円と同
5億75百万円(△7.3%)の減益となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
外装材事業
売上面では、前記のとおり、国内外装材事業、米国窯業系外装材事業のいずれも増収となったことから、売上高
は821億91百万円と前年同期比15億29百万円(1.9%)の増収となりました。
また、損益面では、前記のとおり、国内外装材事業、米国窯業系外装材事業ともに減益となったことから、セグ
メント利益(営業利益)は114億54百万円と前年同期比10億13百万円(△8.1%)の減益となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。
前連結会計年度末に比し純資産が44億6百万円、総資産が31億24百万円それぞれ増加した結果、自己資本比率は
64.3%と1.8ポイントの増加となりました。
増減の主なものは、流動資産では現金及び預金が16億8百万円、受取手形及び売掛金が30憶42百万円、商品及び
製品が5億88百万円それぞれ増加したことなどにより、流動資産全体で53億33百万円増加しております。また、固
定資産では有形固定資産が9億43百万円減少、投資その他の資産が9億70百万円減少するなど、固定資産全体で22
億9百万円減少しております。
負債では、流動負債が23億57百万円減少した一方で、固定負債が10億76百万円増加したことにより、負債合計は
12億81百万円減少しております。
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ニチハ株式会社(7943) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成31年3月期(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)の通期の連結業績予想につきましては、平成30
年11月7日に公表いたしました業績予想を変更しておりません。
なお、今後の動向等により業績予想の修正が必要となった場合には、適時に開示いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 27,786 29,395
受取手形及び売掛金 27,612 30,655
商品及び製品 11,803 12,391
仕掛品 1,918 2,147
原材料及び貯蔵品 3,019 3,165
その他 1,056 773
貸倒引当金 △46 △44
流動資産合計 73,150 78,484
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 12,909 12,352
機械装置及び運搬具(純額) 10,020 9,752
工具、器具及び備品(純額) 373 348
土地 20,381 20,382
リース資産(純額) 204 128
建設仮勘定 372 355
有形固定資産合計 44,262 43,319
無形固定資産
リース資産 35 44
ソフトウエア 1,704 1,416
その他 245 230
無形固定資産合計 1,986 1,691
投資その他の資産
投資有価証券 6,306 5,452
繰延税金資産 2,180 2,169
退職給付に係る資産 246 238
その他 1,496 1,398
貸倒引当金 △23 △23
投資その他の資産合計 10,205 9,235
固定資産合計 56,454 54,245
資産合計 129,605 132,730
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 14,450 15,160
短期借入金 5,344 3,288
リース債務 129 76
未払法人税等 1,786 769
賞与引当金 1,347 598
役員賞与引当金 103 75
製品保証引当金 489 494
その他 8,727 9,558
流動負債合計 32,379 30,022
固定負債
長期借入金 12,969 13,965
リース債務 129 109
繰延税金負債 439 439
役員退職慰労引当金 161 161
製品保証引当金 1,349 1,349
退職給付に係る負債 1,491 1,586
その他 187 192
固定負債合計 16,728 17,804
負債合計 49,108 47,826
純資産の部
株主資本
資本金 8,136 8,136
資本剰余金 10,927 10,933
利益剰余金 59,776 64,797
自己株式 △326 △319
株主資本合計 78,513 83,547
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,567 1,971
為替換算調整勘定 277 148
退職給付に係る調整累計額 △394 △349
その他の包括利益累計額合計 2,449 1,770
新株予約権 103 107
非支配株主持分 △569 △522
純資産合計 80,497 84,903
負債純資産合計 129,605 132,730
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(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 87,690 89,322
売上原価 52,238 53,759
売上総利益 35,451 35,563
販売費及び一般管理費 25,034 25,964
営業利益 10,417 9,599
営業外収益
受取利息 35 82
受取配当金 77 79
不動産賃貸料 66 67
為替差益 - 47
受取保険金 98 35
その他 82 78
営業外収益合計 360 390
営業外費用
支払利息 122 104
為替差損 16 -
その他 27 16
営業外費用合計 167 121
経常利益 10,611 9,867
特別利益
固定資産売却益 3 7
投資有価証券売却益 2 -
特別利益合計 5 7
特別損失
固定資産除却損 54 22
その他 1 -
特別損失合計 55 22
税金等調整前四半期純利益 10,561 9,852
法人税、住民税及び事業税 2,261 2,255
法人税等調整額 369 251
法人税等合計 2,630 2,507
四半期純利益 7,931 7,345
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 7,873 7,298
非支配株主に帰属する四半期純利益 57 47
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,036 △596
為替換算調整勘定 △275 △127
退職給付に係る調整額 61 44
その他の包括利益合計 821 △679
四半期包括利益 8,753 6,666
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 8,697 6,618
非支配株主に係る四半期包括利益 55 47
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(在外子会社の収益及び費用の本邦通貨への換算方法の変更)
在外子会社の収益及び費用は、従来、各社の決算日の直物為替相場により円貨に換算しておりましたが、在外子
会社の重要性の増加及び近年の著しい為替相場の変動を勘案した結果、在外子会社の業績をより適切に連結財務諸
表に反映させるため、第1四半期連結会計期間より期中平均相場により円貨に換算する方法に変更しております。
なお、この変更による影響額は軽微であるため、遡及適用は行っておりません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結
会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の
区分に表示しております。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額 及び包括利益
合計
(注1) (注2) 計算書計上額
外装材事業
(注3)
売上高
外部顧客への売上高 79,990 7,699 87,690 - 87,690
セグメント間の内部売上高
671 1,656 2,328 △2,328 -
又は振替高
計 80,662 9,356 90,018 △2,328 87,690
セグメント利益又は損失(△) 12,467 195 12,663 △2,245 10,417
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、繊維板事業、工事事業、
FP事業、その他事業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用△22億90百万円
及びその他の調整額44百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当
社の総務部門等管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っておりま
す。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額 及び包括利益
合計
(注1) (注2) 計算書計上額
外装材事業
(注3)
売上高
外部顧客への売上高 81,552 7,770 89,322 - 89,322
セグメント間の内部売上高
639 1,762 2,401 △2,401 -
又は振替高
計 82,191 9,532 91,724 △2,401 89,322
セグメント利益又は損失(△) 11,454 324 11,778 △2,179 9,599
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、繊維板事業、工事事業、
FP事業、その他事業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用△22億12百万円
及びその他の調整額33百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当
社の総務部門等管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っておりま
す。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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