7940 ウェーブロックHD 2020-01-31 15:30:00
2020年3月期第3四半期 決算補足説明資料 [pdf]
2020年3月期 第3四半期
決算補足説明資料
2020年1月31日(金)
ウェーブロックホールディングス株式会社
証券コード:7940
(東証一部)
セグメント変更について
当社のセグメントは、従来「インテリア事業」、「編織事業」、
「産業資材・包材事業」およ び「アドバンストテクノロジー事
業」の4区分としておりましたが、昨年1月に実施した組織再編
に伴い、本年度第1四半期連結会計期間から、従来の4区分を改
め、「インテリア事業」、「マテリアルソリ ューション事業」
および「アドバンストテクノロジー事業」の3区分に変更しまし
た
2019年3月期のセグメント情報についても、従来の4区分か
ら、変更後の3区分に組み替えた数値を記載しています
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 2
サマリー
■ 売上高 21,439百万円
• 前年同期(21,347百万円)から0.4%増
• 期初計画に対する進捗は想定範囲内
• インテリア事業は引き続き好調も、マテリアルソリューション事業および
アドバンストテクノロジー事業は前期比マイナス
■ 営業利益 1,218百万円
• 前年同期(1,215百万円)から0.3%増
• 期初計画に対する進捗は想定範囲内
• 原材料価格上昇分の売価転嫁のための値上げ、相対的に高利益率な製品の
売上増加、生産効率の改善等によりインテリア事業とマテリアルソリュー
ション事業は前年同期比プラス
• アドバンストテクノロジー事業は中国ビジネス低調等の影響により前年同
期比△35.4%
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 3
サマリー
■ 今後の見通し
• 主要原材料価格の先行指標となる国産ナフサ価格は、期初想定45,000円/㎘に対
し、第3四半期(1~9月)実績値は平均41,856円/㎘。第4四半期(10~12月)
平均は41,300円/㎘と、期初想定を下回った
• 売上高、営業利益ともに期初の業績予想を据え置き、売上高は、前期に達成した
過去最高を超えるものと予想
• 新型肺炎や米中貿易摩擦による中国市場停滞等への懸念は残るものの、通期営業
利益は前期比+18.3%、営業利益率6.2%を据え置く
(百万円)
2019年3月期 2020年3月期
(実績) (予想)
売 上 高 28,229 29,000
営 業 利 益 1,521 1,800
営 業 利 益 率 5.4% 6.2%
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 4
2020年3月期第3四半期 決算概要
• 売上高・営業利益ともに前期並みの実績
• 営業利益が前期並みにもかかわらず、経常利益および当期純利益が減少したのは、負ののれんの
償却額(営業外収益に計上)が前年同期比で273百万円減少したことによるもの
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期 2019年3月期 前期実績と今年度
前年比
第3四半期累計 第3四半期累計 通期 進捗率 通期 業績予想値との
増減率 (実績) 比較
(実績) (実績) (予想)
売 上 高 21,347 21,439 +0.4% 29,000 73.9% 28,229 +2.7%
営 業 利 益 1,215 1,218 +0.3% 1,800 67.7% 1,521 +18.3%
経 常 利 益 1,519 1,210 △20.3% 1,780 68.0% 1,943 △8.4%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 1,127 867 △23.1% 1,200 72.3% 1,429 △16.0%
1 株 あ た り
当期純利益(円)1 114.60 90.99 - 125.85 - 146.36 -
E B I T D A 2
1,940 2,015 - - - 2,533
1. 発行済株式総数から自己株式等を控除した期中平均株式数により計算しています。期中平均株式数は、2019年3月期第3四半期は9,841,868株、2020年3月期
第3四半期は9,535,033株、2020年3月期累計は、9,535,410株(予想)です。
2. EBITDA=営業利益+減価償却費
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 5
売上高・営業利益 四半期推移
(単位:百万円)
売上高 営業利益・営業利益率
9,000
7,881 800 10.0%
7,577 9.2% 721
8,000
6,786 7,021 6,983 6,881 700
7,000 6,536 8.0%
569
600
6,000
500 7.5%
5,000 5.1% 6.0%
4.3%
400 354 4.4%
4,000 3.3%
300 292 282 305 4.0%
3,000
4.0% 214
2,000 200
2.0%
1,000 100
0 0 0.0%
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
連結売上 2019.3期 連結売上 2020.3期 2019.3期 2020.3期 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率
• 第1四半期の前年同期比において、営業利益および営業利益率がいずれも高い。これは、前期から
進めてきた原材料価格上昇分の売価転嫁値上げや、相対的に高利益率な製品の売上増加等によるも
の
• 第2四半期の前年同期比において、売上高は増加したものの、営業利益および営業利益率は若干減
少。これは、インテリア事業およびマテリアルソリューション事業は好調だったものの、アドバン
ストテクノロジー事業の営業利益が前年同期比△64百万円と落ち込んだため
• 第3四半期の前年同期比において、売上高減少に対して営業利益の減少幅が大きい。これは、イン
テリア事業は好調だったものの、マテリアルソリューション事業の営業利益が前年同期比△106百
万円、アドバンストテクノロジー事業の営業利益も前年同期比△81百万円と、大きく減少したため
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 6
セグメント 売上高・営業利益
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期 2019年3月期 前期実績と今
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計 通期 進捗率 通期 年度業績予想
増減率
(実績) (実績) (予想) (実績) 値との比較
売 上 高 21,347 21,439 +0.4% 29,000 73.9% 28,229 +2.7%
イ ン テ リ ア 6,819 7,206 +5.7% 9,600 75.1% 9,112 5.4%
マテリアルソリューション 12,320 11,994 △2.6% 16,300 73.6%
(旧産業資材・包材事業および旧編織事業) 16,261 0.2%
アドバンストテクノロジー 2,749 2,695 △2.0% 3,800 70.9% 3,572 6.4%
そ の 他 △ 541 △ 457 - △700 - △716 ‐
営 業 利 益 1,215 1,218 +0.3% 1,800 67.7% 1,521 18.3%
イ ン テ リ ア 495 640 +29.3% 830 77.2% 724 14.6%
マテリアルソリューション 722 757 +4.9% 1,010 75.0%
(旧産業資材・包材事業および旧編織事業) 919 9.8%
アドバンストテクノロジー 313 202 △35.4% 430 47.1% 306 40.2%
そ の 他 △ 315 △ 381 - △470 - -429 ‐
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 7
セグメント概況(インテリア事業)
単位:百万円
3,000
売上高 営業利益・営業利益率
300 12.0%
2,519 10.3% 259 10.0%
2,351 2,421 9.4%
2,500 2,336 2,292 250 10.0%
2,250 228
2,148 220
184 8.2% 190
2,000 200 6.8% 8.0%
7.9%
160
1,500 150 6.0%
120 5.6%
1,000 100 4.0%
500 50 2.0%
0 0 0.0%
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2019.3期 2020.3期 2019.3期 2020.3期 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率
• (株)サンゲツ向け壁紙売上高は前年同期比+8%と引き続き好調
• 当社グループ製品の掲載点数が増加した(株)サンゲツの新中級品見本帳FINE(本年5月配付)、および、新量産
品見本帳SP(本年6月配付)は市場に浸透し、中級品、量産品ともに販売数量は前年同期比プラス
• 昨年秋に実施した材料費等のコストアップ分の売価転嫁や製造効率改善により、物流費や産廃費の上昇分をカ
バーした上で営業利益伸長
• 低調な新設住宅着工戸数が懸念されるが、原価改善努力に努め通期予想達成を見込む
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 8
セグメント概況(マテリアルソリューション事業 旧産業資材・包材事業
および 旧編織事業 )
売上高 営業利益・営業利益率 単位:百万円
600 558 14.0%
4,817
4,693
11.6% 12.0%
3,938 3,880 3,940 500
3,687 443
3,297 10.0%
400 9.4%
8.0%
300 4.8%
6.0%
184 3.3% 197
200 5.0%
158 4.0%
120
100 4.0% 2.0%
0.4%
14
0 0.0%
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2019.3期 2020.3期 2019.3期 2020.3期 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率
リビングソリューション(生活資材から名称変更):
• 今シーズンより取引が再開した大手ホームセンター向け販売が好調。第4四半期は3月の需要期シーズンインにおける販売増に期待
ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション(産業資材から名称変更):
• 工事用シートやサッシメーカー向けの網戸用品、大手テーマパーク向け衣料販売が売上高を牽引。相対的に利益率の高い工場向け間仕切り
シートや、ショッピングセンター向け防煙垂壁用途の高透明不燃シートの販売も好調を維持。第4四半期は、大手リース事業者向け工事用
シート販売、および、高付加価値商材である間仕切りシートの物件獲得に注力
パッケージングソリューション(包材から名称変更):
• 前期より進めた原材料価格上昇分の売価への転嫁、および、採算性改善のための選択と集中が大きく寄与し、収益率大幅改善
アグリソリューション(農業資材から名称変更):
• 長梅雨や日照不足、台風などの自然災害、暖冬の影響により需要が減少。加えて、公的助成金等が支給される事業物件も回復せず、販売苦戦
なお、マテリアルソリューション事業では、今期より通期営業利益予算を相当程度超過した営業利益を計上する場合にはその一部を従業員の賞
与に充てるインセンティブプランを導入しており、第3四半期においてこれに関する引当金を77百万円計上しているため、第3四半期の営業利
益はその分小さくなっている
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 9
セグメント概況(アドバンストテクノロジー事業)
単位:百万円
1,200
売上高 200 営業利益・営業利益率 20.0%
1,047
979 157
1,000
877 875 150 13.3% 15.0%
15.0%
824 840 823
800 116
100 8.9% 8.6% 10.0%
600
74
75
400 51
50 4.8% 5.3% 5.0%
39
200
0 0 0.0%
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
(7) -0.9%
2019.3期 2020.3期 2019.3期 2020.3期 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率
(50) -5.0%
金属調加飾フィルム:
• 国内向け車両パーツ加工やインド・東南アジア二輪向け、利益率の高い北米市場向け販売は着実に伸長
• 一方、ここ数年売上を伸ばしてきた中国市場では、米中貿易摩擦の長期化、排ガス規制強化により生じた生産調整等により
中国自動車市場全体が大幅に落ち込んだ影響から、売上高、営業利益ともに大きく減少。なお、足元における中国市場向け
販売は、販路拡大などにより回復基調
PMMA/PC2層シート:
• 売上高、営業利益ともに前年同期比マイナス。これは、スマートフォン筐体向けにおいて、米中貿易摩擦等の影響を受け販売
が伸び悩んだことと、顧客ニーズの変化に伴う仕様変更や品質改善のための試作費用、物流費の負担増によるもの
• 利益率の高い車載用途向けは堅調に推移
• 第4四半期は売上回復に取り組むとともに品質改善品の本格量産供給を目指す
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 10
免責事項
本資料における見通しは、本資料作成時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したもの
であり、今後の事業環境の変化により実際の業績が異なる可能性があります。
本資料に記載されている内容・写真・図表などの無断転載を禁止します。
Copyright©Wavelock Holdings Co., Ltd. All Right Reserved. 11