7940 ウェーブロックHD 2019-11-05 16:30:00
2020年3月期第2四半期 決算補足説明資料 [pdf]
2020年3月期 第2四半期
決算補足説明資料
2019年11月5日(火)
ウェーブロックホールディングス株式会社
証券コード:7940
(東証一部)
セグメント変更について
当社のセグメントは、従来「インテリア事業」、「編織事業」、
「産業資材・包材事業」およ び「アドバンストテクノロジー事
業」の4区分としておりましたが、本年1月に実施した組織再編
に伴い、第1四半期連結会計期間から、従来の4区分を改め、
「インテリア事業」、「マテリアルソリ ューション事業」およ
び「アドバンストテクノロジー事業」の3区分に変更しました。
これにより、2019年3月期のセグメント情報は、従来のセグメ
ント区分から、変更後のセグメント区分に組み替えた数値として
おります
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サマリー
■ 売上高 14,903百万円
• 前年同期(14,364百万円)比+3.8%
• 第2四半期累計予想(14,500百万円)比+2.8%
• 全事業セグメントにおいて、前年同期比プラスを達成
■ 営業利益 1,004百万円
• 前年同期(861百万円)比+16.5%
• 第2四半期累計予想(940百万円)比+6.8%
• 原材料価格上昇分の売価転嫁値上げや、相対的に高利益率な製品の
売上増加、生産効率の改善等による原価低減が貢献
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2020年3月期第2四半期 決算概要
営業利益が大幅増加にもかかわらず、経常利益および当期純利益が減少したのは、
負ののれんの償却額(営業外利益に計上)が前年同期比で176百万円減少したことによるもの
(負ののれんは第2四半期末で残高「0」に)
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期 2020年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計 第2四半期累計 達成率 通期 進捗率
増減率
(実績) (実績) (予想) (予想)
売 上 高 14,364 14,903 +3.8% 14,500 102.8% 29,000 51.4%
営 業 利 益 861 1,004 +16.5% 940 106.8% 1,800 55.8%
経 常 利 益 1,082 985 △9.0% 930 105.9% 1,780 55.3%
親会社株主に帰属
する当期純利益 795 694 △12.7% 630 110.3% 1,200 57.9%
1 株 あ た り
当期純利益(円)1 79.90 72.88 - 66.08 - 125.85 -
E B I T D A 2
1,328 1,521 - - - - -
1. 発行済株式総数から自己株式等を控除した期中平均株式数により計算しています。期中平均株式数は、2019年3月期第2四半期は9,962,461株、2020年3月期第2四半期は
9,534,271株、2020年3月期累計は、9,535,431株(予想)です。
2. EBITDA=営業利益+減価償却費
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売上高・営業利益 四半期推移
売上高・営業利益ともに、前期および期初計画に対し順調に推移
売上高 営業利益・営業利益率
9,000 800 10.0%
7,881 9.2% 721
8,000 7,577
6,786 7,021 6,983 6,881
7,000 569 8.0%
600
6,000 7.5%
5.1% 6.0%
5,000 4.3%
400 354 4.4%
4,000
292 282 305 4.0%
3,000 4.0%
200
2,000 2.0%
1,000
0 0 0.0%
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2019.3期 2020.3期 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率
2019.3期 2020.3期
• 今期第1四半期の営業利益および営業利益率が高いのは、原材料価格上昇分の売価転嫁値上げ
や、相対的に高利益率な製品の売上増加等によるもの
• 第2四半期の前期比において、売上高は増加も営業利益および営業利益率が減少。これは、イ
ンテリア事業およびマテリアルソリューション事業は好調だったものの、アドバンストテクノ
ロジー事業の営業利益で△64百万円、営業利益率で8ポイント減少したため
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連結貸借対照表
(単位:百万円)
2020年3月期
2019年
資産 3月期末
第2四半期 増減 概要
(実績)
流動資産 16,367 16,439 +72
現預金 2,044 3,086 +1,041
営業債権 7,727 7,098 △ 628
棚卸資産 6,370 6,017 △ 352
その他 225 237 +11
固定資産 13,113 13,036 △ 77
有形・無形固定資産 11,734 11,667 △ 67
その他 1,379 1,369 △ 10
資産合計 29,481 29,476 △5
2020年3月期
2019年
負債・純資産 3月期末
第2四半期 増減 概要
(実績)
負債 18,204 17,662 △ 541
営業債務 4,412 3,779 △ 632
有利子負債 9,788 9,498 △ 289 借入金・社債の返済
負ののれん 18 - △ 18
負ののれんの償却終了
退職給付に係る負債 2,123 2,167 +44
その他 1,862 2,216 +354
純資産 11,277 11,813 +536
当期純利益の増加+694 自己資本比率
株主資本 11,106 11,669 +562 38.2%→40.0%
配当金△134
その他 171 144 △ 26
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キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
第2四半期累計 第2四半期累計 増減 概要
(実績) (実績)
税金等調整前当期純利益 1,081 1,016 △ 65
減価償却費 466 517 +50
負ののれん償却額 △ 194 △ 18 +176
退職給付引当金 △ 16 66 +83
運転資本増減 19 338 +318
法人税等支払額 △ 430 △ 206 +224
その他 15 20 +5
営業キャッシュ・フロー 941 1,735 +793
固定資産の収支 △ 357 △ 352 +4
投資有価証券の収支 △1 95 +97
その他 0 0 0
投資キャッシュ・フロー △ 359 △ 256 +102
フリーキャッシュ・フロー 582 1,478 +813
借入金・社債の収支 △ 319 △ 289 +30
自己株式の収支 △ 184 - +184
ストックオプション行使による収入 32 1 △ 31
配当金の支払額 △ 159 △ 134 +25
その他 △ 18 △ 20 △1
財務キャッシュ・フロー △ 649 △ 442 +206
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配当について
基本方針
配当性向※ :20%から30%を目安に、安定的な配当を実行・維持する
2020年3月期 配当
第2四半期末、期末でそれぞれ1株あたり15円(通期30円)
負ののれん償却額の影響を考慮した配当性向※は24.4%
1株あたり配当金(円)
第2四半期末 期 末 合 計
2019年3月期(実績) 14円 14円 28円
15円 30円
2020年3月期 15円
(予想) (予想)
【参考】
負ののれん償却額の
負ののれん償却額控除後の
年間配当額 影響を考慮した
当期純利益
配当性向※
2018年3月期(実績) 1,206百万円 28円 23.1%
2019年3月期(実績) 1,040百万円 28円 26.2%
2020年3月期(予想) 1,181百万円 30円 24.4%
※ 負ののれん償却額の影響を考慮した配当性向
=配当総額 / ( 親会社株主に帰属する当期純利益 - 負ののれん償却額 )
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セグメント別 売上高・営業利益
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計 通期 進捗率
増減率
(実績) (実績) (予想)
売 上 高 14,364 14,903 +3.8% 29,000 51.4%
イ ン テ リ ア 4,398 4,687 +6.6% 9,600 48.8%
マテリアルソリューション 8,632 8,697 +0.7% 16,300 53.4%
(旧産業資材・包材事業および旧編織事業)
アドバンストテクノロジー 1,701 1,819 +6.9% 3,800 47.9%
そ の 他 △ 369 △ 300 △700
営 業 利 益 861 1,004 +16.5% 1,800 55.8%
イ ン テ リ ア 305 381 +24.9% 830 46.0%
マテリアルソリューション 601 742 +23.6% 1,010 73.6%
(旧産業資材・包材事業および旧編織事業)
アドバンストテクノロジー 156 126 △18.9% 430 29.5%
そ の 他 △ 201 △ 247 △470
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セグメント概況(インテリア事業)
単位:百万円
3,000
売上高 営業利益・営業利益率
250 228 12.0%
220
2,351 2,421
2,500 2,250 2,336 2,292
184 190 10.0% 10.0%
2,148 200 9.4%
160
2,000 8.2% 8.0%
7.9%
150
120 6.8%
1,500 6.0%
5.6%
100
1,000 4.0%
50
500 2.0%
0 0 0.0%
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2019.3期 2020.3期 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率
2019.3期 2020.3期
• (株)サンゲツ向け壁紙売上高は前年同期比+10%と引き続き好調
• 当社グループ製品の掲載点数が増加した(株)サンゲツの新中級品見本帳FINE(本年5月配付)、および、新量産
品見本帳SP(本年6月配付)が徐々に市場に浸透
• 前期第1四半期に起きた(株)サンゲツの見本帳配付遅れにより低迷した中級品壁紙の販売数量も、前年同期比
プラスに
• 昨年秋に実施した材料費等のコストアップ分の売価転嫁や、継続的なコスト削減努力が奏功し、営業利益率が
前年同期比でアップ(6.9%→8.1%)
• 第3四半期以降は物流費や産廃費等のコストアップが懸念されるものの、売上増加と更なる製造効率向上等に
より、売上高、営業利益ともに通期予想達成を見込む
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セグメント概況(マテリアルソリューション事業 旧産業資材・包材事業
および 旧編織事業 )
単位:百万円
売上高 営業利益・営業利益率
600 558 14.0%
4,693 4,817
11.6% 12.0%
500
3,938 3,880 3,940
3,687 443
10.0%
400 9.4%
8.0%
300 4.8%
6.0%
184 197
200 5.0%
158 4.0%
120
100 4.0% 3.3%
2.0%
0 0.0%
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2019.3期 2020.3期 2019.3期 2020.3期 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率
• リビングソリューション(生活資材から名称変更):
天候不順による園芸向けの需要減があったものの、今シーズンより取引が再開した大手ホームセンター向け販売が好調に推
移。今年度の需要期は終了。第3四半期以降は来年3月のシーズンインに向けた営業活動に注力
• ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション(産業資材から名称変更):
工事用シートやアルミサッシメーカー向けの網戸用品、大手テーマパーク向け衣料販売が売上を牽引。加えて、相対的に利益
率の高い、工場向け間仕切りシートや、ショッピングセンター向け防煙垂壁用途の高透明不燃シート等の売上が堅調に推移
し、利益の底上げに貢献。第3四半期以降も着実な伸びに期待
• パッケージングソリューション(包材から名称変更):
前期において影響を受けた原材料価格上昇分の売価への転嫁、および、採算性改善のための選択と集中が大きく寄与し、売上
高伸長の上、収益率も改善。第3四半期以降も売上高伸長、収益改善に期待
• アグリソリューション(農業資材から名称変更):
長梅雨や日照不足等により需要減少。第3四半期以降は台風等の自然災害の復興需要の取り込みや、秋冬商材の販売に注力
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セグメント概況(アドバンストテクノロジー事業)
単位:百万円
1,200
売上高 200 営業利益・営業利益率 20.0%
1,047
979 157
1,000
877 150 13.3% 15.0%
15.0%
824 840 823
800 116
100 8.9% 10.0%
600
74
400 51
50 4.8% 5.3% 5.0%
39
200
0 0
0 0 0.0%
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
(7) -0.9%
2019.3期 2020.3期 2019.3期 2020.3期 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率
(50) -5.0%
• 金属調加飾フィルム:
売上を伸ばしてきた中国市場では、米中貿易摩擦の長期化による中国国内景気の低迷、排ガス規制強化により生じた生産調
整、および、中古車市場の台頭等により、中国自動車生産台数が前年比マイナスで推移。この影響を受け、売上高、営業利益と
もに前年同期を大きく下回る結果に。第3四半期以降、国内および米国での売上増を目指すが、中国市場は先行きの不透明な
状況が続くものと予想
• PMMA/PC2層シート:
前年同期に生産トラブルにより苦戦したスマートフォン向けの販売は、売上高・営業利益ともに改善するも、米中貿易摩擦や、競争
激化による販売単価下落等もあり、期初計画値未達。金属調加飾フィルムの落ち込みをカバーするまでには至らず。第3四半期以
降は、車載用途など、高付加価値案件の拡大を狙う
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サマリー
■ 今後の見通し
• 主要原材料価格の先行指標となる国産ナフサ価格は、期初想定45,000円/㎘に対
し、上期(1月~6月)実績値は平均43,300円/㎘と期初想定値を下回った。また、第
3四半期(7月~9月)実績値は平均40,200円/㎘となり、当面の間、原材料価格は安
定して推移するものと予想
• 売上高、営業利益ともに期初の業績予想を据え置き、売上高は前期に達成した過去
最高額を上回ると予想
• 米中貿易摩擦の影響による中国市場の減速等による先行き不透明感が残るものの、
営業利益は前期比+18.3%、営業利益率6.2%(前期営業利益率5.4%)を予想
(百万円)
2019年3月期 2020年3月期
(実績) (予想)
売 上 高 28,229 29,000
営 業 利 益 1,521 1,800
営 業 利 益 率 5.4% 6.2%
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