7940 ウェーブロックHD 2019-07-31 15:30:00
2020年3月期第1四半期 決算補足説明資料 [pdf]
2020年3月期 第1四半期
決算補足説明資料
2019年 7月31日(水)
ウェーブロックホールディングス株式会社
証券コード:7940
(東証一部)
セグメント変更について
当社のセグメントは、従来「インテリア事業」、「編織事業」、
「産業資材・包材事業」およ び「アドバンストテクノロジー事
業」の4区分としておりましたが、本年1月に実施した組織再編
に伴い、当第1四半期連結会計期間から、従来の4区分を改め、
「インテリア事業」、「マテリアルソリ ューション事業」およ
び「アドバンストテクノロジー事業」の3区分に変更しました。
これにより、2019年3月期のセグメント情報は、従来のセグメ
ント区分から、変更後のセグメント区分に組み替えた数値として
おります
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サマリー
2019年1月に実施した組織再編後の新たな体制下での初年度
第1四半期
昨年度第4四半期の急激な落ち込みから確実にリカバリーしな
がら、プラスチック加工業界を取り巻く市場環境の劇的な変
化に、中長期的な観点から対応するべき事業年度
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サマリー
■ 売上高 7,881百万円 (前年同期比+4.0%)
• 全事業セグメントにおいて、前年同期比プラスを達成
• 原材料価格上昇分の売価転嫁のための値上げによる売上高の増加や、大口取引先
との契約が再開したホームセンター向け販売が牽引
• アドバンストテクノロジー事業においては、金属調加飾フィルム分野が中国自動
車市場向けで苦戦したものの、PMMA/PC2層分野がカバー
■ 営業利益 721百万円 (前年同期比+26.8%)
• 全事業セグメントおいて、前年同期比プラスを達成
• 原材料価格上昇分の売価転嫁のための値上げ、相対的に高利益率な製品の売上増
加、生産効率の向上等による原価低減が貢献
• これらにより、営業利益率は前年同期7.5%から9.2%に改善
■ 経常利益 703百万円 (前年同期比△0.7%)
当期純利益 477百万円 (前年同期比△5.6%)
• 負ののれんの償却額が前年同期に比べ88百万円減少(営業外収益が88百万円減
少)したため前年同期比減
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サマリー
■ 今後の見通し
• 売上高、営業利益ともに期初の業績予想を据え置く
• 売上高は第1四半期の増加傾向が今後も続くと想定。通期では、前期に達成した
過去最高を超えるものと予想
• 通期営業利益は前期比+18.3%、営業利益率6.2%(前期営業利益率5.4%)を
予想
• 国産ナフサ価格は期初想定45,000円/KLに対し、第1四半期の実績値は平均
41,200円/KLと期初想定値を下回るも、第2四半期は期初想定並みを見込む
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2020年3月期第1四半期 決算概要
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期
前年同期比 前年同期比
第1四半期 第1四半期 第2四半期 進捗率
増減 増減率
(実績) (実績) 累計(予想)
売 上 高 7,577 7,881 +303 +4.0% 14,500 54.4%
営 業 利 益 569 721 +152 +26.8% 940 76.8%
経 常 利 益 707 703 △4 △0.7% 930 75.6%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益
506 477 △ 28 △5.6% 630 75.8%
1 株 あ た り
当 期 純 利 益( 円 )₁
50.61 50.11 - - 66.08 -
E BI T D A 2
794 972 - - - -
1. 発行済株式総数から自己株式等を控除した期中平均株式数により計算しています。期中平均株式数は、2019年3月期第1四半期は10,000,276株、2020年3月期第1四半期は
9,533,290株、2020年3月期第2四半期累計は、9,533,290株(予想)です。
2. EBITDA=営業利益+減価償却費
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セグメント 売上高・営業利益
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
前年比 前年比
第1四半期 第1四半期
増減 増減率
(実績) (実績)
売 上 高 7,577 7,881 +303 +4.0%
イ ン テ リ ア 2,250 2,336 +85 +3.8%
マテリアルソリューション 4,693 4,817 +123 +2.6%
(旧産業資材・包材事業および旧編織事業)
アドバンストテクノロジー 824 840 +15 +1.9%
そ の 他 △ 191 △ 112
営 業 利 益 569 721 +152 +26.8%
イ ン テ リ ア 184 220 +36 +19.6%
マテリアルソリューション 443 558 +114 +25.9%
(旧産業資材・包材事業および旧編織事業)
アドバンストテクノロジー 39 74 +35 +87.8%
そ の 他 △ 98 △ 132
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セグメント概況(インテリア事業)
単位:百万円
売上高 営業利益・営業利益率
9.4%
2,400 280 10.0%
2,336 8.2%
8.0%
2,300 210
2,250
220
6.0%
184
2,200 140
4.0%
2,100 70
2.0%
2,000 0 0.0%
2019.3 2020.3 2019.3 2020.3
1Q 1Q 1Q 1Q
• (株)サンゲツ向けの壁紙売上高は、当グループ製品の掲載点数が増加した見本帳の浸透効果による量産
品の販売数量の増加と、原材料価格の上昇に伴い昨年秋に実施した値上げが奏功し、前年同期に比べ7%
増加
• 上記値上げ効果に加え、売上の増加、生産効率の向上等による原価低減が利益に寄与
• 今後は、(株)サンゲツが上市した新中級品見本帳FINE(5月)、および、新量産品見本帳SP(6月)の
市場への浸透により、量産・中級品ともに販売拡大を狙う
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セグメント概況(マテリアルソリューション事業 旧産業資材・包材事業
および 旧編織事業 )
単位:百万円
売上高 営業利益・営業利益率
11.6%
4,900 4,817
600 9.4%
4,693 10.0%
558
4,600 400
443
5.0%
4,300 200
4,000 0 0.0%
2019.3 2020.3 2019.3 2020.3
1Q 1Q 1Q 1Q
• リビングソリューション(生活資材から名称変更)分野において、大口取引先との取引が再開したホームセンター向
け網戸用品等の販売が好調。前期、一部取引先の統合等により失った分をカバーの上、売上伸長
• ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション(産業資材から名称変更)分野においては、相
対的に利益率の高い、工場向け間仕切りシートやショッピングセンター向け防煙垂壁用途の高透明不燃シート等の売
上が好調
• パッケージングソリューション(包材から名称変更)分野においては、食品包装用シートの売上は低調に推移したも
のの、原材料価格上昇分の売価転嫁のための値上げや、前期から実施している生産体制の大幅な見直しにより収益率
を大幅改善
• アグリソリューション(農業資材から名称変更)においては、土壌改良剤が堅調も天候不順により遮光網の販売が低
調に推移
• 中国子会社においては、ホームセンターとの取引が順調に拡大し、増収増益
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セグメント概況(アドバンストテクノロジー事業)
単位:百万円
売上高 営業利益・営業利益率
840 8.9%
824 90 10.0%
800 8.0%
60 74
4.8% 6.0%
700 4.0%
30 39
2.0%
600 0 0.0%
2019.3 2020.3 2019.3 2020.3
1Q 1Q 1Q 1Q
• 金属調加飾フィルム分野において、ここ数年売上を伸ばしてきた中国市場では、排ガス規制強化により生じた現行モデルの生
産調整等に起因し、前期第4四半期より急激に売上が落ち込み、売上・利益ともに前年同期を大きく下回る
• 直近は回復傾向にあると見えるものの、米中貿易摩擦の影響により中国市場は引続き不透明な状況にあり注視が必要
• PMMA/PC2層シート分野においては、スマートフォン用途の販売が堅調に推移し、生産トラブルにより苦戦していた前年同期に
対し、売上・利益ともに大幅に改善。金属調加飾フィルム分野の落ち込みを補う
• スマートフォン市場の需要は引き続き旺盛も、他シートメーカーとの競争激化が進んでおり、高機能機種や車載用途等の高付
加価値案件の獲得を狙い、棲み分けを図る
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