7940 ウェーブロックHD 2019-05-14 16:30:00
2019年3月期決算補足説明資料 [pdf]
2019年3月期決算
補足説明資料
2019年 5月14日(火)
ウェーブロックホールディングス株式会社
証券コード:7940
(東証一部)
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サマリー
2019年3月期 決算のポイント
売上高 28,229百万円(前年比 +1.9%)
• 2018年3月期に引き続き過去最高を更新
• 第3四半期までは概ね期初想定通りに順調に推移したが、第4四半期に計画を大幅未達
• 米中貿易摩擦に端を発した中国経済の失速や、それに伴い、国内の景況感が今年に入り
(2019年1月~3月)急激に悪化したことにより、一部大口取引先の3月度末の在庫調
整が発生したことが主因
営業利益 1,521百万円(前年比△17.1%)
• 上半期は、原油価格高騰を背景とする原材料価格や物流費の上昇が営業利益を圧迫。た
だし、これは期初の想定範囲内
• また、成長分野への設備投資や海外展開等への投資を積極的に行い、一部が費用負担に
• 第3四半期以降、コストアップ分の売価転嫁を進めるも、第4四半期に入り売上失速
• 第4四半期は、相対的に利益率の高いアドバンストテクノロジー事業が、特に排ガス関
連の規制問題もあった中国自動車関連の売上が急速に悪化
• また同時に、編織事業の一部大口取引先による、3月末の在庫調整が発生。季節変動の
大きい編織事業のシーズンインの売上高ピークのタイミングを直撃。売上高の低迷以上
に利益面の失速を招く
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サマリー
2020年3月期 業績の見通し
売上高 29,000百万円(前年比 +2.7%)
営業利益 1,800百万円(前年比 +18.3%)
• インテリア事業は、2019年3月期のマイナス要因(原材料高騰、中級品売上高の不
調、市中在庫の滞留等)が解消の方向に
• 編織事業と産業資材・包材事業は統合し、マテリアルソリューション事業へ。統合
によるシナジー効果に期待。大口取引先再獲得もありホームセンター向け売上等は
一定の復調の兆しが見えるものの、市場環境の先行きは不透明
• アドバンストテクノロジー事業は、今期に入り、足元の中国自動車市場において排
ガス規制問題が解消に向かい回復基調
• グループ全体として、ここ数年積極的に取り組んできた海外展開、新規事業、新製
品開発等が徐々に数字に結び付くことを期待
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2019年3月期 決算概要
(単位:百万円)
2018年3月期 2019年3月期 前年比 前年比
業績予想 予想比
(実績) (実績) 増減 増減率
売 上 高 27,702 28,229 +527 +1.9% 28,500 △0.9%
営 業 利 益 1,834 1,521 △ 313 △17.1% 1,840 △17.3%
経 常 利 益 2,144 1,943 △ 201 △9.4% 2,160 △10.0%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益
1,594 1,429 △ 165 △10.4% 1,600 △10.7%
1 株 あ た り
当 期 純 利 益 ₁
161.52 146.36 - - 163.86 -
E BI T D A 2
2,835 2,533 - - - -
1. 発行済株式総数から自己株式等を控除した期中平均株式数により計算しています。期中平均株式数は、2018年3月期は9,875,128株、2019年3月期は9,764,972株です。
2. EBITDA=営業利益+減価償却費
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セグメント別 売上高・営業利益
(単位:百万円)
前年比 前年比
売 上 高 2018年3月期 2019年3月期
増減 増減率
業績予想 予想比
インテリア 9,029 9,112 +82 +0.9% 9,500 △4.1%
編織 8,209 8,198 △ 10 △0.1% 8,300 △1.2%
産業資材・包材 9,089 9,608 +519 +5.7% 9,300 +3.3%
アドバンストテクノロジー 3,436 3,572 +136 +4.0% 3,600 △0.8%
その他 △ 2,062 △ 2,262 - - △2,200 -
合計 27,702 28,229 +527 +1.9% 28,500 △0.9%
前年比 前年比
営 業 利 益 2018年3月期 2019年3月期
増減 増減率
業績予想 予想比
インテリア 863 724 △ 139 △16.2% 760 △4.7%
編織 722 605 △ 117 △16.2% 710 △14.8%
産業資材・包材 306 314 +7 +2.4% 340 △7.6%
アドバンストテクノロジー 294 306 +12 +4.1% 410 △25.2%
その他 △ 352 △ 428 - - △380 -
合計 1,834 1,521 △ 313 △17.1% 1,840 △17.3%
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セグメント別 四半期推移
(単位:百万円)
2019年3月期
1Q 通期 2Q累計 通期 3Q累計 通期 通期
前年比 前年比 前年比 前年比
(実績) 進捗率 (実績) 進捗率 (実績) 進捗率 (実績)
売 上 高 7,577 △0.9% 26.8% 14,364 △0.1% 50.9% 21,347 +2.0% 75.6% 28,229 +1.9%
インテリア 2,250 +3.5% 24.7% 4,398 +1.3% 48.3% 6,819 +1.1% 74.8% 9,112 +0.9%
編織 2,688 △5.2% 32.8% 4,617 △4.2% 56.3% 6,247 △0.3% 76.2% 8,198 △0.1%
産業資材・包材 2,377 +1.3% 24.7% 4,729 +2.1% 49.2% 7,164 +5.1% 74.6% 9,608 +5.7%
アドバンストテクノロジー 824 △2.0% 23.1% 1,701 +3.6% 47.6% 2,749 +5.0% 76.9% 3,572 +4.0%
その他 △ 562 - - △ 1,083 - - △ 1,632 - - △ 2,262 -
営 業 利 益 569 △23.5% 37.4% 861 △23.0% 56.7% 1,215 △18.5% 79.9% 1,521 △17.1%
インテリア 184 △14.3% 25.5% 305 △25.3% 42.2% 495 △19.3% 68.4% 724 △16.2%
編織 342 △20.0% 56.7% 438 △20.8% 72.5% 455 △23.3% 75.2% 605 △16.2%
産業資材
包材
・ 101 △21.3% 32.2% 163 △16.9% 51.9% 270 +5.5% 85.9% 314 +2.4%
アドバンスト
クノロジー
テ 39 △34.1% 13.0% 156 +19.9% 51.1% 313 +6.9% 102.3% 306 +4.1%
その他 △ 99 - - △ 201 - - △ 318 - - △ 428 -
経 常 利 益 707 △14.1% 36.4% 1,082 △16.6% 55.7% 1,519 △13.9% 78.2% 1,943 △9.4%
親 会 社株 主に 帰属 する
506 △15.4% 35.4% 795 △16.6% 55.7% 1,127 △14.2% 78.9% 1,429 △10.4%
当 期 純 利 益
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連結貸借対照表
(単位:百万円)
2018年 2019年
資産 3月期末 3月期末
増減 概要
流動資産 16,492 16,367 △ 124
現預金 2,489 2,044 △ 444
営業債権 7,795 7,727 △ 68
棚卸資産 5,938 6,370 +431 製品在庫の増加
その他 269 225 △ 43
固定資産 13,283 13,113 △ 169
設備投資額+924
有形・無形固定資産 11,827 11,734 △ 92
減価償却費△1,012
その他 1,455 1,379 △ 76
資産合計 29,775 29,481 △ 294
2018年 2019年
負債・純資産 3月期末 3月期末
増減 概要
負債 19,106 18,204 △ 902
営業債務 4,390 4,412 +21
有利子負債 10,115 9,788 △ 327 借入金・社債の返済
負ののれん 406 18 △ 388 負ののれんの償却
退職給付に係る負債 2,103 2,123 +19
その他 2,089 1,862 △ 226
純資産 10,669 11,277 +607 当期純利益の増加+1,429
配当金△298 自己資本比率
株主資本 10,403 11,106 +702 35.7%→38.2%
その他 265 171 △ 94 自己株式△463
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キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
2018年 2019年
増減 概要
3月期 3月期
税金等調整前当期純利益 2,149 1,952 △ 197
減価償却費 1,000 1,012 +11
負ののれん償却額 △ 388 △ 388 -
退職給付に係る負債 70 △ 46 △ 117
運転資本増減 △ 495 △ 372 +122
法人税等支払額 △ 403 △ 709 △ 306
その他 △ 51 72 +136
営業キャッシュ・フロー 1,882 1,520 △ 362
固定資産の収支 △ 773 △ 867 △ 93
その他 △2 12 +14
投資キャッシュ・フロー △ 776 △ 855 △ 79
フリーキャッシュ・フロー 1,106 664 △ 441
借入金・社債の収支 △ 701 △ 327 +373
自己株式の収支 - △ 464 △ 464
自己株式の取得等
ストックオプション行使による収入 172 35 △ 136
配当金の支払 △ 119 △ 297 △ 178
その他 △ 41 △ 34 +6
財務キャッシュ・フロー △ 688 △ 1,088 △ 399
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2019年3月期 ナフサ価格の想定と結果
2018年3月期後半からの原油高によりナフサ価格が上昇し、
想定以上に原材料価格が高騰
原油 原油とナフサの価格推移 ナフサ価格
($/bbl) (円/Kl)
80 80,000
想定 実績
70 70,000
原油価格
$65.0/bbl $64.8/bbl
60 60,000
(WTI)
50 50,000 ナフサ価格 48,000円/kl 51,240円kl
40 40,000
30 30,000 参考
• 2017年3月期平均ナフサ価格:32,800円/kl
20 20,000 • 2018年3月期平均ナフサ価格:40,400円/kl
0 0
19年3月
16年3月
16年6月
16年9月
17年3月
17年6月
17年9月
18年3月
18年6月
18年9月
19年6月
19年9月
16年12月
17年12月
18年12月
原油(WTI) ナフサ価格
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売上高 前期比較
(単位:百万円)
27,702 28,229
3,436
3,572 アドバンスト
テクノロジー事業
1.9%増
9,089 9,608 産業資材・包材事業
8,209 8,198 編織事業
9,029 9,112 インテリア事業
0
その他
2018年3月期 2019年3月期
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営業利益 前期比較
(単位:百万円)
1,834
17.1%減
294 1,521
306 アドバンスト
306 テクノロジー事業
314 産業資材・包材事業
722
605 編織事業
863
724 インテリア事業
0
その他
2018年3月期 2019年3月期
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営業利益 増減要因(前期比)
(単位:百万円)
量産品売上増加による 高粗利商材の売上低下 産業資材分野の売上増 金属調加飾フィルム分
利益増 +105 による利益減 △50 加による利益増 +20 野の売上減少による利
中級品売上減少による 原材料増 △40 益減 △83
利益減 △51 物流費増 △30 在庫評価減 △54
原材料増 △173 中国国内スマホ向け売
物流費増△62 上増加による利益増
減価償却費減 +40 +194
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インテリア事業 四半期推移
(単位:百万円)
売上 営業利益
3,000 300 12.0%
2,500 250 10.0%
2,000 200 8.0%
1,500 150 6.0%
1,000 100 4.0%
500 50 2.0%
0 0 0.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018.3期 2019.3期
2018.3期 2019.3期 2018.3期利益率 2019.3期利益率
• (株)サンゲツ向けの量産品壁紙売上は前期(2018.3期)比112%と好調を維持
• 一方、相対的に利益率の高い中級品壁紙については、第1四半期に起きた(株)サンゲツ見本帳配付遅れ
の影響もあり低調に推移し前期比マイナス
• 秋からの値上げ前に発生した駆け込み需要による市中在庫増加も影響し、第4四半期の売上が伸長せず
(現在は市中在庫問題はほぼ解消)
• 上記のほか、原材料価格および物流費上昇の影響を受け、営業利益は前期比マイナスで推移
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編織事業 四半期推移
売上 営業利益 (単位:百万円)
4,500 450 16.0%
4,000 400 14.0%
3,500 350
12.0%
3,000 300
10.0%
2,500 250
8.0%
2,000 200
6.0%
1,500 150
4.0%
1,000 100
500 50 2.0%
0 0 0.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018.3期 2019.3期
2018.3期 2019.3期
2018.3期利益率 2019.3期利益率
• 上期は、夏場の異常気象や自然災害等の影響、一部取引先の統合等による商圏逸失等により苦戦するも、下期
に入り農業資材分野における事業物件の取り込み等により一定の回復
• しかし、ホームセンター向け生活資材分野の需要期にあたる第4四半期に期待した大口取引先再獲得による売
上大幅増加は、国内景況感の悪化を受け、年度末に大きな在庫調整や期ズレが発生し失速
• 生活資材分野の売上低調による利益減や、原材料価格や物流費等の上昇が利益を圧迫
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産業資材・包材事業 四半期推移
売上 営業利益 (単位:百万円)
3,000 300 6.0%
2,500 250 5.0%
2,000 200 4.0%
1,500 150 3.0%
1,000 100 2.0%
500 50 1.0%
0 0 0.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018.3期 2019.3期 2018.3期 2019.3期 2018.3期利益率 2019.3期利益率
• 原材料価格や物流費の上昇、設備投資による減価償却費の増加に加え、第4四半期において設備トラブル等の
影響を受けたものの、継続的なコスト削減が利益に貢献
• 産業資材分野においては、建設および住宅関連業界向けの需要が堅調だったものの、比較的利益率の高い商材
での競争激化による販売不調が利益を圧迫
• 包材分野においては、コンビニエンスストア向けの食品容器成型品は低調に推移したものの、食品包装用シー
トが下期においてコストアップ分の売価転嫁を進めた上で売上伸長。下期、食品容器成型品を中心とした生産
体制の大幅な見直しを行うが具体的効果は2020.3期以降に
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アドバンストテクノロジー事業 四半期推移
営業利益 (単位:百万円)
売上
2,000 200 20.0%
1,750 175
1,500 150 15.0%
1,250 125
10.0%
1,000 100
750 75
5.0%
500 50
250 25 0.0%
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
△ 250 △ 25 -5.0%
2018.3期 2019.3期
2018.3期 2019.3期 2018.3期利益率 2019.3期利益率
• 金属調加飾フィルム分野において、北米および欧州での事業拡大に向けた拠点設立や国内での成形加工工場の立ち上げ
等、積極的な投資を行い、費用先行
• 中国での自動車に対する排ガス規制により生じた現行モデルの在庫調整等が起因し、第4四半期に急激な失速
• 国内自動車メーカーの販売計画変更により、期末に余剰在庫の評価替の必要が生じ、利益を大きく圧迫
• PMMA/PC2層シート分野は、2018.3期は生産トラブルにより大幅赤字だったが、当上期までにトラブルは解消。第2四半期
以降、スマートフォン筐体向けが好調に推移し、金属調加飾フィルム分野の落ち込みを補う
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株主還元
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配当について
基本方針
配当性向※1 :20%から30%を目安に、安定的な配当を実行・維持する
2019年3月期 配当
第2四半期累計期間における中間配当金を14円で実施。期末配当の14円と合わせ、
年間の配当金は28円
年間業績をベースに負ののれん償却額の影響を考慮すると配当性向は26.2%※2
2020年3月期 配当見通し
第2四半期末、期末でそれぞれ1株あたり15円(通期30円)
負ののれん償却額の影響を考慮すると配当性向は24.3%※2
1株あたり配当金(円)
基準日 第2四半期末 期 末 合 計
2019年3月期
14円 14円 28円
(実績)
2020年3月期
15円 15円 30円
(見通し)
※1 負ののれん償却額の影響を考慮した配当性向
=配当総額 / ( 親会社株主に帰属する当期純利益 - 負ののれん償却額 )
※2 発行済株式総数から自己株式等を控除した株式数により計算
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2020年3月期 見通し
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2020年3月期 連結通期業績予想
売上高 29,000百万円(前期比 +2.7%)の見込み
営業利益 1,800百万円(前期比+18.3%)の見込み
インテリア事業は、壁紙の市中在庫が解消
マテリアルソリューション事業は、再獲得した大口取引先向け売上が貢献。また、前
期においてコストアップした費用の売価転嫁を継続し、利益率改善を図る
足元では、アドバンストテクノロジー事業における中国自動車マーケットが回復基調
中長期的な視野に立った新規事業展開および海外展開は引き続き費用先行傾向にある
ものの、徐々に実績に繋げる
負ののれんの償却は上期で終了(前期388百万円、今期上期18百万円)
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 前年同期比 前年同期比
(実績) (業績予想) 増減 増減率
売 上 高 28,229 29,000 +770 +2.7%
営 業 利 益 1,521 1,800 +278 +18.3%
経 常 利 益 1,943 1,780 △163 △8.4%
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
当 期 純 利 益 1,429 1,200 △229 △16.0%
1 株 あ た り
当 期 純 利 益 ※ 146.36 125.87
※:発行済株式総数から自己株式等を控除した期中平均株式数により計算しています。期中平均株式数は、2019年3月期は9,764,972株、2020年3月期は9,533,290株で計算しております。
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2020年3月期 連結通期見通しの前提
今期見通しの前提
為替 $1=112円
(参考)
原油価格(WTI) $55.0/bbl • 4月15日時点の原油価格(WTI) $63.4/bbl
• 2019年1月~3月平均ナフサ価格※ 41,200円/kl
ナフサ価格 45,000円/kl • 2019年3月期年間平均ナフサ価格 51,240円/kl
原油価格推移 ドル円
90.0 120.00
80.0
115.00
70.0
60.0 110.00
50.0
105.00
40.0
30.0
100.00
2019/04
2018/01
2018/02
2018/03
2018/04
2018/05
2018/06
2018/07
2018/08
2018/09
2018/10
2018/11
2018/12
2019/01
2019/02
2019/03
2018/09
2018/11
2019/01
2019/03
2018/01
2018/02
2018/03
2018/04
2018/05
2018/06
2018/07
2018/08
2018/10
2018/12
2019/02
2019/04
Cushing, OK WTI Spot Price FOB
Europe Brent Spot Price FOB
※:財務省統計国産ナフサ価格
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セグメント別見通し
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セグメント変更
編織事業と産業資材・包材事業の統合
(統合の目的)
建設資材、農業資材、産業資材等におけるグループとしての強みや経営資源の融合
製品・商品開発、営業、物流管理等多面的なシナジー効果を醸成するとともに、人材
面での世代交代や適材適所を一層進め、成熟した国内市場での事業の再構築、ならび
に積極的な海外展開を目指す
2019年3月期まで アドバンスト
インテリア 産業資材・
セグメント構成 編織事業 テクノロジー
事業 包材事業
事業
2020年3月期から アドバンスト
インテリア マテリアルソリューション
セグメント構成 テクノロジー
事業 事業
事業
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インテリア事業
トピックス
(単位:百万円)
売上高
売上高 9,600百万円(前期比+5.4%)
9,600
10,000
9,029 9,112 営業利益 830百万円(前期比+14.6%)
8,290
8,000
(株)サンゲツの次期量産品見本帳SPが、上期に配付予
定。2019年3月期第4四半期の売上減速要因であった市中
6,000
在庫も解消されつつあり、更なる販売増を見込む
4,000
2019年3月期において配付遅延があった(株)サンゲツ
の中級品見本帳は2年目に入り、売上回復に期待。第1四
2,000
半期には別の中級品見本帳を配付予定。売れ筋企画の提
0
案による販売増および利益率の底上げを狙う
2017.03期(A) 2018.03期(A) 2019.03期(A) 2020.03期(F)
量産品の販売数量増による製造効率向上と、比較的利益
営業利益 率の高い中級品の販売増に取り組み、安定収益化を目指
1,000 863
す
830
724
800
サンゲツ サンゲツ
600 533 量産品見本帳 中級品見本帳
400
200
0
2017.03期(A) 2018.03期(A) 2019.03期(A) 2020.03期(F) 2017-2019 2017-2019 2018-2020
SP ファイン1000 リザーブ 1000
参考:
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https://www.sangetsu.co.jp/digital_book/wall.html 24
マテリアルソリューション事業(旧編織事業および産業資材包材事業)
旧 編織事業
旧 産業資材・包材事業事業 トピックス
(単位:百万円)
売上高 売上高 16,300百万円(前期比+0.2%)
20,000 営業利益 1,010百万円(前期比+9.8%)
16,261 16,300
15,000 産業資材分野においては、建築関連業者との取り組み強化に
よる販売増および高付加価値商品の販売強化を図る
10,000
包材分野においては、新製品の上市や、2019年3月期からの
5,000 食品成型品生産体制の見直しによる効率化および、更なる値
上げの実施等による収益率改善を狙う
0
2017.03期(A) 2018.03期(A) 2019.03期(A) 2020.03期(F) ホームセンター向けの生活資材分野においては、大口取引先
を再獲得したことによる販売増を見込む
営業利益
2000
従前より進めてきた新製品の上市や新規事業をより具体化
し、数字につなげる
1500
919
1,010 中国、東南アジアにおいて農作物生育のパフォーマンス向上
1000 や減農薬を実現する防虫資材や遮光資材の展開を図る
500
0
2017.03期(A) 2018.03期(A) 2019.03期(A) 2020.03期(F)
大型ショッピングモールの
※2017.03期~2019.03期はセグメント統合前のため参考値 防煙垂れ壁 中国における農業試験
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アドバンストテクノロジー事業
トピックス
(単位:百万円)
売上高 売上高 3,800百万円(前期比+6.4%)
10,000 営業利益 430百万年(前期比+40.2%)
8,000 金属調加飾フィルム分野は、2019年3月期第4四半期に急激
失速した中国自動車市場が、足元において回復の兆し。ま
6,000 た、前期拠点を設立した北米・欧州での活動が本格的にス
3,572 3,800 タート
3,341 3,436
4,000 国内自動車内装案件向けは順次減少となるも、電気自動車や
自動運転への注目が高まる中、機能性を活かした案件獲得等
2,000
による海外売上の伸長に注力
下流である成形加工も含めた品質安定化と、お客様への提案
0
2017.03期(A) 2018.03期(A) 2019.03期(A) 2020.03期(F)
強化に引き続き取り組む
営業利益 PMMA/PC2層シート分野は、中国市場向けスマートフォン用
1,000
途の販売は引き続き堅調
5G元年を迎え、樹脂製のスマートフォン筐体の需要増加
800
中、中国シートメーカーとの競争激化が想定されるが、高機
600 能機種への採用獲得に注力し棲み分けを図る
430
400 294 306
213
200
0
2017.03期(A) 2018.03期(A) 2019.03期(A) 2020.03期(F)
リンカーン 光透過加飾エンブレム 吉利汽車CV-1光透過パーツ スマートフォン
筐体
参考:https://www.youtube.com/watch?v=tdwL3AgHEfs
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