7940 ウェーブロックHD 2021-05-13 15:30:00
2021年3月期決算補足説明資料 [pdf]
2021年3月期決算
補足説明資料
2021年 5月13日(木)
ウェーブロックホールディングス株式会社
証券コード:7940
(東証一部)
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2022年3月期業績見通しについて
当社は新体制発足に伴い、当グループにおける、ビジョン・ミッション・バ
リューズを制定するとともに、企業戦略および事業中長期戦略を策定し、
2021年4月1日にその概要を開示いたしました
その開示でお知らせしたとおり、中期3カ年計画を2021年6月上旬(遅くとも
定時株主総会まで)に発表する予定です
例年は決算発表と併せて業績見通しおよび配当予想を発表しておりました
が、2022年3月期業績見通しおよび配当予想につきましては、6月発表予定の
中期3カ年計画にてお知らせいたします
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インテリア事業の譲渡について
2021年2月10日に開示のとおり、2021年3月31日付で、インテリア事業を営む
連結子会社(株)ウェーブロックインテリア(以下、「WIT」)の発行済株式
数の51%を、(株)サンゲツ(以下、「サンゲツ」)に譲渡し、WITは当社の
連結の範囲から除外しております
2021年3月期の損益計算書およびキャッシュフロー計算書においては、WITに
よる2020年4月から2021年3月31日の取引を連結しており、セグメント報告
においても「インテリア事業」、「マテリアルソリューション事業」、「アド
バンストテクノロジー事業」の3セグメントで構成しておりますが、貸借対照表
においてはWIT株式譲渡後の2021年3月31日現在を表しております
なお、本譲渡によりWITは当社の持分法適用会社となるため、2022年3月期は
WIT損益の49%が当社に計上される予定です
また、本譲渡により当社はサンゲツとの資本業務提携を解消しております
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サマリー
2021年3月期 決算のポイント
売上高 29,248百万円
• 前年同期比△0.0%、予想比+0.9%
• アドバンストテクノロジー事業における拡散板の販売、マテリアルソリューション事業におけるホームセ
ンター向け販売は期を通じて好調に推移
• マテリアルソリューション事業における建設関連は苦戦
• インテリア事業は販売単価の低下等により伸長せず
営業利益 1,489百万円
• 前年同期比△8.2%、予想比△6.9%
• 前年同期比減少は、販売管理費においてWIT株式譲渡に係る費用等を計上したことが主要因。それら費用
を含まない場合は前年同期比、予想比ともにプラスとなる
• 当社製品の主要原材料の価格は、昨年春先の新型コロナウイルス感染拡大の際に大きく落ち込んだ。期中
において徐々に回復したものの通期平均では32,800円/㎘(期初想定価格:45,000円/㎘)と低位で推移
• 営業利益率は、相対的に高利益率な製品の販売が伸長したマテリアルソリューション事業がカバーし、連
結全体では前年同期比微減となった
(2020年3月期:5.5%、2021年3月期:5.1%)
当期純利益 2,386百万円
• 前年同期比+115.2%、予想比△4.5%(WIT株式譲渡に伴う特別利益の計上が見込まれたため、2021年2
月10日開示にて当期純利益予想を1,000百万円から2,500百万円へ上方修正)
• WIT株式譲渡により子会社株式売却益を計上するとともに、関連資産である固定資産の譲渡により固定資
産売却損を計上
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2021年3月期 決算概要
WIT株式譲渡による主な影響
• アドバイザーフィー等の販売管理費 159百万円
• 子会社株式売却益 2,094百万円
• 固定資産売却損 92百万円 (単位:百万円)
業績予想
2020年3月期 2021年3月期 前期比 前期比 (2021年 予想比 予想比
(実績) (実績) 増減額 増減率 2月10日 増減額 増減率
上方修正)
売 上 高 29,251 29,248 △3 △0.0% 29,000 +248 +0.9%
営 業 利 益 1,622 1,489 △ 133 △8.2% 1,600 △ 110 △6.9%
経 常 利 益 1,598 1,428 △ 169 △10.6% 1,580 △ 151 △9.6%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 1,108 2,386 +1,277 +115.2% 2,500 △ 113 △4.5%
1 株 あ た り
当 期 純 利 益 ₁ 116.30 244.82 - - 256.45 - -
E B I T D A 2
2,712 2,568 - - - - -
1. 発行済株式総数から自己株式等を控除した期中平均株式数により計算しています。期中平均株式数は、2020年3月期は9,535,664株、2021年3月期は9,748,354株です。
2. EBITDA=営業利益+減価償却費
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ご参考(WIT株式譲渡による影響を除いた損益計算書)
• 営業利益は前年同期比+1.6%の増益となり、期初予想に対しては+3.1%
• 営業利益率では、2020年3月期5.5%、2021年3月期5.6%
• 当期純利益において前年同期比△103百万円。これは2020年3月期において計上し
た投資有価証券売却益(75百万円)の影響が大きい
(単位:百万円)
期初 期初 期初
2020年3月期 2021年3月期 前期比 前期比
業績予想 予想比 予想比
(実績) (ご参考) 増減額 増減率
増減額 増減率
売 上 高 29,251 29,248 △3 △0.0% 29,000 +248 +0.9%
営 業 利 益 1,622 1,649 +26 +1.6% 1,600 +49 +3.1%
経 常 利 益 1,598 1,626 +27 +1.7% 1,580 +46 +2.9%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 1,108 1,005 △ 103 △9.4% 1,000 +5 +0.5%
※監査等を実施していない参考値です
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売上高・営業利益の 四半期ごと3か年推移
売上高 9.2% 営業利益・営業利益率 単位:百万円
7,881 7,811 10.0%
8.6%
8,000 7,756 7,519 9.0%
7,577 7,225 6,983
7,021 8.0%
6,747 6,881
6,786 7.0% 5.2%
6,536 6.0% 7.5% 4.1% 4.3% 4.2% 5.1%
5.0% 4.4% 100.0%
6,000 4.0% 721
800
3.0%
4.0%
3.3%
2.0% 664 3.3% 80.0%
1.0% 569
600
4,000 0.0% 60.0%
354 403
400 296 281 40.0%
292 282 305 248
2,000 214
200 20.0%
0 0 0.0%
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2019.3期 2020.3期 2021.3期
2019.3期 2020.3期 2021.3期 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率 2021.3期営業利益率
• 第1四半期:新型コロナウイルス感染拡大の影響から建設工事向けや自動車関連向け販売等は苦戦するも、前年
同期から大幅な落ち込みはなく着地
• 第2四半期:売上高および営業利益は前年同期を超えて推移。売上高においてはアドバンストテクノロジー事業
(前年同期比+296百万円、+30.3%)、営業利益においてはマテリアルソリューション事業(前年同期比+
59百万円、+32.0%)が貢献
• 第3四半期:前年同期比において、売上高増加に対して営業利益増加幅が大きい。これは、マテリアルソリュー
ション事業部門が前期に新たに導入した業績連動型の従業員インセンティブプランにおける引当金の計上方法を
変更したことが大きな要因。前期は、通期業績予想がより具体的に見えてくる第3四半期のみに引当計上(約75
百万円)したのに対し、今期は、四半期毎の実績に基づき四半期毎に引当計上
• 第4四半期:売上高の減少は、アドバンストテクノロジー事業における拡散版販売の売上高が前年同期比におい
て減少したため(売上高累計では増加)。WIT株式譲渡に伴う費用、在宅勤務導入に伴い本社オフィスを半減す
るための費用等、コーポレート部門の販売管理費増加が営業利益に影響
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連結貸借対照表
• WIT株式51%の譲渡により連結の範囲から除外したことが、資産および負債の減少に影響
• 自己資本比率は41.3%から54.6%へ
(単位:百万円)
2020年 2021年
資産 3月期末 3月期末
増減 概要
流動資産 16,420 17,372 +952
主にWIT株式譲渡による増加
現預金 2,367 4,882 +2,514
営業債権 7,406 6,661 △ 744
主にWIT連結対象除外による減少
棚卸資産 6,345 5,569 △ 776
その他 300 259 △ 40
固定資産 12,724 8,719 △ 4,005
有形・無形固定資産 11,382 7,383 △ 3,999 主にWIT連結対象除外および関連資産譲渡等による
有形固定資産の減少
その他 1,342 1,335 △6
資産合計 29,144 26,092 △ 3,052
2020年 2021年
負債・純資産 3月期末 3月期末
増減 概要
負債 17,066 11,802 △ 5,264 主にWIT連結対象除外による減少
営業債務 4,335 2,989 △ 1,346
有利子負債 7,992 5,011 △ 2,980 借入金・社債を返済
退職給付に係る負債 2,232 1,792 △ 439
その他 2,507 2,009 △ 498 主にWIT連結対象除外による減少
純資産 12,078 14,289 +2,211
当期純利益の増加+2,386
株主資本 11,940 14,163 +2,222
配当金△291
その他 137 126 △ 11
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有利子負債・自己資本比率の推移
• 2020年3月期まで着実に有利子負債残高を減少させ自己資本比率を改善
• 加えて、2021年3月期においてWIT株式51%の譲渡により借入金を一部返済し、
財務体質健全化が進んだ
(単位:百万円)
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
売上高 25,055 26,886 27,702 28,229 29,251 29,248
営業利益 740 1,359 1,834 1,521 1,622 1,489
当期純利益 365 1,107 1,594 1,429 1,108 2,386
有利子負債残高 10,884 10,816 10,115 9,788 7,992 5,011
(前期比増減額) (△1,873) (△67) (△701) (△327) (△1,796) (△2,980)
自己資本比率(%) 29.2 31.2 35.7 38.2 41.3 54.6
現金及び預金 1,773 2,062 2,489 2,044 2,367 4,882
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キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
2020年 2021年
増減
3月期 3月期
税金等調整前当期純利益 1,684 3,420 +1,736
減価償却費 1,090 1,079 △ 10 WIT株式譲渡による
子会社株式売却益(△は益) - △ 2,094 △ 2,094
負ののれん償却額 △ 18 - +18 WIT株式譲渡に伴い売却した資産の
退職給付に係る負債 161 73 △ 87 売却損△92
運転資本増減 281 282 +0
固定資産売却・除却損益(△は益) △2 116 +119 主に法人税の増加による
その他 △331 △763 △431
営業キャッシュ・フロー 2,864 2,114 △ 749
固定資産取得による支出△883
固定資産の収支 △ 635 △ 169 +465
WIT株式譲渡に伴い売却した資産に
連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却に よる収入+713
- 1,456 +1,456
よる収入
その他 170 5 △ 165 WIT株式譲渡および連結対象除外に
投資キャッシュ・フロー △ 465 1,291 +1,756 よる
フリーキャッシュ・フロー 2,399 3,405 +1,006
借入金・社債の収支 △ 1,796 △ 680 +1,115
2 124 +122 借入金・社債の返済 △2,980
ストックオプション行使による収入
WITがサンゲツより借入を行った金
配当金の支払 △ 278 △ 291 △ 13 額 +2,300
その他 △ 42 △ 37 +4
財務キャッシュ・フロー △ 2,114 △ 884 +1,229
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セグメント 売上高・営業利益
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比
業績予想 予想比
(実績) (実績) 増減率
売 上 高 29,251 29,248 △0.0% 29,000 +0.9%
イ ン テ リ ア 9,693 9,431 △2.7% 9,200 +2.5%
マテリアルソリューション 16,200 16,131 △0.4% 16,800 △4.0%
アドバンストテクノロジー 4,001 4,127 +3.2% 3,000 +37.6%
そ の 他 △ 643 △ 442 - - -
営 業 利 益 1,622 1,489 △8.2% 1,600 △6.9%
イ ン テ リ ア 922 865 △6.2% 700 +23.6%
マテリアルソリューション 1,120 1,242 +10.9% 1,150 +8.1%
アドバンストテクノロジー 80 78 △3.1% 200 △60.8%
そ の 他 △ 501 △ 696 - - -
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営業利益 増減要因(前年同期比)
(単位:百万円)
売上高減少に伴う減益 高利益率製品の販売増 ディスプレイ用拡散版 WIT株式譲渡に伴う費
△22 加に伴う増益 +251 の販売増加に伴う増益 用等 △159
製造効率改善に伴う増 パッケージソリュー +43 在宅勤務導入に伴う本
益 +53 ション分野の利益率改 PMMA/PC2層シート 社オフィスレイアウト
デザイン力強化等のた 善に伴う増益 +185 分野のスマートフォン 変更(半減)による費
めの人件費等、販売管 ビルディングおよびイ 筐体分野の撤退、売上 用 △32
理費増加による減益 ンダストリアルソ 減少に伴う収率悪化等
△89 リューション分野の売 による減益 △106
上減少に伴う減益 出張費の減少による増
△308 益 +54
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セグメント概況(インテリア事業)
売上高 営業利益・営業利益率 単位:百万円
11.4%
3,000 9.4% 10.3% 9.3% 11.1%
2,519 350 9.2% 6.9% 10.0%
2,336 2,351 2,487 2,510
2,421 2,508 7.9% 282 277
2,500 2,292 8.2% 6.8%
2,250 2,247 280 5.6% 259
2,164 2,148 232 228
220 190
2,000 210 199
184 155
160
120
140 -3.0%
1,500
70
1,000 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2019.3期 2020.3期 2021.3期 2019.3期 2020.3期 2021.3期
2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率 2021.3期営業利益率
• 2020年4月~2021年3月の業界全体における塩化ビニル樹脂系壁紙の出荷数量は、新型コロナウイルス感染症の影響等により
前年同期比△7%(量産品△4%、中級品△12%)と低調に推移したが、壁紙業界シェアトップである(株)サンゲツとの従前
からの取り組みにより、2020年4月~2021年3月の同社向け販売数量は前年同期比+3%(量産品+4%、中級品+1%)と
なった
• 同社向け売上高は、原材料価格の低下に伴う販売単価値下げの影響を受ける中、機能量産品壁紙を中心に量産品販売は健闘す
るも、販売単価の低下により前年同期比99%。売上高全体では、マテリアルソリューション事業向けに製造販売している建設
用途シートの不振等の影響もあり前年同期比マイナス
• 販売単価の低下を製造効率改善等でカバーし、営業利益率は前年同期比同等(2020年3月期:9.5%、2021年3月期:9.2%)
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セグメント概況(マテリアルソリューション事業)
単位:百万円
売上高 営業利益・営業利益率
4,817
5,000 4,693 4,757 14.0%
12.5%
4,700 12.0%
11.6%
6.4% 8.6%
4,400 4,205 10.0%
4,196 8.0% 9.4% 3.7%
4,100 3,938 3,812 3,940 6.7%
6.0%
4.8% 3.3% 5.0%
3,880 3,687 4.0%
3,800 558594
4.0%
3,364
600
2.0%
3,500 3,297 0.0%
443 0.4%
3,200 363
400 281
2,900 243
197
2,600 158 184 120 123
200
2,300 14
2,000 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2019.3期 2020.3期 2021.3期 2019.3期 2020.3期 2021.3期
2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率 2021.3期営業利益率
リビングソリューション:
• 新型コロナウイルス感染拡大を背景にした巣篭り需要や換気意識の高まりによりホームセンター向けの家庭用農園芸製品や張替用防虫
網販売は好調に推移。第4四半期において一部製品の在庫評価損の計上はあったものの、3月の需要期シーズンインにおける販売は堅
調。サッシメーカー向け防虫網販売における学校関連向け等の需要も引続き堅調
ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション:
• 建設工事の中断や各種イベントの中止・縮小等により販売低迷。在宅勤務の広がりによる家庭用エアコン向けフィルター需要や飛沫感
染防止対策品の需要取り込みを継続するも、マイナス分をカバーするに至らず
パッケージングソリューション:
• 中食需要拡大による食品容器販売および健康意識の高まりによるヨーグルト容器向け販売は堅調に推移するも、ミルクポーションは外
食需要の大幅減少から苦戦。利益率は顧客との関係強化および生産体制の見直し等により大幅に改善
アグリソリューション:
• ホテル、飲食店における農作物の需要減少による先行きの不透明さに加え、昨秋以降の暖冬による野菜価格の低下等から、生産農家に
よる農業資材に対する投資控えが続き苦戦。地中熱を利用したソリューション提供等、新たな取り組みが動き始めている
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セグメント概況(アドバンストテクノロジー事業)
単位:百万円
売上高 営業利益・営業利益率
1,275 1,305 15.0%
13.3%
8.9% 8.6%
5.3%
1,047 4.8% 0.8%
200
979 960 956 5.1%
934 0.3% 1.5% -0.9%
877 875 157
824 840 823 150 -9.3%
-10.0%
116
100 74 75
51 48
39
50 19
3 7
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 (7) Q4
(50)
(100) (121)
2019.3期 2020.3期 2021.3期 2019.3期 2020.3期 2021.3期
(150) 2019.3期営業利益率 2020.3期営業利益率 2021.3期営業利益率
金属調加飾フィルム:
• 自動車向け販売は第1四半期を底に前年同期比同等程度まで回復。経済活動がいち早く回復した中国自動車市場が売上高を牽引。国内
市場においても採用車種の販売好調や2輪車エンブレムへの採用等により当初予想に対し順調に回復。欧米では案件の立上りの遅れに
より苦戦するも、比較的利益率の高い北米での売上高増加が利益に貢献
PMMA/PC2層シート:
• 売上高は前期を大幅に下回り、営業利益はマイナスで着地
• 相対的に利益率の高い自動車用ナビゲーションシステム向け分野は、新規案件獲得等により順調に推移
• 一方、スマートフォン筐体向け分野の撤退による稼働低下に伴い売上原価が上昇。加えて第4四半期において、スマートフォン筐体向
け製品在庫および材料の処分費用を計上
その他:
• ディスプレイ用拡散板は引き続き堅調に推移。仕入商品販売のため他分野に比べ利益率は低いものの、売上高増加によりPMMA/PC2
層シート分野で落ち込んだ利益をカバー
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免責事項
本資料における見通し等は、本資料作成時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したも
のであり、今後の事業環境の変化により実際の業績が異なる可能性があります。
本資料に記載されている内容・写真・図表等の無断転載を禁止します。
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