7918 ヴィアHD 2020-06-26 16:00:00
継続企業の前提に関する事項の注記に関するお知らせ [pdf]

                                           2020 年 6 月 26 日
 各    位
                      会 社 名    株式会社ヴィア・ホールディングス
                      代表者名     代表取締役社長          横川紀夫
                               ( コ ー ド 7918、 東 証 第 一 部 )
                      問い合わせ先   執行役員企画部長 関川周平
                               電 話 番 号 03- 5155- 6801



          継続企業の前提に関する事項の注記に関するお知らせ


 当社は、本日公表の 2020 年 3 月期決算短信における継続企業の前提に関する事項について、
下記のとおり注記することといたしましたので、お知らせいたします。

                        記

(継続企業の前提に関する注記)
  新型コロナウイルス感染症の影響による消費の落ち込みや生産活動の停滞等、世界経済は大
きく減速し、    当社グループにおきましても著しい売上高の減少が生じております。2020 年2月
25 日に政府より新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が決定され、       それ以降消費マインド
は急激に低下し消費者は外出等を控え、大幅な客数及び売上高の減少を及ぼし、外食需要に重
要な影響を与えております。        当連結会計年度は、この影響を受けて2期連続で経常損失となり、
当連結会計年度末において当社が取引金融機関との間で締結しているシンジケーション方式に
よるタームローン契約等の財務制限条項に抵触しております。取引金融機関からは、世情を鑑
み 2020 年 10 月 30 日までは、財務制限条項抵触による返済を猶予していただいており、それ
までに提出する新たな経営計画により借換等の借入継続の判断がなされることになっておりま
す。これにより、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在している
と認識しております。
  このような状況を解消するために、当社グループは、取引金融機関に対し借入継続の交渉を
行うとともに、以下の対応を図ってまいります。
  感染症対策の影響下ではありますが、収束後も第二波、第三波が起こりうることも視野に置
き、宴会需要減少等の消費者のライフスタイル変化やお客様と従業員の安全・安心を守るため
のソーシャルディスタンス営業等を考慮し、事業収益改善の施策を行い、財務状況の安定化を
図ってまいります。
  収益改善につきましては、不採算店舗の撤退による固定費減少及び本部コスト削減、メニュ
ー改定及びメニューミックス等による客粗利改善、食材のロス低減による原価改善、店舗の営
業オペレーション見直しによる労働生産性の向上等の施策で、コスト削減に努めるとともに、
テイクアウト、デリバリー、e コマース等の新しいサービスの付加等による収益力の底上げで
営業利益を改善するとともに、コロナの時代に戦える業態構造転換を図ってまいります。これ
らを踏まえた、アフターコロナの計画見直しが必要と認識しており、検討を進めておりますの
で、新たな経営計画は決定次第公表いたします。
  さらに、今後の資金繰りの改善につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、
経済情勢の先行きが不透明な状況下において、キャッシュポジションを高め、当社グループの
財務的な安定性を高めるために、メインバンクであるりそな銀行より、資金繰り支援策として
の新たな融資枠を設定いただいております。

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 しかしながら、感染症の終息時期が不透明で、今後売上高に及ぼす影響の程度や期間につい
て不確実性があることから、これらの対応策は実施途上であり、現時点においては、継続企業
の前提に関する重要な不確実性が認められます。
 なお、連結財務諸表は継続企業を前提として作成されており、継続企業の前提に関する重要
な不確実性の影響を連結財務諸表には反映しておりません。

                                     以   上




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