7911 凸版印 2021-05-14 17:30:00
中期経営計画の策定に関するお知らせ [pdf]
2021 年5月 14 日
各 位
会 社 名 凸 版 印 刷 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 麿 秀晴
(コード番号 7911 東証第一部)
問合せ先 取 締 役 専 務 執 行 役 員
経営企画本部担当 坂井 和則
(TEL.03-3835-5588)
中期経営計画の策定に関するお知らせ
当社グループは、2021 年度を初年度とする中期経営計画(2021 年4月~2023 年3月)を策定いた
しましたので、その概要を下記の通り、お知らせいたします。
記
1.基本方針
“Digital & Sustainable Transformation”
「DX」 「SX」
と によって、 ワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、
持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指す。
2.中長期の重点施策
(1)事業ポートフォリオの変革
既存事業の構造改革による収益獲得と同時に事業ポートフォリオの変革に向け、以下を重
点施策として位置付け、取り組んでまいります。
①DX 事業の推進
②生活系事業の海外展開
③新事業(フロンティアビジネス)の創出
(2)経営基盤の強化
DX を軸に自社競争力のさらなる強化を図り、以下を重点施策として位置付け、事業変革
の基盤を形成してまいります。
①システム基盤のモダナイゼーション
②スマートファクトリーの推進
③研究開発機能の強化
④人財の育成・活用
(3)ESG への取り組み深化
社会的価値創造企業として ESG への取り組みを積極的に推進し、以下を重点施策として
位置付け、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
①環境への取り組み―気候変動への対応
②経営戦略への SDGs 視点の織り込み
③ガバナンス向上に向けた取り組み
1
3.財務方針・資本政策
(1)財務方針
持続可能な社会の実現に向け、すべてのステークホルダーとともに社会的価値の創造を目
指します。この長期目標達成のため、持続的な成長を支える財務戦略を展開してまいりま
す。
①積極投資による収益性の向上
②資産の入れ替えによる資産効率の向上
③財務規律に基づき、財務健全性を維持
(2)資本政策および株主還元方針
事業活動により創出したキャッシュは、中長期的な財務健全性を維持しながら、成長投資
と株主還元にバランスよく配分してまいります。キャッシュフローの拡大に注力し、収益
性・健全性の向上を図りながら、株主還元の充実に努めます。具体的には、連結配当性向
30%を目途に安定的な株主還元を実施します。また、市場環境及び業績や財務状況等を見
極め、追加還元の可能性も検討してまいります。
(3)政策保有株式の縮減
当社は、過去において取引先の株式を保有することで、幅広いお客さまと安定的な受注基
盤をつくってまいりました。近年は、資本コストと内部資金調達の観点を踏まえ、合理性
の検証に基づく資産売却を推進しております。引き続き、資産効率向上を目指し、意義の
低下した政策保有株式は縮減を加速してまいります。
4.経営数値目標(2022 年3月期から 2023 年3月期) (単位:百万円)
2021 年3月期 2022 年3月期 2023 年3月期
(実績) (予想) (計画)
売上高 1,466,935 1,450,000 1,500,000
営業利益 58,789 52,000 67,000
経常利益 58,053 51,000 66,000
親会社株主に帰属する
81,997 31,000 41,000
当期純利益
ROE(%) 6.5 2.3 3.1
中期経営計画の詳細につきましては、下記ホームページをご覧ください。
https://www.toppan.co.jp/ir/
本資料に記載されている内容は、現時点で入手可能な情報に基づき作成されたものであり、不確実
性を含んでおります。実際の業績はさまざまな要因により異なる可能性があります。
以 上
2