7908 KIMOTO 2020-02-06 16:00:00
2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月6日
上 場 会 社 名 株式会社きもと 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7908 URL http://www.kimoto.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 木本 和伸
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 丸山 光則 (TEL) 03-6758-0300
四半期報告書提出予定日 2020年2月7日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 8,875 △14.7 △305 ― △285 ― △1,022 ―
2019年3月期第3四半期 10,406 △8.9 305 △53.6 402 △45.0 382 △32.0
(注) 包括利益 2020年3月期 △996百万円( ―%) 2019年3月期 192百万円( △74.4%)
―
第3四半期 第3四半期
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 △20.84 ―
2019年3月期第3四半期 7.69 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 22,986 17,654 76.8
2019年3月期 24,772 19,021 76.8
(参考) 自己資本 2020年3月期 17,654百万円 2019年3月期 19,021百万円
第3四半期
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 ― 2.00 ― 3.00 5.00
2020年3月期 ― 2.00 ―
2020年3月期(予想) 3.00 5.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 11,800 △13.0 △400 ― △400 ― △1,150 ― △23.40
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 54,772,564株 2019年3月期 54,772,564株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 6,284,318株 2019年3月期 5,622,118株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 49,040,502株 2019年3月期3Q 49,669,135株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等は、当社が本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいており、当
社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は今後様々な要因により予想とは異
なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四
半期決算短信【添付資料】3ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社きもと(7908) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………P.2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………P.2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………P.3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………P.3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………P.4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………P.4
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 ………………………………………………………………P.6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………P.7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………P.7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………P.7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………P.7
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………P.7
(販売の状況) ………………………………………………………………………………………………P.7
1
株式会社きもと(7908) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
連結 [減収・減益]
2020年3月期は、世界中で飛躍的にデジタル化が進む市場に向け、革新的な技術変化に対応した独自性のある高
付加価値製品の開発・生産及びサービスの提供を推進してまいります。フィルム事業は、家電や自動車、産業機器
などIoT関連製品の事業拡大と、コンパクトクリーンコーターを活かした幅広い分野での開発品の先行生産体制を構
築し、品質及び利益率向上に注力いたします。データキッチン事業は、デジタルツイン事業部を新設し、技術と営
業が一つの組織となりコミュニケーションの質とスピードUP、そして品質向上を目指し、デジタルツインを実現す
る、あらゆるデータの取得・加工サービスを様々な分野に提案します。また海外現地法人および国内外の協力会社
と共に、グローバルにビジネスを展開いたします。
売上は、米中貿易摩擦の影響をはじめ、世界的な市場動向により一部のIoT関連製品の受注量が減少したことおよ
び米国の大型案件の失注により減収となりました。営業利益は、利益率向上に努めたものの、売上高の減少による
生産量減少の影響により減益となりました。なお、第2四半期に連結子会社のKIMOTO TECH, INC.
(米国)が保有する固定資産(生産設備等)について減損損失したことにより特別損失を計上しております。また、
当第3四半期に時間外労働手当に関して自主的に社内調査を行った結果、適用法令の理解が十分でなかったことに
より、時間外労働手当の一部未払いがあることが判明したため、売上原価105百万円、販売費及び一般管理費14百万
円を計上しております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は8,875百万円(前年同四半期比14.7%減)、営業損失
は305百万円(前年同四半期の営業利益は305百万円)、経常損失は285百万円(前年同四半期の経常利益は402百万
円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,022百万円(前年同四半期の親会社株主に帰属する四半期純利益は
382百万円)となりました。
※「デジタルツイン」とは、現実の世界(フィジカル空間)の出来事を、そのまま仮想の世界(バーチャル空間)
でリアルタイムに再現し、現実の世界と連動することです。現実の世界に近いシミュレーションが可能になること
から、次世代のものづくりや、私たちの暮らしを始め、様々な分野で活かされ始めています。
個別 [減収・減益]
売上は、米中貿易摩擦の影響をはじめ、世界的な市場動向により一部のIoT関連製品の受注量が減少したことによ
り減収となりました。営業利益は、利益率向上に努めたものの、売上高の減少による生産量減少の影響により減益
となりました。なお、第2四半期に連結子会社の減損処理を実施したことに伴い、関係会社株式評価損を特別損失
として計上しております。また、当第3四半期に時間外労働手当に関して自主的に社内調査を行った結果、適用法
令の理解が十分でなかったことにより、時間外労働手当の一部未払いがあることが判明したため、売上原価105百万
円、販売費及び一般管理費14百万円を計上しております。
これらの結果、当第3四半期累計期間における売上高は8,223百万円(前年同四半期比12.8%減)、営業損失は
132百万円(前年同四半期の営業利益は388百万円)となりました。
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株式会社きもと(7908) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産、負債、純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産、負債、純資産の状況は以下のとおりであります。なお、比較増減額
はすべて前連結会計年度末を基準としております。
(資産)
総資産は前連結会計年度末に比べ1,786百万円減少し、22,986百万円となりました。主な変動要因は、現金及び
預金の減少661百万円、受取手形及び売掛金の減少190百万円、電子記録債権の減少167百万円、機械装置及び運搬
具の減少971百万円であります。
(負債)
負債は前連結会計年度末に比べ419百万円減少し、5,332百万円となりました。主な変動要因は、電子記録債務の
減少258百万円、賞与引当金の減少117百万円であります。
(純資産)
純資産は前連結会計年度末に比べ1,367百万円減少し、17,654百万円となりました。主な変動要因は、利益剰余
金の減少1,267百万円、自己株式の取得による減少124百万円であります。これらの結果、自己資本比率は前連結会
計年度末と同じく、76.8%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想につきましては、2019年10月30日の2020年3月期第2四半期決算発表時に公表し
ました業績予想から変更はありません。
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株式会社きもと(7908) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,638 11,977
受取手形及び売掛金 3,125 2,935
電子記録債権 613 445
商品及び製品 487 493
仕掛品 408 498
原材料及び貯蔵品 407 475
その他 194 246
貸倒引当金 △11 △12
流動資産合計 17,864 17,058
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,568 2,439
機械装置及び運搬具(純額) 2,133 1,161
土地 791 791
建設仮勘定 22 199
その他(純額) 192 170
有形固定資産合計 5,708 4,763
無形固定資産
ソフトウエア 131 106
ソフトウエア仮勘定 - 9
その他 42 40
無形固定資産合計 173 156
投資その他の資産
投資有価証券 840 866
繰延税金資産 64 31
その他 290 274
貸倒引当金 △168 △165
投資その他の資産合計 1,026 1,007
固定資産合計 6,908 5,927
資産合計 24,772 22,986
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株式会社きもと(7908) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,054 1,052
電子記録債務 1,369 1,110
未払法人税等 99 32
賞与引当金 228 110
その他 807 727
流動負債合計 3,559 3,032
固定負債
退職給付に係る負債 2,052 2,092
長期預り金 99 98
繰延税金負債 16 86
その他 23 22
固定負債合計 2,192 2,299
負債合計 5,751 5,332
純資産の部
株主資本
資本金 3,274 3,274
資本剰余金 3,427 3,427
利益剰余金 14,000 12,732
自己株式 △1,478 △1,602
株主資本合計 19,223 17,831
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 116 133
為替換算調整勘定 △120 △142
退職給付に係る調整累計額 △198 △167
その他の包括利益累計額合計 △202 △177
純資産合計 19,021 17,654
負債純資産合計 24,772 22,986
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株式会社きもと(7908) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 10,406 8,875
売上原価 7,579 6,777
売上総利益 2,826 2,097
販売費及び一般管理費 2,520 2,403
営業利益又は営業損失(△) 305 △305
営業外収益
受取利息 2 4
受取配当金 28 21
受取手数料 1 5
物品売却益 2 2
為替差益 44 -
その他 19 17
営業外収益合計 99 50
営業外費用
支払補償費 1 5
為替差損 - 23
その他 1 1
営業外費用合計 2 30
経常利益又は経常損失(△) 402 △285
特別利益
在外子会社清算に伴う為替換算調整勘定取崩益 142 -
特別利益合計 142 -
特別損失
固定資産廃棄損 9 2
減損損失 - 655
特別損失合計 9 658
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
535 △944
純損失(△)
法人税等 153 78
四半期純利益又は四半期純損失(△) 382 △1,022
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
382 △1,022
に帰属する四半期純損失(△)
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △109 16
為替換算調整勘定 △115 △21
退職給付に係る調整額 35 30
その他の包括利益合計 △189 25
四半期包括利益 192 △996
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 192 △996
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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株式会社きもと(7908) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、当第3四半期連結累計期間において、2019年11月19日開催の取締役会決議に基づき、自己株式を
662,200株、金額124百万円で取得いたしました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における自己株式は6,284,318株となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実
効税率を使用する方法によっております。
3.その他
(販売の状況)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 (参考)前連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日) 至 2019年3月31日)
事業区分
外部顧客への 前年同四半期 外部顧客への 前年同四半期 外部顧客への 前連結会計年度
売上高 増減率 売上高 増減率 売上高 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
フィルム 9,647 △8.2 8,148 △15.5 12,280 △9.1
データキッチン 213 △6.9 222 3.8 503 7.0
コンサルティング 2 △85.0 1 △63.8 8 △59.8
その他 541 △18.4 504 △6.9 776 △12.2
合 計 10,406 △8.9 8,875 △14.7 13,568 △8.8
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
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