7867 タカラトミー 2020-11-10 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月10日
上場会社名 株式会社 タカラトミー 上場取引所 東
コード番号 7867 URL www.takaratomy.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)小島 一洋
問合せ先責任者 (役職名) 連結管理本部長 (氏名)伊藤 豪史郎 TEL 03-5654-1548
四半期報告書提出予定日 2020年11月11日 配当支払開始予定日 2020年12月11日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 63,157 △24.0 1,839 △68.4 1,622 △69.9 516 △87.7
2020年3月期第2四半期 83,092 △6.8 5,826 △17.6 5,389 △26.6 4,189 △15.4
(注)包括利益2021年3月期第2四半期 △532百万円 (-%)
2020年3月期第2四半期 3,566百万円 (△58.3%)
潜在株式調整後1株当たり
1株当たり四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 5.48 5.48
2020年3月期第2四半期 43.95 43.90
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第2四半期 147,749 64,988 43.4 681.71
2020年3月期 129,253 67,410 51.6 703.07
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 64,181百万円 2020年3月期 66,649百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 15.00 - 15.00 30.00
2021年3月期 - 7.50
2021年3月期(予想) - 7.50 15.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 145,000 △12.0 5,500 △48.5 5,500 △46.1 3,000 △33.4 31.79
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料11ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注
記事項 (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 96,290,850株 2020年3月期 96,290,850株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 2,143,465株 2020年3月期 1,493,222株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 94,261,187株 2020年3月期2Q 95,327,918株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
今後の見通しにつきましては、5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご参照ください。
機関投資家・アナリスト向けの決算説明会につきましては、2020年11月10日にテレフォンカンファレンスにて実施す
る予定です。また、同決算説明会資料につきましては、同日に当社ウェブサイトに掲載の予定です。
㈱タカラトミー(7867) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 11
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 11
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 11
(四半期連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 14
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㈱タカラトミー(7867) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
(2021年3月期第2四半期連結累計期間におけるハイライト)
(新型コロナウイルス感染症の影響などについて)
・生産面では、中国・ベトナム・タイにおいて通常通り操業しているものの、一部商品が発売延期となるなど販
売機会の損失が生じました。
・需要面では、緊急事態宣言の解除により外出自粛や店舗の臨時休業・営業時間の短縮は緩和されたものの、7
月から感染者数が再度増加したことなどによる自粛ムードの継続に加え、映画公開の延期や各種イベントの中
止・延期及び縮小等により、「キデイランド」「トミカ・プラレールショップ」など小売事業、「トミカ博・
プラレール博」などイベント事業及びガチャ販売事業は売上が減少いたしました。一方、玩具事業では、巣ご
もり需要に対応する商品が人気となるとともにeコマース購買の高まりが続きました。
・当社グループでは感染拡大の防止を進めるにあたり、従業員の外出や出社の大幅な抑制を図るためテレワーク
を推進するとともに、外部との会食の禁止、海外・国内出張の原則禁止などの対策を実施いたしました。
(連結業績について)
・売上高は、63,157百万円(前年同期比24.0%減)となりました。今年発売50周年を迎えた「トミカ」では、4月
よりテレビアニメ『トミカ絆合体 アースグランナー』の放送をスタートさせ、関連商品を市場投入するととも
に、「トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクト」など50周年の各種マーケティング施策を進めまし
た。「ベイブレードバースト」は北米におけるテレビアニメ放送の継続などにより、海外向け輸出が堅調に推
移し、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」は競争環境が激しさを増す中、商品構成を見直
したことにより堅調に推移いたしました。「人生ゲーム」や「黒ひげ危機一発」などのファミリーゲームがコ
ロナ禍による巣ごもり需要として好調に推移したものの、前述のとおり新型コロナウイルス感染拡大の長引く
影響により、小売事業、イベント事業等の売上が減少するとともに、店頭プロモーションなど各種マーケティ
ング活動における制約が続いたこともあり、商品販売は減少いたしました。
・利益面では、売上に即した広告宣伝費等のコストコントロールにより販売費及び一般管理費が減少したもの
の、売上高の減少に加え、在庫評価減を計上するなど売上総利益が減少したことから、営業利益は1,839百万円
(前年同期比68.4%減)、経常利益は1,622百万円(前年同期比69.9%減)となりました。また、緊急事態宣言を
受け臨時休業を実施した小売店等で発生した固定費(人件費・減価償却費)等677百万円を新型コロナウイルス
感染症による損失として特別損失を計上したことなどもあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は516百万円
(前年同期比87.7%減)となりました。
(経営成績の概況)
<セグメント別業績の概況>
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
増減 増減率(%)
第2四半期 第2四半期
売上高 83,092 63,157 △19,934 △24.0
日本 71,171 53,425 △17,745 △24.9
アメリカズ 8,634 8,829 195 2.3
欧州 2,683 2,516 △167 △6.2
オセアニア 752 909 157 20.9
アジア 29,982 22,274 △7,708 △25.7
消去 △30,132 △24,797 5,334 -
営業利益又は営業損失(△) 5,826 1,839 △3,986 △68.4
日本 6,902 2,795 △4,106 △59.5
アメリカズ △35 △57 △22 -
欧州 △145 42 188 -
オセアニア △63 62 125 -
アジア 733 524 △208 △28.5
消去又は全社 △1,565 △1,527 38 -
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<日本>
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
増減
第2四半期 第2四半期
売上高 71,171 53,425 △17,745
営業利益 6,902 2,795 △4,106
緊急事態宣言の解除により外出自粛や店舗の臨時休業・営業時間の短縮は緩和されたものの、7月から新型コロ
ナウイルスの感染者数が再度増加したことなどによる自粛ムードの継続に加え、映画公開の延期や各種イベントの
中止・延期及び縮小、インバウンド消費の大幅な落ち込み等により、「キデイランド」「トミカ・プラレールショ
ップ」など小売事業、「トミカ博・プラレール博」などイベント事業及びガチャ販売事業の売上が減少いたしまし
た。一方で、巣ごもり需要に対応する商品が人気となるとともにeコマース購買の高まりが続きました。
発売50周年を迎えた「トミカ」においては、4月にテレビアニメ放送がスタートした『トミカ絆合体 アースグ
ランナー』関連商品を継続展開するとともに、「トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクト」やアパレル等
とのコラボレーションなど50周年の各種マーケティング施策を進めました。2015年夏に発売した「ベイブレードバ
ースト」は国内販売が減少傾向にあるものの、海外向け輸出は北米におけるテレビアニメ放送の継続などにより堅
調に推移し、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」は、競争環境が激しさを増す中、商品構成を
見直したことにより堅調に推移いたしました。「ポケットモンスター」においては液晶玩具「スマホロトム」など
の関連商品が好評を博しました。ガールズ商品では7月に、液晶玩具「すみっコぐらし すみっコキャッチ」を発
売し人気を集めるとともに、女児向け特撮テレビドラマシリーズ第4弾となる『ポリス×戦士 ラブパトリー
ナ!』関連商品の展開を開始いたしました。
海外で高い人気のテレビアニメ『パウ・パトロール』においては、2019年春より展開する関連商品などが引き
続き好調に推移いたしました。外出自粛により家の中で楽しめる商品に注目が集まり、ボードゲーム「人生ゲー
ム」やパーティーゲーム「黒ひげ危機一発」などファミリーゲームの販売が伸長するとともに、「くまのプーさん
えらべる回転6WAYジムにへんしんメリー」が人気となるなどベビー関連商品が堅調に推移いたしました。
2019年12月に配信を開始したカードゲームアプリ「DUEL MASTERS PLAY'S(デュエル・マスターズ プレイス)」
は定期的に新しいカードパックを配信するとともに、7月には人気ゲームキャラクター、9月には話題のバーチャ
ルライバーグループとのコラボレーションも人気を呼んでおり、プロモーションの強化を図るなど継続展開いたし
ました。
以上の結果、売上高は53,425百万円(前年同期比24.9%減)、営業利益は2,795百万円(同59.5%減)に留まりま
した。
<アメリカズ>
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
増減
第2四半期 第2四半期
売上高 8,634 8,829 195
営業損失(△) △35 △57 △22
新型コロナウイルス感染拡大により、春にロックダウンが実施された後も外出規制などの措置もあり、巣ごもり
需要やeコマース購買が高まりました。
家で過ごす時間が長くなったことにより、生活必需品に準じたベビー向け食器やトイレトレーニングに使用する
おまる、お風呂関連商品の需要が高まるなど、ベビー用品が好調に推移いたしました。農耕車両玩具においては、
ロックダウンにより自宅の庭でも遊べる乗用玩具が人気を集めるなど堅調に推移し、売上高は8,829百万円(前年
同期比2.3%増)となりました。営業損失はプロダクトミックスの変化により57百万円(前年同期営業損失35百万
円)となりました。
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<欧州>
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
増減
第2四半期 第2四半期
売上高 2,683 2,516 △167
営業利益又は営業損失(△) △145 42 188
新型コロナウイルス感染拡大により、春にロックダウンが実施され、巣ごもり需要やeコマース購買の高まりが
見られました。
コロナ禍によりバストイなどのプリスクール関連商品が堅調に推移するとともに、ファミリーゲームに注目が集
まり、ボードゲーム・アクションゲーム「Drumond Parkブランド商品」などのゲーム関連商品が好調に推移いたし
ました。また、コアブランドである農耕車両玩具が堅調に推移いたしました。さらに、3月より導入のテレビアニ
メ『Ricky Zoom』関連商品を継続展開いたしました。一方、前期展開のグローバル商品が一巡したことなどから、
売上高は2,516百万円(前年同期比6.2%減)となりました。営業利益は広告宣伝費等のコストコントロールによる
販売費及び一般管理費の減少もあり、42百万円(前年同期営業損失145百万円)となりました。
<オセアニア>
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
増減
第2四半期 第2四半期
売上高 752 909 157
営業利益又は営業損失(△) △63 62 125
新型コロナウイルス感染拡大により春に行われたロックダウンの外出制限は、一部地域にて7月以降も実施され
たこともあり、巣ごもり需要の高まりが見られました。
生活必需品に準じたベビー用品に加え、プリスクール関連商品が好調に推移いたしました。また、農耕車両玩具
においては、手転がしで遊べる商品が人気を集めるなど好調に推移したことなどから、売上高は909百万円(前年
同期比20.9%増)、営業利益は62百万円(前年同期営業損失63百万円)となりました。
<アジア>
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
増減
第2四半期 第2四半期
売上高 29,982 22,274 △7,708
営業利益 733 524 △208
新型コロナウイルスの感染拡大について、生産面では4月以降、中国・ベトナム・タイにおいて通常通り操業し
ております。需要面では春に各国・地域においてロックダウンなどが行われ、それ以降も外出制限が実施されるな
ど、購買動向に大きな影響をもたらしました。また、「ベイブレードバースト」などのボーイズ関連商品の販売が
減少したことや、前期展開した映画関連商品の販売が一巡したことにより、売上高は22,274百万円(前年同期比
25.7%減)、営業利益は524百万円(同28.5%減)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
〔資産、負債及び純資産の状況〕
<資産>
流動資産は、前連結会計年度末に比較して17,327百万円増加し、104,480百万円となりました。これは主として、現
金及び預金、受取手形及び売掛金、商品及び製品が増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比較して1,169百万円増加し、43,269百万円となりました。これは主として、有形
固定資産が増加したことによるものです。
<負債>
流動負債は、前連結会計年度末に比較して8,650百万円増加し、44,988百万円となりました。これは主として、短期
借入金、リース債務、未払費用、1年内返済予定の長期借入金が増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比較して12,268百万円増加し、37,773百万円となりました。これは主として、長期
借入金、リース債務が増加したことによるものです。
<純資産>
純資産は、前連結会計年度末に比較して2,421百万円減少し、64,988百万円となりました。これは主として、為替換
算調整勘定、利益剰余金が減少したこと、及び自己株式の取得があったことによるものです。
〔キャッシュ・フローの状況〕
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前連結会計年度末に比較して9,999
百万円増加し、56,904百万円となりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動によるキャッシュ・フローは、644百万円の収入(前年同四半期は4,539百万円の支出)となりました。これ
は主として、売上債権の増加3,576百万円、たな卸資産の増加1,991百万円等があった一方で、減価償却費2,826百万
円、税金等調整前四半期純利益927百万円、未払費用の増加864百万円等があったことによるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動によるキャッシュ・フローは、4,745百万円の支出(前年同四半期は1,630百万円の支出)となりました。こ
れは主として、有形固定資産の取得による支出4,086百万円、無形固定資産の取得による支出652百万円等があったこと
によるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動によるキャッシュ・フローは、14,210百万円の収入(前年同四半期は4,766百万円の支出)となりました。
これは主として、長期借入金の返済による支出2,650百万円等があった一方で、長期借入れによる収入14,000百万円、
短期借入金の純増3,922百万円等があったことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2020年8月13日公表のとおりであり、変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 47,009 57,012
受取手形及び売掛金 17,946 21,471
商品及び製品 13,370 15,279
仕掛品 625 683
原材料及び貯蔵品 1,013 1,001
その他 7,350 9,199
貸倒引当金 △162 △166
流動資産合計 87,153 104,480
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 12,720 12,703
減価償却累計額 △8,321 △8,456
減損損失累計額 △349 △341
建物及び構築物(純額) 4,048 3,904
機械装置及び運搬具 2,538 2,525
減価償却累計額 △1,975 △2,016
減損損失累計額 △33 △30
機械装置及び運搬具(純額) 529 478
工具、器具及び備品 22,780 23,159
減価償却累計額 △20,978 △21,410
減損損失累計額 △723 △731
工具、器具及び備品(純額) 1,078 1,018
土地 3,897 3,892
リース資産 7,475 8,839
減価償却累計額 △4,014 △3,265
減損損失累計額 △290 △298
リース資産(純額) 3,170 5,276
建設仮勘定 324 459
有形固定資産合計 13,048 15,028
無形固定資産
のれん 14,772 13,713
その他 7,913 7,573
無形固定資産合計 22,685 21,286
投資その他の資産
投資有価証券 3,190 3,422
繰延税金資産 1,015 1,254
その他 2,187 2,306
貸倒引当金 △27 △30
投資その他の資産合計 6,365 6,953
固定資産合計 42,099 43,269
資産合計 129,253 147,749
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㈱タカラトミー(7867) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 8,648 8,938
短期借入金 5,980 10,058
1年内返済予定の長期借入金 5,300 6,000
リース債務 2,550 4,087
未払金 6,183 6,336
未払費用 5,860 6,744
未払法人税等 695 674
引当金 297 313
その他 822 1,833
流動負債合計 36,338 44,988
固定負債
長期借入金 18,375 29,025
リース債務 1,077 1,864
繰延税金負債 638 654
再評価に係る繰延税金負債 472 472
引当金 526 537
退職給付に係る負債 2,912 2,967
その他 1,503 2,252
固定負債合計 25,504 37,773
負債合計 61,843 82,761
純資産の部
株主資本
資本金 3,459 3,459
資本剰余金 9,212 9,212
利益剰余金 44,980 44,074
自己株式 △1,257 △1,807
株主資本合計 56,394 54,939
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,109 1,277
繰延ヘッジ損益 407 151
土地再評価差額金 624 624
為替換算調整勘定 9,058 8,073
退職給付に係る調整累計額 △944 △885
その他の包括利益累計額合計 10,255 9,241
新株予約権 336 420
非支配株主持分 423 386
純資産合計 67,410 64,988
負債純資産合計 129,253 147,749
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㈱タカラトミー(7867) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 83,092 63,157
売上原価 48,946 39,568
売上総利益 34,145 23,589
販売費及び一般管理費 28,319 21,749
営業利益 5,826 1,839
営業外収益
受取利息及び配当金 126 39
受取賃貸料 70 71
その他 48 86
営業外収益合計 246 196
営業外費用
支払利息 126 116
為替差損 460 186
その他 95 111
営業外費用合計 682 414
経常利益 5,389 1,622
特別利益
固定資産売却益 - 19
債権譲渡益 23 -
新株予約権戻入益 1 -
受取解決金 188 -
雇用調整助成金等 - 110
特別利益合計 213 129
特別損失
固定資産除却損 3 5
減損損失 - 1
新型コロナウイルス感染症による損失 - 677
その他 0 140
特別損失合計 3 824
税金等調整前四半期純利益 5,599 927
法人税等 1,391 448
四半期純利益 4,207 478
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
18 △37
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,189 516
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㈱タカラトミー(7867) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 4,207 478
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 283 169
繰延ヘッジ損益 △221 △255
為替換算調整勘定 △751 △985
退職給付に係る調整額 47 59
その他の包括利益合計 △641 △1,011
四半期包括利益 3,566 △532
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,547 △496
非支配株主に係る四半期包括利益 19 △36
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 5,599 927
減価償却費 3,463 2,826
固定資産除却損 3 5
減損損失 - 1
のれん償却額 703 654
新株予約権戻入益 △1 -
受取解決金 △188 -
雇用調整助成金等 - △110
新型コロナウイルス感染症による損失 - 677
貸倒引当金の増減額(△は減少) △287 7
引当金の増減額(△は減少) △85 27
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 21 114
受取利息及び受取配当金 △126 △39
支払利息 126 116
為替差損益(△は益) 319 △164
固定資産売却損益(△は益) 0 △19
売上債権の増減額(△は増加) △7,561 △3,576
たな卸資産の増減額(△は増加) △5,903 △1,991
前払費用の増減額(△は増加) △268 △91
仕入債務の増減額(△は減少) 3,855 401
未払金の増減額(△は減少) △1,667 △552
未払費用の増減額(△は減少) △501 864
その他 489 1,410
小計 △2,007 1,492
利息及び配当金の受取額 128 37
利息の支払額 △146 △106
解決金の受取額 188 -
雇用調整助成金等の受取額 - 110
新型コロナウイルス感染症による損失の支払額 - △458
法人税等の支払額 △2,702 △431
営業活動によるキャッシュ・フロー △4,539 644
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △731 △4,086
無形固定資産の取得による支出 △827 △652
その他 △71 △6
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,630 △4,745
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △461 3,922
長期借入れによる収入 - 14,000
長期借入金の返済による支出 △1,142 △2,650
配当金の支払額 △1,613 △1,418
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △1,763 △1,476
自己株式の処分による収入 101 0
自己株式の取得による支出 △0 △549
セール・アンド・リースバックによる収入 158 1,754
債権流動化による収入 - 700
その他 △45 △71
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,766 14,210
現金及び現金同等物に係る換算差額 △333 △109
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △11,270 9,999
現金及び現金同等物の期首残高 53,817 46,904
現金及び現金同等物の四半期末残高 42,547 56,904
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
(会計上の見積りを行う上での新型コロナウィルス感染症の影響に関する仮定)
緊急事態宣言が解除されたものの、新型コロナウィルス感染症の収束時期等を正確に予測することは困難な状
況にあります。
当社グループは、新型コロナウィルス感染症の影響が、当第2四半期連結期間末の状況から悪化しないとの前提
で、繰延税金資産の回収可能性、のれん、商標利用権及びその他無形固定資産の評価等の会計上の見積りを行って
おります。
(四半期連結損益計算書関係)
新型コロナウイルス感染症による損失
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年4月7日の日本政府による緊急事態宣言を受け臨時休業
を実施した小売店等で発生した固定費(人件費・減価償却費)等を計上しております。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
日本 アメリカズ 欧州 オセアニア アジア 合計
売上高
外部顧客への売上高 65,056 8,603 2,683 752 5,995 83,092
セグメント間の内部売上高
6,114 30 - - 23,987 30,132
又は振替高
計 71,171 8,634 2,683 752 29,982 113,224
セグメント利益又は損失(△) 6,902 △35 △145 △63 733 7,391
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 7,391
セグメント間取引消去 96
全社費用(注) △1,661
四半期連結損益計算書の営業利益 5,826
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.地域に関する情報
(単位:百万円)
北米
日本 その他 合計
内 アメリカ
売上高 54,208 14,575 13,466 14,308 83,092
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しています。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
日本 アメリカズ 欧州 オセアニア アジア 合計
売上高
外部顧客への売上高 47,578 8,808 2,513 901 3,355 63,157
セグメント間の内部売上高
5,846 20 3 8 18,918 24,797
又は振替高
計 53,425 8,829 2,516 909 22,274 87,955
セグメント利益又は損失(△) 2,795 △57 42 62 524 3,367
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 3,367
セグメント間取引消去 △52
全社費用(注) △1,475
四半期連結損益計算書の営業利益 1,839
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.地域に関する情報
(単位:百万円)
北米
日本 その他 合計
内 アメリカ
売上高 38,975 14,164 13,146 10,017 63,157
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しています。
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(重要な後発事象)
(取得による企業結合)
当社の連結子会社であるTOMY International, Inc.は、玩具の製造・卸売り業を営むFat Brain Holdings, LLC
(以下、「ファット・ブレイン」)の持分を取得することを2020年10月16日(現地時間)開催の取締役会で決議を
行い、同日付で同社の持分を取得しました。
同社の出資の額は当社の資本金の額の100分の10以上になるため、同社は当社の特定子会社に該当します。
1.企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及びその事業内容
① 名称 Fat Brain Holdings, LLC
玩具の製造・卸売り、玩具・ゲームの小売(Fat Brain Holdings, LLC及び子会社
② 事業の内容
2社からなる企業グループで営む)
(2) 企業結合を行った主な理由
① ファット・ブレインについて
ファット・ブレインは、米国ネブラスカ州に本拠を置く持株会社であり、傘下に、玩具・ゲームの小売を
行う Fat Brain Toys, LLC、及び玩具製造・卸売を行う Fat Brain Toy Co., LLC の2社を有しています
(いずれも、ファット・ブレインが持分の 100%を保有。以下、これら3社からなる企業グループを「ファ
ット・ブレイン・グループ」といいます。)
ファット・ブレイン・グループは、2002年にMark Carson及びKaren Carson 夫妻が創業した独立系玩具会
社であり、自社物流による高い効率性と拡張性を有する消費者直販プラットフォーム(以下、「D2C プラッ
トフォーム」といいます。)を備え、消費者に直接商品を販売する強みを有するのみならず、D2C プラット
フォームの活用等により消費者の声を直接に聴いて商品開発に活かし、子供たちに「より賢い遊び方“A
Smarter Way to Play” 」を提供するという理念の下、斬新且つ近代的なデザイン、流行にとらわれずに長
く遊べる玩具を企画・開発してきており、全米のみならず世界33カ国の消費者向けに玩具を販売していま
す。
② 持分取得の理由
TOMY Internationalグループはアメリカズ(北米、中南米)、欧州、オセアニアにおいてベビー用品から
玩具まで幅広い年齢層をターゲットとするビジネス展開を行っております。今回買収するファット・ブレイ
ン・グループが持つ消費者の声を反映し開発されたユニークな玩具商品ラインは、TOMY International グ
ループの「世界中の子供たちを笑顔にする」とのミッションにフィットするのみならず、ファット・ブレイ
ンのD2C プラットフォームを活用することでTOMY Internationalグループの更なる成長に資するものであ
り、新型コロナウイルス感染症の拡大による現在及び今後の消費者の購買行動の変容へのスピーディーな対
応にもなると考えております。
当社は、真のグローバル企業への変革を進める中、もっとも玩具市場規模が大きい北米でのプレゼンスを
拡大することが重要であると考えており、今回の買収はこれに資するものであると考えております。
(3) 企業結合日
2020年10月16日
(4) 企業結合の法的形式
現金を対価とする持分取得
(5) 結合後企業の名称
変更ありません。
(6) 取得した議決権比率
100%
(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社グループが、現金を対価として持分を取得したことによります。
2.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 41百万米ドル
取得原価 41百万米ドル
3.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
現時点では確定しておりません。
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