7867 タカラトミー 2020-08-13 15:00:00
業績予想及び配当予想に関するお知らせ [pdf]
2020 年8月 13 日
各 位 会社名 株式会社タカラトミー
代表者名 代表取締役社長 小島 一洋
(コード番号 7867 東証第 1 部)
問合わせ先 専務取締役 沓澤 浩也
(電話番号 03-5654-1548)
業績予想及び配当予想に関するお知らせ
当社は、2020年5月19日に公表いたしました2020年3月期決算短信において、未定としておりました2021
年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の業績予想及び配当予想について、下記のとおりとしました
ので、お知らせいたします。
記
1. 業績予想について
(1)連結業績予想
2021 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値(2020 年4月 1 日~2020 年9月 30 日)
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
四半期純利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2020 年5月 19 日発表) ― ― ― ― ―
今回発表予想(B) 62,000 500 500 0 0.00
増減額(B-A) ― ― ― ― ―
増減率(%) ― ― ― ― ―
(ご参考)前期第2四半期実績 83,092 5,826 5,389 4,189 43.95
(2020 年3月期第2四半期)
2021年3月期通期連結業績予想数値(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2020 年5月 19 日発表) ― ― ― ― ―
今回発表予想(B) 145,000 5,500 5,500 3,000 31.79
増減額(B-A) ― ― ― ― ―
増減率(%) ― ― ― ― ―
(ご参考)前期実績 164,837 10,683 10,204 4,507 47.30
(2020 年3月期)
1
(2)業績予想の理由
2021年3月期の業績予想につきましては、2019年3月期決算短信にて公表しておりましたとおり中期経営計
画の最終年度として「売上高1,900億円、営業利益160億円」を目指すとしておりましたが、新型コロナウイル
スの感染拡大による消費活動の停滞の程度及び感染拡大が収束する時期を見通すことは難しく、その影響を合
理的に算定することが困難であったことから、2020年5月19日公表の2020年3月期決算短信において業績予想
を未定としておりました。その後、各国における行動規制措置の緩和等を受け、現時点で入手可能な情報や予
測等に基づき、本日、業績予想を公表するものであります。
新型コロナウイルス感染症の影響について、生産面では、4月以降、中国・ベトナム・タイにおける操業は
通常通りであるものの、商品によっては一部発売が延期になるなど販売機会の損失が生じております。需要面
では、一部商品の巣ごもり需要やeコマース購買の高まりはあるものの、「外出自粛」「店舗の臨時休業・営業
時間の短縮」や海外におけるロックダウンに加え、「映画公開等の延期」「各種イベントの中止・延期及び縮
小」により、商品出荷が減少するなど影響が続いております。
当社では、新型コロナウイルス感染症の影響による売上高の減少は、第3四半期以降に回復していくものと
見込んでおりますが、第2四半期累計期間における売上高の減少は大きく、通期連結業績における売上高は前
期に比べ減少する見込みであります。
利益面におきましては、商品出荷の減少に応じて店頭プロモーションなど一部広告宣伝費の抑制を図り、コ
ストコントロールを進めていくものの、売上高の減少により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当
期純利益ともに前期に比べ減少する見込みであります。
なお、本業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報及び合理的であると判断される一定の前提に基
づくものであり、実際の業績は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。また、今後の新型コロナ
ウイルス感染症の収束時期や影響範囲など、様々な要因の変化により、実際の業績が本業績予想と乖離する可
能性があります。修正が必要となった場合は速やかに公表いたします。
2. 配当予想について
年間配当
第2四半期末 期末 合計
前回予想 円 銭 円 銭 円 銭
(2020 年5月 19 日発表) ― ― ―
今回予想 7.50 7.50 15.00
前期実績 15.00 15.00 30.00
(2020 年3月期)
(1)配当予想の理由
当社は株主に対する安定的な利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しております。
経営基盤の強化と利益率の向上に努めるとともに、安定的な配当の継続を基本に業績及び配当性向などを勘案
のうえ配当金額を決定していく方針です。
2021年3月期の配当予想につきましては、2020年5月19日公表の2020年3月期決算短信では、業績予想が困
難であることから未定としておりましたが、上記業績予想、配当政策を踏まえ、1株当たり年間15円を予定し
ております。
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【ご参考】
2020年5月19日に公表いたしました2020年3月期決算短信 1.経営成績等の概要 (4)今後の見通しにおい
て掲載いたしました、中核の玩具事業における商品・コンテンツ等の展開については次のとおりです。
2018年7月にテレビアニメ放送をスタートした「ゾイドワイルド」は、2019年10月から新たな世界観のテレ
ビアニメを始めるなどコンテンツ展開のさらなる拡充を図ってまいります。また、既に展開しているアジアで
のビジネスを続け、自社オリジナルグローバルブランドとして育成してまいります。
2020年に誕生50周年となる「トミカ」では、4月からスタートしたテレビアニメ「トミカ絆合体アースグラ
ンナー」関連商品の販売を開始させ、さらにアジアへの事業展開を図ってまいります。また、2017年春のスタ
ートから3年が経過し高い人気を誇る女児向け特撮テレビドラマシリーズは、第3弾である「ひみつ×戦士 フ
ァントミラージュ!」の映画化を準備するなど展開を拡大してまいります。
定番商品の「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」や男児ホビーの「ベイブレードバースト」、トレーデ
ィングカードゲーム「デュエル・マスターズ」、女児ホビーの「L.O.L. サプライズ!」のように、カテゴリー
をリードする商品を強化、育成するとともに、その他カテゴリーにおいても商品の企画開発・マーケティング
に注力いたします。
ハイターゲット層に向けた取り組みとしては、精密な鉄道模型「TOMIX(トミックス)」や音声認識・
見守りサポート機能付き抱き人形「夢の子ハナ」など、対象層のニーズを捉えた商品をグループ全体で充実さ
せてまいります。また、2019年12月にリリースしたカードゲームアプリ「DUEL MASTERS PLAY'S(デュエル・マ
スターズ プレイス) については定期的にバージョンの更新を行いゲーム性を高めるなど、
」 デジタル事業につ
いても強化を図ってまいります。さらに、新規カテゴリーでは、注目度の上がっている「STEM教育」に関連す
る商品として、プログラミングアプリで動かすことができるダンボールロボットキット「embot エムボット)
( 」
など、これまでの玩具事業における強みを活かしたビジネス展開に取り組んでまいります。
アジア市場では、定番である「トミカ」「プラレール」の販売拡大を図るとともにキャラクター商品やアミ
ューズメントマシンなどの展開を進めてまいります。
欧米の立て直しについてはTOMY Internationalグループにおいて、引き続き日本で開発しグローバル展開で
きる新規商品の導入を進めるとともに、引き続きコアブランドである「ベビー用品」「農耕車両玩具」を強化
してまいります。
以上
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