7865 J-ピープル 2021-09-02 17:00:00
2022年1月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
ピープル㈱(7865)2022年1月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(1)経営成績に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(2)財政状態に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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2.四半期財務諸表及び主な注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(1)四半期貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(2)四半期損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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【第2四半期累計期間】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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【第2四半期累計期間】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(4)四半期財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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(セグメント情報等) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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3.補足情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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カテゴリー別販売の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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①第2四半期累計期間売上高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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②新発売商品及び主なリニューアル商品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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ピープル㈱(7865)2022年1月期第2四半期決算短信
1. 当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を引き続き受け、「緊急事態宣言」
や「まん延防止等重点措置」の対象地域の増加や期間延長等、先行き不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社の国内販売は、玩具の乳児・知育玩具カテゴリーを中心に堅調な売上推移となりました。また、
お子様の外遊び用として自転車類においても定番品「ケッターサイクル」を中心に、底堅く推移いたしました。これらの既存
定番品に加え、玩具、自転車、育児の新商品が好調に売上加算となったことで、国内販売の売上高は前年同期間を上回ること
ができました。
一方、海外販売では、米国向け「Magna-Tiles」の米国内の強い需要により、昨年を上回る売上期待を見せているものの、
外航コンテナの供給不足はいっこうに収まらず、当四半期も予定していた出港の一部が次四半期にずれ込み、当期間売上高に
影響しました。
これらの結果、国内販売・海外販売総合で当第2四半期累計期間の売上高は、18億10百万円となりました。(ご参考:前年
同期間個別売上比3.1%減。7ページ「3.補足情報」をご参照ください。)
収益面においては、新商品発売に伴い積極的に流通向け販売促進や消費者向けSNSでのプロモーションを活用し費用を投じ
たこと、および次期以降の発売を目指している新企画商品類に対する研究開発投資が先行して当期より発生しました。また、
輸送コストの上昇については、商品輸入時のコンテナフィーや国内流通向け配送費において当四半期より影響が出始めており、
今後の課題として対策を講じてまいります。
これらの結果、当第2四半期累計期間の営業利益は21百万円、経常利益は16百万円、四半期純利益は11百万円となりました。
なお、2021年5月24日付けで公表しましたとおり、米国の子会社People Toy Company Inc.の清算に伴い、2022年1月期第1
四半期より非連結決算へ移行しました。このため、第2四半期累計期間においても前年同四半期については連結財務諸表を作
成し、四半期財務諸表を作成していないため、前年同期間比は記載しておりません。
(カテゴリー別の状況)
・乳児・知育玩具
玩具市場の状況は、今年は目新しいヒット品がなかなか出ておらず、さらに引き続きコロナ禍において先行きも見えない状
況の中、ロングセラー「定番商品」への期待が高まっている傾向が見られます。当社商品でも『いたずら1歳やりたい放題』
や『知脳リモコン』、『スマート知育ジム&ウォーカー』、引き続き好調な「ピタゴラスシリーズ」では『知育いっぱい!
ボールコースター』などを中心に期待を集めています。
今年は新型コロナウイルス感染症対策による店舗休業も一部店舗に限定されたことから、店頭認知力の高い低単価ベビート
イ「ノンキャラ良品シリーズ」も堅調となり、その中で「赤ちゃん新聞」の15周年を記念して人気子育てアプリとのコラボで
刷新した『赤ちゃん新聞コラボ版』を発売するなど、長年愛されている定番の遊びの魅力はそのままに、時代に合わせたブ
ラッシュアップを行いながら売上を維持しました。
・女児玩具
女児玩具では、当カテゴリー市場全体の下降傾向が、当社商品にも影響を与えている状況です。当社を取り巻く環境は厳し
い状況ではありますが、発売25周年を迎える「ぽぽちゃんシリーズ」では、人気キャラクター「SNOOPY」の世界観が楽しめる
お人形セット『ぽぽちゃん×SNOOPY』を発売いたしました。SNSを活用することで売り場以外でのお母様やお子さんとの接触
を増やし、今年の25周年アニバーサリーイヤーを盛り上げる重点商品として引き続き訴求を行ってまいります。
・遊具・乗り物
当カテゴリーでは、前年のような特需はなく落ち着いているものの、4月度に発売した自転車『キックル』などが発売時に
メディアで取り上げられるなど売れ行き好調であり、シリーズ全体で堅調な売上推移となりました。
・その他(育児・家具)
SNSを中心にしたプロモーションで、妊娠中∼産後の幅広い顧客層にアプローチすることでシリーズ認知促進を行っていま
す。7月度には、SNSで「#泣かないイス」で人気の『テディハグ』が、最新の住環境などの調査により、シンプルなリビン
グにおいてもかわいく便利なデザインにリニューアルし、『テディハグプティ』・『テディハググランスイング+』(各オープ
ン価格)として発売開始しました。
・海外販売
冒頭記載の通り、当第2四半期においても、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大に伴う世界的な外航コンテナ不足で出
荷スケジュールの変更を余儀なくされており、当社では最もその影響を受けている米国向け「Magna-Tiles」シリーズでは、
新商品『Animalsシリーズ』を最終月度に初回出荷できたものの、事態の改善は当面先であると見通しております。そのため、
上昇傾向にある消費トレンドに添って欠品による機会損失が生じないよう、状況を見ながら引き続き対策を講じてまいります。
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ピープル㈱(7865)2022年1月期第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末から2億50百万円減少の24億23百万円となりました。資産の
部では、主に仕入決済や、配当金及び法人税等の支払による現金及び預金の減少等で、流動資産が前事業年度末から2億31
百万円減少し21億10百万円となりました。
負債では、流動負債で主に支払債務や「その他」に含まれる前受金の増加により、負債合計で前事業年度末から25百万円
増加し、4億54百万円となりました。
純資産合計は、四半期純利益計上の一方、配当支払等により、前事業年度末より2億75百万円減少し19億69百万円となり、
結果、自己資本比率は81.2%となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物は、前事業年度末より3億円減少し11億17百万円となりました。主
な要因は次の通りです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に、売上債権の減少の一方、当四半期末商品買い付けに伴うたな卸資産の増加、
および法人税等の支払等の結果、3百万円の支出となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に金型等固定資産の取得により34百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払により2億62百万円の支出となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
(第3四半期累計期間 業績予測)
国内市場では、コロナ禍におけるお盆商戦も店頭での集客制限等に伴い苦戦を強いられており、自粛期間が長引くことで、
さらに今後の消費動向は不透明な状況が続くと予想されます。
当社では、上半期までの動向を踏まえ、第3四半期も玩具の定番品を中心に堅調に推移する見通しでおり、常に供給可能
な体制作りを進行してまいります。一方で、海外販売では、第3四半期においても外航コンテナの確保により大きく予想が
変動することから、出荷の可能性を考慮し保守的な売上見通しをいたしております。これにより、国内・海外総合での売上
高については、第3四半期累計期間(2021年1月21日∼2021年10月20日)で、35億3百万円、ご参考値での前年同期間売上
に対して約1割増を見通しております。
収益面につきましては、研究開発先行投資等の費用発生を見込み、第3四半期累計期間の営業利益は、2億15百万円程と
なる見通しです。
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ピープル㈱(7865)2022年1月期第2四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2021年1月20日) (2021年7月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,418,097 1,117,840
受取手形及び売掛金 477,329 385,319
商品 401,460 532,732
原材料 1,298 3,034
未収消費税等 − 23,736
その他 44,418 48,742
貸倒引当金 △1,693 △1,116
流動資産合計 2,340,910 2,110,287
固定資産
有形固定資産 48,655 60,409
無形固定資産 37,304 34,292
投資その他の資産 246,964 218,472
固定資産合計 332,923 313,173
資産合計 2,673,833 2,423,459
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 144,310 201,195
未払法人税等 125,210 3,876
その他 160,073 249,345
流動負債合計 429,594 454,415
固定負債
負債合計 429,594 454,415
純資産の部
株主資本
資本金 238,800 238,800
資本剰余金 162,705 162,705
利益剰余金 1,783,105 1,531,385
自己株式 △34,267 △34,267
株主資本合計 2,150,343 1,898,624
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 93,896 70,420
評価・換算差額等合計 93,896 70,420
純資産合計 2,244,239 1,969,044
負債純資産合計 2,673,833 2,423,459
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(2)四半期損益計算書
第2四半期累計期間
(単位:千円)
当第2四半期累計期間
(自 2021年1月21日
至 2021年7月20日)
売上高 1,810,250
売上原価 1,122,597
売上総利益 687,653
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 95,957
販売促進費 70,873
運賃 86,811
役員報酬 34,903
給料及び手当 75,320
退職給付費用 7,963
支払手数料 58,714
研究開発費 105,641
その他 130,111
販売費及び一般管理費 666,293
営業利益 21,360
営業外収益
受取利息 6
受取配当金 1,420
その他 114
営業外収益合計 1,539
営業外費用
為替差損 6,729
営業外費用合計 6,729
経常利益 16,171
税引前四半期純利益 16,171
法人税、住民税及び事業税 483
法人税等調整額 4,953
法人税等合計 5,437
四半期純利益 10,734
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(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
当第2四半期累計期間
(自 2021年1月21日
至 2021年7月20日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 16,171
減価償却費 24,306
売上債権の増減額(△は増加) 92,011
たな卸資産の増減額(△は増加) △133,007
仕入債務の増減額(△は減少) 56,884
その他 56,915
小計 113,279
利息及び配当金の受取額 1,425
法人税等の支払額 △117,876
営業活動によるキャッシュ・フロー △3,172
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △32,828
無形固定資産の取得による支出 △958
投資活動によるキャッシュ・フロー △33,785
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △262,094
その他 △138
財務活動によるキャッシュ・フロー △262,231
現金及び現金同等物に係る換算差額 △1,206
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △300,395
現金及び現金同等物の期首残高 1,417,853
現金及び現金同等物の四半期末残高 1,117,458
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ピープル㈱(7865)2022年1月期第2四半期決算短信
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社は、玩具及び自転車等乗り物類の企画・販売を事業とする単一セグメントであり重要性が乏しいため、セグメ
ント情報の記載を省略しております。
3.補足情報
カテゴリー別販売の状況
①第2四半期累計期間売上高の前年同期間対比(個別業績) (単位 千円)
2021年1月期 第2四半期 2022年1月期 第2四半期
カテゴリー名 (自2020年1月21日 (自2021年1月21日 前年同期比
至2020年7月20日) 至2021年7月20日) (%)
乳児・知育玩具 535,290 619,939 115.8
女児玩具 152,470 123,867 81.2
遊具・乗り物 371,127 351,610 94.7
その他(育児・家具) 51,339 71,554 139.4
海外販売 757,779 643,280 84.9
合計 1,868,005 1,810,250 96.9
(注)2022年1月期第1四半期より個別業績を表示しております。このため前年同期間についても個別業績(参考値)を記載しております。
②新発売商品及び主なリニューアル商品
商品名 標準小売価格
カテゴリー名
(税込)
「握りたくなる魔法のわっか」 (シロにゃん・クロにゃん) 各¥1,320
ノンキャラ良品「ウレタンマットの噛み心地 1人でマットります」 715
ノンキャラ良品「本物そっくりのこだわり設計 べビ推しスイッチ」 770
ピタゴラスシリーズ「ピタゴラスBASIC 知育いっぱいボールコースター」 3,278
乳児・知育玩具 同 「ピタゴラスBASIC 知育いっぱいボールコースターDX」 16,500
同 「ピタゴラスBASIC 知育いっぱい!ミニどうぶつえん」3種 各¥2,420
お米シリーズ「お米のなめなめスプーン」 1,650
同 「お米のはじめての食育おもちゃセットいろどり」 4,290
同 「お米のつみきはじめてセット白米色」 9,900
ねじハピシリーズ「ねじハピメガDIYセット」 6,050
女児玩具 同 「DIYコーデパーツ」7種 ¥660∼¥1,320
お人形「マシュマロぽぽちゃん ひつじさんスタイつき」 3,608
お人形セット「ぽぽちゃん×SNOOPY」 6,380
遊具・乗り物 「キックル」2色(フレンチブルー・メタリックレッド) 各オープン価格
「テディハグ プティ」 (オフホワイト、アイボリー) 各オープン価格
その他
「テディハグ グランスイング+」(オフホワイト、アイボリー) 各オープン価格
(育児・家具)
「ラッコハグ プラス リラクシング ラベンダー」 4,818
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