7836 J-アビックス 2020-02-07 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月7日
上場会社名 アビックス株式会社 上場取引所 東
コード番号 7836 URL http://www.avix.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 廣田 武仁
問合せ先責任者 (役職名) 取締役副社長 (氏名) 桐原 威憲 TEL 045-670-7720
四半期報告書提出予定日 2020年2月12日 配当支払開始予定日 未定
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 569 △11.3 △84 ― △90 ― △88 ―
2019年3月期第3四半期 642 △1.7 △34 ― △39 ― △35 ―
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 △90百万円 (―%) 2019年3月期第3四半期 △39百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 △3.58 ―
2019年3月期第3四半期 △1.45 ―
(注)2019年3月期第3四半期及び2020年3月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四
半期純損失であるため、記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 1,552 497 31.7
2019年3月期 1,419 568 39.5
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 491百万円 2019年3月期 560百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年3月期 ― 0.00 ―
2020年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 1,119 11.3 35 163.7 27 413.6 28 166.7 1.14
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 24,724,500 株 2019年3月期 24,550,500 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q ― 株 2019年3月期 ―株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 24,699,824 株 2019年3月期3Q 24,504,355 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社において判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでおります。実
際の業績は、様々な要因の変化により、これら業績見通しとは異なる結果となることを御承知の上、投資判断を下さる様お願い致します。業績予想の前提となる
条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
アビックス株式会社(7836) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
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アビックス株式会社(7836) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調で推移しまし
た。しかしながら、相次ぐ自然災害や消費増税の影響及び米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題など不安定な国際情勢を
受け、依然として先行き不透明な状況が続いています。
このような環境の下、当社は安定的な収益が確保できる体制を強化するため、デジタルサイネージ関連事業におい
て、機器リース・運営部門といった安定収益事業を中心に展開してまいりました。また、デジタルプロモーション株
式会社が運営するValue creating事業においても、積極的に拡大展開を図ってまいりました。
これらの結果、売上高569,808千円(前年同期比11.3%減)、営業損失84,282千円(前年同期は34,293千円の営業損
失)、経常損失90,216千円(同39,784千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失88,540千円(同35,647
千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
また、セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
①デジタルサイネージ関連事業
デジタルサイネージ関連事業は3部門あり、機器リース部門は主にデジタルサイネージのリース、運営部門はデ
ジタルサイネージ向けを中心とした販促支援サービス(コンテンツ配信等のソフト面でのサービスやメンテナンス
の他、新たな販促支援サービス)の提供、情報機器部門はデジタルサイネージの製造・販売を行っております。
機器リース・運営部門につきましては、長期契約による収益安定事業であることから、今後も安定的な収益が見
込めております。
情報機器につきましては、製品の低価格化などにより、デジタルサイネージは幅広い業界に普及しつつあり、市
場は拡大傾向にあります。また外部企業との連携もあり、新たな業界からのお問い合わせや案件数は堅調に推移し
ております。しかしながら、当社の主要顧客であったパチンコホール業界では、ユーザー減少や業界規制の強化の
影響を受け、厳しい状況が続いており、投資意欲は、著しく減退しております。
以上の結果、デジタルサイネージ関連事業は、売上高524,005千円(前年同期比14.3%減)、セグメント損失
69,772千円(前年同期は12,586千円のセグメント損失)となりました。パチンコホール業界につきましては、今後
も同様の傾向が続くと考えられることから、新たな業界への参入を加速させてまいります。
②Value creating事業
デジタルプロモーション株式会社が運営している、Value creating事業につきましては、SNSと大型LED表示機を
連動して地域に特化した販促、広告、マーケティングシステムの運営を行っており、当事業を推進するにあたり、
SNSサイトを立ち上げる毎に、地域エリアに特化したデータベースやマーケティングが必要になること等により初期
段階での投資が先行するビジネス形態となっております。当面は費用が先行する初期投資段階にありますが、地域
に密着した新たなコンテンツ等を拡充させており、今後の拡大展開を見込んでおります。
以上の結果、Value creating事業は、売上高45,803千円(前年同期比47.2%増)、セグメント損失14,509千円(前
年同期は21,707千円のセグメント損失)となりました。引き続き初期投資段階にあるものの、展開地域数の増加に
より、セグメント損失の改善がみられました。将来的に当社グループの基幹事業とするべく展開してまいります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産は、1,552,884千円(前連結会計年度比133,226千円の増加)となりました。
その主な要因は、現金及び預金が増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、1,055,629千円(前連結会計年度比204,188千円の増加)となりました。
その主な要因は、長期借入金の増加によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、497,254千円(前連結会計年度比70,962千円の減少)となりました。そ
の主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が減少したことによるものです。
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(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の業績予想につきましては、現在精査中であり、合理的な予想の数値の算定が可能となった時点で速
やかに開示いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 912,392 1,060,286
受取手形及び売掛金 164,786 136,657
商品及び製品 82,112 105,367
仕掛品 14 1,196
原材料 22,429 34,039
その他 32,215 27,818
貸倒引当金 △137 △100
流動資産合計 1,213,812 1,365,263
固定資産
有形固定資産
建物附属設備(純額) 437 388
工具、器具及び備品(純額) 6,144 9,393
レンタル資産(純額) 65,790 53,105
リース資産(純額) 47,218 58,943
建設仮勘定 23,621 ―
有形固定資産合計 143,212 121,831
無形固定資産 10,810 8,486
投資その他の資産 51,822 57,302
固定資産合計 205,845 187,621
資産合計 1,419,658 1,552,884
負債の部
流動負債
買掛金 56,488 24,600
1年内返済予定の長期借入金 265,192 285,396
未払法人税等 3,843 2,728
その他 57,683 60,585
流動負債合計 383,207 373,310
固定負債
長期借入金 425,850 630,652
その他 42,383 51,666
固定負債合計 468,233 682,318
負債合計 851,440 1,055,629
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 564,557 574,562
資本剰余金 81,819 91,824
利益剰余金 △87,280 △175,821
株主資本合計 559,095 490,565
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,496 1,112
その他の包括利益累計額合計 1,496 1,112
新株予約権 1,641 1,641
非支配株主持分 5,983 3,935
純資産合計 568,217 497,254
負債純資産合計 1,419,658 1,552,884
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 642,666 569,808
売上原価 309,762 272,276
売上総利益 332,903 297,532
販売費及び一般管理費 367,197 381,815
営業損失(△) △34,293 △84,282
営業外収益
受取利息 20 11
受取配当金 106 59
保険解約返戻金 ― 980
その他 24 67
営業外収益合計 151 1,119
営業外費用
支払利息 5,513 6,960
その他 128 92
営業外費用合計 5,642 7,053
経常損失(△) △39,784 △90,216
税金等調整前四半期純損失(△) △39,784 △90,216
法人税、住民税及び事業税 372 372
法人税等合計 372 372
四半期純損失(△) △40,156 △90,588
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △4,509 △2,048
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △35,647 △88,540
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アビックス株式会社(7836) 2020年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純損失(△) △40,156 △90,588
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,123 △383
その他の包括利益合計 1,123 △383
四半期包括利益 △39,033 △90,972
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △34,523 △88,924
非支配株主に係る四半期包括利益 △4,509 △2,048
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年5月10日付で、第三者割当増資の払込を受けました。この結果、当第3四半期連結累計期間におい
て資本金及び資本剰余金がそれぞれ10,005千円増加し、当第3四半期連結会計期間末において資本金は574,562千円、
資本剰余金は91,824千円となっております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
デジタル 合計
Value creating
サイネージ関連
売上高
外部顧客への売上高 611,552 31,114 642,666
計 611,552 31,114 642,666
セグメント損失(△) △12,586 △21,707 △34,293
(注)1 セグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2 セグメント損失(△)には、適当な配賦基準によって、各報告セグメントに配賦された全社費用を含んで
おります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
調整額
デジタル 合計
Value creating (注1)
サイネージ関連
売上高
外部顧客への売上高 524,005 45,803 ― 569,808
セグメント間の内部
1,080 ― △1,080 ―
売上高又は振替高
計 525,085 45,803 △1,080 569,808
セグメント損失(△) △69,772 △14,509 ― △84,282
(注)1 セグメント売上高の調整額△1,080千円は、セグメント間取引消去によるものであります。
2 セグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
3 セグメント損失(△)には、適当な配賦基準によって、各報告セグメントに配賦された全社費用を含んで
おります。
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