7832 バンダイナムコ 2020-02-06 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月6日
上場会社名 株式会社バンダイナムコホールディングス 上場取引所 東
コード番号 7832 URL https://www.bandainamco.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)田口 三昭
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 経営企画本部長 (氏名)浅古 有寿 TEL 03-6634-8800
四半期報告書提出予定日 2020年2月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 532,576 0.7 72,096 3.2 73,431 2.8 52,904 △1.1
2019年3月期第3四半期 528,763 9.4 69,855 30.7 71,455 30.6 53,501 30.9
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 56,427百万円 (3.9%) 2019年3月期第3四半期 54,325 百万円 (9.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 240.69 -
2019年3月期第3四半期 243.43 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 620,261 458,242 73.1
2019年3月期 612,955 429,644 70.0
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 453,347 百万円 2019年3月期 429,031 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 18.00 - 127.00 145.00
2020年3月期 - 20.00 -
2020年3月期(予想) 103.00 123.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 有
配当予想の修正については、本日(2020年2月6日)公表いたしました「2020年3月期 配当予想の修正に関するお知らせ」をご覧くださ
い。
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 720,000 △1.7 75,000 △10.8 76,500 △11.9 54,000 △14.8 245.71
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 有
2019年5月9日に公表いたしました連結業績予想の通期を本資料において修正しております。
詳細は、添付資料 P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有
(注)詳細は、添付資料 P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する
注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料 P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する
注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 222,000,000株 2019年3月期 222,000,000株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 2,323,961株 2019年3月期 2,209,402株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 219,798,938株 2019年3月期3Q 219,778,487株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想に関する事項は、添付資料 P.3「1.当四
半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算補足説明資料は、2020年2月6日に当社ウェブサイトに掲載いたします。
㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 9
- 1 -
㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における経済環境は、国内においては緩やかな回復傾向で推移しましたが、海外にお
いては減速の傾向が見られました。また、今後の経済全体や個人消費については、国内外とも先行き不透明な状況
が続きました。
このような環境のなか、当社グループは、2018年4月より、従来のビジネスモデルや常識にこだわることなく、
次のステージに向けあらゆる面でCHANGEするという思いをこめた中期ビジョン「CHANGE for the NEXT 挑戦・成
長・進化」を掲げる3ヵ年の中期計画をスタートしました。中長期的な成長に向け、IP(Intellectual
Property:キャラクターなどの知的財産)の世界観や特性を活かし、最適なタイミングで、最適な商品・サービス
として提供することでIP価値の最大化をはかる「IP軸戦略」のさらなる進化のための取組み、成長の可能性が
高い地域や事業の強化に向けた取組み、世界の各地域においてALL BANDAI NAMCOでグループが一体となり総合力の
発揮を目指す取組み等の施策を推進しました。
当第3四半期連結累計期間につきましては、国内外のハイターゲット層(大人層)に向けた商品が人気となった
トイホビー事業が好調に推移したほか、各事業の主力IP商品・サービスが安定的に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高532,576百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益
72,096百万円(前年同期比3.2%増)、経常利益73,431百万円(前年同期比2.8%増)、親会社株主に帰属する四半
期純利益52,904百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[トイホビー事業]
トイホビー事業につきましては、国内において「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィ
ギュア等のハイターゲット層(大人層)向けの商品、「DRAGON BALL」シリーズや「仮面ライダー」シリーズ、
「スーパー戦隊」シリーズ、「ワンピース」等の定番IPの玩具及び周辺商品が好調に推移しました。海外におい
ては、アジア地域においてハイターゲット層に向けた商品や「ウルトラマン」シリーズ等の商品が人気となりまし
た。欧米地域では、子ども層に加え、ハイターゲット層に向けた商品の販売・マーケティング強化に向けた取組み
を推進しました。
この結果、トイホビー事業における売上高は200,981百万円(前年同期比9.3%増)、セグメント利益は28,699百
万円(前年同期比29.9%増)となりました。
[ネットワークエンターテインメント事業]
ネットワークエンターテインメント事業につきましては、ネットワークコンテンツにおいて、ワールドワイド展
開している「DRAGON BALL」シリーズや「ワンピース」、国内の「アイドルマスター」シリーズ等の主力タイトル
がユーザーに向けた継続的な施策により安定的に推移しました。家庭用ゲームにおいては、新作タイトル「CODE
VEIN(コードヴェイン)」を発売したほか、既存タイトルの「DRAGON BALL」シリーズや「TEKKEN(鉄拳)7」、
「DARK SOULS(ダークソウル)」シリーズ等のリピート販売が、ユーザーに向けた継続的な施策により海外を中心
に人気となりました。
この結果、ネットワークエンターテインメント事業における売上高は232,034百万円(前年同期比2.7%減)、セ
グメント利益は36,485百万円(前年同期比3.1%増)となりました。
[リアルエンターテインメント事業]
リアルエンターテインメント事業につきましては、アミューズメント施設において、国内既存店売上高が前年同
期を上回ったほか、バンダイナムコならではの体験を楽しむことができる“場”を提供する新業態の展開を推進し
ました。業務用ゲームは、大型タイトルの発売や人気タイトルのバージョンアップがあった前年同期に及びません
でした。
この結果、リアルエンターテインメント事業における売上高は69,022百万円(前年同期比8.1%減)、セグメン
ト利益は1,154百万円(前年同期比72.2%減)となりました。
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
[映像音楽プロデュース事業]
映像音楽プロデュース事業につきましては、「アイドルマスター」シリーズや「ラブライブ!サンシャイ
ン!!」、「アイドリッシュセブン」等の映像音楽パッケージソフトの販売やライブイベントの開催、「ガールズ&
パンツァー」の新作映像の劇場公開等のIPプロデュース展開により、話題喚起をはかり人気となりました。しか
しながら利益面においては、複数の高付加価値パッケージソフトの発売があった前年同期とのプロダクトミックス
の違いにより前年同期には及びませんでした。
この結果、映像音楽プロデュース事業における売上高は31,611百万円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益
は5,596百万円(前年同期比22.7%減)となりました。
[IPクリエイション事業]
IPクリエイション事業につきましては、映像製作においては、40周年を迎えた「機動戦士ガンダム」シリーズ
等において新作映像の公開や様々な情報の発信によりIPの話題喚起をはかり人気となりました。また、IP創出
強化に向け、グループ横断での取組みやアニメ製作体制強化等の施策を推進しました。ライセンス事業については
前年同期に及びませんでしたが、利益面では取引形態の構成が変動したことにより影響は限定的となりました。
この結果、IPクリエイション事業における売上高は11,714百万円(前年同期比21.2%減)、セグメント利益は
3,515百万円(前年同期比1.3%減)となりました。
[その他]
その他事業につきましては、グループ各社へ向けた物流事業、印刷事業、その他管理業務等を行っている会社か
ら構成されており、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組んでおります。
その他事業における売上高は23,543百万円(前年同期比4.3%増)、セグメント利益は1,367百万円(前年同期比
33.4%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ7,306百万円増加し
620,261百万円となりました。これは配当金の支払い等により現金及び預金が46,387百万円減少したものの、商品
及び製品が7,002百万円、仕掛品が14,433百万円、有形固定資産が11,358百万円、㈱創通の連結子会社化等に伴い
のれんが15,199百万円増加したこと等によるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ21,291百万円減少し162,019百万円となりました。これは主に支
払手形及び買掛金が8,845百万円減少したこと等によるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ28,598百万円増加し458,242百万円となりました。これは主に
配当金の支払額32,328百万円があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益52,904百万円を計上したことに
より利益剰余金が21,957百万円増加したこと等によるものです。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の70.0%から73.1%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後につきましては2018年4月よりスタートした3ヵ年の中期計画のもと、重点戦略であるIP軸戦略、事業戦
略、エリア戦略、人材戦略の各種施策を推進することで、グループの事業基盤をさらに強固なものとし、グローバ
ル市場での成長を目指してまいります。
2020年3月期通期の連結業績予想数値につきましては、第3四半期連結累計期間の実績、第4四半期連結会計期
間に予定している商品・サービスのラインナップやマーケティング計画、さらに2021年3月期以降の事業展開に向
けた投資などの施策の実施を予定していることから、以下の表のとおり修正いたします。
2020年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
親会社株主に
売上高 営業利益 経常利益 帰属する当期 1株当たり
純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) 720,000 70,000 71,000 50,000 227.46
今回修正予想 (B) 720,000 75,000 76,500 54,000 245.71
増減額 (B-A) 0 5,000 5,500 4,000 -
増減率 (%) 0.0 7.1 7.7 8.0 -
(ご参考) 732,347 84,045 86,863 63,383 288.40
前期実績(2019年3月期)
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 213,851 167,463
受取手形及び売掛金 93,083 90,473
商品及び製品 19,062 26,064
仕掛品 42,428 56,861
原材料及び貯蔵品 3,580 4,908
その他 26,836 31,057
貸倒引当金 △890 △1,174
流動資産合計 397,951 375,655
固定資産
有形固定資産 87,593 98,952
無形固定資産
のれん 933 16,132
その他 10,912 11,800
無形固定資産合計 11,845 27,933
投資その他の資産
投資有価証券 74,023 75,285
その他 41,907 42,840
貸倒引当金 △366 △404
投資その他の資産合計 115,564 117,720
固定資産合計 215,003 244,606
資産合計 612,955 620,261
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 74,804 65,959
引当金 3,505 2,725
その他 85,583 70,739
流動負債合計 163,893 139,424
固定負債
退職給付に係る負債 10,383 10,749
その他 9,034 11,846
固定負債合計 19,417 22,595
負債合計 183,311 162,019
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 52,308 52,719
利益剰余金 369,315 391,273
自己株式 △2,298 △3,632
株主資本合計 429,326 450,360
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 20,190 23,555
繰延ヘッジ損益 5 100
土地再評価差額金 △5,920 △5,238
為替換算調整勘定 △8,864 △10,200
退職給付に係る調整累計額 △5,705 △5,230
その他の包括利益累計額合計 △294 2,986
非支配株主持分 612 4,894
純資産合計 429,644 458,242
負債純資産合計 612,955 620,261
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 528,763 532,576
売上原価 332,945 328,646
売上総利益 195,818 203,930
販売費及び一般管理費 125,963 131,834
営業利益 69,855 72,096
営業外収益
受取利息 389 545
受取配当金 563 644
デリバティブ評価益 764 -
その他 941 1,090
営業外収益合計 2,659 2,280
営業外費用
為替差損 133 817
貸倒引当金繰入額 853 -
その他 71 127
営業外費用合計 1,059 945
経常利益 71,455 73,431
特別利益
段階取得に係る差益 - 1,722
その他 424 32
特別利益合計 424 1,754
特別損失
減損損失 376 304
その他 466 546
特別損失合計 843 850
税金等調整前四半期純利益 71,036 74,335
法人税等 18,235 21,388
四半期純利益 52,801 52,946
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△699 42
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 53,501 52,904
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 52,801 52,946
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,139 3,501
繰延ヘッジ損益 99 94
土地再評価差額金 - 682
為替換算調整勘定 △888 △1,343
退職給付に係る調整額 390 474
持分法適用会社に対する持分相当額 △217 70
その他の包括利益合計 1,524 3,480
四半期包括利益 54,325 56,427
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 55,025 56,184
非支配株主に係る四半期包括利益 △699 242
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
(米国会計基準ASU第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」の適用)
米国の連結子会社において、米国会計基準ASU第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」を第1四半期連結会
計期間より適用しております。
ASU第2014-09号の適用により、約束した財又はサービスが顧客に移転された時点で、当該財又はサービスと交換
に権利を得ると見込む対価を反映した金額で、収益を認識することが求められており、適用にあたっては遡及修正
による累積的影響額を適用開始日時点で認識する方法に従っております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高が1,469百万円、売上原価が483百万円、営業利益、経常利益及び
税金等調整前四半期純利益がそれぞれ986百万円減少しております。また、利益剰余金の当期首残高は936百万円増
加しております。
(IFRS第16号「リース」の適用)
一部の在外連結子会社において、IFRS第16号「リース」を第1四半期連結会計期間より適用しております。
IFRS第16号はリースの借手に、原則としてすべてのリースについて原資産を使用する権利である使用権資産とリ
ース料の支払義務であるリース負債をそれぞれ認識すること等を要求しており、適用にあたっては、遡及修正によ
る累積的影響額を適用開始日時点で認識する方法に従っております。
この結果、当第3四半期連結貸借対照表において流動資産が28百万円、有形固定資産が3,127百万円、流動負債が
1,027百万円、固定負債が2,070百万円それぞれ増加し、投資その他の資産が150百万円減少しております。なお、当
第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益に与える影響は軽微であります。ま
た、利益剰余金の当期首残高は12百万円増加しております。
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期
ネットワ 連結損益
リアルエ その他 調整額
ークエン 映像音楽 IPクリ 合計 計算書
トイホビ ンターテ (注)1 (注)2
ターテイ プロデュ エイショ 計 計上額
ー事業 インメン
ンメント ース事業 ン事業 (注)3
ト事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 177,671 232,937 74,290 26,074 10,692 521,667 7,096 528,763 - 528,763
セグメント間の内部
6,292 5,579 840 5,553 4,175 22,440 15,476 37,917 △37,917 -
売上高又は振替高
計 183,963 238,517 75,130 31,627 14,867 544,107 22,572 566,680 △37,917 528,763
セグメント利益 22,099 35,383 4,145 7,241 3,562 72,433 1,024 73,458 △3,603 69,855
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ各社へ向けた物流
事業、印刷事業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△3,603百万円には、セグメント間取引消去547百万円、各報告セグメントに配
分していない全社費用△4,150百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
い管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832) 2020年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期
ネットワ 連結損益
リアルエ その他 調整額
ークエン 映像音楽 IPクリ 合計 計算書
トイホビ ンターテ (注)1 (注)2
ターテイ プロデュ エイショ 計 計上額
ー事業 インメン
ンメント ース事業 ン事業 (注)3
ト事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 194,718 228,362 68,486 26,378 7,689 525,635 6,940 532,576 - 532,576
セグメント間の内部
6,262 3,672 536 5,233 4,024 19,729 16,602 36,331 △36,331 -
売上高又は振替高
計 200,981 232,034 69,022 31,611 11,714 545,365 23,543 568,908 △36,331 532,576
セグメント利益 28,699 36,485 1,154 5,596 3,515 75,451 1,367 76,819 △4,722 72,096
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ各社へ向けた物流
事業、印刷事業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△4,722百万円には、セグメント間取引消去357百万円、各報告セグメントに配
分していない全社費用△5,079百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
い管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
「その他」セグメントにおいて、持分法適用関連会社でありました㈱創通の株式を追加取得し子会社とな
ったため、当第3四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
当該事象によるのれんの増加額は、14,355百万円であります。なお、のれんの金額は、当第3四半期連結
会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(米国会計基準ASU第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」の適用)
「会計方針の変更」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間から、米国の連結子会社において、米国会
計基準ASU第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」を適用し、約束した財又はサービスが顧客に移転さ
れた時点で、当該財又はサービスと交換に権利を得ると見込む対価を反映した金額で、収益を認識する方法
に変更しております。
この変更により、「ネットワークエンターテインメント事業」において、従来の方法と比べて、当第3四
半期連結累計期間の売上高が1,469百万円、セグメント利益が986百万円減少しております。
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