7832 バンダイナムコ 2021-08-05 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月5日
上場会社名 株式会社バンダイナムコホールディングス 上場取引所 東
コード番号 7832 URL https://www.bandainamco.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)川口 勝
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 経営企画本部長 (氏名)浅古 有寿 TEL 03-6634-8800
四半期報告書提出予定日 2021年8月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 178,049 22.8 27,021 35.7 28,754 40.9 20,917 58.7
2021年3月期第1四半期 145,035 △8.9 19,915 △12.8 20,412 △14.3 13,181 △22.1
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 24,541百万円 (49.6%) 2021年3月期第1四半期 16,401百万円 (19.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 95.22 -
2021年3月期第1四半期 60.01 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 716,047 515,533 71.9
2021年3月期 732,782 511,433 69.7
(参考)自己資本 2022年3月期第1四半期 515,124百万円 2021年3月期 510,515百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 21.00 - 91.00 112.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 24.00 - 24.00 48.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
2022年3月期の第2四半期末及び期末配当金の予想値につきましては、当社の利益配分に関する基本方針に基づきベース配当を記載して
おります。2022年3月期の期末配当金につきましては利益配分に関する基本方針に基づき、別途検討いたします。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 380,000 12.7 43,000 △6.4 46,000 △2.5 32,500 2.5 147.95
通期 750,000 1.2 75,000 △11.4 76,000 △13.3 52,000 6.4 236.72
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 有
2021年5月11日に公表いたしました連結業績予想の第2四半期連結累計期間を本資料において修正しております。連結業績予想の修正に
ついては、本日(2021年8月5日)公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有
(注)詳細は、添付資料 P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する
注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料 P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する
注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 222,000,000株 2021年3月期 222,000,000株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 2,326,804株 2021年3月期 2,326,752株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 219,673,187株 2021年3月期1Q 219,663,928株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想に関する事項は、添付資料 P.3「1.当四
半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算補足説明資料は、2021年8月5日に当社ウェブサイトに掲載いたします。
㈱バンダイナムコホールディングス(7832)2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 10
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832)2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染拡大が、国内外の経済や社会、個人の
生活に大きな影響を与える状況が継続しました。新型コロナウイルス感染拡大に対しては、当社グループは、従業
員や家族、顧客をはじめとする様々なステークホルダーの安全を最優先に考え、感染拡大を防ぐための取組みを実
施しております。また、デジタルを活用した販売・マーケティングを強化する等、顧客のライフスタイルや嗜好の
変化に適合するための様々な施策を推進しました。それに加え、IP(Intellectual Property:キャラクター等の
知的財産)の世界観や特性を活かし、最適なタイミングで、最適な商品・サービスとして提供することでIP価値
の最大化をはかる「IP軸戦略」をさらに強化し、グローバルでの展開を拡大するための取組み、成長の可能性が
高い地域や事業の強化に向けた取組み、世界の各地域においてALL BANDAI NAMCOでグループが一体となり総合力の
発揮を目指す取組み等の施策を推進しました。
当第1四半期連結累計期間につきましては、新型コロナウイルス感染拡大により、国内外の多くの地域で小売店
やアミューズメント施設の休業、イベントの中止等で各事業が大きな影響を受けた前年同期を上回る業績となりま
した。新型コロナウイルス感染拡大による影響はあるものの、各事業において顧客のライフスタイルや嗜好の変化
に適合するための様々な施策をスピーディに推進したことや、グループの幅広い事業のポートフォリオが効果を発
揮しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高178,049百万円(前年同期比22.8%増)、営業利益
27,021百万円(前年同期比35.7%増)、経常利益28,754百万円(前年同期比40.9%増)、親会社株主に帰属する四
半期純利益20,917百万円(前年同期比58.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較について
は、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
[デジタル事業]
デジタル事業につきましては、家庭用ゲームにおいて、ゲームとアニメーションの連動展開をはかる新作タイト
ル「SCARLET NEXUS」を発売したほか、既存タイトルのリピート販売がユーザーに向けた継続的な施策により好調
に推移しました。また、ネットワークコンテンツにおいては、主力タイトルが安定的に推移したものの、好調だっ
た前年同期には及びませんでした。
この結果、デジタル事業における売上高は66,834百万円(前年同期比12.6%減)、セグメント利益は11,827百万
円(前年同期比39.0%減)となりました。
[トイホビー事業]
トイホビー事業につきましては、「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィギュア等のハ
イターゲット層(大人層)向けの商品が、デジタルを活用した販売・マーケティングや、海外における展開拡大に
より好調に推移しました。また、前年同期にアミューズメント施設の休業により影響を受けたプライズ等の商品販
売が回復しました。さらに、国内においては、定番IPや新規IPを活用した玩具に加え、菓子やカプセルトイ、
海外向けのトレーディングカード等の玩具周辺商材が人気となりました。
この結果、トイホビー事業における売上高は83,059百万円(前年同期比50.1%増)、セグメント利益は14,498百
万円(前年同期比125.3%増)となりました。
[映像音楽事業]
映像音楽事業につきましては、「ラブライブ!」シリーズや「アイドルマスター」シリーズ等のIPの映像・音
楽パッケージソフトの販売を行ったほか、IP関連のライセンス収入が業績に貢献しました。また、ライブイベン
トにおいては、配信や新技術の活用等の環境変化に対応した新たなライブイベントへの取組みを行い、前年同期に
比べ開催回数が増加しました。
この結果、映像音楽事業における売上高は12,012百万円(前年同期比121.6%増)、セグメント利益は2,362百万
円(前年同期比732.3%増)となりました。
[クリエイション事業]
クリエイション事業につきましては、「機動戦士ガンダム」シリーズや「ラブライブ!」シリーズ等の映像作品
の制作や公開を行い話題となったほか、ガンダムの人気拡大に伴い商品化権収入が好調でした。一方で、IPの情
報発信を行う「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」については、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けました。
この結果、クリエイション事業における売上高は7,304百万円(前年同期比57.8%増)、セグメント利益は828百
万円(前年同期比1.7%増)となりました。
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832)2022年3月期 第1四半期決算短信
[アミューズメント事業]
アミューズメント事業につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けたものの、国内アミュー
ズメント施設の既存店売上高が前年同期比で215.6%となり回復の兆しが見えました。また、業務用ゲームについ
ても売上高が回復しました。当事業においては、今後も効率化に加え、グループの商品・サービスの活用を強化す
る等のバンダイナムコならではの取組みを推進し収益基盤の強化を目指します。
この結果、アミューズメント事業における売上高は15,221百万円(前年同期比130.5%増)、セグメント損失は
662百万円(前年同期は5,663百万円のセグメント損失)となりました。
[その他事業]
その他事業につきましては、グループ各社へ向けた物流事業、その他管理業務等を行っている会社から構成され
ており、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組んでおります。
その他事業における売上高は6,656百万円(前年同期比25.3%増)、セグメント利益は147百万円(前年同期は2
百万円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ16,735百万円減少し
716,047百万円となりました。これは主に商品及び製品が3,854百万円、仕掛品が8,445百万円増加したものの、配
当金の支払い等により現金及び預金が26,869百万円減少したことによるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ20,835百万円減少し200,513百万円となりました。これは主に支
払手形及び買掛金が6,869百万円、未払金が減少したこと等により流動負債のその他が12,645百万円減少したこと
によるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ4,100百万円増加し515,533百万円となりました。これは主に配
当金の支払額19,996百万円があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益20,917百万円を計上したこと等に
より利益剰余金が1,100百万円、その他有価証券評価差額金が2,520百万円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の69.7%から71.9%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後につきましては、新型コロナウイルス感染拡大が、社会や経済全体、個人の生活や消費に影響を与え、世界
各国において先行きが不透明な状況が継続すると予測されます。また、市場環境やユーザー嗜好の変化がさらに激
しくなることが想定されます。
このような環境の中、当社グループは、従業員や家族、顧客をはじめとする様々なステークホルダーの安全を最
優先に考え、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための取組みを継続してまいります。また、社会の一員として、
商品・サービスを通じ世界中の人々に「夢・遊び・感動」を提供するという企業理念にのっとり、社会や顧客から
の要請や期待に応えていきたいと考えております。また、事業面においては、新型コロナウイルス感染拡大が、社
会や経済全体、個人の生活や消費に与える影響、市場環境やユーザー嗜好の変化が与える影響を最小限のものとす
べく、情報収集と臨機応変な対応を継続してまいります。
2022年3月期は、2022年4月よりスタートする次期中期計画及び中長期での持続的な成長に向け、事業基盤や組
織体制を整備するため、各事業がALL BANDAI NAMCOで一体となり、これまで以上に全世界で融合・連携を加速しま
す。また、新規IP創出と既存IPの育成を強化し、グループの幅広い事業を活用しIP軸戦略のさらなる拡大
と、グローバル市場での事業展開を推進してまいります。
2022年3月期の第2四半期連結累計期間の予想数値につきましては、第1四半期連結累計期間の実績及び足元の
市場環境や第2四半期連結累計期間の商品・サービスのマーケティング計画等を踏まえ、2021年5月11日に公表し
ました予想数値を表の通り修正いたします。なお、通期の連結業績予想数値につきましては、国内外において新型
コロナウイルス感染拡大が続くなど不透明で変化が激しい市場環境が継続していることや、第3四半期連結累計期
間以降に大型商戦である年末年始商戦や家庭用ゲーム大型タイトルの発売を控えていることなどを踏まえ、修正は
いたしません。
※ご参考 発生または想定している新型コロナウイルス感染拡大による事業への影響
・販売店休業等による消費への影響
・イベントの延期や自粛、それに伴うプロモーション等への影響
・商品の開発スケジュールへの影響
・自社工場及び協力工場における生産スケジュール等への影響
・家庭用ゲーム、ネットワークコンテンツの開発スケジュールや運営体制への影響
・アミューズメント施設等の休業による影響
・映像制作や作品公開、パッケージ販売スケジュールへの影響
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832)2022年3月期 第1四半期決算短信
2022年3月期第2四半期連結累計期間連結業績予想数値の修正(2021年4月1日~2021年9月30日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益 四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回予想 (A) 350,000 35,000 35,500 25,000 113.81
今回予想 (B) 380,000 43,000 46,000 32,500 147.95
増減額 (B-A) 30,000 8,000 10,500 7,500 -
増減率 (%) 8.6 22.9 29.6 30.0 -
(ご参考)
前期第2四半期実績 337,122 45,930 47,193 31,715 144.38
(2021年3月期第2四半期)
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 204,326 177,456
受取手形及び売掛金 91,765 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 82,773
商品及び製品 28,994 32,849
仕掛品 73,816 82,262
原材料及び貯蔵品 4,075 4,368
その他 53,872 54,877
貸倒引当金 △1,639 △1,787
流動資産合計 455,210 432,800
固定資産
有形固定資産 88,341 90,770
無形固定資産
のれん 17,069 16,515
その他 15,944 16,140
無形固定資産合計 33,014 32,656
投資その他の資産
投資有価証券 121,208 124,922
その他 35,425 35,312
貸倒引当金 △418 △415
投資その他の資産合計 156,215 159,819
固定資産合計 277,571 283,246
資産合計 732,782 716,047
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832)2022年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 82,474 75,604
引当金 3,547 550
その他 89,898 77,253
流動負債合計 175,920 153,408
固定負債
長期借入金 20,234 20,198
引当金 301 301
退職給付に係る負債 7,212 6,963
その他 17,679 19,640
固定負債合計 45,428 47,104
負債合計 221,348 200,513
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 52,232 52,123
利益剰余金 414,487 415,587
自己株式 △3,905 △3,906
株主資本合計 472,814 473,804
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 51,587 54,107
繰延ヘッジ損益 988 618
土地再評価差額金 △4,016 △4,016
為替換算調整勘定 △7,438 △6,115
退職給付に係る調整累計額 △3,419 △3,273
その他の包括利益累計額合計 37,701 41,320
非支配株主持分 917 408
純資産合計 511,433 515,533
負債純資産合計 732,782 716,047
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 145,035 178,049
売上原価 86,861 103,278
売上総利益 58,173 74,771
販売費及び一般管理費 38,257 47,749
営業利益 19,915 27,021
営業外収益
受取配当金 562 629
持分法による投資利益 - 455
その他 351 755
営業外収益合計 913 1,840
営業外費用
支払利息 37 92
持分法による投資損失 93 -
為替差損 220 -
その他 65 14
営業外費用合計 417 107
経常利益 20,412 28,754
特別利益
固定資産売却益 18 2,724
その他 198 197
特別利益合計 216 2,922
特別損失
特別退職金 - 946
新型コロナウイルス感染症に伴う店舗臨時休業等
1,977 445
による損失
その他 18 382
特別損失合計 1,995 1,774
税金等調整前四半期純利益 18,633 29,902
法人税等 5,402 8,978
四半期純利益 13,231 20,923
非支配株主に帰属する四半期純利益 49 5
親会社株主に帰属する四半期純利益 13,181 20,917
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 13,231 20,923
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,947 2,537
繰延ヘッジ損益 △67 △368
為替換算調整勘定 59 1,322
退職給付に係る調整額 180 146
持分法適用会社に対する持分相当額 51 △18
その他の包括利益合計 3,170 3,618
四半期包括利益 16,401 24,541
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 16,296 24,536
非支配株主に係る四半期包括利益 105 5
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832)2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時
点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これに
より、主に、ネットワークコンテンツ及びオンライン機能をもった家庭用ゲームの収益認識については、従
来、コンテンツ内で使用するアイテム及びゲームソフトの販売時等に収益を認識しておりましたが、顧客に未
提供の要素がある場合には当該未提供の要素に対する見積売却価値を算定し、合理的に見積った履行義務の充
足が見込まれる期間にわたって当該価値相当額を収益認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っ
ており、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当
第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しておりま
す。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに
従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりませ
ん。また、収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より
前までに行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、
その累積的影響額を当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,412百万円減少し、売上原価は1,398百万円減少し、販売
費及び一般管理費は582百万円増加し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ596百万
円減少しております。また、利益剰余金の当期首残高は179百万円増加しております。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示してい
た「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示
することといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年
度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与
える影響はありません。
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832)2022年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
クリエイ アミュー その他 調整額
デジタル トイホビ 映像音楽 合計 計算書
ション事 ズメント 計 (注)1 (注)2
事業 ー事業 事業 計上額
業 事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 75,807 54,217 5,024 2,111 6,492 143,653 1,381 145,035 - 145,035
セグメント間の内部
633 1,127 395 2,517 109 4,783 3,929 8,713 △8,713 -
売上高又は振替高
計 76,441 55,344 5,419 4,628 6,602 148,437 5,311 153,748 △8,713 145,035
セグメント利益又は
19,390 6,435 283 814 △5,663 21,261 △2 21,258 △1,342 19,915
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ各社へ向けた
物流事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△1,342百万円には、セグメント間取引消去150百万円、各報告セ
グメントに配分していない全社費用△1,493百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セ
グメントに帰属しない管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
「クリエイション事業」において、当社の連結子会社である㈱創通の株式を追加取得したことにより、の
れんが3,676百万円増加しております。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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㈱バンダイナムコホールディングス(7832)2022年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
クリエイ アミュー その他 調整額
デジタル トイホビ 映像音楽 合計 計算書
ション事 ズメント 計 (注)1 (注)2
事業 ー事業 事業 計上額
業 事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 66,005 80,871 10,323 4,336 15,042 176,579 1,469 178,049 - 178,049
セグメント間の内部
829 2,187 1,689 2,967 179 7,853 5,186 13,040 △13,040 -
売上高又は振替高
計 66,834 83,059 12,012 7,304 15,221 184,433 6,656 191,090 △13,040 178,049
セグメント利益又は
11,827 14,498 2,362 828 △662 28,854 147 29,001 △1,980 27,021
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ各社へ向けた
物流事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△1,980百万円には、セグメント間取引消去40百万円、各報告セ
グメントに配分していない全社費用△2,020百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セ
グメントに帰属しない管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(報告セグメントの変更)
当第1四半期連結会計期間より、当社グループの事業会社の集合体であるユニット体制につきまして、
2022年4月からの次期中期計画スタートに先駆け、従来の5ユニット体制から、3ユニット体制へ組織再編
を行いました。
この組織体制見直しに伴い、「トイホビー事業」、「ネットワークエンターテインメント事業」、「リア
ルエンターテインメント事業」、「映像音楽プロデュース事業」及び「IPクリエイション事業」としてい
た報告セグメントを、「デジタル事業」、「トイホビー事業」、「映像音楽事業」、「クリエイション事
業」及び「アミューズメント事業」に変更いたしました。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成した
ものを開示しております。
(収益認識に関する会計基準等の適用)
(会計方針の変更)に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首から「収益認識に関する会計基
準」等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方
法を同様に変更しております。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第1四半期連結累計期間の「デジタル事業」の売上高が1,834
百万円減少し、セグメント利益が638百万円減少、「トイホビー事業」の売上高が582百万円増加し、セグメ
ント利益が41百万円増加、「映像音楽事業」の売上高が37百万円増加、「クリエイション事業」の売上高が
165百万円減少、「アミューズメント事業」の売上高が32百万円減少しております。
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