7829 M-サマンサJP 2021-01-14 15:30:00
2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月14日
上場会社名 株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド 上場取引所 東
コード番号 7829 URL https://www.samantha.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)門田 剛
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名)永井 利博 TEL 03(6400)5524
四半期報告書提出予定日 2021年1月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期第3四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年11月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第3四半期 14,427 △16.1 △2,963 - △3,029 - △9,330 -
2020年2月期第3四半期 17,201 △14.2 △702 - △767 - △834 -
(注)包括利益 2021年2月期第3四半期 △9,142百万円 (-%) 2020年2月期第3四半期 △835百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年2月期第3四半期 △186.34 -
2020年2月期第3四半期 △23.64 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第3四半期 26,931 7,444 26.8
2020年2月期 10,596 438 2.2
(参考)自己資本 2021年2月期第3四半期 7,225百万円 2020年2月期 234百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年2月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年2月期 - 0.00 -
2021年2月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年2月期の連結業績予想(2020年3月1日~2021年2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 26,393 12.1 △2,151 - △2,236 - △8,498 - 157.48
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動:無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期3Q 65,851,417株 2020年2月期 35,296,000株
② 期末自己株式数 2021年2月期3Q 214株 2020年2月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期3Q 50,073,652株 2020年2月期3Q 35,296,000株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意
事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(7829) 2021年2月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 7
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… 7
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株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(7829) 2021年2月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緊急事態宣言解除後は政府による経済対策などもあり、徐々
に経済活動が回復しているものの、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の懸念もあり、景気の先行きは不透明
な状況で推移しております。
当社グループが属するファッション・アパレル業界におきましては、不要不急の外出自粛要請やテレワークの導
入促進などによる消費マインドの低下や購買志向の変化により、極めて厳しい状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、急速に変化している生活様式や消費行動にいち早く対応すべく、自社
ECサイトのリニューアルや自社ポイントプログラムの変更、デジタルマーケティングの強化など、デジタル領域
の強化を進めております。また、店舗においてもお客様と従業員の健康と安全を最優先に考え、新型コロナウイル
ス感染防止の取り組みを実施した上で、コラボレーション商品のECと連動した受注販売企画などを実施し、売上
の回復を図ってまいりました。一方で仕入の抑制や在庫販売の強化、広告宣伝費・販売促進費などの経費削減にも
努めてまいりました。
また、2020年7月21日付で株式会社フィットハウスを吸収合併し、純資産を大きく改善させ財務基盤を強化する
とともに、株式会社コナカの連結子会社になることにより、同社の支援も得ながら業績改善を図っております。
店舗展開につきましては、バッグ事業は1店舗の退店、アパレル事業は「UNDER25&No.7」を大丸心斎橋店に出
店、海外は1店舗の出店となりました。また、2020年7月21日付で株式会社フィットハウスを吸収合併したため、
サマンサタバサグループ合計で前年度末比で21店舗純増し、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は316店舗とな
りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、144億27百万円(前年同期比16.1%減)、営業損失は29億63
百万円(前年同期は7億2百万円の損失)、経常損失は30億29百万円(前年同期は7億67百万円の損失)、親会社
株主に帰属する四半期純損失は合併に伴い発生したのれんの減損58億45百万円を計上したことにより93億30百万円
(前年同期は8億34百万円の損失)となりました。
なお、当社グループは「ファッションブランドビジネス」の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載
を行っておりません。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
総資産は269億31百万円であり、前連結会計年度末と比較して163億35百万円増加しております。主な要因は、現
金及び預金が14億44百万円、商品及び製品が58億11百万円、有形固定資産が59億76百万円増加したことなどによる
ものであります。
(負債)
総負債は194億87百万円であり、前連結会計年度末と比較して93億29百万円増加しております。主な要因は、支
払手形及び買掛金が9億47百万円、短期借入金が4億91百万円、長期借入金が84億58百万円増加した一方、1年内
返済予定の長期借入金が28億7百万円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
純資産は74億44百万円であり、前連結会計年度末と比較して70億5百万円増加しております。主な要因は、合併
に伴う資本剰余金が75億14百万円増加したことなどによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年2月期通期の業績予想につきましては、2020年10月15日に公表いたしました業績予想から変更はありませ
ん。
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株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(7829) 2021年2月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,660,581 3,105,129
受取手形及び売掛金 1,133,617 1,456,536
商品及び製品 4,231,363 10,042,985
仕掛品 3,222 1,378
原材料及び貯蔵品 124,537 117,368
その他 272,804 387,032
貸倒引当金 △628 △2,257
流動資産合計 7,425,497 15,108,173
固定資産
有形固定資産
土地 - 3,813,857
その他 913,338 3,075,644
有形固定資産合計 913,338 6,889,501
無形固定資産
その他 282,583 1,759,493
無形固定資産合計 282,583 1,759,493
投資その他の資産
差入保証金 1,823,309 2,393,808
その他 151,363 780,337
投資その他の資産合計 1,974,673 3,174,145
固定資産合計 3,170,594 11,823,141
資産合計 10,596,092 26,931,315
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,002,169 1,949,622
短期借入金 3,933,334 4,425,158
1年内返済予定の長期借入金 3,207,041 400,000
未払法人税等 86,782 178,748
賞与引当金 144,523 360,908
その他 1,049,453 2,200,919
流動負債合計 9,423,304 9,515,356
固定負債
長期借入金 669,672 9,128,342
その他 64,720 843,422
固定負債合計 734,392 9,971,764
負債合計 10,157,697 19,487,121
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株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(7829) 2021年2月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 2,132,600 2,132,600
資本剰余金 406,592 7,921,398
利益剰余金 △2,178,956 △2,875,952
自己株式 - △26
株主資本合計 360,235 7,178,019
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △22,365 10,773
為替換算調整勘定 △103,213 36,366
その他の包括利益累計額合計 △125,578 47,140
非支配株主持分 203,737 219,034
純資産合計 438,395 7,444,193
負債純資産合計 10,596,092 26,931,315
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
売上高 17,201,266 14,427,059
売上原価 5,810,528 6,311,221
売上総利益 11,390,738 8,115,837
販売費及び一般管理費 12,093,195 11,079,114
営業損失(△) △702,456 △2,963,276
営業外収益
受取利息 860 3,259
受取配当金 939 599
補助金収入 - 236,655
その他 5,473 70,110
営業外収益合計 7,273 310,624
営業外費用
支払利息 17,464 41,183
シンジケートローン手数料 - 257,951
為替差損 40,125 54,001
その他 14,406 23,532
営業外費用合計 71,996 376,668
経常損失(△) △767,179 △3,029,320
特別利益
固定資産売却益 461 5,148
受取保険金 81,286 -
その他 15,800 2,414
特別利益合計 97,547 7,562
特別損失
固定資産除却損 32,100 80,443
減損損失 - 6,183,067
災害による損失 72,291 -
特別損失合計 104,391 6,263,510
税金等調整前四半期純損失(△) △774,024 △9,285,268
法人税、住民税及び事業税 75,471 53,971
法人税等調整額 △20,355 △15,678
法人税等合計 55,116 38,293
四半期純損失(△) △829,140 △9,323,562
非支配株主に帰属する四半期純利益 5,104 7,215
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △834,244 △9,330,778
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
四半期純損失(△) △829,140 △9,323,562
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △6,834 33,138
為替換算調整勘定 689 147,659
その他の包括利益合計 △6,145 180,798
四半期包括利益 △835,285 △9,142,764
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △828,434 △9,158,060
非支配株主に係る四半期包括利益 △6,851 15,296
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年7月21日付で株式会社フィットハウスを吸収合併し、同社の普通株式1株につき、当社の普通株式
1.4株を割当て交付いたしました。当該合併により、当第3四半期連結累計期間において資本剰余金が7,514,806千円
増加し、当第3四半期連結会計期間末において資本剰余金が7,921,398千円となっております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、「ファッションブランドビジネス」の単一セグメントであるため、記載を省略しておりま
す。
(追加情報)
(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響)
新型コロナウイルス感染症の広がりは、当社グループの事業活動に影響を及ぼしています。今後の広がり方や収
束時期等を予測することは困難なため、会計上の見積りを行う上で、特に将来キャッシュ・フローの予測を行うこ
とは極めて困難です。
本件が当社グループの業績に与える影響は、従来、消費動向が徐々に回復し、この影響は2021年2月期中に概ね
収束するという一定の仮定を置いていましたが、繰延税金資産の回収可能性や減損損失の判定、継続企業の前提に
関する事項の検討等については、四半期連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき、新型コロナウイルス感染
症の収束時期は想定より遅く、2022年2月期第1四半期にも影響が残る仮定に変更し、最善の見積りを行っていま
す。
(財務制限条項)
短期借入金のうち1,953,700千円、1年内返済予定の長期借入金400,000千円、長期借入金のうち8,324,000千円
(2020年10月27日付シンジケートローン契約)には下記の財務制限条項が付されております。
①2022年2月期末日及びそれ以降の各事業年度末日において、連結及び単体の貸借対照表に記載される純資産金額
を、2021年2月期末日における連結及び単体の貸借対照表に記載される純資産金額の75%に相当する金額、又は
直近の事業年度末日における連結及び単体の貸借対照表に記載される純資産金額の75%に相当する金額のうち、
いずれか高いほうの金額以上に維持すること。
②2021年2月期末日及びそれ以降の各事業年度末日における連結及び単体の損益計算書に記載される経常損益を2
期連続して損失としないこと。
③株式会社コナカの連結子会社であることを維持すること。
④全貸付人及びエージェントの事前承諾なく、株式会社コナカを債権者とする2020年10月15日付の8億円の借入金
の弁済を行わないこと。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは当第3四半期連結累計期間末において有利子負債額が139億53百万円(短期借入金44億25百万円、
1年内返済予定長期借入金4億円、長期借入金91億28百万円)と手元流動性31億5百万円(現金及び預金)に比し高
水準な状況にある一方、当第3四半期連結累計期間に29億63百万円の営業損失を計上しました。
また、新型コロナウイルス感染拡大を受け、2021年1月に政府より首都圏の1都3県及び7府県に対し、緊急事態
宣言が発出されたことで、今後売上の回復に想定以上の長期間を要する場合は、資金繰りにも影響が出てくる可能性
があります。
このような状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しております。
当該事象又は状況を解消するための対応策として、2020年7月21日付けで株式会社フィットハウスと合併し、財務
基盤を強化いたしました。また、株式会社コナカの連結子会社になることにより、同社より2020年10月15日に8億円
の長期借入を行うとともに、取引金融機関とは既往債務に約18億円を追加したリファイナンスを2020年10月30日に実
施いたしました。これらの借入により、当面の経営に支障をきたさない十分な資金を確保できると判断しておりま
す。
これにより、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
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