7822 永大産業 2021-11-10 16:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                                                 永大産業㈱(7822)
                                        2022年3月期 第2四半期決算短信

○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………    2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………    2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………    3
 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………    3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………    4
 (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………    4
 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………    6
    四半期連結損益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………    6
    四半期連結包括利益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………    7
 (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………    8
 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………    9
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………    9
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………    9
   (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………    9
   (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………    9
   (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………    9
   (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………   10




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                                                         永大産業㈱(7822)
                                                2022年3月期 第2四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の収束がいまだ見通せず、断続的
  に緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が発出されるなど、経済活動が制約される状況が続きました。また、ワ
  クチン接種率が上昇していることから感染拡大の抑制が期待されておりますが、変異株の流行など感染再拡大の懸
  念は払拭されず、先行きは不透明な状況で推移しました。
   住宅業界におきましては、在宅勤務の普及によるワークスペースに関するニーズの増加や郊外に戸建住宅を求め
  る動きもあり、引き続き新設住宅着工戸数は持ち直しの傾向が見られました。一方、米国の住宅需要の拡大や中国
  における木材需要の増加、さらには世界的なコンテナ不足等を背景として、国内における木材の供給不足や価格高
  騰が顕在化しており、先行きが懸念される状況が続いております。
   このような状況下、当社グループでは、アフターコロナ・ウィズコロナ時代の経営環境や市場ニーズ等を踏まえ
  て、当社グループの安定した収益基盤の確立、さらには中長期的な業容拡大を図るため、2022年3月期を初年度と
  する新たな中期経営計画「EIDAI Advance Plan 2023」を策定しました。本計画の基本方針に基づき、品質及びサー
  ビスの更なる向上、住宅分野でのシェアアップと新設住宅着工戸数に依存しない事業構造への転換、生産体制の最
  適化、物流及び情報システムの改革、徹底したコスト低減など各施策に取り組んでおります。また、ENボード株
  式会社につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による制約が多い中ではありますが、2022年1月の設備
  稼働開始に向けて概ね順調に進捗しております。
   これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、27,975百万円(前年同四半期比5.6%増)となりまし
  た。損益面では、2022年1月の設備稼働開始に向けて準備を進めているENボード株式会社の販管費の影響に加
  え、国内における木材価格の高騰の影響等があったものの、徹底したコスト低減や高付加価値製品の販売拡大を図
  るなど粗利率の向上に取り組み、営業損失293百万円(前年同四半期は営業損失630百万円)、経常損失198百万円
  (前年同四半期は経常損失542百万円)となりました。一方、第1四半期連結会計期間に賃貸用不動産の譲渡に係
  る固定資産売却益を計上したことなどに伴い、親会社株主に帰属する四半期純利益は93百万円(前年同四半期は親
  会社株主に帰属する四半期純損失192百万円)となりました。
   なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)
  等を適用しております。詳細については、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4) 四半期連結財務諸表に関
  する注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。


   セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
  (住宅資材事業)
   住宅資材事業におきましては、フローリング、室内階段、室内ドア、収納等の色柄・デザインを体系化した基軸
  ブランド「Skism(スキスム)」の更なる販売拡大に注力しました。
   このほか、各分野別の取組は以下のとおりであります。
   建材分野では、天然木の意匠性や質感を最大限に活かし、抗菌・抗ウイルス加工を施したSIAA(一般社団法
  人抗菌製品技術協議会)認証取得の新しいフローリング「銘樹モクトーン」を発売し、銘樹ブランドの更なる強化
  を図りました。
   内装システム分野では、最上位シリーズの「グランマジェスト」の販売拡大に注力しました。また、大容量収納
  と高い意匠性を両立させた新しい収納「Cave'S(カベス)」や、コロナ禍において在宅勤務の普及に伴うニ
  ーズを取り入れた「リビングステージ デスク用部材」、さらには近年需要が高まっている黒色金属部材と木質部
  材を組み合わせた製品として収納棚「ブラックフレームカウンター」を発売するなど、収納製品の強化を図りまし
  た。
   住設分野では、健康志向に対応したコンパクトでインテリア性の高い手洗い「セカンドサニタリー」を新たに発
  売しました。同製品はコロナ禍における感染予防策として手洗いが重要視されている中、帰宅後はすぐに手を洗い
  たいというニーズを取り入れ、玄関などに単独でも設置することができる仕様となっております。
   これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、25,431百万円(前年同四半期比5.0%増)となりまし
  た。一方、国内における木材価格の高騰が影響する中、徹底したコスト低減や高付加価値製品の販売拡大を図るな
  ど粗利率の向上に取り組み、セグメント利益は694百万円(同179.4%増)となりました。




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                                                    永大産業㈱(7822)
                                           2022年3月期 第2四半期決算短信

  (木質ボード事業)
   木質ボード事業におきましては、化粧パーティクルボードの販売が伸び悩んだものの、顧客の新規開拓に注力す
  るとともに置床の販売を拡大した結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,474百万円(前年同四半期比
  13.4%増)となりました。一方、徹底したコスト低減や高付加価値製品の販売拡大を図るなど粗利率の向上に取り
  組みましたが、2022年1月の設備稼働開始に向けて準備を進めているENボード株式会社の販管費の影響や接着剤
  が値上がりした影響等により、セグメント損失は152百万円(前年同四半期はセグメント損失6百万円)となりま
  した。


  (その他事業)
    当社グループは、上記事業のほか、不動産有効活用事業、太陽光発電事業を推進しております。
    当第2四半期連結累計期間の売上高は、賃貸用不動産の一部を売却した影響により、70百万円(前年同四半期比
  14.5%減)、セグメント利益は39百万円(同11.1%減)となりました。


(2)財政状態に関する説明
   当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3,510百万円増加し、84,184百万円となりま
  した。主な要因は、2022年1月の稼働開始を予定しているENボード株式会社の工場建設等により建設仮勘定が増
  加したことによるものです。
   負債は、前連結会計年度末に比べ3,808百万円増加し、42,271百万円となりました。主な要因は、ENボード株
  式会社の設備投資資金として借入金が増加したことによるものです。
   純資産は、前連結会計年度末に比べ298百万円減少し、41,912百万円となりました。主な要因は、配当金の支払
  いによるものです。


  (キャッシュ・フローの状況)
   当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により178百万
  円、投資活動により6,120百万円の資金を使用し、財務活動により3,101百万円の資金を調達したことにより、前連
  結会計年度末に比べ3,194百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には4,165百万円となりました。
   当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
  (営業活動によるキャッシュ・フロー)
    営業活動によるキャッシュ・フローは178百万円の減少(前年同四半期は738百万円の増加)となりました。主
   な要因は、減価償却費を832百万円計上したものの、棚卸資産が1,375百万円増加したことによるものです。
  (投資活動によるキャッシュ・フロー)
    投資活動によるキャッシュ・フローは6,120百万円の減少(前年同四半期は5,448百万円の減少)となりまし
   た。主な要因は、ENボード株式会社の設備投資等による有形固定資産の取得により6,801百万円支出したこと
   によるものです。
  (財務活動によるキャッシュ・フロー)
    財務活動によるキャッシュ・フローは3,101百万円の増加(前年同四半期は5,026百万円の増加)となりまし
   た。主な要因は、ENボード株式会社の設備投資資金として借入を行ったことによるものです。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の収束時期が依然として不透明ではありますが、幅広
  い年齢層にワクチン接種が普及することにより、景気は緩やかに回復していくものと考えております。一方、国内
  における木材の供給不足や価格高騰が顕在化しており、持ち直し傾向にある新設住宅着工戸数への影響が懸念され
  ております。当社グループとしましては、資材の安定調達と製品の安定供給の責任を果たすとともに、製品の適正
  価格での販売を通して安定した収益を確保してまいります。
   なお、2022年3月期通期連結業績予想につきましては、2021年5月13日に公表しました計画から変更はありませ
  ん。




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                                                      永大産業㈱(7822)
                                             2022年3月期 第2四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                 (単位:百万円)
                         前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                        (2021年3月31日)          (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                           8,307               4,941
   受取手形及び売掛金                       13,090              13,264
   電子記録債権                           7,148               6,723
   有価証券                             1,009               1,003
   製品                               4,411               4,367
   仕掛品                              2,374               2,606
   原材料及び貯蔵品                         3,742               4,933
   未収入金                             1,569               1,657
   その他                                693                 334
   貸倒引当金                              △2                  △2
   流動資産合計                          42,344              39,830
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物(純額)                    5,057               6,317
     機械装置及び運搬具(純額)                  2,465               2,246
     土地                             7,291               7,276
     リース資産(純額)                         21                 233
     建設仮勘定                         15,385              20,330
     その他(純額)                          440                 442
     有形固定資産合計                      30,662              36,846
   無形固定資産                             584                 533
   投資その他の資産
     投資有価証券                         5,736               5,671
     出資金                                7                   7
     長期前払費用                           595                 549
     繰延税金資産                           134                 134
     その他                              597                 599
     貸倒引当金                           △13                 △13
     投資その他の資産合計                     7,057               6,947
   固定資産合計                          38,304              44,328
 繰延資産                                  23                  25
 資産合計                              80,673              84,184




                     - 4 -
                                                    永大産業㈱(7822)
                                           2022年3月期 第2四半期決算短信


                                               (単位:百万円)
                       前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                      (2021年3月31日)          (2021年9月30日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                      5,324               5,532
   電子記録債務                           403                 442
   短期借入金                          2,920               4,826
   1年内返済予定の長期借入金                 13,629              15,100
   リース債務                              5                  35
   未払金                           11,283              10,996
   未払費用                             567                 520
   未払法人税等                           231                 193
   未払消費税等                           475                  44
   賞与引当金                            423                 435
   その他                               52                 805
   流動負債合計                        35,316              38,932
 固定負債
   長期借入金                            105                 105
   繰延税金負債                           333                 293
   退職給付に係る負債                      2,422               2,460
   環境対策引当金                           62                  62
   負ののれん                            135                 120
   長期預り保証金                           69                  73
   リース債務                             17                 222
   固定負債合計                         3,145               3,338
 負債合計                            38,462              42,271
純資産の部
 株主資本
   資本金                            3,285               3,285
   資本剰余金                          1,370               1,370
   利益剰余金                         36,829              36,658
   自己株式                           △820                △820
   株主資本合計                        40,664              40,492
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                   1,538               1,502
   為替換算調整勘定                         162                 177
   退職給付に係る調整累計額                    △63                 △53
   その他の包括利益累計額合計                  1,637               1,626
 非支配株主持分                           △90                △206
 純資産合計                           42,210              41,912
負債純資産合計                          80,673              84,184




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                                                         永大産業㈱(7822)
                                                2022年3月期 第2四半期決算短信

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
 (四半期連結損益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                                     (単位:百万円)
                          前第2四半期連結累計期間         当第2四半期連結累計期間
                           (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                            至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
売上高                                   26,484               27,975
売上原価                                  20,075               21,039
売上総利益                                  6,409                6,936
販売費及び一般管理費                             7,040                7,230
営業損失(△)                                △630                 △293
営業外収益
 受取利息                                    13                   15
 受取配当金                                   72                   63
 仕入割引                                     4                    4
 為替差益                                    32                   17
 負ののれん償却額                                14                   14
 持分法による投資利益                               1                   25
 雑収入                                    102                   56
 営業外収益合計                                241                  198
営業外費用
 支払利息                                   19                   44
 売上割引                                   51                   -
 雑損失                                    82                   58
 営業外費用合計                               152                  102
経常損失(△)                               △542                 △198
特別利益
 負ののれん発生益                               350                   -
 固定資産売却益                                  0                  299
 投資有価証券売却益                                6                   26
 特別利益合計                                 356                  326
特別損失
 固定資産売却損                                 -                       0
 固定資産除却損                                 15                      2
 固定資産撤去費用                                 8                      1
 特別損失合計                                  24                      3
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
                                       △209                   124
純損失(△)
法人税等                                     17                  146
四半期純損失(△)                              △226                 △22
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                    △34                  △115
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
                                       △192                    93
に帰属する四半期純損失(△)




                          - 6 -
                                                永大産業㈱(7822)
                                       2022年3月期 第2四半期決算短信

 (四半期連結包括利益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                            (単位:百万円)
                   前第2四半期連結累計期間       当第2四半期連結累計期間
                    (自 2020年4月1日        (自 2021年4月1日
                     至 2020年9月30日)      至 2021年9月30日)
四半期純損失(△)                      △226                △22
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                   610                △35
 為替換算調整勘定                       △36                 15
 退職給付に係る調整額                      21                  9
 繰延ヘッジ損益                        △16                 -
 その他の包括利益合計                     577                △10
四半期包括利益                         351                △32
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                391                 82
 非支配株主に係る四半期包括利益                △40               △115




                   - 7 -
                                                        永大産業㈱(7822)
                                               2022年3月期 第2四半期決算短信

(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                    (単位:百万円)
                          前第2四半期連結累計期間        当第2四半期連結累計期間
                           (自 2020年4月1日         (自 2021年4月1日
                            至 2020年9月30日)       至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
                                      △209                  124
 期純損失(△)
 減価償却費                                  883                 832
 負ののれん償却額                              △14                 △14
 負ののれん発生益                             △350                   -
 持分法による投資損益(△は益)                        △1                 △25
 賞与引当金の増減額(△は減少)                        △5                   11
 災害損失引当金の増減額(△は減少)                     △15                   -
 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                     49                  38
 退職給付に係る調整累計額の増減額(△は減少)                  21                   9
 受取利息及び受取配当金                           △86                 △79
 支払利息                                    19                  44
 為替差損益(△は益)                               0                 △6
 投資有価証券売却損益(△は益)                        △6                 △26
 固定資産売却損益(△は益)                          △0                △299
 固定資産除却損                                 15                   2
 固定資産撤去費用                                 8                   1
 売上債権の増減額(△は増加)                       1,534                 255
 棚卸資産の増減額(△は増加)                       1,629              △1,375
 その他の資産の増減額(△は増加)                      △27                  264
 仕入債務の増減額(△は減少)                       △674                  244
 未払費用の増減額(△は減少)                           8                △49
 未払金の増減額(△は減少)                       △1,663               △338
 その他の負債の増減額(△は減少)                     △368                  335
 小計                                     745                △49
 利息及び配当金の受取額                             91                  85
 利息の支払額                                △18                 △42
 法人税等の支払額                             △104                △171
 法人税等の還付額                                24                  -
 営業活動によるキャッシュ・フロー                       738               △178
投資活動によるキャッシュ・フロー
 定期預金の預入による支出                        △1,037               △769
 定期預金の払戻による収入                         2,037                 948
 有形固定資産の取得による支出                      △6,218              △6,801
 有形固定資産の売却による収入                           5                 524
 無形固定資産の取得による支出                        △90                 △61
 投資有価証券の取得による支出                         △0                  △0
 投資有価証券の売却による収入                          34                  41
 事業譲受による支出                             △85                   -
 その他                                   △93                  △0
 投資活動によるキャッシュ・フロー                    △5,448              △6,120
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入れによる収入                           2,190               3,297
 短期借入金の返済による支出                       △1,753              △1,391
 長期借入れによる収入                           4,921               1,471
 リース債務の返済による支出                           -                 △10
 配当金の支払額                              △331                △265
 財務活動によるキャッシュ・フロー                     5,026               3,101
現金及び現金同等物に係る換算差額                       △10                    3
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                     306              △3,194
現金及び現金同等物の期首残高                        4,283               7,360
現金及び現金同等物の四半期末残高                      4,590               4,165




                          - 8 -
                                                    永大産業㈱(7822)
                                           2022年3月期 第2四半期決算短信

(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  該当事項はありません。

 (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
  税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
 用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
  ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税
 率を使用する方法によっております。

 (会計方針の変更)
  (収益認識に関する会計基準等の適用)
  「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
 等を第1四半期連結会計期間の期首より適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
 又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
  これにより、従来は販売費及び一般管理費に計上しておりました顧客に支払われる販売手数料及び営業外費用に
 計上しておりました売上割引を売上高から控除しております。また、有償支給取引において、従来は有償支給した
 原材料等について消滅を認識しておりましたが、当該取引において買い戻す義務を負っていることから、有償支給
 した原材料等について消滅を認識しないことといたしました。なお、当該取引において支給品の譲渡に係る収益は
 認識しておりません。
  収益認識会計基準の適用については、「収益認識会計基準」第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
 おりますが、利益剰余金期首残高に与える影響はありません。
  これらの結果、従前の会計処理と比較して、当第2四半期連結累計期間の売上高112百万円、販売費及び一般管
 理費63百万円及び営業外費用48百万円がそれぞれ減少しております。これに伴い営業利益が48百万円減少しており
 ますが、経常利益及び税金等調整前四半期純利益に与える影響はありません。また、資産の部の売掛金226百万
 円、製品1百万円、仕掛品10百万円、原材料及び貯蔵品386百万円がそれぞれ増加し、負債の部の流動負債その他
 に有償支給取引に係る負債461百万円、返金負債266百万円をそれぞれ計上しております。
  なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過
 的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約によって生じる収益を分解した情報を記載し
 ておりません。


 (時価の算定に関する会計基準等の適用)
  「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
 う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
 準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
 が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影
 響はありません。

 (追加情報)
  (新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積りについて)
  当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した新型コロナウイルス感染症に
 よる経済活動への影響や収束時期等の仮定について重要な変更はありません。


 (表示方法の変更)
  (四半期連結損益計算書)
   前第2四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書において、「雑損失」に含めて表示していた「支払利息」
  は、金額的重要性が増したため、前連結会計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させる
  ため、前第2四半期連結累計期間において、「雑損失」に含めて表示していた19百万円は「支払利息」として組
  み替えております。




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                                                                  永大産業㈱(7822)
                                                         2022年3月期 第2四半期決算短信

  (四半期連結キャッシュ・フロー計算書)
   前第2四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、「税金等調整前四半期純損失
  (△)」に含めて表示していた「支払利息」は、金額的重要性が増したため、前連結会計年度より区分掲記して
  おります。この表示方法の変更を反映させるため、前第2四半期連結累計期間において、「税金等調整前四半期
  純損失(△)」に含めて表示していた19百万円は、「支払利息」19百万円、「未払費用の増減額」△1百万円、
  「利息の支払額」△18百万円へ組み替えております。

(セグメント情報)
  Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                  (単位:百万円)
                      報告セグメント                                           四半期連結
                                               その他              調整額     損益計算書
                                                       合計
                                               (注)1             (注)2     計上額
               住宅資材       木質ボード      計
                                                                        (注)3

売上高
 外部顧客への売上高       24,219     2,183    26,402       82   26,484      -     26,484
 セグメント間の内部売上
 高又は振替高             -        551         551      -      551     △551       -

      計          24,219     2,734    26,953       82   27,036    △551    26,484
セグメント利益又は損失
                   248       △6          241      44     286     △917     △630
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産有効活用事業及び太
    陽光発電事業を含んでおります。
   2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
   3.セグメント利益又は損失(△)は四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

  Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                  (単位:百万円)
                      報告セグメント                                           四半期連結
                                               その他               調整額    損益計算書
                                                       合計
                                               (注)1             (注)2     計上額
               住宅資材       木質ボード      計
                                                                        (注)3

売上高
 外部顧客への売上高       25,431     2,474    27,905       70   27,975      -     27,975
 セグメント間の内部売上
 高又は振替高               0       473        473      -      473     △473       -

      計          25,431     2,947    28,378       70   28,449    △473    27,975
セグメント利益又は損失
                    694     △152         541      39      581    △875     △293
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産有効活用事業及び太
    陽光発電事業を含んでおります。
   2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
   3.セグメント利益又は損失(△)は四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

  2.報告セグメントの変更等に関する事項
    会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
   識に関する会計処理の方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しており
   ます。
    当該変更により、従来の方法と比較して当第2四半期連結累計期間の「住宅資材事業」の売上高が112百万
   円、セグメント利益が48百万円それぞれ減少し、「木質ボード事業」の売上高が0百万円、セグメント利益が
   0百万円それぞれ減少しております。


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