7819 粧美堂 2021-05-11 15:00:00
2021年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月11日
上 場 会 社 名 粧美堂株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7819 URL https://www.shobido-corp.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 寺田 正秀
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 斉藤 政基 (TEL) 03-3472-7890
四半期報告書提出予定日 2021年5月13日 配当支払開始予定日 2021年6月4日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第2四半期の連結業績(2020年10月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第2四半期 7,143 △5.9 306 72.2 321 73.1 199 96.4
2020年9月期第2四半期 7,593 △13.4 178 △5.1 185 △11.5 101 △15.3
(注) 包括利益 2021年9月期第2四半期 286百万円( 77.1%) 2020年9月期第2四半期 161百万円( 123.3%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第2四半期 14.95 ―
2020年9月期第2四半期 7.58 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第2四半期 14,520 5,306 36.0
2020年9月期 13,255 5,142 38.3
(参考) 自己資本 2021年9月期第2四半期 5,231百万円 2020年9月期 5,082百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 ― 5.00 ― 5.00 10.00
2021年9月期 ― 5.00
2021年9月期(予想) ― 5.00 10.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年9月期の連結業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 14,400 3.3 200 79.7 200 34.7 70 15.0 5.26
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注)「1株当たり当期純利益」の計算には、2020年11月11日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得のうち、2021
年4月1日以降の取得分の影響は含んでおりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期2Q 13,410,000株 2020年9月期 13,410,000株
② 期末自己株式数 2021年9月期2Q 137,277株 2020年9月期 177株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期2Q 13,357,765株 2020年9月期2Q 13,409,866株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績
予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)4
ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………10
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………10
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………10
―1―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年10月1日~2021年3月31日)は、新型コロナウイルス感染症の影響が継
続し、マクロ環境は厳しい状況が続きました。個人消費は、消費者行動が対面から非対面へとシフトした結果、
巣ごもり需要の発生や新型コロナウイルス感染症対策へのニーズの高まり、リアル店舗からECへのシフトな
ど「新常態」への対応が進み、持ち直しの動きが見られるものの、感染症の収束には未だ目処が立たず、先行
きが不透明な状態が続いております。
当社グループでは、デジタルテクノロジー(AI、IoT、5G等)の進化や普及に加え、新型コロナウイル
ス感染症の流行をきっかけに、人々の意識や価値観・行動様式が変わり、従来の常識を覆すような構造変化が加
速度的に進行していると認識しております。中でも、自分らしさや独自性といった多様な個性が尊重され、それ
を個人が世界に向けて直接発信する「個人の社会」が形成されてきているほか、物質的には豊かになり長寿命化
が進む中、コロナ禍も加わったことで、人々の美と健康への意識は更に高まっていると考えております。
こうした構造変化を踏まえ、当社グループでは「世界中の多様な個人の『心と体の美と健康をサポートするこ
と』を使命とし、その商品分野を徹底的に深堀りし、圧倒的な情報力と商品力を持つ専門家として、どこよりも
速く一気通貫でニーズを具現化する、ニッチ市場でのシェアNo.1メーカーの集合体を目指すこと」を中期的
に目指してまいります。また、「パーソナルケア」を『心と体の美と健康をサポートすること』と定義し、ビジ
ネスドメインを「パーソナルケア商品」に設定し、従来のメイクアップ関連商材を中心にした「美」に関する商
品から更にフィールドを広げてまいります。当社は、幅広い商品群を包含するパーソナルケア市場の中でも、市
場規模が比較的小規模で、プレイヤー数が限定され大手企業が参入しづらいニッチ市場でシェアNo.1を確保
し、「ニッチ市場のシェアNo.1商品の集合体」を目指してまいります。
当連結会計年度は,「粧美堂(SHOBIDO)」の真のメーカー化を進め、「ニッチ市場のシェアNo.1
商品の集合体」を目指す中で、「ハンドケア」、「メイクアップ」、「キッズ」の3つを当面の注力カテゴリー
に定め、それぞれのカテゴリー内でシェアNo.1商品の開発、シェア獲得施策を推進しております。また、S
NSなどの普及によりメーカーと個人(消費者)が直接コミュニケーションを取ることが一般化してきているこ
とを踏まえて、従来から進めてきた自社メディアからの発信やインターネットメディアを中心とした媒体露出の
強化等を進めております。海外市場については、引き続きコスメコンタクト®を中心に売上拡大に向けた施策を
進めております。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前期に商品、取引先別に採算性の見直しを行ったことに加え、新型コ
ロナウイルス感染症の流行が継続したことで、対前年同期比5.9%減の7,143,990千円と減収傾向が続きました
が、当第2四半期連結会計期間の減収率は対前年同期比1.1%減にとどまり、底打ち感も出てまいりました。自
社企画商品の売上は5,429,764千円(対前年同期比0.1%減)とほぼ横ばいとなり、構成比も76.0%と前年同期の
71.6%から大きく上昇しております。同様に、差引売上総利益額は2,161,335千円で対前年同期比2.5%減となり
ましたが、当第2四半期連結会計期間では同4.2%増と増益に転じるなど前期から取り組んでいる取扱い商品の
見直し効果が出てきており、同利益率は30.3%と対前年同期比1.1ポイント上昇しました。販売費及び一般管理
費は、マクロ経済が厳しいことを受け、広告宣伝費、販促費の削減を中心に全般的に抑制を図った結果、対前年
同期比9.0%減の1,854,651千円にとどまり、営業利益は対前年同期比72.2%増の306,683千円、経常利益は対前
年同期比73.1%増の321,378千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は199,687千円(対前年同期比96.4%増)
となりました。
(注)コスメコンタクト®は、瞳を大きく魅力的に見せる、マスカラやアイライナーのようなメイク発想のコ
ンタクトレンズです。
当社グループの事業セグメントは、単一の事業セグメントでありますが、取扱い商品を区分した売上高の概況
は次のとおりであります。
① 化粧雑貨
当分類には、メイク関連用品、ヘアケア関連用品、トラベル用品、バス・エステ・健康関連グッズ等の売上
が含まれます。当第2四半期連結累計期間の売上高は、新型コロナウイルス感染症予防に関連したマスク、ボ
トル類や、注力カテゴリーであるネイルチップなどが好調であったものの、外出自粛傾向が続いていることで
パフ、メイクブラシなどメイク関連用品の不振が響き、4,405,675千円(対前年同期比3.1%減)となりまし
た。
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② コンタクトレンズ関連
当分類には、コンタクトレンズ、コンタクトレンズケア用品の売上が含まれます。当第2四半期連結累計期
間の売上高は、海外でのコンタクトレンズ売上は拡大傾向が続くものの、国内では消費者の外出自粛が続いて
いること等からコンタクトレンズの需要が低迷したことにより、1,291,381千円(対前年同期比13.2%減)と
なりました。
③ 服飾雑貨
当分類には、バッグ、ポーチ・ケース、サイフ類、その他服飾小物の売上が含まれます。当第2四半期連結
累計期間の売上高は、エコバックやポーチ関連の売上が増加したことにより、1,016,130千円(対前年同期比
3.6%増)となりました。
④ その他
当分類には、生活雑貨、文具、行楽用品、ギフト商品等の売上が含まれます。当第2四半期連結累計期間の
売上高は、タオル類の売上が減少したほか、ギフト商品の企画数の絞り込みを継続したことから、430,802千
円(対前年同期比25.4%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産)
①資産
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,264,744千円増加し、14,520,717千
円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて474,116千円増加し、10,073,410千円となりました。
これは主に、現金及び預金が599,387千円、受取手形及び売掛金が498,234千円、為替予約が72,399千円増加し
たことに対し、有価証券が200,000千円、その他が537,495千円減少したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて790,627千円増加し、4,447,307千円となりました。
これは主に、土地が61,800千円、のれんが273,685千円、投資有価証券が511,615千円増加したこと等によるも
のであります。
②負債
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,100,403千円増加し、9,214,160千円
となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて757,488千円増加し、4,838,412千円となりました。
これは主に、支払手形及び買掛金が83,667千円、短期借入金が100,000千円、1年内返済予定の長期借入金が
210,000千円、その他が285,856千円増加したこと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて342,915千円増加し、4,375,747千円となりました。
これは主に、長期借入金が272,000千円、資産除去債務が38,710千円増加したこと等によるものであります。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて164,340千円増加し、5,306,557千円
となりました。
これは主に、利益剰余金が132,638千円、繰延ヘッジ損益が48,712千円増加したこと等によるものでありま
す。
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(キャッシュ・フローの状況の分析)
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、期首残高に比べて
102,114千円減少し、4,148,958千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果、獲得した資金は、128,884千円(対前年同期比71.5%減)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益254,104千円計上するとともに、減価償却費93,279千円、関係会社整
理損失引当金の増加67,274千円、仕入債務の増加55,580千円があったこと、売上債権の増加△417,216千円があ
ったこと等によるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果、使用した資金は、△496,346千円(対前年同期比29.9%減)となりました。
これは主に、投資有価証券の取得による支出△500,000千円があったこと等によるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果、獲得した資金は、257,785千円(対前年同期比85.7%減)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入1,400,000千円があったこと、長期借入金の返済による支出△1,119,720千
円があったこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年11月11日に公表いたしました2021年9月期の連結業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,652,813 5,252,200
受取手形及び売掛金 2,326,544 2,824,778
有価証券 200,000 ―
商品及び製品 1,360,249 1,356,785
原材料及び貯蔵品 90,372 133,830
為替予約 155,313 227,712
その他 816,498 279,002
貸倒引当金 △2,496 △900
流動資産合計 9,599,293 10,073,410
固定資産
有形固定資産
土地 1,565,599 1,627,399
その他(純額) 1,272,262 1,305,796
有形固定資産合計 2,837,862 2,933,196
無形固定資産
のれん ― 273,685
その他 50,773 48,067
無形固定資産合計 50,773 321,753
投資その他の資産
投資有価証券 301,725 813,340
その他 467,289 382,133
貸倒引当金 △969 △3,116
投資その他の資産合計 768,044 1,192,357
固定資産合計 3,656,680 4,447,307
資産合計 13,255,973 14,520,717
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,694,318 1,777,985
短期借入金 ― 100,000
1年内返済予定の長期借入金 1,811,000 2,021,000
未払法人税等 7,273 54,641
賞与引当金 141,672 101,693
返品調整引当金 25,500 28,800
関係会社整理損失引当金 ― 67,274
その他 401,160 687,017
流動負債合計 4,080,924 4,838,412
固定負債
長期借入金 3,820,500 4,092,500
役員退職慰労引当金 93,350 98,916
資産除去債務 32,515 71,226
その他 86,466 113,104
固定負債合計 4,032,832 4,375,747
負債合計 8,113,756 9,214,160
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粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 545,500 545,500
資本剰余金 264,313 264,313
利益剰余金 4,095,335 4,227,973
自己株式 △87 △54,796
株主資本合計 4,905,061 4,982,989
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 58,775 66,526
繰延ヘッジ損益 104,512 153,224
為替換算調整勘定 14,316 28,326
その他の包括利益累計額合計 177,604 248,077
非支配株主持分 59,551 75,489
純資産合計 5,142,216 5,306,557
負債純資産合計 13,255,973 14,520,717
―6―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 7,593,698 7,143,990
売上原価 5,383,627 4,979,355
売上総利益 2,210,071 2,164,635
返品調整引当金戻入額 41,400 25,500
返品調整引当金繰入額 34,800 28,800
差引売上総利益 2,216,671 2,161,335
販売費及び一般管理費 2,038,548 1,854,651
営業利益 178,122 306,683
営業外収益
受取利息 3,880 2,515
受取配当金 2,584 2,041
受取手数料 5,345 5,027
不動産賃貸収入 18,137 52,819
為替差益 3,560 10,273
その他 1,218 2,991
営業外収益合計 34,725 75,668
営業外費用
支払利息 10,695 12,153
不動産賃貸費用 16,348 48,143
その他 166 676
営業外費用合計 27,211 60,973
経常利益 185,636 321,378
特別利益
投資有価証券売却益 30 ―
特別利益合計 30 ―
特別損失
関係会社整理損失引当金繰入額 ― 67,274
特別損失合計 ― 67,274
税金等調整前四半期純利益 185,666 254,104
法人税、住民税及び事業税 35,234 40,645
法人税等調整額 51,338 749
法人税等合計 86,573 41,395
四半期純利益 99,093 212,708
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△2,561 13,021
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 101,655 199,687
―7―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
四半期純利益 99,093 212,708
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,312 7,750
繰延ヘッジ損益 62,506 48,712
為替換算調整勘定 △1,350 16,927
その他の包括利益合計 62,467 73,390
四半期包括利益 161,561 286,099
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 164,160 270,160
非支配株主に係る四半期包括利益 △2,598 15,938
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 185,666 254,104
減価償却費 59,052 93,279
のれん償却額 ― 14,404
貸倒引当金の増減額(△は減少) 413 549
返品調整引当金の増減額(△は減少) △6,600 3,300
賞与引当金の増減額(△は減少) △50,349 △52,926
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 548 834
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △11,599 5,566
関係会社整理損失引当金の増減額(△は減少) ― 67,274
受取利息及び受取配当金 △6,464 △4,556
支払利息 10,695 12,153
為替差損益(△は益) 1,093 ―
投資有価証券売却損益(△は益) △30 ―
売上債権の増減額(△は増加) 343,076 △417,216
たな卸資産の増減額(△は増加) 77,453 △1,283
仕入債務の増減額(△は減少) △28,773 55,580
その他 △28,604 105,591
小計 545,578 136,655
利息及び配当金の受取額 10,509 4,722
利息の支払額 △9,685 △18,432
法人税等の還付額 0 27,619
法人税等の支払額 △93,515 △21,680
営業活動によるキャッシュ・フロー 452,887 128,884
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 498,259 △1,501
有形固定資産の取得による支出 △1,215,348 △17,433
無形固定資産の取得による支出 △12,917 △4,763
投資有価証券の取得による支出 △15,300 △500,000
投資有価証券の売却による収入 127 ―
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
― 28,086
る収入
その他 36,705 △734
投資活動によるキャッシュ・フロー △708,473 △496,346
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) ― 100,000
長期借入れによる収入 2,800,000 1,400,000
長期借入金の返済による支出 △936,600 △1,119,720
自己株式の取得による支出 △15 △54,709
配当金の支払額 △66,938 △67,118
その他 ― △667
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,796,445 257,785
現金及び現金同等物に係る換算差額 △8,175 7,562
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,532,683 △102,114
現金及び現金同等物の期首残高 3,153,652 4,251,072
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,686,336 4,148,958
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粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積も
り)には2021年9月期において徐々に収束していくという仮定を置き会計上の見積りを行っておりましたが、2021
年3月に緊急事態宣言が全面的に解除された以降も、特定地域においてまん延防止等重点措置の実施や緊急事態宣
言が再発令されるなどの状況を踏まえ、当社グループの業績に対する影響の不確実性を考慮し改めて検討を行いま
した。その結果、重要な変更はありません。
(重要な後発事象)
事業分離
(子会社株式の譲渡)
当社は、2021年3月25日開催の取締役会決議に基づき、2021年3月30日付で連結子会社である台灣妝美堂股份有
限公司(以下、「台湾粧美堂」)の全株式を昕琦科技股份有限公司に譲渡する旨の株式譲渡契約書を締結し、2021
年4月30日に株式譲渡を行いました。これに伴い、台湾粧美堂は当社の連結子会社から除外されます。
1.事業分離の概要
(1) 分離先企業の名称
昕琦科技股份有限公司
(2) 分離した事業の内容
コンタクトレンズの台湾国内販売及び輸出
(3) 事業分離を行った主な理由
当社は、2015年7月22日に海外市場拡大の拠点として、台湾に台湾粧美堂を設立いたしました。現地の大手ドラ
ッグストアやコンビニエンスストアを中心に、コスメコンタクト®の販売拡大を図ってまいりましたが、昨今の価格
競争の激化、さらには世界的な新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、中期的にも業績回復は見込めないも
のと判断し、当社が保有する台湾粧美堂の株式全てを譲渡いたしました。
(4) 事業分離日
2021年4月30日(みなし売却日2021年4月1日)
(5) 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
2.会計処理の概要
(1) 移転損失の金額(予定)
△67,274千円
(注)移転損失相当額については、当第2四半期連結会計期間において関係会社整理損失引当金を計上しておりま
す。
(2) 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産 102,438 千円
固定資産 86,813 千円
資産合計 189,251 千円
流動負債 8,811 千円
負債合計 8,811 千円
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粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第2四半期決算短信
3.分離した事業が含まれていた報告セグメント
当社グループの事業セグメントは、単一セグメントであるため、該当事項はありません。
4.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
売上高 23,987 千円
営業損失 13,208 千円
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