7819 粧美堂 2021-02-08 15:00:00
2021年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月8日
上 場 会 社 名 粧美堂株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7819 URL https://www.shobido-corp.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 寺田 正秀
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 斉藤 政基 (TEL) 03-3472-7890
四半期報告書提出予定日 2021年2月10日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第1四半期の連結業績(2020年10月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第1四半期 3,710 △10.0 165 8.9 171 2.5 92 △6.0
2020年9月期第1四半期 4,123 △12.9 151 57.0 166 50.8 98 66.5
(注)包括利益 2021年9月期第1四半期 47百万円( △67.3%) 2020年9月期第1四半期 144百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第1四半期 6.88 ―
2020年9月期第1四半期 7.31 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第1四半期 13,948 5,103 36.1
2020年9月期 13,255 5,142 38.3
(参考) 自己資本 2021年9月期第1四半期 5,039百万円 2020年9月期 5,082百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 ― 5.00 ― 5.00 10.00
2021年9月期 ―
2021年9月期(予想) 5.00 ― 5.00 10.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年9月期の連結業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 14,400 3.3 200 79.7 200 34.7 70 15.0 5.24
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注)「1株当たり当期純利益」の計算には、2020年11月11日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得のうち、2021
年1月1日以降の取得分の影響は含んでおりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期1Q 13,410,000株 2020年9月期 13,410,000株
② 期末自己株式数 2021年9月期1Q 49,377株 2020年9月期 177株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期1Q 13,396,233株 2020年9月期1Q 13,409,873株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績
予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)3
ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(企業結合等関係) ……………………………………………………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………9
―1―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2020年10月1日~2020年12月31日)は、新型コロナウイルス感染症が、緊急事態
宣言解除後も夏以降感染者数の高止まりが続いていましたが、11月以降は再び感染者数が増加に転じるなど、厳
しい状況が継続しました。その結果、個人消費は、巣ごもり需要を捉えた一部の業態以外、全体的には下押し圧
力がかかり不振が続きました。一方で、新型コロナウイルス感染症の感染予防のため衛生関連用品等への需要が
大きいほか、今後も外出自粛等、人との接触が抑制される生活様式が継続すると予想されることからライフスタ
イルが大きく変化しており、消費者の行動も対面から非対面へ、リアル店舗からECへのシフトなど不可逆的な
変化が起こっております。
当社グループでは、デジタルテクノロジー(AI、IoT、5G等)の進化や普及に加え、新型コロナウイル
ス感染症の流行をきっかけに、人々の意識や価値観・行動様式が変わり、従来の常識を覆すような構造変化が加
速度的に進行していると認識しております。中でも、自分らしさや独自性といった多様な個性が尊重され、それ
を個人が世界に向けて直接発信する「個人の社会」が形成されてきているほか、物質的には豊かになり長寿命化
が進む中、コロナ禍も加わったことで、人々の美と健康への意識は更に高まっていると考えております。
こうした構造変化を踏まえ、当社グループでは「世界中の多様な個人の『心と体の美と健康をサポートするこ
と』を使命とし、その商品分野を徹底的に深堀りし、圧倒的な情報力と商品力を持つ専門家として、どこよりも
速く一気通貫でニーズを具現化する、ニッチ市場でのシェアNo.1メーカーの集合体を目指すこと」を中期的
に目指してまいります。また、「パーソナルケア」を『心と体の美と健康をサポートすること』と定義し、ビジ
ネスドメインを「パーソナルケア商品」に設定し、従来のメイクアップ関連商材を中心にした「美」に関する商
品から更にフィールドを広げてまいります。当社は、幅広い商品群を包含するパーソナルケア市場の中でも、市
場規模が比較的小規模で、プレイヤー数が限定され大手企業が参入しづらいニッチ市場でシェアNo.1を確保
し、「ニッチ市場のシェアNo.1商品の集合体」を目指してまいります。
当連結会計年度は,「粧美堂(SHOBIDO)」の真のメーカー化を進め、「ニッチ市場のシェアNo.1
商品の集合体」を目指す中で、「ハンドケア」、「メイクアップ」、「キッズ」の3つを当面の注力カテゴリー
に定め、それぞれのカテゴリー内でシェアNo.1商品の開発、シェア獲得施策を推進してまいります。また、
SNSなどの普及によりメーカーと個人(消費者)が直接コミュニケーションを取ることが一般化してきている
ことを踏まえて、従来から自社メディアの育成を進めてきましたが、この動きをより強化してまいります。海外
市場については、引き続きコスメコンタクト®を中心に売上拡大に向けた施策を進めております。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前期に商品、取引先別に採算性の見直しを行ったことに加え、新型コ
ロナウイルス感染症の拡大による消費低迷が続いた結果、対前年同期比10.0%減の3,710,520千円と減収傾向が
続きました。しかしながら、自社企画商品の売上は2,840,670千円(対前年同期比4.7%減)と減収率は小幅に留
まり、構成比も76.6%と前年同期の72.3%から大きく上昇しております。これは、前期から取り組んでいる取扱
い商品の見直し効果と判断しております。同様に、差引売上総利益額は1,138,546千円で対前年同期比7.8%減と
なりましたが、同利益率は30.7%と対前年同期比0.7ポイント上昇しました。販売費及び一般管理費は、マクロ
経済が厳しいことを受け、広告宣伝費、販促費を中心に全般的に抑制を図った結果、対前年同期比10.2%減の
972,994千円となり、営業利益は対前年同期比8.9%増の165,551千円となりました。経常利益は対前年同期比2.5
%増の171,204千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は92,169千円(対前年同期比6.0%減)となりました。
(注)コスメコンタクト®は、瞳を大きく魅力的に見せる、マスカラやアイライナーのようなメイク発想のコ
ンタクトレンズです。
当社グループの事業セグメントは、単一の事業セグメントでありますが、取扱い商品を区分した売上高の概況
は次のとおりであります。
① 化粧雑貨
当分類には、メイク関連用品、ヘアケア関連用品、トラベル用品、バス・エステ・健康関連グッズ等の売上
が含まれます。当第1四半期連結累計期間の売上高は、新型コロナウイルス感染症予防に関連したマスク、ボ
トル類や、注力カテゴリーであるネイルチップなどが好調であったものの、外出自粛傾向が続いていることで
パフ、メイクブラシなどメイク関連用品の不振が響き、2,270,239千円(対前年同期比8.4%減)となりまし
た。
―2―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第1四半期決算短信
② コンタクトレンズ関連
当分類には、コンタクトレンズ、コンタクトレンズケア用品の売上が含まれます。当第1四半期連結累計期
間の売上高は、クリアレンズの売上は増加したものの、消費者の外出自粛が続いていること等からワンデーの
カラーレンズの需要が低迷したことにより、633,571千円(対前年同期比17.9%減)となりました。
③ 服飾雑貨
当分類には、バッグ、ポーチ・ケース、サイフ類、その他服飾小物の売上が含まれます。当第1四半期連結
累計期間の売上高は、エコバックやポーチ関連の売上が増加したことにより、592,667千円(対前年同期比
12.3%増)となりました。
④ その他
当分類には、生活雑貨、文具、行楽用品、ギフト商品等の売上が含まれます。当第1四半期連結累計期間の
売上高は、ギフト商品の企画数の絞り込みを継続したことから、214,041千円(対前年同期比38.1%減)とな
りました。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産)
①資産
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて692,708千円増加し、13,948,682千円
となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて120,428千円減少し、9,478,865千円となりました。
これは主に、受取手形及び売掛金が634,217千円、商品及び製品が147,599千円増加したことに対し、現金及び
預金が183,858千円、有価証券が200,000千円、その他が477,409千円減少したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて813,137千円増加し、4,469,817千円となりました。
これは主に、土地が61,800千円、のれんが280,887千円、投資有価証券が507,742千円増加したこと等によるも
のであります。
②負債
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて731,811千円増加し、8,845,568千円と
なりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて758,905千円増加し、4,839,829千円となりました。
これは主に、支払手形及び買掛金が242,013千円、短期借入金が100,000千円、その他が420,815千円増加した
こと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて27,093千円減少し、4,005,739千円となりました。
これは主に、資産除去債務が38,572千円、その他が28,184千円増加したことに対し、長期借入金が96,500千円
減少したこと等によるものであります。
③純資産
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて39,103千円減少し、5,103,113千円
となりました。
これは主に、利益剰余金が25,120千円増加したことに対し、繰延ヘッジ損益が60,175千円減少したこと等によ
るものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年11月11日に公表いたしました2021年9月期の連結業績予想に変更はありません。
―3―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,652,813 4,468,954
受取手形及び売掛金 2,326,544 2,960,761
有価証券 200,000 ―
商品及び製品 1,360,249 1,507,848
原材料及び貯蔵品 90,372 135,592
為替予約 155,313 67,619
その他 816,498 339,089
貸倒引当金 △2,496 △1,000
流動資産合計 9,599,293 9,478,865
固定資産
有形固定資産
土地 1,565,599 1,627,399
その他(純額) 1,272,262 1,334,324
有形固定資産合計 2,837,862 2,961,724
無形固定資産
のれん ― 280,887
その他 50,773 48,035
無形固定資産合計 50,773 328,923
投資その他の資産
投資有価証券 301,725 809,467
その他 467,289 372,856
貸倒引当金 △969 △3,155
投資その他の資産合計 768,044 1,179,169
固定資産合計 3,656,680 4,469,817
資産合計 13,255,973 13,948,682
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,694,318 1,936,331
短期借入金 ― 100,000
1年内返済予定の長期借入金 1,811,000 1,876,000
未払法人税等 7,273 27,657
賞与引当金 141,672 56,064
返品調整引当金 25,500 21,800
その他 401,160 821,975
流動負債合計 4,080,924 4,839,829
固定負債
長期借入金 3,820,500 3,724,000
役員退職慰労引当金 93,350 96,000
資産除去債務 32,515 71,088
その他 86,466 114,651
固定負債合計 4,032,832 4,005,739
負債合計 8,113,756 8,845,568
―4―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 545,500 545,500
資本剰余金 264,313 264,313
利益剰余金 4,095,335 4,120,456
自己株式 △87 △19,331
株主資本合計 4,905,061 4,910,937
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 58,775 64,301
繰延ヘッジ損益 104,512 44,336
為替換算調整勘定 14,316 20,332
その他の包括利益累計額合計 177,604 128,970
非支配株主持分 59,551 63,205
純資産合計 5,142,216 5,103,113
負債純資産合計 13,255,973 13,948,682
―5―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 4,123,391 3,710,520
売上原価 2,890,832 2,575,674
売上総利益 1,232,558 1,134,846
返品調整引当金戻入額 41,400 25,500
返品調整引当金繰入額 38,800 21,800
差引売上総利益 1,235,158 1,138,546
販売費及び一般管理費 1,083,174 972,994
営業利益 151,984 165,551
営業外収益
受取利息 2,033 1,193
受取配当金 2,584 2,041
受取手数料 2,843 3,079
不動産賃貸収入 2,265 26,345
為替差益 9,969 2,563
その他 801 373
営業外収益合計 20,497 35,597
営業外費用
支払利息 5,060 5,536
不動産賃貸費用 367 24,068
その他 77 339
営業外費用合計 5,505 29,944
経常利益 166,976 171,204
特別利益
投資有価証券売却益 30 ―
特別利益合計 30 ―
税金等調整前四半期純利益 167,007 171,204
法人税、住民税及び事業税 5,252 16,698
法人税等調整額 66,016 59,936
法人税等合計 71,269 76,634
四半期純利益 95,737 94,569
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△2,346 2,399
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 98,084 92,169
―6―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 95,737 94,569
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 14,672 5,525
繰延ヘッジ損益 57,342 △60,175
為替換算調整勘定 △23,359 7,270
その他の包括利益合計 48,656 △47,379
四半期包括利益 144,393 47,190
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 148,520 43,535
非支配株主に係る四半期包括利益 △4,127 3,654
―7―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(企業結合等関係)
(取得による企業結合)
当社は、2020年8月18日開催の取締役会において、ビューティードア・ホールディングス株式会社(以下BDH
D社)の株式を取得して子会社化することを決議しました。また、2020年10月1日付で株式を取得したことにより
子会社化しました。
なお、本件株式取得に伴い、BDHD社の子会社であるビューティードア株式会社(以下BD社)が当社の孫会
社になります。
1.企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及びその事業内容
被取得企業の名称 ビューティードア・ホールディングス株式会社
事業の内容 100%子会社であるビューティードア株式会社の経営管理
(2) 企業結合を行った主な理由
BDHD社は、子会社(当社にとって孫会社)として化粧品・医薬部外品の受託製造を行っているBD社を所有
しております。BD社は1977年にプラスチック成型加工を行う企業として設立され、2001年に化粧品製造許可証及
び医薬部外品製造許可証を取得し、現在は主として化粧品・医薬部外品の受託製造を行っております。当社は、自
社ブランド及びOEM商品として化粧品分野の強化を進めておりますが、BDHD社の株式を取得し、同社を当社
グループに迎えることで、BD社の化粧品・医薬部外品の製造設備及び製造ノウハウを入手することとなり、同分
野の事業拡大を加速化できるものと考えております。当社が持つ企画力にBD社の製造ノウハウが加わることで従
来以上に魅力的な商品を生み出すことが可能となります。
また、当社グループに化粧品・医薬部外品の製造拠点が加わることで、当社のOEM事業の強化が更に促進され
るものと考えております。
(3) 企業結合日
2020年10月1日
(4) 企業結合の法的形式
株式取得
(5) 結合後企業の名称
変更はありません。
(6) 取得した議決権比率
100%
(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したためであります。
2.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間
2020年10月1日から2020年12月31日まで
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
当事者間の合意により非開示とさせていただきます。
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
デューデリジェンス費用等 5,341千円
―8―
粧美堂株式会社(7819) 2021年9月期 第1四半期決算短信
5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1) 発生したのれんの金額
288,090千円
(2) 発生原因
今後の事業展開により期待される超過収益力から発生したものであります。
(3) 償却方法及び償却期間
10年間にわたる均等償却
6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産 353,839 千円
固定資産 181,474 千円
資産合計 535,314 千円
流動負債 133,238 千円
固定負債 243,165 千円
負債合計 376,404 千円
7.企業結合契約に規定される条件付取得対価の内容及びそれらの今後の会計処理方針
株式譲渡契約に基づき、取得対価は今後変動する可能性があります。取得対価の変動が発生した場合には、取得時
に変動したものとみなして取得価額を修正し、のれんの金額及びのれんの償却額を修正することとしております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積も
り)には2021年9月期において徐々に収束していくという仮定を置き会計上の見積りを行っておりましたが、緊急
事態宣言再発出などの状況を踏まえ当社グループの業績に対する影響の不確実性を考慮し改めて検討を行った結果、
重要な変更はありません。
―9―