7818 トランザクション 2020-01-10 15:00:00
新株式発行に関する資金使途の一部変更に関するお知らせ [pdf]
2020 年１月 10 日
各 位
会 社 名 株式会社トランザクション
代表者名 代表取締役社長 石川 諭
（銘柄コード 7818 ：東証第一部）
問合せ先 取締役 北山 善也
電 話 03-6861-5577
新株式発行に関する資金使途の一部変更に関するお知らせ
当社は、2016 年 11 月７日付「新株式発行及び株式売出し並びに親会社以外の支配株主の異動に関す
るお知らせ」 、2016 年 11 月 15 日付「発行価格及び売出価格等の決定に関するお知らせ」及び 2016 年 12
月 16 日付「第三者割当増資における発行株式数の確定に関するお知らせ」において開示いたしました
新株式発行（以下、 「本件資金調達」という。 ）による調達資金の使途について、下記のとおり変更し充
当いたしましたので、お知らせいたします。
記
1. 変更の理由
当社は、欧米を中心に健康面や経済的理由などにより利用者が急増している「ＶＡＰＥ（電子タ
バコ）」に注目し、日本においても今後市場が拡大するとの考えのもと、2014 年９月に個人輸入ＥＣ
サイトを立ち上げ、2015 年６月には直営店舗である「vape studio」の第１号店を出店いたしまし
た。店舗販売が好調に推移したことから多店舗展開による事業化を決定し、出店を加速させるた
め、出店に係る設備資金及び在庫の保有・販売促進費用等の支払いに係る運転資金に充当すること
を主な目的として、本件資金調達を実施いたしました。しかしながら、国内市場においては、大手
たばこメーカーが販売を開始した加熱式タバコが台頭するとともに、ＶＡＰＥの低単価製品の性能
向上により販売の中心価格帯が下がり、2019 年８月期後半頃より店舗の客単価が低下傾向にありま
した。この状況を踏まえ、店舗戦略を見直し、ＷＥＢ販売と卸売販売に注力することといたしまし
た。
一方、グループの売上が順調に伸長し続けるなかで、印刷・加工・検品の最終工程を行う当社子
会社である株式会社クラフトワークが運営する工場の受注量も増加し続け、従来の生産能力ではグ
ループの需要増加に対応しきれずに受注の一部を外部へ委託せざるを得ない状況となっておりまし
た。また、顧客の様々な印刷ニーズへの対応、ＥＣサイト上の受注から印刷工程への自動連携によ
る連動性の向上、短納期化、最新の印刷設備等の導入による高品質化及び効率化など、工場の生産
能力の拡大や設備の高度化が課題となっていました。株式会社クラフトワークは、当社グループの
「ビジネスモデル」を支える大きな役割を担っていることから、2018 年 11 月 29 日付「固定資産の
取得（新工場建設）に関するお知らせ」のとおり、新工場の計画につきましては、既存設備の拡充
による生産能力の増強に加え、工程を機械化・自動化するための最新設備の積極的な導入などによ
り、従来に比べ生産能力が飛躍的に向上するだけでなく、高性能印刷機によりデジタルデータを直
接読み込んでフルカラーで印刷するオンデマンド印刷等、多様な印刷への対応を可能とする内容と
いたしました。新工場稼働により、従来以上に低価格・短納期・高品質で競争力の高い製品を大量
に供給できる体制を構築し、グループシナジーの最大化を実現するため、当初予定した工場規模を
さらに拡大したことにより設備投資予定額が増加いたしました。
そのため、当初、「vape studio」の多店舗展開資金として見積もっていた資金使途の一部を株式
会社クラフトワークの工場の新設移転及び生産設備増強に係る設備資金の増額に変更しておりま
す。
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２．変更の内容
本件資金調達において、2016 年 12 月 16 日付「第三者割当増資における発行株式数の確定に関す
るお知らせ」に記載いたしました資金使途からの変更内容は以下のとおりであります。
【変更前】
上記の第三者割当増資に係る手取概算額 452,248,760 円については、当該第三者割当増資と同日付
を も っ て 決 議 さ れ た 一 般 募 集 の 手 取 概 算 額 1,913,864,000 円 と 合 わ せ 、 手 取 概 算 額 合 計
2,366,112,760 円について、1,527,882,000 円を平成 31 年 10 月までに当社子会社株式会社トレード
ワークスが運営し、今後需要拡大が見込まれるＶＡＰＥ（電子タバコ）事業の基盤強化を目的とした
小売店舗出店に係る設備資金（758,900,000 円）及び在庫の保有・販売促進費用等の支払いに係る運
転資金（768,982,000 円）に、370,000,000 円を平成 31 年８月までに株式会社トレードワークスのオ
リジナル雑貨新製品開発に必要な金型製作に係る設備資金（70,000,000 円）及び在庫保有に係る運転
資金（300,000,000 円）に、156,000,000 円を平成 31 年６月までに当社のＩＴシステム開発・整備及
び本社フロアの拡張に係る設備資金に充当し、残額が生じた場合には、平成 31 年８月までに、当社
子会社株式会社クラフトワークの工場の新設移転及び生産設備増強に係る設備資金（最大
524,000,000 円） ＶＡＰＥ事業に係る設備資金支出に伴う当社の短期借入金を含む金融機関への借入
、
金の返済資金の順に各使途に充当する予定であります。
【変更後】
本件資金調達による手取概算額合計 2,366,112,760 円については、951,610,044 円を 2019 年９月ま
でに当社子会社株式会社トレードワークスが運営する次世代タバコ事業の小売店舗出店に係る設備
資金（411,749,906 円）及び在庫の保有・販売促進費用等の支払いに係る運転資金（539,860,138 円）
に、347,960,000 円を 2019 年７月までに株式会社トレードワークスのオリジナル雑貨新製品開発に必
要な金型製作に係る設備資金（47,960,000 円）及び在庫保有に係る運転資金（300,000,000 円）に、
92,608,471 円を 2019 年９月までに当社のＩＴシステム開発・整備及び本社フロアの拡張に係る設備
資金に充当し、残額については、2019 年９月までに、当社子会社株式会社クラフトワークの工場の新
設移転及び生産設備増強に係る設備資金（973,934,245 円）に充当いたしました。
金額（千円）
資金使途
変更前 変更後（充当済み）
次世代タバコ事業の小売店舗出店に係
る設備資金及び在庫の保有・販売促進 1,527,882 951,610
費用等の支払いに係る運転資金
オリジナル雑貨新製品開発に必要な金
型製作に係る設備資金及び在庫保有に 370,000 347,960
係る運転資金
ＩＴシステム開発・整備及び本社フロ
156,000 92,608
アの拡張に係る設備資金
工場の新設移転及び生産設備増強に係 312,230 973,934
る設備資金 (最大 524,000 千円)
合計金額 2,366,112 2,366,112
３．今後の見通しと影響
本件資金調達による調達資金使途の変更に伴う影響等につきましては、2019 年 10 月 10 日付で公
表した「2019 年８月期 決算短信（日本基準） 」において開示した 2020 年８月期業績予想及び「第
３次中期経営計画（2020 年８月期～2022 年８月期）
」の策定に関するお知らせ」に反映させており
ます。
以上
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