7818 トランザクション 2019-07-10 15:00:00
2019年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年7月10日
上場会社名 株式会社トランザクション 上場取引所 東
コード番号 7818 URL https://www.trans-action.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)石川 諭
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名)北山 善也 TEL 03-6861-5577
四半期報告書提出予定日 2019年7月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年8月期第3四半期の連結業績(2018年9月1日~2019年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年8月期第3四半期 12,310 5.6 1,636 22.9 1,657 24.4 1,094 25.3
2018年8月期第3四半期 11,662 17.4 1,331 17.6 1,332 21.8 873 22.0
(注)包括利益 2019年8月期第3四半期 1,073百万円 (23.7%) 2018年8月期第3四半期 867百万円 (11.3%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年8月期第3四半期 38.28 38.12
2018年8月期第3四半期 30.71 30.38
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年8月期第3四半期 10,855 8,273 76.2
2018年8月期 10,406 7,681 73.8
(参考)自己資本 2019年8月期第3四半期 8,273百万円 2018年8月期 7,680百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年8月期 - 0.00 - 13.00 13.00
2019年8月期 - 0.00 -
2019年8月期(予想) 15.00 15.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年8月期の連結業績予想(2018年9月1日~2019年8月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 16,530 7.0 1,910 12.3 1,928 12.7 1,278 13.6 44.71
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料9ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(追加情報)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年8月期3Q 29,271,600株 2018年8月期 29,140,200株
② 期末自己株式数 2019年8月期3Q 648,712株 2018年8月期 496,112株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年8月期3Q 28,593,693株 2018年8月期3Q 28,444,082株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたって注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)4ページ
「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社トランザクション(7818)2019年8月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 7
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 9
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株式会社トランザクション(7818)2019年8月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基
調で推移しておりますが、依然として消費者の節約志向は根強い状況にあります。また、海外経済においても、米
国や中国を中心とした保護主義的な通商政策や貿易摩擦の激化による影響等から、世界経済の不透明感は払拭でき
ない状況にあり、先行き不透明な状況で推移しております。
このような環境のもと、当社グループは、「成長戦略・効率化戦略・経営基盤強化」を基本方針として掲げ、魅
力ある新製品の開発や新規事業の拡大、製造原価の低減等を推進し、「トランザクショングループ中期経営計画
(第2次)」の達成に向けて取り組みを進めております。特に、当期においては、以下の3つを重点テーマとして
引き続き注力しております。
・「エコプロダクツ」・・・・・・・・モノづくりを通じて地球、そして未来へ貢献する製品の提案
・「ライフスタイルプロダクツ」・・・多彩なコト消費を起点とした製品の提案
・「ウェルネスプロダクツ」・・・・・健やかな生活を実現するために健康リスクを低減する製品の提案
「エコプロダクツ」では、環境問題に対する世界的な関心の高まりが追い風となり、オリジナル製品の主力カテ
ゴリーであるエコバッグやタンブラー・サーモボトルが引き続き好調に推移いたしました。また、オリジナルエコ
バッグブランド「MOTTERU」においては大幅なリニューアルを行い、様々なライフシーンに合ったコンパクトエコ
バッグの販売を開始いたしました。全国のスーパーやコンビニエンスストアなど、小売店で使われるプラスチック
製レジ袋に対して早ければ2020年4月から有料化が義務付けされる方針であることから、当社は引き続きエコバッ
グを中心とした「環境に貢献する製品」の提案を推進いたします。
「ライフスタイルプロダクツ」では、エンタテイメント業界におけるライブやコンサート等のイベントは多様化
する「コト」消費のなかでも代表的なものとなりますが、当社は、物販品の企画・製作をはじめとして、イベント
会場での販売サポートなど、「コト」消費のなかにある「モノ」消費を通じて新規顧客の開拓と既存顧客の深耕を
推進いたしました。また、トラベル関連製品では、大型連休となったゴールデンウィークに先駆けて、ポケットモ
ンスターのキャラクターがデザインされた「ポケモン・トラベル」の新製品を投入するなど、旅行をより楽しく、
より快適にさせるサポートアイテムの販売強化を図りました。ペットウェア・関連製品においては、ニューヨーク
の人気デザイナーブランド「ANNA SUI(アナ スイ)」の新製品を販売開始し、新たなターゲット層の開拓を図る
とともに、ペットと充実したライフスタイルを楽しんでいただくための製品拡充に努めました。
「ウェルネスプロダクツ」では、従来の紙巻きたばこと比べて健康を害するリスクが低く、周囲への影響が大き
い副流煙も発生しないVAPEや加熱式たばこの「次世代タバコ」において、国内大手たばこメーカーが販売する
加熱式たばこの互換デバイスとして「iBuddy Me」の販売を開始いたしました。さらに、「味わい」や「吸い応
え」を追求したカートリッジ交換式VAPE「COOLBLACK」の新製品を販売開始するなど、健康的な生活を継続す
るためのサポートアイテムを続々と投入いたしました。また、直営店舗である「vape studio」の店舗戦略を見直
すなど、店舗販売・卸売販売・WEB販売の3チャネル体制におけるシナジー効果を引き続き高めてまいりまし
た。
すべてのプロダクツに共通にするEC事業では、各サイトにおいて利便性の向上を図るとともに、WEBマーケ
ティングを強化することにより、業務効率を高めて積極的な営業活動を引き続き推進してまいりました。
一方、生産面においては、中国及びその他アジア諸国における生産拠点の最適化を引き続き推進し、価格面と品
質面で安定的な製品調達を継続してまいりました。また、2019年7月には、従来工場よりも生産性を飛躍的に高め
た新工場が竣工いたします。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、123億10百万円(前年同期比6億47百万円、5.6%の増
加)、営業利益は、売上高の伸長による売上総利益の確保及び利益率の改善により16億36百万円(前年同期比3億
5百万円、22.9%の増加)となり、経常利益は16億57百万円(前年同期比3億25百万円、24.4%の増加)、親会社
株主に帰属する四半期純利益は10億94百万円(前年同期比2億21百万円、25.3%の増加)となりました。
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株式会社トランザクション(7818)2019年8月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間における販売経路別及び製品分類別の販売実績は、以下のとおりであります。
<販売経路別販売実績>
売上高 増減
販売経路 前第3四半期 当第3四半期
増減額 増減率
連結累計期間 連結累計期間
(百万円) (%)
(百万円) (百万円)
エンドユーザー企業向け事業 5,428 5,970 541 10.0
卸売事業者向け事業 5,199 5,136 △ 62 △ 1.2
EC事業及び小売り事業 1,034 1,203 169 16.3
合計 11,662 12,310 647 5.6
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
<製品分類別販売実績>
売上高 増減
製品分類 前第3四半期 当第3四半期
増減額 増減率
連結累計期間 連結累計期間
(百万円) (%)
(百万円) (百万円)
一般雑貨製品 6,818 6,836 17 0.3
エコ雑貨製品 3,974 4,476 502 12.6
ヘルスケア&ビューティ雑貨製品 676 837 160 23.8
デザインその他 192 159 △ 32 △ 16.8
合計 11,662 12,310 647 5.6
(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 設計・デザインの受託業務、印刷業務等の雑貨製品に該当しないものを「その他」として記載しておりましたが、グラ
フィック・プロダクト・WEBデザインの業務が大半を占めていることから第2四半期連結累計期間より「デザイン
その他」に変更しております。
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(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ3億26百万円増加し、82億60百万円
となりました。主な要因は、製品の増加3億87百万円、有価証券の増加3億円、現金及び預金の減少2億78百万
円、受取手形及び売掛金の減少1億63百万円によるものであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ1億22百万円増加し、25億94百万円
となりました。主な要因は、有形固定資産の増加3億24百万円、投資その他の資産の減少1億79百万円、無形固定
資産の減少22百万円によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ2億6百万円減少し、18億24百万円
となりました。主な要因は、買掛金の減少91百万円、賞与引当金の減少69百万円、未払法人税等の減少42百万円に
よるものであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ62百万円増加し、7億57百万円とな
りました。主な要因は、長期借入金の増加40百万円、退職給付に係る負債の増加22百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ5億92百万円増加し、82億73百万円と
なりました。主な要因は、利益剰余金の増加7億15百万円、自己株式の取得及び処分による減少1億39百万円によ
るものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年8月期通期連結業績予想に関する事項につきましては、2018年10月12日に公表いたしました数値から変更
はありません。
なお、業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実
際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年8月31日) (2019年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,272,884 2,994,266
受取手形及び売掛金 2,042,591 1,878,842
有価証券 196,051 496,409
製品 2,062,444 2,449,645
その他 362,471 441,745
貸倒引当金 △2,327 △304
流動資産合計 7,934,116 8,260,604
固定資産
有形固定資産 792,717 1,117,673
無形固定資産
その他 89,547 66,636
無形固定資産合計 89,547 66,636
投資その他の資産
投資有価証券 641,063 384,228
その他 954,168 1,031,018
貸倒引当金 △5,223 △4,921
投資その他の資産合計 1,590,007 1,410,324
固定資産合計 2,472,272 2,594,634
資産合計 10,406,388 10,855,239
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年8月31日) (2019年5月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 843,235 752,076
1年内返済予定の長期借入金 280,709 288,812
未払法人税等 324,036 281,227
賞与引当金 145,411 75,886
株主優待引当金 14,437 25,410
ポイント引当金 9,717 9,198
その他 413,110 391,436
流動負債合計 2,030,656 1,824,047
固定負債
長期借入金 330,783 371,334
退職給付に係る負債 303,602 326,313
資産除去債務 55,178 54,828
その他 5,100 5,100
固定負債合計 694,663 757,575
負債合計 2,725,320 2,581,623
純資産の部
株主資本
資本金 1,544,759 78,560
資本剰余金 1,770,971 3,274,292
利益剰余金 4,392,472 5,108,167
自己株式 △110,159 △249,846
株主資本合計 7,598,044 8,211,174
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 7,573 2,041
繰延ヘッジ損益 38,047 29,920
為替換算調整勘定 48,343 38,373
退職給付に係る調整累計額 △11,059 △7,944
その他の包括利益累計額合計 82,905 62,389
新株予約権 118 51
純資産合計 7,681,068 8,273,615
負債純資産合計 10,406,388 10,855,239
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年9月1日 (自 2018年9月1日
至 2018年5月31日) 至 2019年5月31日)
売上高 11,662,525 12,310,434
売上原価 7,351,413 7,685,356
売上総利益 4,311,112 4,625,077
販売費及び一般管理費
給料及び手当 1,086,513 1,038,894
賞与引当金繰入額 69,087 65,287
退職給付費用 39,218 40,478
貸倒引当金繰入額 △1,339 △1,908
株主優待引当金繰入額 13,117 25,410
ポイント引当金繰入額 1,954 △518
その他 1,771,266 1,820,664
販売費及び一般管理費合計 2,979,819 2,988,307
営業利益 1,331,293 1,636,770
営業外収益
受取利息 2,422 458
有価証券利息 7,564 18,597
受取保証料 5,199 5,199
助成金収入 - 1,080
その他 2,514 2,098
営業外収益合計 17,700 27,434
営業外費用
支払利息 2,301 1,961
自己株式取得費用 - 591
為替差損 14,305 4,131
その他 89 89
営業外費用合計 16,697 6,774
経常利益 1,332,296 1,657,430
特別利益
固定資産売却益 - 183
受取保険金 - 1,315
新株予約権戻入益 1 1
特別利益合計 1 1,500
特別損失
固定資産売却損 168 1,374
減損損失 - 42,067
固定資産除却損 0 3,756
特別損失合計 168 47,198
税金等調整前四半期純利益 1,332,129 1,611,731
法人税、住民税及び事業税 411,856 505,603
法人税等調整額 46,788 11,642
法人税等合計 458,644 517,245
四半期純利益 873,485 1,094,485
親会社株主に帰属する四半期純利益 873,485 1,094,485
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年9月1日 (自 2018年9月1日
至 2018年5月31日) 至 2019年5月31日)
四半期純利益 873,485 1,094,485
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △606 △5,532
繰延ヘッジ損益 △3,027 △8,127
為替換算調整勘定 △4,609 △9,970
退職給付に係る調整額 2,711 3,115
その他の包括利益合計 △5,531 △20,515
四半期包括利益 867,953 1,073,970
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 867,953 1,073,970
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
(1)自己株式の取得
当社は、当第3四半期連結累計期間において、自己株式192,200株、総額148,441千円の取得を行いました。こ
の取得及び処分の結果、当第3四半期連結会計期間末において自己株式が249,846千円となっております。
(2)資本金の減少
当社は、当第3四半期連結累計期間において、資本金を1,484,759千円減少させ、その全額をその他資本剰余金
に振り替えております。この振り替え及び新株予約権の行使の結果、当第3四半期連結会計期間末において資本
金が78,560千円、資本剰余金が3,274,292千円となっております。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
(重要な後発事象)
(資本業務提携)
当社は、2019年6月20日開催の取締役会において、「東京ガールズコレクション(以下、TGC)」をはじめとす
るファッションイベント及び音楽イベントの企画・制作・運営を行う株式会社W TOKYO(以下、W TOKYO)と資本業
務提携契約を締結することを決議し、同日付で資本業務提携契約を締結いたしました。
1.資本業務提携契約の目的及び理由
当社グループは、販促品やノベルティ、物販品、備品等の「モノづくり」を軸とした事業を展開しております
が、今期より多様化する「コト」消費を「モノ」を通じて盛り上げる取り組みとして「ライフスタイルプロダク
ツ」の提案に注力しております。コンサートやフェス、各種イベントにおける物販品の企画・製作に加え、会場に
おける販売サポート、IP(※)を活用したポップアップストアの展開、各種コラボレーションの企画等、これまでに
培った「モノづくり」のノウハウと得意先ネットワークを活かして事業を展開しております。
W TOKYOは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、史上最大級のファッションフェスタ「東京ガ
ールズコレクション」を2005年より開催しており、ファッションに留まらず、ビューティーや音楽等を交えたエン
ターテインメント性の高い複合ファッションイベントとして成長を続け、ガールズマーケットにおいて圧倒的な知
名度を誇るブランドとなっております。
このたびの資本業務提携は、両社の事業領域を組み合わせることにより、それぞれの既存事業において大きな
シナジー効果を発揮するとともに、新たなビジネスを創出することが見込めると確信したことによります。当社と
W TOKYOは、両社事業の発展のために更なるシナジーを発揮することにより、めまぐるしく変化する市場環境に応
えるとともに、お互いの事業領域を超えて新たな事業機会の創出を目指すことで業務提携の合意に至りました。ま
た、業務提携を円滑且つ確実に進めることにより、一層の企業価値を生み出すことが可能であることを確信したこ
とから、併せて資本提携を実施し、両社の関係をより強固且つサステナブルなものとすることとしております。
当社グループは、協賛企業及び来場者等のUX(顧客満足度や顧客体験)の充実を図ることによりTGCブランドの
価値向上とさらなる認知度向上を図るとともに、W TOKYOの経営資源・ノウハウ・事業基盤を活用することで事業
領域をさらに拡げ、新たなビジネスチャンスを創出してまいります。
※IP:Intellectual propertyの略。知的財産のこと。
2.資本業務提携契約の内容
(1)業務提携の内容
当社の「モノづくり」におけるノウハウとW TOKYOの「東京ガールズコレクション」等の圧倒的な知名度を活か
し、両社事業の発展のために更なるシナジーを発揮いたします。
・「東京ガールズコレクション」等を活用した新製品及びIPの共同開発
・各種イベントにおける配布物の製造受託
・各種イベントにおける物販品の製造受託
(2)資本提携の内容
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株式会社トランザクション(7818)2019年8月期 第3四半期決算短信
2019年6月25日に株式会社ディー・エル・イーよりW TOKYOの普通株式7,500株(発行済株式総数に対する割合
6.91%)を277,500千円で取得いたしました。
3.資本業務提携先の概要
(1)名称 株式会社W TOKYO
(2)所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目19番19号
(3)代表者 代表取締役社長 村上 範義
TOKYO GIRLS COLLECTION等のライブイベントの
(4)事業内容 企画・制作・運営事業、メディア事業、プロモーション事業、
プロダクトアライアンス事業、海外事業等
(5)資本金 207,250千円
(6)設立年月 2015年7月
(7)事業年度の末日 6月30日
(8)大株主及び持株比率 株式会社ディー・エル・イー 59,000株(54.38%)
村上 範義 26,000株(23.96%)
(9)上場会社と当該会社 資本関係 該当事項はありません。
との間の関係 人的関係 該当事項はありません。
取引関係 該当事項はありません。
関連当事者への該当状況 該当事項はありません。
4.日程
(1)取締役会決議日 2019年6月20日
(2)契約締結日 2019年6月20日
(3)取得株式の払込期日 2019年6月25日
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