7818 トランザクション 2019-06-20 17:10:00
株式会社W TOKYOとの資本業務提携契約締結に関するお知らせ [pdf]
2019 年6月 20 日
各 位
会 社 名 株式会社トランザクション
代 表 者 代表取締役社長 石川 諭
(銘柄コード 7818:東証第一部)
問合せ先 取締役 北山 善也
電 話 03-6861-5577
株式会社 W TOKYO との
資本業務提携契約締結に関するお知らせ
当社は、2019 年6月 20 日開催の取締役会において、「東京ガールズコレクション(以下、
TGC)
」をはじめとするファッションイベント及び音楽イベントの企画・制作・運営を行う株式
会社 W TOKYO(以下、W TOKYO)と資本業務提携契約を締結することを決議いたしました
ので、下記のとおりお知らせいたします。
TGC が保有するコンテンツ力及び情報発信力と当社グループの強みである製品の企画力、 開
発力及びセールスプロモーション力を掛け合せることにより、これまでに誰も想像しなかった
新しいサービスを創出し、両社の事業領域を最大限に広げてまいります。
当社は、企業向け雑貨製品の企画・製造・販売を中心に顧客企業の黒子の役割を担ってまい
りましたが、 「モノ」から「コト」へと消費行動が変化するなか、W TOKYO との強固な関係を
構築し、これまでの事業を加速度的に発展させることにより、 『次を期待させる新たな仕掛け』
を積極的に発信し、カタチにしてまいります。
記
1.資本業務提携契約の目的及び理由
≪W TOKYO の事業≫
W TOKYO は、
「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、史上最大級のファッショ
ンフェスタ 「東京ガールズコレクション」 2005 年より開催してまいりました。
を ファッション
に留まらず、ビューティーや音楽等を交えたエンターテインメント性の高い複合ファッション
イベントとして成長を続け、ガールズマーケットにおいて圧倒的な知名度を誇るブランドとな
っております。
TGC では、総勢約 100 名の日本を代表する人気モデルが日本のリアルクローズを披露する
ファッションショーをはじめ、豪華アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが多数登場し
会場を盛り上げるスペシャルステージ、話題のアイテムをタッチ&トライできる特設ブースな
どバラエティに富んだ多彩なコンテンツを展開しており、会場来場者は 30,000 人(延べ人数)
を超える大きな賑わいを見せております。さらに、SNS を積極的に利用する若年層女性(F0~
1 層)を中心に、公式 LINE アカウントによるイベントの生中継視聴者数は 1,000,000 人以上
を記録するなど、 日本のみならず海外からの注目も高く、 初開催から 15 年目に突入する今もな
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お、最先端のガールズカルチャーを世界へ発信し続けております。
また、W TOKYO は、TGC で培ったノウハウを武器に、プロデュース事業やインフルエンサ
ーマーケティング事業、地方創生事業等の幅広いサービスを展開するとともに、海外において
は「ASIA FASHION AWARD」を企画・制作するなど、海外諸国においても大きな影響を与え
続けおります。
≪当社の事業≫
当社グループは、販促品やノベルティ、物販品、備品等の「モノづくり」を軸とした事業を
展開しておりますが、今期より多様化する「コト」消費を「モノ」を通じて盛り上げる取り組
みとして「ライフスタイルプロダクツ」の提案に注力しております。コンサートやフェス、各
種イベントにおける物販品の企画・製作に加え、会場における販売サポート、IP(※)を活用した
ポップアップストアの展開、各種コラボレーションの企画等、これまでに培った「モノづくり」
のノウハウと得意先ネットワークを活かして事業を展開してまいりました。
≪資本業務提携の理由≫
このたびの資本業務提携は、両社の事業領域を組み合わせることにより、それぞれの既存事
業において大きなシナジー効果を発揮するとともに、新たなビジネスを創出することが見込め
ると確信したことによります。当社と W TOKYO は、両社事業の発展のために更なるシナジー
を発揮することにより、めまぐるしく変化する市場環境に応えるとともに、お互いの事業領域
を超えて新たな事業機会の創出を目指すことで業務提携の合意に至りました。また、業務提携
を円滑且つ確実に進めることにより、一層の企業価値を生み出すことが可能であることを確信
したことから、併せて資本提携を実施し、両社の関係をより強固且つサステナブルなものとす
ることとしております。
当社グループは、 協賛企業及び来場者等の UX(顧客満足度や顧客体験)の充実を図ることに
より TGC ブランドの価値向上とさらなる認知度向上を図るとともに、 TOKYO の経営資源・
W
ノウハウ・事業基盤を活用することで事業領域をさらに拡げ、新たなビジネスチャンスを創出
してまいります。
※IP:Intellectual property の略。知的財産のこと。
2.資本業務提携契約の内容
(1)業務提携の内容
当社の「モノづくり」におけるノウハウと W TOKYO の「東京ガールズコレクション」
等の圧倒的な知名度を活かし、両社事業の発展のために更なるシナジーを発揮いたしま
す。
・「東京ガールズコレクション」等を活用した新製品及び IP の共同開発。
・各種イベントにおける配布物(販促品、ノベルティ等)の製造受託。
・各種イベントにおける物販品の製造受託。
(2)資本提携の内容
株式会社ディー・エル・イーが保有する W TOKYO の普通株式 7,500 株を株式譲渡によ
り取得いたします。
取得株式数 取得価額
7,500 株 277 百万円
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3.資本業務提携先の概要
(1)名称 株式会社 W TOKYO
(2)所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目 19 番 19 号
(3)代表者 代表取締役社長 村上 範義
TOKYO GIRLS COLLECTION 等のライブイベントの
(4)事業内容 企画・制作・運営事業、メディア事業、プロモーション事業、
プロダクトアライアンス事業、海外事業等
(5)資本金 207 百万円
(6)設立年月 2015 年7月
(7)事業年度の末日 6月 30 日
(8)大株主及び持株比率 株式会社ディー・エル・イー 59,000 株(54.38%)
村上 範義 26,000 株(23.96%)
(9)上場会社と当該会社 資本関係 該当事項はありません。
との間の関係 人的関係 該当事項はありません。
取引関係 該当事項はありません。
関連当事者への該当状況 該当事項はありません。
(10)当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態
決算期 2016 年6月期 2017 年6月期 2018 年6月期
純資産 29,164 千円 △79,037 千円 397,090 千円
総資産 67,352 千円 1,256,202 千円 2,695,828 千円
1 株当たり純資産 291.64 円 △790.37 円 3,659.82 円
売上高 14,582 千円 1,126,229 千円 3,273,224 千円
営業利益 △31,100 千円 △133,667 千円 146,735 千円
経常利益 △31,097 千円 △140,817 千円 138,097 千円
当期純利益 △20,835 千円 △108,201 千円 161,627 千円
1 株当たり当期純利益 △208.36 円 △1,082.01 円 1,582.39 円
1 株当たり配当金 -円 -円 -円
注 1:△は損失となります。
注 2:2017 年 4 月 1 日付で株式 1 株につき 100 株の割合で株式分割を行っております。
2016 年 8 月期の当該株式分割を行われたと仮定して 1 株当たり当期純利益(損失)を
算定しています。
4.日程
(1)取締役会決議日 2019 年6月 20 日
(2)契約締結日 2019 年6月 20 日
(3)取得株式の払込期日 2019 年6月 25 日(予定)
5.今後の見通し
2019 年8月期の業績予想に与える影響については軽微であると見込んでおりますが、2020
年8月期以降においては今後の計画を踏まえて業績予想に加味してまいります。
以上
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