7816 スノーピーク 2020-02-13 20:00:00
2019年12月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月13日
上 場 会 社 名 株式会社スノーピーク 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7816 URL http://www.snowpeak.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長CEO (氏名) 山井 太
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員人事管理本部長CHO (氏名) 青柳 克紀 (TEL) 03-6805-7738
定時株主総会開催予定日 2020年3月27日 配当支払開始予定日 2020年3月30日
有価証券報告書提出予定日 2020年3月30日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家、アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期の連結業績(2019年1月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期 14,260 18.1 916 △0.4 962 8.9 444 △7.1
2018年12月期 12,070 21.8 920 - 883 - 478 -
(注) 包括利益 2019年12月期 492百万円( 7.7%) 2018年12月期 457百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2019年12月期 28.11 27.92 6.0 7.1 6.4
2018年12月期 33.55 33.24 9.1 8.0 7.6
(参考) 持分法投資損益 2019年12月期 △1百万円 2018年12月期 △2百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年12月期 14,932 8,571 57.3 496.81
2018年12月期 12,217 6,385 52.1 412.97
(参考) 自己資本 2019年12月期 8,555百万円 2018年12月期 6,361百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年12月期 496 △1,949 1,738 3,302
2018年12月期 1,439 △556 1,141 3,010
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年12月期 - 0.00 - 12.50 12.50 193 37.3 3.5
2019年12月期 - 0.00 - 12.50 12.50 218 44.5 2.7
2020年12月期(予想) - 0.00 - 12.50 12.50 34.1
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 16,500 15.7 1,000 9.1 1,000 3.9 700 57.4 39.60
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1社 (社名)Snow Peak USA, Inc.
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期 17,490,200株 2018年12月期 15,480,000株
② 期末自己株式数 2019年12月期 270,252株 2018年12月期 75,406株
③ 期中平均株式数 2019年12月期 15,817,961株 2018年12月期 14,273,119株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………14
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………14
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………14
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2019年1月1日から2019年12月31日)における世界経済は、米中貿易摩擦による中国経済の減
速、中東情勢等のリスク要因を抱えており、依然として先行き不透明な状況が継続しました。日本経済におきまし
ては、世界経済減速の影響を受けながらも雇用・所得環境の改善が続いたことで、個人消費は持ち直しの動きが見
られましたが、10月に実施された消費税率引き上げ後、力強さに欠ける状況が続きました。そうした中でも、当社
グループの属するアウトドア業界におきましては、その社会需要の高まりにより参加人口が増加するなど、引き続
き堅調に推移しており、当社グループは事業の拡大を目指してまいりました。
当社グループは、日々変化する経営環境を鑑みて、会計年度末毎に今後3か年の中期経営計画を更新しており、
2022年12月期迄においては引き続き「海外展開強化」「体験事業強化(コト売り)」を重点項目として活動してお
ります。
このような状況の中、当連結会計年度における売上高は、14期連続で過去最高となる14,260,803千円(前年同期
比18.1%増)となりました。
オートキャンプ製品販売を中心とした国内既存事業につきましては、キャンプのハイシーズンに台風等の天候不
良の影響があったものの、キャンプ初心者が購入しやすい価格帯のテント等のエントリー製品や、その主な販売チ
ャネルであるエントリーストアを通じた新規顧客の獲得が進みました。また当期は全ての販売チャネルにおいて売
上を伸ばし、直営店の既存店(オープン年の翌年から1年を経過した店舗)の売上につきましては、前年同期比3.9
%増と引き続き堅調に推移しました。取引先の店舗に当社スタッフが駐在する販売形態であるインストアの既存店
の売上につきましても同6.5%増と成長しており、エントリーストアを展開するその他ディーラー卸につきましても
同18.1%増となりました。自社ECサイトにつきましては、リアルからオンラインへと変容する消費行動に着実に対
応していくことで売上を伸ばしており、同31.5%増となりました。また、EC卸につきましても、初の取組みである
Amazon.com限定製品の販売好調等により、同55.6%増と売上を伸ばしました。
海外事業につきましては、アジア地域は、台湾においてはブランド認知の施策不足により、新規顧客の獲得が進
まなかったことで前年同期比31.4%減となった一方で、日本製品の不買運動が起きている韓国においては、従前か
らの地道な顧客エンゲージメントによりその影響は小さく、前年から引き続き堅調に推移し、同9.2%増となりまし
た。北米地域は、米国において売上が同1.5%減となったものの、新たなマネジメント体制にて中長期的な成長に向
けた事業構築に取り組んでおります。2020年6月に新たな事業拠点を開設し、米国におけるスノーピークブランド
の可視化を推し進め、B2Cビジネスの強化を図ってまいります。欧州地域は、英国において2019年9月に自社ECサイ
トを、10月には欧州初の戦略拠点であるSnow Peak London St James'sをオープンし、本格的に事業展開を開始いた
しました。現地小売業への卸売を中心とした海外その他地域(現地拠点を持たない国や地域)の売上につきまして
は、小売店から先の顧客管理に課題を残し、前年同期を14.3%下回る実績となりました。
新規事業につきましては、事業別に見ますと、株式会社スノーピークビジネスソリューションズの手掛けるキャ
ンピングオフィス事業におきましては、キャンプ用品をオフィス家具として使用することで従業員の働き方の活性
化を促すという提案が好評を得て、前年同期比35.0%増と売上を伸ばしました。アーバンアウトドア事業におきま
しては、住居向け製品「アーバンシェード」の2019年限定カラー発売等により提携工務店での販売も拡大し、同
24.6%増と売上を伸ばしました。株式会社スノーピーク地方創生コンサルティングが手掛ける地方創生事業におき
ましては、売上は同7.2%減少したものの、2019年に地方自治体との包括連携協定締結が12例目に達し、自治体との
連携を強化しております。また、10月には新たな役員体制となったことで、全国各地の店舗スタッフを起点とした
地域活性化を推進してまいります。
利益につきましては、売上総利益は7,712,190千円(前年同期比19.9%増)、売上総利益率は54.1%(同0.8%
増)となりました。販売費及び一般管理費につきましては、海外拠点の事業体制構築にかかる経費の増加に加え、
2019年4月より実施している人件費の戦略的ベースアップによる増加等により同23.3%増で推移した結果、営業利
益916,318千円(同0.4%減)となりました。営業外収益につきましては、株式会社スノーピーク白馬が建設してい
るSnow Peak LANDSTATION HAKUBAにかかる補助金収入等により88,912千円、営業外費用につきましては42,709千円
を計上したことで、経常利益は962,521千円(同8.9%増)となりました。特別損失につきましては、直営店の固定
資産および投資有価証券の減損損失を計上したこと等により166,229千円(同157.7%増)となりました。以上の結
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
果、親会社株主に帰属する当期純利益は444,628千円(同7.1%増)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ2,714,503千円増加し、14,932,319千円となりました。流動
資産は、第2回新株予約権の一部行使による新株の発行により現金及び預金が285,676千円増加、売上高の増加に伴
い受取手形及び売掛金が49,897千円増加、品目別の販売計画と仕入計画に差異が生じて商品及び製品が800,537千円
増加した結果、前連結会計年度に比べ1,316,559千円増加し、7,728,891千円となりました。固定資産は、新潟県三
条市の本社Headquartersにおけるスパリゾートの開発等、高い体験価値の提供へ向けた機能拡張や、直営店の新規
出店等により有形固定資産が702,041千円増加、スマートフォンのアプリ開発やSnow Peak London, Limited.での会
計システム導入により無形固定資産が178,740千円増加、株式会社ティムコおよび株式会社VIRTUALTEKの株式取得等
により投資その他の資産が517,160千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,397,943千円増加し、
7,203,427千円となりました。
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ528,123千円増加し、6,360,730千円となりました。流動負
債は、1年内返済予定の長期借入金の減少248,556千円、未払法人税等の減少244,847千円があった一方で、短期借
入金の増加1,340,600千円、未払金の増加291,539千円があったこと等により、前連結会計年度末に比べ1,158,136千
円増加し、5,207,093千円となりました。固定負債は、退職給付にかかる負債が13,612千円増加、資産除去債務が
16,766千円増加、製品保証引当金およびポイント引当金が41,027千円増加した一方で、第1回新株予約権の行使に
より調達した資金を返済に充てたことで長期借入金が725,948千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ
630,013千円減少し、1,153,636千円となりました。
当連結会計年度末の純資産は、第1回および第2回新株予約権の一部行使により資本金1,084,489千円ならびに資
本剰余金1,084,483千円が増加し、配当金の支払いによる利益剰余金の減少192,557千円および親会社株主に帰属す
る当期純利益の計上による利益剰余金の増加444,628千円等により、利益剰余金が244,613千円増加、役員向け業績
連動型株式報酬および従業員向けインセンティブ・プランによる自己株式の給付を行ったほか、同制度の今後の3
ヵ年の給付に備えた自己株式の取得を行ったこと等により、自己株式が268,067千円増加した結果、前連結会計年度
末に比べ2,186,379千円増加し、8,571,589千円となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は3,302,389千円となり、前連結会計年度末より291,721千円増加
いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、496,239千円(前連結会計年度末に比べ943,590千円の減
少)となりました。これは税金等調整前当期純利益の計上796,292千円(同22,666千円の増加)、減価償却費の計上
554,002千円(同19,467千円の減少)、のれん償却額の計上50,110千円(同50,110千円の増加)、補助金収入57,061
千円(同54,558千円の増加)、売上債権の減少73,052千円(同1,071,803千円の減少)、法人税等の還付額1,125千
円(同268,396千円の減少)、その他の増加214,168千円(同165,826千円の減少)があった一方で、たな卸資産の増
加864,305千円(同899,547千円の増加)、仕入債務の減少14,757千円(同196,160千円の減少)、法人税等の支払額
518,137千円(同481,200千円の増加)があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、1,949,366千円(同1,392,940千円の減少)となりまし
た。これは、本社の機能拡張および直営店の新規出店等の有形固定資産の取得による支出1,003,742千円(同
735,160千円の増加)、無形固定資産の取得による支出180,035千円(同95,391千円の増加)、投資有価証券の取得
による支出479,651千円(同279,635千円の増加)、敷金および保証金の差入による支出118,508千円(同83,712千円
の増加)、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出155,511千円(同155,511千円の増加)があったこ
と等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
当連結会計年度における財務活動による資金の増加は、1,738,866千円(同596,904千円の増加)となりました。
これは、新株予約権の行使による株式の発行による収入2,154,982千円(同223,520千円の増加)、短期借入金の増
加1,220,600千円(同920,600千円の増加)があった一方で、長期借入金の返済による支出1,089,530千円(同
163,016千円の増加)、自己株式の取得による支出353,629千円(同353,629千円の増加)、配当金の支払額192,298
千円(同17,875千円の増加)があったこと等によるものです。
(4)今後の見通し
(次期における業績の見通し)
次期(2020年12月期)におきましては、国際的な貿易問題や新型コロナウイルス感染の脅威による外出の自粛等、
その影響の予測が難しいリスクが存在し、日本国内においても自然災害の多発など不透明な経営環境が続くことが
見込まれます。また、持続可能な開発目標であるSDGsの達成に対する国際的な意識の高まりから、各国で気候変動
に対する施策の実行を求められているように、企業にも具体的な取組みが求められております。こうした流れを受
けまして、特に先進国では個人においても自然と人とのつながりをさらに求める動きが加速しています。当社グル
ープにおいては、当期一部改定を行いましたミッションステートメント「The Snow Peak Way」の最後の文章“私た
ちは地球上のすべてのものに良い影響を与えます。”という言葉の通り、地球環境に配慮した事業活動を今後も推
進してまいります。
そのような経営環境のもと、次期におきましても当社グループが提供する“野遊び”を通じた人間性の回復を、
全世界の人々に届けられるよう努めてまいります。
国内におきましては、社会的需要の高まりから参加人口増加の継続が見込まれるオートキャンプ市場において、
新規出店やエントリー製品の訴求などを通じて一層の新規顧客の開拓に努めてまいります。
海外におきましても、当社グループが事業を展開する全ての国や地域において、国内同様にエンドユーザーの顧
客管理を通じて事業の底上げを図ってまいります。特に米国においては、2020年6月に飲食業態併設の店舗兼事業
拠点Snow Peak USA Headquarters(Snow Peak HQ4)を開設するほか、チェーン展開をする取引先の小売店舗での取扱
製品および訴求強化など、新規顧客を創造する体制を構築してまいります。
また、アパレル事業およびその他の新規事業におきましては、アウトドア事業の顧客基盤をもとに確実なクロス
セルに繋げることで、より高い事業成長を目指してまいります。
一方、費用につきましては、当期は人事・給与制度の改定に伴う人件費増、海外拠点における着実な体制構築、
長期的な将来へ向けた戦略的案件が発生した結果、費用が増加しました。経営環境の不確実性に対応し長期的な収
益力の強化を目指す中、次期においても当期同様に内外への投資フェーズであり、費用の増加を見込んでおりま
す。
これらの状況を踏まえた上で、次期は、売上高16,500百万円(当連結会計年度比15.7%増)、営業利益1,000百万
円(同9.1%増)、経常利益1,000百万円(同3.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益700百万円(同57.4%
増)を見込んでおります。
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
(百万円) (百万円) (百万円) 当期純利益
(円)
(百万円)
2020年12月期(予想) 16,500 1,000 1,000 700 39.60
2019年12月期(実績) 14,260 916 962 444 28.11
増減率(%) 15.7 9.1 3.9 57.4 40.9
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の国内同業他社との比較可能性を考慮し、会計基準につきましては日本基準を採用
しております。なお、今後につきましては、国際財務報告基準の適用動向等、諸情勢を考慮しながら国際財務報告基
準の適用について検討を進めていく方針であります。
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,012,477 3,298,154
受取手形及び売掛金 2,046,954 2,096,852
商品及び製品 1,155,412 1,955,949
仕掛品 41,051 56,496
原材料及び貯蔵品 87,459 138,420
その他 81,695 186,534
貸倒引当金 △12,718 △3,516
流動資産合計 6,412,331 7,728,891
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,982,318 3,041,249
機械装置及び運搬具(純額) 51,233 72,111
土地 771,148 835,478
リース資産(純額) 15,628 30,861
建設仮勘定 165,132 679,469
その他(純額) 152,869 181,202
有形固定資産合計 4,138,331 4,840,373
無形固定資産
ソフトウエア 521,248 471,145
のれん - 200,441
その他 67,369 95,771
無形固定資産合計 588,617 767,358
投資その他の資産
投資有価証券 265,521 702,014
繰延税金資産 183,228 103,231
その他 629,785 790,449
貸倒引当金 △0 -
投資その他の資産合計 1,078,534 1,595,695
固定資産合計 5,805,484 7,203,427
資産合計 12,217,816 14,932,319
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 315,655 319,045
短期借入金 2,305,000 3,645,600
1年内返済予定の長期借入金 248,556 -
リース債務 4,070 6,370
未払金 427,331 718,871
未払法人税等 417,168 172,320
役員株式給付引当金 38,635 31,210
従業員株式給付引当金 44,464 25,086
その他 248,074 288,588
流動負債合計 4,048,956 5,207,093
固定負債
長期借入金 796,482 70,534
リース債務 9,900 20,588
退職給付に係る負債 35,296 48,909
製品保証引当金 208,337 215,757
ポイント引当金 195,019 229,055
資産除去債務 132,660 149,427
長期未払金 380,613 377,613
その他 25,340 41,750
固定負債合計 1,783,650 1,153,636
負債合計 5,832,606 6,360,730
純資産の部
株主資本
資本金 1,070,038 2,154,528
資本剰余金 3,423,511 4,507,995
利益剰余金 2,004,740 2,249,353
自己株式 △135,280 △403,347
株主資本合計 6,363,010 8,508,529
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 - 37,101
為替換算調整勘定 △1,427 9,451
その他の包括利益累計額合計 △1,427 46,552
新株予約権 6,087 11,153
非支配株主持分 17,539 5,353
純資産合計 6,385,209 8,571,589
負債純資産合計 12,217,816 14,932,319
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 12,070,909 14,260,803
売上原価 5,637,785 6,548,613
売上総利益 6,433,124 7,712,190
販売費及び一般管理費 5,512,763 6,795,871
営業利益 920,360 916,318
営業外収益
受取利息 256 286
受取配当金 1 57
為替差益 - 9,433
協賛金収入 27,590 -
補助金収入 2,503 57,061
その他 37,225 22,072
営業外収益合計 67,576 88,912
営業外費用
支払利息 8,830 8,212
持分法による投資損失 2,463 1,780
新株発行費 3,163 14,202
為替差損 72,316 -
債権売却損 4,468 3,990
和解金 - 11,196
その他 13,222 3,325
営業外費用合計 104,464 42,709
経常利益 883,472 962,521
特別損失
減損損失 31,286 46,282
固定資産除却損 24,158 23,143
事業整理損 9,069 -
投資有価証券評価損 - 96,803
特別損失合計 64,514 166,229
税金等調整前当期純利益 818,958 796,292
法人税、住民税及び事業税 398,269 271,476
法人税等還付税額 - △927
法人税等調整額 △59,941 80,757
法人税等合計 338,328 351,307
当期純利益 480,630 444,985
非支配株主に帰属する当期純利益 1,826 356
親会社株主に帰属する当期純利益 478,803 444,628
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
当期純利益 480,630 444,985
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 - 37,101
為替換算調整勘定 △22,942 10,878
その他の包括利益合計 △22,942 47,980
包括利益 457,687 492,965
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 455,860 492,608
非支配株主に係る包括利益 1,826 356
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 99,520 2,452,993 1,700,994 △135,280 4,118,226
当期変動額
新株の発行(新株予
970,518 970,518 1,941,037
約権の行使)
剰余金の配当 △175,057 △175,057
親会社株主に帰属す
478,803 478,803
る当期純利益
自己株式の処分 -
連結子会社株式の取
-
得による持分の増減
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 970,518 970,518 303,745 - 2,244,783
当期末残高 1,070,038 3,423,511 2,004,740 △135,280 6,363,010
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
価差額金 累計額合計
当期首残高 - 21,514 21,514 - 10,713 4,150,454
当期変動額
新株の発行(新株予
1,941,037
約権の行使)
剰余金の配当 △175,057
親会社株主に帰属す
478,803
る当期純利益
自己株式の処分 -
連結子会社株式の取
-
得による持分の増減
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 - △22,942 △22,942 6,087 6,826 △10,028
額)
当期変動額合計 - △22,942 △22,942 6,087 6,826 2,234,755
当期末残高 - △1,427 △1,427 6,087 17,539 6,385,209
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,070,038 3,423,511 2,004,740 △135,280 6,363,010
当期変動額
新株の発行(新株予
1,084,489 1,084,483 2,168,973
約権の行使)
剰余金の配当 △192,557 △192,557
親会社株主に帰属す
444,628 444,628
る当期純利益
自己株式の処分 △268,067 △268,067
連結子会社株式の取
△7,458 △7,458
得による持分の増減
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 1,084,489 1,084,483 244,613 △268,067 2,145,519
当期末残高 2,154,528 4,507,995 2,249,353 △403,347 8,508,529
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
価差額金 累計額合計
当期首残高 - △1,427 △1,427 6,087 17,539 6,385,209
当期変動額
新株の発行(新株予
2,168,973
約権の行使)
剰余金の配当 △192,557
親会社株主に帰属す
444,628
る当期純利益
自己株式の処分 △268,067
連結子会社株式の取
△7,458
得による持分の増減
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 37,101 10,878 47,980 5,065 △12,185 40,859
額)
当期変動額合計 37,101 10,878 47,980 5,065 △12,185 2,186,379
当期末残高 37,101 9,451 46,552 11,153 5,353 8,571,589
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 818,958 796,292
減価償却費 573,470 554,002
のれん償却額 - 50,110
貸倒引当金の増減額(△は減少) 8,820 △9,629
役員株式給付引当金の増減額(△は減少) 38,635 △7,424
従業員株式給付引当金の増減額(△は減少) 44,464 △19,377
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 7,430 14,880
製品保証引当金の増減額(△は減少) 19,974 7,420
ポイント引当金の増減額(△は減少) 34,279 34,832
受取利息及び受取配当金 △257 △344
支払利息 8,830 8,212
新株発行費 3,163 14,202
和解金 - 11,196
為替差損益(△は益) 2,267 1,779
持分法による投資損益(△は益) 2,463 1,780
協賛金収入 △27,590 -
補助金収入 △2,503 △57,061
減損損失 31,286 46,282
固定資産除却損 24,158 23,143
投資有価証券評価損益(△は益) - 96,803
売上債権の増減額(△は増加) △998,751 73,052
たな卸資産の増減額(△は増加) 35,242 △864,305
仕入債務の増減額(△は減少) 181,403 △14,757
その他 379,995 214,168
小計 1,185,739 975,260
利息及び配当金の受取額 257 344
利息の支払額 △8,845 △8,218
和解金の支払額 - △11,196
補助金の受取額 2,503 57,061
協賛金の受取額 27,590 -
法人税等の支払額 △36,937 △518,137
法人税等の還付額 269,522 1,125
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,439,829 496,239
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) 1,516 △28,713
有形固定資産の取得による支出 △268,581 △1,003,742
有形固定資産の売却による収入 7,212 -
無形固定資産の取得による支出 △84,643 △180,035
投資有価証券の取得による支出 △200,016 △479,651
投資有価証券の売却による収入 - 4,986
貸付金の回収による収入 1,256 2,298
貸付けによる支出 △1,890 △5,647
敷金及び保証金の差入による支出 △34,795 △118,508
敷金及び保証金の回収による収入 13,905 12,645
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- △155,511
る支出
その他 9,608 2,511
投資活動によるキャッシュ・フロー △556,426 △1,949,366
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 300,000 1,220,600
長期借入金の返済による支出 △926,514 △1,089,530
リース債務の返済による支出 △6,063 △6,117
株式の発行による支出 △3,163 △14,202
新株予約権の発行による収入 15,663 19,062
新株予約権の行使による株式の発行による収入 1,931,461 2,154,982
自己株式の取得による支出 - △353,629
配当金の支払額 △174,422 △192,298
非支配株主からの払込みによる収入 5,000 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,141,962 1,738,866
現金及び現金同等物に係る換算差額 △7,085 5,982
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,018,279 291,721
現金及び現金同等物の期首残高 992,388 3,010,667
現金及び現金同等物の期末残高 3,010,667 3,302,389
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(『税効果会計に係る会計基準』の一部改正等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度
の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示して
おります。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」119,925千円は、「投資
その他の資産」の「繰延税金資産」183,228千円に含めて表示しております。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
当社グループは、アウトドアライフスタイル事業を単一のセグメントとしております。その他の事業については、
量的に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
1株当たり純資産額 412.97円 496.81円
1株当たり当期純利益金額 33.55円 28.11円
潜在株式調整後
33.24円 27.92円
1株当たり当期純利益金額
(注) 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下の通りであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 478,803 444,628
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益金額
478,803 444,628
(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 14,273,119 15,817,961
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) - -
(うち支払利息(税額相当額控除後)(千円)) - -
普通株式増加数(株) 130,188 107,799
(うち転換社債型新株予約権付社債(株)) - -
(うち新株予約権(株)) (130,188) (107,799)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
-
当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
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株式会社スノーピーク(7816) 2019年12月期 決算短信
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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