7810 J-クロスフォー 2019-06-14 15:04:00
2019年7月期 第3四半期決算短信(日本基準)(連結) [pdf]
2019年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年6月14日
上 場 会 社 名 株式会社クロスフォー 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7810 URL https://crossfor.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 土橋 秀位
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名) 米光 信彦 (TEL) 057-008-9640
四半期報告書提出予定日 2019年6月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年7月期第3四半期の連結業績(2018年8月1日~2019年4月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年7月期第3四半期 2,674 △13.8 135 64.7 130 80.5 61 346.8
2018年7月期第3四半期 3,100 △3.5 82 △87.7 72 △89.3 13 △96.8
(注) 包括利益 2019年7月期第3四半期 61百万円( 347.2%) 2018年7月期第3四半期 13百万円( △96.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年7月期第3四半期 3.65 3.63
2018年7月期第3四半期 0.82 0.81
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年7月期第3四半期 5,577 2,631 46.7
2018年7月期 5,572 2,677 47.8
(参考) 自己資本 2019年7月期第3四半期 2,604百万円 2018年7月期 2,663百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年7月期 - 0.00 - 7.20 7.20
2019年7月期 - 0.00 -
2019年7月期(予想) 0.30 0.30
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2019年7月期の連結業績予想(2018年8月1日~2019年7月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,825 △5.9 157 △32.8 141 △35.9 25 △78.6 1.50
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年7月期3Q 17,522,000株 2018年7月期 17,518,000株
② 期末自己株式数 2019年7月期3Q 798,039株 2018年7月期 798,000株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年7月期3Q 16,722,259株 2018年7月期3Q 16,667,472株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社クロスフォー(7810) 2019年7月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
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株式会社クロスフォー(7810) 2019年7月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境や個人所得の改善が持続するなど景気は緩やかな拡
大基調が続いておりますが、企業の設備投資には弱さが見られるなど一部に減速懸念が出ております。世界経済に
おいても、米中貿易摩擦の激化、英国におけるEU無秩序離脱の可能性の高まり、そして先進国の抱える債務過剰
問題などにより、景気の先行きは不透明な状況となっております。
ジュエリー業界におきましては、2015年から続いていた縮小基調から2017年にプラス成長に転じたものの、消費
者の購買行動の多様化や節約志向の高まりから、ジュエリーに対する消費マインドの改善は実感できず、収益環境
は厳しいものとなりました。しかしながら、2019年に予定されている消費税率引上げ前の駆け込み需要、2020年の
東京オリンピック・パラリンピックにおけるインバウンド需要や国内需要の喚起などが期待されることから、国内
ジュエリー市場は当面堅調に推移するものと考えております。国外ジュエリー市場についても、中国、インド、東
南アジアを中心とする中間所得層の拡大から購買力が向上し、今後3年間は市場規模は更に拡大するものと考えて
おります。
このような状況の中、当社グループは「Dancing Stone」(※1)を用いた製品を主軸として、国内では、東京イ
ンターナショナルギフト・ショー春2019へ出展し、オリジナル新製品の紹介に注力した他、「Dancing Stone」の特
性を活かしたジュエリー以外とのコラボレート製品の開発を進めました。また、SNSや雑誌を通じたターゲティング
広告を行い、顧客層の掘り起こしと新製品の認知度向上に資するプロモーション活動に努めました。国外において
は、ヨーロッパや中東エリアで開催された「Dancing Stone」未開拓地における展示会にも積極的に出展し、オリジ
ナル製品の紹介や新規取引先の獲得に努めました。さらに香港の展示会では、「テニスブレスレット」や「EZ
Clasp」(※2)の披露・紹介を行った結果、来場者や得意先から高評価をいただきました。
こうした活動を行ってまいりましたが、国内は「Dancing Stone」製品について得意先の買い控えによる減収をカ
バーすることができず、また、新製品「テニスブレスレット」の本格販売開始時期につきましても、生産体制構築
の遅れにより本年7月となる見通しであることから、当第3四半期連結累計期間の国内売上は1,768,645千円となり
ました。一方、国外は、海外大手宝飾ブランドからの安定的な受注により比較的堅調に推移しましたが、主要市場
の一つである中国で模造品が出回ったことによる受注減、国内と同様に「テニスブレスレット」の本格販売開始時
期の遅れが影響した結果、905,629千円となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は2,674,274千円(前年同四半期13.8%減)、
同営業利益は、広告費の削減に取り組んだ結果、135,601千円(前年同四半期64.7%増)、同経常利益は、130,618千
円(前年同四半期80.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は61,089千円(前年同四半期346.8%増)となりまし
た。
なお、当社グループの事業セグメントは、「ジュエリー事業」の単一セグメントであるため、セグメントごとの
記載を省略しております。
※1「Dancing Stone」とは、当社の特許技術により宝石に穴をあけることなく、宝石を揺らすことができる宝石
の セッティング方法であります。
※2「EZ Clasp」とは、チェーンやブレスレット向けの片手で簡単に脱着可能なダブルロック式の留め金具であ
ります。
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株式会社クロスフォー(7810) 2019年7月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ4,718千円増加し、5,577,545千円となりまし
た。これは主に、商品及び製品が110,011千円、流動資産のその他に含まれる未収還付法人税等が37,826千円、未収
還付消費税等が88,596千円減少したものの、新製品である「EZ Clasp」「テニスブレスレット」の生産体制構築等
によって、仕掛品が137,452千円、有形固定資産のその他に含まれる機械及び装置111,630千円増加したことなどに
よるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ50,387千円増加し、2,946,142千円と
なりました。これは主に、支払手形及び買掛金が68,573千円減少したものの、短期借入金が116,666千円増加したこ
となどによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ45,668千円減少し、2,631,402千円
となりました。これは主に、利益の計上により61,089千円増加したものの、剰余金の配当により120,384千円減少し
たことなどによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年3月12日に公表しました「2019年7月期 第2四半期(累計)業績予想の修
正、通期業績予想の修正、期末配当予想の修正及び役員報酬の一部減額に関するお知らせ」における通期の連結業
績予想から変更ありません。
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株式会社クロスフォー(7810) 2019年7月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年7月31日) (2019年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 442,296 566,082
受取手形及び売掛金 588,934 529,029
商品及び製品 1,794,424 1,684,413
仕掛品 162,322 299,774
原材料及び貯蔵品 598,350 639,631
その他 199,954 59,275
貸倒引当金 △1,887 △1,698
流動資産合計 3,784,394 3,776,507
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,077,498 1,059,651
土地 331,347 331,347
建設仮勘定 44,822 20,697
その他(純額) 52,868 145,217
有形固定資産合計 1,506,537 1,556,913
無形固定資産 110,438 92,559
投資その他の資産
その他 178,979 158,498
貸倒引当金 △7,524 △6,933
投資その他の資産合計 171,455 151,564
固定資産合計 1,788,431 1,801,037
資産合計 5,572,826 5,577,545
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株式会社クロスフォー(7810) 2019年7月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年7月31日) (2019年4月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 190,016 121,442
短期借入金 383,334 500,000
1年内返済予定の長期借入金 576,459 621,142
未払法人税等 6,524 30,504
賞与引当金 - 9,000
その他 98,550 72,340
流動負債合計 1,254,885 1,354,429
固定負債
長期借入金 1,639,039 1,590,208
その他 1,831 1,504
固定負債合計 1,640,870 1,591,713
負債合計 2,895,755 2,946,142
純資産の部
株主資本
資本金 683,290 683,400
資本剰余金 776,956 777,066
利益剰余金 1,227,777 1,168,482
自己株式 △20,349 △20,364
株主資本合計 2,667,675 2,608,585
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 14 △15
為替換算調整勘定 △4,306 △4,265
その他の包括利益累計額合計 △4,291 △4,280
新株予約権 13,687 27,097
純資産合計 2,677,071 2,631,402
負債純資産合計 5,572,826 5,577,545
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株式会社クロスフォー(7810) 2019年7月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年8月1日 (自 2018年8月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
売上高 3,100,734 2,674,274
売上原価 1,748,265 1,505,550
売上総利益 1,352,469 1,168,724
販売費及び一般管理費 1,270,152 1,033,122
営業利益 82,316 135,601
営業外収益
受取賃貸料 3,420 4,436
補助金収入 2,940 3,087
その他 1,256 2,895
営業外収益合計 7,617 10,419
営業外費用
支払利息 8,645 9,829
コミットメントフィー 694 3,310
その他 8,249 2,262
営業外費用合計 17,589 15,402
経常利益 72,344 130,618
特別損失
固定資産除却損 633 2,274
特別損失合計 633 2,274
税金等調整前四半期純利益 71,710 128,344
法人税、住民税及び事業税 48,910 74,049
法人税等調整額 9,127 △6,795
法人税等合計 58,037 67,254
四半期純利益 13,673 61,089
親会社株主に帰属する四半期純利益 13,673 61,089
6
株式会社クロスフォー(7810) 2019年7月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年8月1日 (自 2018年8月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
四半期純利益 13,673 61,089
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 7 △30
為替換算調整勘定 △18 41
その他の包括利益合計 △11 11
四半期包括利益 13,662 61,101
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 13,662 61,101
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
7
株式会社クロスフォー(7810) 2019年7月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区
分に表示しております。
(セグメント情報等)
当社グループの事業セグメントは、「ジュエリー事業」の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載
を省略しております。
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