7810 J-クロスフォー 2020-06-26 15:04:00
2020年7月期 第3四半期決算短信(日本基準)(連結) [pdf]
2020年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年6月26日
上 場 会 社 名 株式会社クロスフォー 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7810 URL https://crossfor.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 土橋 秀位
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名) 山口 毅 (TEL) 057-008-9640
四半期報告書提出予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年7月期第3四半期の連結業績(2019年8月1日~2020年4月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年7月期第3四半期 2,017 △24.6 △102 - △109 - △78 -
2019年7月期第3四半期 2,674 △13.8 135 64.7 130 80.5 61 346.8
(注) 包括利益 2020年7月期第3四半期 △78百万円( -%) 2019年7月期第3四半期 61百万円( 347.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年7月期第3四半期 △4.72 -
2019年7月期第3四半期 3.65 3.63
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年7月期第3四半期 4,944 2,508 50.0
2019年7月期 5,277 2,588 48.4
(参考) 自己資本 2020年7月期第3四半期 2,472百万円 2019年7月期 2,556百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年7月期 - 0.00 - 0.30 0.30
2020年7月期 - 0.00 -
2020年7月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年7月期の連結業績予想(2019年8月1日~2020年7月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,241 △35.9 △505 - △505 - △600 - △35.88
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年7月期3Q 17,522,000株 2019年7月期 17,522,000株
② 期末自己株式数 2020年7月期3Q 798,081株 2019年7月期 798,081株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年7月期3Q 16,723,919株 2019年7月期3Q 16,722,259株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社クロスフォー(7810) 令和2年7月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 8
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株式会社クロスフォー(7810) 令和2年7月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、感染拡大防止に向
けた行動抑制対策が講じられ、社会生活や経済活動に大きな影響を及ぼしました。国外におきましても、経済活動
が全面的に停滞する閉塞的経済状態に陥り、景気の減速が懸念され、世界経済を取り巻く環境は極めて厳しく先行
きの不透明感が強まっている状況にあります。
ジュエリー業界におきましても、緊急事態宣言に伴う外出自粛要請や外出禁止令、商業施設の休業、インバウン
ド需要を期待していた東京オリンピック・パラリンピックの延期、相次ぐ展示会や販売催事の延期・中止等の影響
により収益環境は厳しいものとなりました。
このような状況の中、当社グループもまたマーケット縮小の波を避けられず、主軸製品である「Dancing Stone」
(※1)をはじめとした各製品の販売は伸び悩みました。また、下期からの本格的な販売を予定していた「テニス
ブレスレット」についても、2020年2月より24時間の生産体制で稼働を開始しましたが、現下の状況により生産を
一時停止している状況にあります。同じく「EXL-LOCK」(※2)も、タイの工場と連携して大量受注に対応可能な
オートメーション生産体制の構築を進めていましたが、渡航や物流の規制により部品調達が困難となり一時停止し
ている状況にあります。
しかし、当社グループはこの状況下をチャンスと捉え、時代の変化に合わせた体制へ再構築するための期間と考
え、さまざまな取り組みを実施しました。具体的には、国内外の商談体制をリモートで対応すべくオンラインシス
テムの整備に努め、時間と場所に囚われず迅速に対応ができる営業体制を構築しました。さらには、新たなプロジ
ェクトチームを発足し、ジュエリー業界に限らない領域への進出に向け、神社仏閣向けの御守製品の開発、提案活
動の準備を進めております。国外においては、ニュースレターの配信、製品紹介動画をYouTubeへアップロードする
などのアフターコロナを見据えての活動を行っております。
こうした活動を行ってまいりましたが、国内売上は、新型コロナウイルス感染症の影響をまともに受け、14億2百
万円となりました。また、国外は国内以上の減収となり、6億15百万円となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は20億17百万円(前年同四半期24.6%減)、
同営業損失は1億2百万円(前年同四半期は営業利益1億35百万円)、同経常損失は1億9百万円(前年同四半期は経常利
益1億30百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は78百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利
益61百万円)となりました。
なお、当社グループの事業セグメントは、「ジュエリー事業」の単一セグメントであるため、セグメントごとの
記載を省略しております。
※1 「Dancing Stone」とは、当社の特許技術により宝石に穴をあけることなく、宝石を揺らすことができる宝石
のセッティング方法であります。
※2 旧称「EZ Clasp」。当第3四半期連結会計期間において新たな名称で商標登録を行いました。チェーンやブ
レスレット向けの片手で簡単に脱着可能なダブルロック式の留め金具であります。
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ3億33百万円減少し、49億44百万円となりまし
た。これは主に、受取手形及び売掛金が3億48百万円減少、商品及び製品が3億39百万円減少し、原材料及び貯蔵品
が3億22百万円増加したこと等によるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ2億54百万円減少し、24億35百万円と
なりました。これは主に、短期借入金が1億50百万円増加し、長期借入金(1年内返済予定を含む)が3億56百万円減
少したこと等によるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ79百万円減少し、25億8百万円とな
りました。これは主に、四半期純損失の計上により78百万円減少し、剰余金の配当を5百万円行ったこと等によるも
のであります。
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株式会社クロスフォー(7810) 令和2年7月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、最近の業績動向を踏まえまして、2019年9月13日の「2019年7月期決算短信」で
公表いたしました2020年7月期連結業績予想を修正しております。詳細につきましては、2020年6月25日に別途公
表しております「2020年7月期 通期業績予想の修正、期末配当予想の修正及び役員報酬の一部減額等に関するお知
らせ」をご参照ください。
(継続企業の前提に関する重要事象等について)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、国内においては2020年4月に発令された緊急事態宣言により、販
売先である全国の百貨店、商業施設の営業が自粛となり、またジュエリー・アクセサリー関係の催事も軒並み中止
となったことから売上高が大幅に減少するなど厳しい事業環境が続いております。海外につきましても、主要都市
のロックダウンの影響で得意先の店舗が閉鎖され、また香港・ラスベガス・イスタンブールの展示会も延期または
中止となり、世界的に渡航制限が課されるなど、厳しい収益環境が続いております。このため当該期間における売
上高の著しい減少が生じており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が生じております。
しかしながら、当第3四半期連結会計期間末において現金及び預金を6億46百万円保有しているほか、同感染拡大
の長期化に対する備えとして2020年5月及び6月25日までに10億円を借入れにより調達し、また当月30日に1億円の
調達も決定し十分な手元資金を確保していることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと
判断し、四半期連結財務諸表等への注記は記載しておりません。
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株式会社クロスフォー(7810) 令和2年7月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年7月31日) (2020年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 710,998 646,866
受取手形及び売掛金 545,294 196,522
商品及び製品 1,402,059 1,062,976
仕掛品 194,652 162,196
原材料及び貯蔵品 629,849 952,269
その他 50,128 98,644
貸倒引当金 △57,396 △144
流動資産合計 3,475,586 3,119,331
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,048,892 1,026,007
土地 331,347 331,094
建設仮勘定 14,791 19,105
その他(純額) 157,633 184,542
有形固定資産合計 1,552,664 1,560,750
無形固定資産 85,086 65,014
投資その他の資産
その他 171,383 293,863
貸倒引当金 △6,810 △94,936
投資その他の資産合計 164,572 198,927
固定資産合計 1,802,323 1,824,692
資産合計 5,277,910 4,944,024
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株式会社クロスフォー(7810) 令和2年7月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年7月31日) (2020年4月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 78,520 61,923
短期借入金 500,000 650,200
1年内返済予定の長期借入金 574,752 503,014
未払法人税等 12,959 4,020
賞与引当金 - 12,135
その他 86,109 51,752
流動負債合計 1,252,342 1,283,046
固定負債
長期借入金 1,435,718 1,151,165
その他 1,372 1,008
固定負債合計 1,437,091 1,152,174
負債合計 2,689,433 2,435,220
純資産の部
株主資本
資本金 683,400 683,400
資本剰余金 777,066 777,066
利益剰余金 1,121,067 1,037,095
自己株式 △20,378 △20,378
株主資本合計 2,561,156 2,477,184
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △17 △28
為替換算調整勘定 △4,276 △4,251
その他の包括利益累計額合計 △4,293 △4,280
新株予約権 31,614 35,899
純資産合計 2,588,476 2,508,803
負債純資産合計 5,277,910 4,944,024
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
売上高 2,674,274 2,017,601
売上原価 1,505,550 1,179,518
売上総利益 1,168,724 838,082
販売費及び一般管理費 1,033,122 940,259
営業利益又は営業損失(△) 135,601 △102,176
営業外収益
受取賃貸料 4,436 4,386
補助金収入 3,087 4,877
その他 2,895 1,891
営業外収益合計 10,419 11,155
営業外費用
支払利息 9,829 9,154
為替差損 564 5,289
コミットメントフィー 3,310 3,044
その他 1,697 668
営業外費用合計 15,402 18,157
経常利益又は経常損失(△) 130,618 △109,177
特別利益
固定資産売却益 - 306
特別利益合計 - 306
特別損失
固定資産除却損 2,274 0
特別損失合計 2,274 0
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
128,344 △108,871
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 74,049 3,722
法人税等調整額 △6,795 △33,638
法人税等合計 67,254 △29,916
四半期純利益又は四半期純損失(△) 61,089 △78,954
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
61,089 △78,954
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社クロスフォー(7810) 令和2年7月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 61,089 △78,954
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △30 △11
為替換算調整勘定 41 24
その他の包括利益合計 11 13
四半期包括利益 61,101 △78,941
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 61,101 △78,941
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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株式会社クロスフォー(7810) 令和2年7月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症の経済への影響が継続しており、当社グループの事業活動にも大きな影響を及ぼして
います。当社グループは、連結財務諸表の作成にあたって様々な会計上の見積りを行っておりますが、新型コロナ
ウイルス感染症の影響を会計上の見積りに反映するにあたり、主として次のような仮定を置いております。
なお、以下の記載は現在の状況及び入手可能な情報に基づき、合理的と考えられる見積り及び判断を行っており
ますが、不確実性の極めて高い環境下にあり、新型コロナウイルス感染症の広がりや収束時期等の見積りには不確
実性を伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。
新型コロナウイルス感染症の影響について、世界的な外出自粛の長期化や消費者の消費心理の低下など、感染症
が収束し経済活動が回復するまでの間、売上高は減少する可能性があります。
新型コロナウイルス感染症の世界的な収束時期は不確実であり予測が困難ですが、当社グループは、2020年秋ご
ろから徐々に回復し始め、2021年夏ごろに収束するシナリオを想定し、固定資産の減損の検討や繰延税金資産の回
収可能性の判断などの会計上の見積りを行っております。
当社グループは、嗜好品であるジュエリー・アクセサリー製品の製造販売を行っているため、新型コロナウイル
ス感染症の収束後において、生活必需品には遅れるものの顧客の需要は同感染症の拡大以前と概ね同水準に回復す
る可能性が高いと見込んでおります。
(セグメント情報等)
当社グループの事業セグメントは、「ジュエリー事業」のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記
載を省略しております。
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