7809 J-壽屋 2021-11-12 15:05:00
2022年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2022年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年11月12日
上 場 会 社 名 株式会社壽屋 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7809 URL https://www.kotobukiya.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 清水 一行
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役管理業務本部長 (氏名) 村岡 幸広 (TEL) 042-522-9810
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年6月期第1四半期の業績(2021年7月1日~2021年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年6月期第1四半期 3,415 84.2 625 666.5 620 594.4 431 621.1
2021年6月期第1四半期 1,854 15.8 81 - 89 - 59 -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年6月期第1四半期 165.56 162.07
2021年6月期第1四半期 22.28 21.81
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年6月期第1四半期 9,558 3,580 37.5
2021年6月期 8,467 3,240 38.3
(参考) 自己資本 2022年6月期第1四半期 3,580百万円 2021年6月期 3,240百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年6月期 - 0.00 - 40.00 40.00
2022年6月期 -
2022年6月期(予想) 0.00 - 60.00 60.00
(注)1. 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.2022年6月期の業績予想(2021年7月1日~2022年6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 13,000 36.2 1,700 72.2 1,670 68.8 1,159 70.5 444.53
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年6月期1Q 2,778,300株 2021年6月期 2,776,800株
② 期末自己株式数 2022年6月期1Q 171,067株 2021年6月期 171,067株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年6月期1Q 2,607,233株 2021年6月期1Q 2,687,007株
(注)期末自己株式には、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式(2022年6月期1Q 101,600
株、2021年6月期 101,600株)が含まれております。また、期中平均株式数の計算において控除する自己株式数
には、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式(2022年6月期1Q 101,600株、2021年6月
期1Q 0株)が含まれております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当
四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社壽屋(7809) 2022年6月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………… 6
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………… 6
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 7
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株式会社壽屋(7809) 2022年6月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞等により、先
行きが非常に不透明な状況となっております。
こ の よ う な 環 境 の 下、 当 社 は 世 界 各 国 の 顧 客 ニ ー ズ に 合 わ せ た 魅 力 あ る 新 製 品 開 発 を 行 う と 共 に、 自 社 IP
(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)による製品開発に特に注力してまいりました。
卸売販売につきましては、国内において、アニメ「鬼滅の刃」より2021年8月に「冨岡義勇」を発売し、売上に貢献
しました。また、アニメ「呪術廻戦」より「虎杖悠仁」、「伏黒恵」を発売し、フィギュア製品の売上に貢献しまし
た。自社IP製品においても「メガミデバイス」より「朱羅 玉藻ノ前」を発売し、売上は好調な推移をみせました。その
他、自社IP製品である「フレームアームズ・ガール」と、その関連製品である「フレームアームズ」、「モデリング・
サポート・グッズ」等も堅調な推移をみせ、業績を牽引いたしました。
海外の北米地域におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が依然続くものの、フィギュア製品、プラモ
デル製品ともに売上は堅調な推移をみせました。
アジア地域におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響も販売活動については限定的にとどまり、プロモ
ーション活動を行うと共に、販売チャネル拡大を推進した結果、フィギュア製品の売上が好調な結果となりました。ま
た、国内と同様に「フレームアームズ・ガール」シリーズを中心に「メガミデバイス」などの自社IPのプラモデル製品
も好調な結果となりました。
直営店舗による小売販売につきましては、「にじさんじ」関連商品が好調に推移するものの、新型コロナウイルス感
染症に起因するインバウンド需要減少を主な要因とした来店客数の大幅な減少により、売上は伸び悩みました。店舗運
営におきましては、引き続き新型コロナウイルス感染拡大予防のため、定期的な換気や消毒、レジ前に飛散防止シート
の設置など行い、衛生管理やスタッフの健康管理を徹底いたしました。ECサイトによる通信販売におきましては、巣ご
もり需要と他社との差別化として直営店舗限定商品や特典の開発を積極的に推進したことにより売上は好調に推移しま
した。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は3,415,980千円(前年同期比84.2%増)、営業利益は625,454千円(前年同
期比666.5%増)、経常利益は620,968千円(前年同期比594.4%増)、四半期純利益は431,651千円(前年同期比621.1%増)
となりました。
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株式会社壽屋(7809) 2022年6月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期会計期間末の総資産は9,558,195千円となり、前事業年度末に比べ1,090,424千円(12.9%)の増加となり
ました。
(流動資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産の残高は5,986,374千円で、前事業年度末に比べ1,088,064千円(22.2%)増
加しております。これは売掛金の増加460,155千円、商品及び製品の増加411,238千円があったことが主な要因でありま
す。
(固定資産)
当第1四半期会計期間末における固定資産の残高は3,571,821千円で、前事業年度末に比べ2,360千円(0.1%)増加して
おります。これは建物の減少13,098千円があった一方で、その他に含まれる金型の増加31,224千円があった主な要因で
あります。
(流動負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債の残高は2,757,941千円で、前事業年度末に比べ830,715千円(43.1%)増加
しております。これは短期借入金の増加800,000千円が主な要因であります。
(固定負債)
当第1四半期会計期間末における固定負債の残高は3,220,120千円で、前事業年度末に比べ79,485千円(2.4%)減少し
ております。これは長期借入金の減少75,919千円が主な要因であります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産の残高は3,580,133千円で、前事業年度末に比べ339,194千円(10.5%)増加し
ております。これは配当金の支払いによる減少108,293千円の計上があった一方で、四半期純利益431,651千円を計上し
たことにより利益剰余金が増加したことが主な要因であります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年6月期通期の業績予想につきましては、最近の業績動向を踏まえ、2021年8月13日に公表いたしました業績予
想を変更しております。詳細は、本日(2021年11月12日)公表しました「業績予想の修正および期末配当予想の修正に関
するお知らせ」をご参照ください。
なお上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々
な要因によって予想数値と異なる場合があります。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2021年6月30日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,847,970 1,891,453
売掛金 1,045,059 1,505,214
商品及び製品 581,956 993,195
未着品 44,703 -
仕掛品 470,392 490,679
貯蔵品 4,958 4,843
前渡金 660,676 856,288
前払費用 238,220 238,156
その他 4,372 6,541
流動資産合計 4,898,309 5,986,374
固定資産
有形固定資産
建物 (純額) 1,791,785 1,778,687
土地 802,784 802,784
その他(純額) 402,328 402,100
有形固定資産合計 2,996,898 2,983,573
無形固定資産 72,079 73,879
投資その他の資産 500,482 514,369
固定資産合計 3,569,461 3,571,821
資産合計 8,467,770 9,558,195
負債の部
流動負債
買掛金 301,735 427,853
短期借入金 350,000 1,150,000
1年内返済予定の長期借入金 334,251 325,920
未払法人税等 311,717 221,927
賞与引当金 51,583 118,887
ポイント引当金 62,271 -
その他 515,665 513,354
流動負債合計 1,927,225 2,757,941
固定負債
長期借入金 2,887,125 2,811,206
株式給付引当金 2,440 5,086
退職給付引当金 125,971 129,089
役員退職慰労引当金 223,650 214,275
資産除去債務 20,599 20,643
その他 39,819 39,819
固定負債合計 3,299,606 3,220,120
負債合計 5,226,832 5,978,062
純資産の部
株主資本
資本金 448,623 449,048
資本剰余金 411,123 411,548
利益剰余金 2,688,733 3,027,077
自己株式 △307,540 △307,540
株主資本合計 3,240,938 3,580,133
純資産合計 3,240,938 3,580,133
負債純資産合計 8,467,770 9,558,195
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(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2020年7月1日 (自 2021年7月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 1,854,358 3,415,980
売上原価 1,137,414 2,038,543
売上総利益 716,943 1,377,437
販売費及び一般管理費 635,340 751,983
営業利益 81,602 625,454
営業外収益
受取利息及び受取配当金 367 321
受取手数料 59 39
為替差益 - 1,629
助成金収入 15,896 -
保険解約返戻金 - 1,023
その他 1,017 451
営業外収益合計 17,340 3,465
営業外費用
支払利息 7,537 7,737
為替差損 1,809 -
その他 173 214
営業外費用合計 9,520 7,951
経常利益 89,422 620,968
税引前四半期純利益 89,422 620,968
法人税、住民税及び事業税 36,454 209,294
法人税等調整額 △6,891 △19,977
法人税等合計 29,563 189,317
四半期純利益 59,859 431,651
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益認識することとしました。
収益認識会計基準等の適用による主な変更点は以下のとおりであります。
① 自社ポイント制度に係る収益認識
従来は付与したポイントのうち、将来利用されると見込まれる額をポイント引当金として計上し、ポイ
ント引当金繰入額を販売費及び一般管理費として計上する方法によっておりましたが、付与したポイント
を履行義務として識別し、将来の失効見込等を考慮して算定された独立販売価格を基礎として取引価格の
配分を行う方法に変更しております。
② 代理人取引に係る収益認識
直営店で実施している消化仕入に係る収益について、従来は顧客から受け取る対価の総額で収益を認識
しておりましたが、顧客の財又はサービスの提供における当社の役割(本人又は代理人)を判断した結果、
総額から仕入先に対する支払額等を差し引いた純額で収益を認識する方法に変更しております。
③ ライセンスの供与
ライセンス供与に係る収益のうち、ライセンス期間にわたり知的財産にアクセスする権利の供与である
場合は、一定の期間にわたり収益を認識し、ライセンスが供与される時点で知的財産を使用する権利の供
与である場合は、一時点の収益を認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っ
ており、当第1四半期会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1
四半期会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第1四半期累計期間の売上高は40,776千円減少し、売上原価は11,602千円減少し、販売費及び
一般管理費は25,955千円減少し、営業利益、経常利益及び税引前四半期純利益はそれぞれ3,218千円減少して
おります。また利益剰余金の当期首残高は14,986千円増加しております。
収益認識会計基準等を適用したため、前事業年度の貸借対照表において、流動負債に表示していた「ポイン
ト引当金」は当第1四半期会計期間より「契約負債」として流動負債の「その他」に含めて表示することとし
ました。
なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前事業年度について新たな表示方法
により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号
2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期累計期間に係る顧客との契約か
ら生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしました。これによる四半期財務諸表に与え
る影響はありません。
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株式会社壽屋(7809) 2022年6月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
当社の報告セグメントはホビー関連品製造販売事業のみの単一であるため、記載を省略しております。
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