7806 M-MTG 2019-07-12 18:30:00
過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ [pdf]

                                          2019年7月12日
各 位
                        会 社 名 株 式 会 社 M T G
                        代表者名 代表取締役社長 松 下             剛
                           (コード番号:7806 東証マザーズ)
                              取締役
                        問合せ先              久 世 浩 司
                              経営企画室長
                                  ( TEL. 052-307-7890)




過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関する
                  お知らせ



 当社は、本日付で過年度の有価証券報告書等の訂正報告書を関東財務局に提出するととも
に、過年度の決算短信等についても訂正を行いましたので、下記のとおりお知らせ致します。


1.訂正の経緯及び理由
  当社は2019年7月11日に公表致しました「第三者委員会の調査報告書受領に関するお知
 らせ」にてお知らせしましたとおり、当社の連結子会社であるMTG上海において、会計監査
 人に対して虚偽の説明をし、かつ、不適切な営業取引行為が行われていた可能性があるこ
 とが判明したため、この事実を重く受け止め、当社と利害関係のない社外有識者のみを委
 員とする第三者委員会を設置し、本件に関する全容解明のため事実関係の調査を行ってき
 ました。また、2019年6月13日に公表致しました「(開示事項の経過)第三者委員会によ
 る調査の経過に関するお知らせ」にてお知らせしましたとおり、第三者委員会による上記
 調査の過程で、中国向けの越境EC事業における取引についても会計処理が適切ではないの
 ではないかとの疑義が新たに認識されるに至り、当社は、第三者委員会による追加調査に
 全面的に協力してまいりました。
  当社は第三者委員会の調査報告書の指摘並びに会計監査人の監査手続及びレビュー手続
 を踏まえ、不適切な会計処理の影響のある過年度の決算を訂正するとともに、過年度の有
 価証券報告書等の訂正報告書を提出し、過年度の決算短信等の訂正を行いました。

2.訂正の対象
  (1)訂正を行う有価証券報告書等
     第23期(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)有価証券報告書
     第24期第1四半期(自 2018年10月1日 至 2018年12月31日)四半期報告書

  (2)訂正を行う決算短信等
     2018年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
     2019年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
     2019年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
3.訂正による連結業績への影響額
                                               (単位:百万円)
                          訂正前       訂正後          影響額
    期間           項目
                          (A)       (B)          (B-A)
     第23期     売上高          60,465    58,377         △2,088
 (2018年9月期)   営業利益          8,887     6,925         △1,961
      通期      経常利益          8,882     6,936         △1,945
              親会社株主に帰属す     5,513     4,002         △1,511
              る
              当期純利益
              総資産          72,122    72,223            101
              純資産          59,551    58,045         △1,505
     第24期     売上高          14,006    10,312         △3,693
 (2019年9月期)   営業利益          1,275    △1,334         △2,609
   第1四半期      経常利益          1,321    △1,283         △2,605
              親会社株主に帰属す       719    △1,959         △2,678
              る
              四半期純利益
              総資産          69,418    68,843          △574
              純資産          60,153    55,973         △4,179
     第24期     売上高          24,690    18,212         △6,477
 (2019年9月期)   営業利益            712    △4,502         △5,214
   第2四半期      経常利益            797    △4,406         △5,204
              親会社株主に帰属す        53    △5,761         △5,815
              る
              四半期純利益
              総資産          70,466     69,387        △1,078
              純資産          59,684     52,346        △7,337

   なお、売上高の影響額の主な内容は以下のとおりです。

   第23期(2018年9月期)通期

   (1)第三者委員会の調査報告による影響額
      ・越境EC事業におけるC社への売上計上取消…△1,149百万円

   (2)会計監査人と当社の協議による影響額
      ・MTG上海からA社への売上計上取消…△736百万円
      ・MTG上海からD社への売上計上取消…△202百万円

   第24期(2019年9月期)第1四半期

   (1)第三者委員会の調査報告による影響額
      ・越境EC事業におけるC社への売上計上取消…△3,079百万円

   (2)会計監査人と当社の協議による影響額
      ・MTG上海からF1社への売上計上取消…△562百万円

   第24期(2019年9月期)第2四半期

   (1)第三者委員会の調査報告による影響額
      ・越境EC事業におけるC社への売上計上取消…△3,024百万円
      ・MTG上海からA社への売上計上取消…△1,170百万円
      ・MTG上海からB社への売上計上取消…△1,088百万円
(2)会計監査人と当社の協議による影響額
   ・MTG上海からF1社への売上計上取消…△999百万円

   ・MTG上海への取引先からの返品計上…△195百万円

注1.第三者委員会の調査報告による影響額は連結財務諸表への影響額であり、為替及
   び消費税等により「調査報告書(公表版)」の影響額とは軽微な差異が生じてお
   ります。
 2.A社、B社、C社、D社及びF1社は「調査報告書(公表版)」を引用しており
   ます。

                                    以   上