2020年10月期
決算説明レポート
1. 2020年10月期 業績サマリー
2. 2021年10月期 業績予想と今後の取り組み
3. 成長ビジョン
4. 株主還元
5. 参考資料
サマリー
新型コロナウイルス感染症拡大の影響について
• 新型コロナウイルス感染症の影響により、4月以降は企業の販促活動が急速に縮小し当社主
力の販促広告需要が激減。オリンピック・パラリンピックの開催延期、展示会・イベント等の開催
中止も大きなマイナス影響。
2020年10月期 業績サマリー
• 売上高24.4億円。営業利益2.0億円。3月までは売上、利益ともに堅調に推移するも、新型
コロナウイルス感染拡大の影響により4月以降の売上が大きく減速し、前年同期比減収減益。
• 新型コロナ対策商材の販売や受注量に応じた柔軟な生産体制、内製化の推進などコスト削減
により利益を確保。
2021年10月期 業績予想
• 新型コロナウイルス感染症の影響は第1四半期まで続き、第2四半期以降国内経済は一定
の回復が見込まれるものの、売上については新型コロナウイルス感染症の影響が全くなかった
2019年10月期の水準までの回復には至らないと予想。
• このような前提の下、売上高26.5億円。営業利益2.5億円を予想。
• 期末配当金は26円を予想。
2020年10月期 決算説明レポート
本日は、当社2020年10月期決算説明をご
視聴いただき、誠にありがとうございます。
株式会社ビーアンドピーの代表取締役社長、
和田山でございます。
それでは、当社2020年10月期の決算説明
を始めさせていただきます。
本日は、5つのトピックスに合わせまして、
ご説明させていただきます。
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1.2020年10月期 業績サマリー
はじめに、2020年10月期の業績サマリー
をご説明申し上げます。
2020年10月期の実績は売上高、24億
4,100万円、前年比18.9%の減収、営業利
益は、2億700万円、前期比51.3%の減益と
なりました。
当期は新型コロナウイルス感染症拡大によ
る需要の落ち込みが影響し、前期比で大きく
減収、減益の結果となりました。
業績のポイント、当期の特徴的な点といた
しまして、販売促進用広告制作分野の売上は
前期比で大きく減収となったものの、生活資
材分野においては、新型コロナウイルス感染
症の影響が限定的であったため、減収幅は
7.6%に留まりました。
利益は前期比大幅な減益となりましたが、
修正業績予想に対しては、受注量に応じた柔
軟な生産体制、内製化の推進などコスト削減
の更なる取り組みにより、修正業績予想を上
回る利益を確保できました。
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次に業績の主な要因についてご説明いたし
ます。先ほどもご説明申しあげましたとおり、
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態
宣言後は販売促進用広告需要の縮小により、
当社のビジネス環境が大きく変化いたしまし
たが、2020年3月までは当社の主力事業で
ある販売促進用広告制作分野において、大型
広告案件の獲得など、堅調に推移しておりま
した。
4月に入り、新型コロナウイルスの感染拡
大に伴う緊急事態宣言が発令され、国内企業
の販売促進活動の停滞、並びに、各種イベン
トの中止・延期等により、主力の販売促進用
広告需要が激減いたしました。
こうした厳しい状況の中、新型コロナウイ
ルス感染症が継続する環境下における「新し
い生活様式」に関連する商品として、ソー
シャルディスタンスサイン等の提案を積極的
に行った結果、羽田空港や商業施設等への
ソーシャルディスタンスサインの納品の成果
をあげることができました。
利益に関しては、4月以降に売上高が急激
に減少したことに伴い、生産規模に応じた残
業体制を徹底することにより、受注量に応じ
た柔軟な生産体制を構築するとともに、内製
化の推進、不要不急の費用の抑制、各種研修
の縮小や延期等によるコスト削減を実行する
など、採算の確保に努め、一定の利益を確保
いたしました。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の主
な影響といたしましては、企業の販促活動の
縮小により、販売促進用広告制作の需要が大
きく消失したこと、展示会・イベント等の開
催中止や東京オリンピック・パラリンピック
の開催延期による広告需要の消失があげられ
ます。
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次に、P/Lのサマリーです。先にご報告
いたしましたように、当期の売上高は、24
億4,100万円、前年比18.9%の減収、営業
利益は、2億700万円、前期比51.3%の減益、
経常利益以下はご覧の通りで、各段階利益は
前期比約5割近い減益となりました。
一方、2020年5月15日発表の修正業績予
想に対しては、業績予想における前提条件以
上に新型コロナウイルス感染症の影響が大き
かったため、売上高については計画未達とな
りました。
しかし、営業利益をはじめとする各段階利
益につきましては、コスト削減を進めたこと
から、修正業績予想を上回ることが出来まし
た。
コロナ禍においても一定の利益を確保し、
自己資本比率は86.4%と強固な財務基盤を
維持しております。
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続きまして、各四半期の売上の推移でござ
います。第1四半期の売上はほぼ期初計画通
りに推移いたしました。
また、第2四半期の3月までは第1四半期
と同様に堅調に推移しました。
しかし、これまでにご報告しております通
り、4月になり新型コロナウイルス感染拡大
の影響により、売上が大きく減速し、第3四
半期以降は大きく落ち込む結果となりました。
次に5年間の業績推移でございます。前期
までは増収基調にありましたが、先ほどご説
明の通り、当期におきましては新型コロナウ
イルス感染拡大の影響を受け、減収、減益と
なりました。
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次に販売体制別の売上推移でございます。
販売促進用広告制作は新型コロナウイルスの
影響を大きく受けた一方、生活資材分野につ
いては安定的に受注できたことから、例年に
比較して構成比率は上昇しております。
次に利益増減分析についてご説明申し上げ
ます。厳しい残業抑制を実施し、その他、研
修等の延期など、採算確保のための様々なコ
スト削減に取り組みましたが、減収による影
響が大きく、前期に比べて2億1,000万円の
減益となりました。
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次に貸借対照表の各数値でございます。
前年期末に比べて、特段、大きな変動はござ
いません。
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2.2021年10月期 業績予想と今後の取り組み
続きまして、2021年10月期業績予想につ
いてご説明申し上げます。
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2021年10月期の業績予想につきまして、
売上高は26億5,000万円、前期比8.5%の増
収、営業利益は、2億5,600万円、前期比
23.3%の増益、その他各段階利益につきま
しては、ご覧の通り約25%の増益を計画し
ております。
業績予想の前提をご説明申しあげます。
国内においては、いまだ新型コロナウイルス
感染症の収束に至っておらず、2021年10月
期第1四半期は国内企業の販売促進活動は低
調に推移し、当社もその影響を受けるため、
売上高は前年同期と比較して約20%減少す
るものと想定しております。
第2四半期については、新型コロナウイル
ス感染症の影響は減少し、国内経済は一定の
回復が見込まれ、売上高は新型コロナウイル
ス感染症の影響が比較的少なかった前年同期
とほぼ同水準に戻ると想定しております。
第3四半期以降は、国内経済の回復が順調
に進み、売上高は新型コロナウイルス感染症
の影響を大きく受けた前年同期と比較し
30%程度の増加を見込んでおりますが、新
型コロナウイルス感染症の影響が全くなかっ
た2019年10月期の水準までの回復には至ら
ないものと想定しております。
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2020年10月期 決算説明レポート
続きまして、業績予想を達成するための具
体的な施策についてご説明申しあげます。
今期につきましては、3つのポイントを軸
として事業を推進してまいります。
1つめに『 Withコロナ・Postコロナにおい
て「独自の付加価値サービス」を追求する』
2つめに『経済活動の回復局面において本格
的な事業拡大に向けての基盤づくりを行う』
3つめに『新しい手法を積極的に取り入れ既
存ビジネスの着実な拡大と新しい市場の開拓
を図る』
それでは具体的な取り組みについてご説明
いたします。
はじめに当社のKPIについてご説明いたし
ます。
当社の事業KPIは3つあり、顧客数・取引
社数をいかに多く増やしていくか、お取引先
様のリピート数をいかに上げていくか、最後
に高付加価値の単価です。これらの要素を独
自の付加価値サービスを提供しながらのばし
ていくことが、会社を成長させる重要なポイ
ントであると考えております。
これらを実現するための重点施策は3点ご
ざいます。
1つめは『訴求力のアップ』として、都心部
拠点の拡大、EC戦略を本格化。
2つめは『生産性の強化』です。これは生産
の効率化、オートメーション化の推進。
3つめは『インテリア内装業界への進出加
速』です。
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重点施策と今後の取り組みについて、具体
的な説明に移らせていただきます。
1つめは、訴求力を強化する取り組みです。
当社は、強みである短納期対応を継続するた
め、都心の拠点にインクジェットプリンター
などの生産設備を配置するとともに、新型コ
ロナ感染拡大の懸念が続く事業環境下におい
ても、柔軟な勤務シフトを構築し、24時間
生産体制を維持するとともに、営業・制作と
もに回復局面を見据えた体制を続けてまいり
ます。
次に事業拠点である大阪、東京、横浜、名
古屋、福岡の各都心部エリアにおいて、新規
顧客の開拓を着実に進め、顧客基盤を更に強
化し、売上シェアの拡大を目指します。
今期は特に名古屋エリアを重点強化エリア
と位置づけ、営業活動を強化してまいります。
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また、顧客基盤強化の実現に向け、営業部
門の後方支援を行う、マーケティング専門
チームを設置し、従来の営業活動における不
効率を解消し、顧客との関係性を強化しなが
ら、案件獲得率を向上させていきます。
さらに、ECサイトでの販促を強化し事業
拠点のみならず、全国からの集客を加速させ
ていく施策を進めてまいります。
重点施策と今後の取り組みの2つめは、生
産力を強化する取り組みです。
当社はソフトウェア・ハードウェアの両面
においてオートメーション化による生産性強
化と品質向上を進めております。
今期においては、ソフトウェアによる制作
工程から印刷工程でのオートメーション化を
具体的に計画、実行するべく、積極的な設備
投資を行い、生産効率化を実現してまいりま
す。
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重点施策と今後の取り組みの3つめは、イ
ンテリア・内装業界への本格的な進出です。
当社は、資材メーカーのコンテンツ、原材
料を生かし、インテリア・内装業界への進出
を進めております。インクジェットの特徴を
生かした壁紙等を小ロット・短納期で提供す
るビジネスモデルを構築し、ホテルの内装壁
紙、オフィスや飲食店の店舗へ、デザインプ
リント壁紙の普及を進めてまいります。
また壁紙などは、受注活動において景気や
季節変動が少なく、事業ポートフォリオの充
実の面でも今後、強化・注力してまいります。
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3.成長ビジョン
次に今後の成長ビジョンについてご説明い
たします。
当社の成長イメージといたしましては、
「既存事業の拡大」と「成長事業への投資」
でございます。
これまで広告販促分野を軸に高収益体質を
進めてまいりましたが、この私どもの収益モ
デルを別の業界へいかに転用できるか、とい
うことに着目しております。
まずひとつめは、生活資材分野へのサービ
ス拡大です。先程の説明にありました通り、
内装インテリア業界に向けて、インクジェッ
ト製品の展開・拡大し、販路を拡大してまい
ります。
また、これまでのインクジェットプリント
出力による製品販売の経験を活用して、
販売促進用広告分野におけるデジタル技術に
対応したデジタルサイネージ事業を開始しま
す。
成長の軸といたしましては、インクジェッ
トの技術が生きる市場に対して展開をしてま
いりますが、今後は、「リアル領域」と「デ
ジタル領域」の両領域で幅広いサービスを展
開してまいります。
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また、成長基盤を一層強化できる企業との
M&Aの実現に向けて引き続き検討を進めて
おります。
当社のM&Aに関する基本戦略といたしま
しては顧客基盤の拡大、生産能力の拡大、エ
リア販路の拡大、付加価値ビジネスへの進出、
この4点を基本戦略としながら、成長を加速
できる企業とのM&Aの実施を考えておりま
す。
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4.株主還元
次に、株主還元方針でございます。
株主還元方針といたしましては、経営基盤
の強化を最優先とし、将来の事業展開と内部
留保とのバランスを考慮の上、利益配分を実
施してまいります。
2020年10月期の配当金は、22円とさせて
いただきます。
当期の売上については修正業績予想を下
回ったものの、利益については修正業績予想
を上回ることができました。新型コロナウイ
ルス感染症についてはいまだ収束の時期が見
通せず、今後の動向については不確実性が伴
いますが、当社といたしましては株主の皆様
に誠意をもって利益を還元する観点から、期
末配当を1株当たり22円とさせていただき
ます。
2021年10月期におきましては、配当方針
は期末配当の年1回を基本方針と定めており、
現時点で当該基準日における配当予想額は
26円でございます。
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5.参考資料
最後に参考資料でございます。
まずは事業概要でございます。
こちらは当社の事業概要を示しております。
当社の企業理念は「より良い働きを通じて
全従業員の物心両面の幸せを創造し社会へ貢
献しよう」としております。
私どもが上場にチャレンジしたのも、社員に
向けてのモチベーションアップという部分は
非常に多くありました。企業のベースとして
働いてくれるのは社員ということをベースに
置きながら、株主価値を最大限まで高めてい
くことを考えております。
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それから主要拠点でございますが、東西大
都市での営業・生産体制でございます。
大きくは大阪本店、東京本社、それから横
浜を拠点とするニコール事業部です。この3
拠点にそれぞれ約50名~70名程度の人員が
在籍しており、東阪にて同じようなサービス
体制を行うことが可能でございます。
名古屋、福岡エリアにも拠点を開設してお
りますので、将来的にはこの3つの拠点と同
じような組織レベルまで持っていくイメージ
を持っております。
そして、こちらが私どもの主要拠点であり
ます大阪・東京・横浜の社内のイメージです。
都心部にあるオフィスにこのようなインク
ジェットプリンターを設置し、短納期のサー
ビスを展開しております。
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5.参考資料
それから「充実の設備で最適な商品を提
案」とございますが、私どもが保有する設備
は業界の中ではトップクラスでございます。
このインクジェットプリンターの設備を約
100台近く保有しており、24時間生産体制
にてお客さまへのサービスに対応するという
形で展開しております。
最後は、免責事項といたしまして将来の見
通しに関する注意事項を記載させていただい
ております。
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2020年10月期の決算説明は、以上でござ
います。最後までご視聴いただき、誠にあり
がとうございました。
この動画に関するご質問がございましたら、
ここに表示されておりますメールアドレスま
でご質問をお送りください。
今後とも当社へご支援を賜りますよう、よ
ろしくお願い申し上げます。
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