7803 M-ブシロード 2021-08-13 15:30:00
連結業績予想と実績値の差異及び個別業績の前年実績との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                           2021 年8月 13 日
各 位
                               会社名     株式会社ブシロード
                              代表者名     代表取締役社長           橋本義賢
                                          (コード番号:7803 東証マザーズ)
                              問合せ先     取締役経営管理本部長        村岡敏行
                                                  (Tel.03-4500-4350)


       連結業績予想と実績値の差異及び個別業績の前期実績との差異に関するお知らせ


 2021 年6月 24 日に公表いたしました 2021 年6月期の通期連結業績予想値と、本日公表の実績値に差
異が生じましたので、以下のとおりお知らせいたします。また、個別業績の前期実績との差異について
も併せてお知らせいたします。


                                記


1. 2021 年6月期の通期連結業績予想値と実績値との差異(2020 年8月1日~2021 年6月 30 日)

                                                  親会社株主に帰属      1株当たり
                連結売上高      連結営業利益     連結経常利益      する当期純利益      連結当期純利益

                  百万円         百万円        百万円          百万円          円 銭
前回発表予想(A)
                  32,300        200         400        △300      △18.54

実績値(B)            32,569        344         583        △284      △17.60

増減額(B-A)            269         144         183           16

増減率(%)              0.8        72.0        45.7           ―
(ご参考)前期連結実績
                  33,000      2,710       2,755        1,551       96.54
  (2020 年7月期)

 (注) 当社は、当連結会計年度より決算期(事業年度の末日)を7月 31 日から6月 30 日に変更して
おります。決算期変更の経過期間となる当期は 2020 年8月1日から 2021 年6月 30 日の 11 ヶ月間の変
則的な決算となり、参考として記載しております前期連結実績は、2020 年7月期通期(2019 年8月1
日から 2020 年7月 31 日までの 12 ヶ月間)の実績を記載しております。


【差異が生じた理由】
 連結売上高、連結営業利益及び連結経常利益については、第4四半期において、新型コロナウイルス
感染症の感染拡大に伴う景況感の悪化の影響を引き続き受けた一方で、ライブ IP 事業の業績への影響が
想定よりも限定的であったことなどから、業績予想を上回る着地となりました。
 また、第4四半期においてフロントウイングラボ株式の取得価額の基礎とした事業計画に対して、計
画上で想定していたアプリゲームの低調を要因とした実績値との乖離があり、減損の兆候があると認め
られ、事業計画の実現可能性を考慮した割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較した結
果、減損損失の認識が必要とされたため、140 百万円を減損損失として計上しました。しかし、利益の
上振れ分で吸収できたことから、親会社株主に帰属する当期純利益についても業績予想から改善いたし
ました。



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2. 2021 年6月期の個別業績と前期実績との差異(2020 年8月1日~2021 年6月 30 日)
                                                             1株当たり
               売上高         営業利益       経常利益       当期純利益
                                                             当期純利益

                  百万円        百万円        百万円        百万円          円 銭
前期実績(A)
                  20,026     1,385      1,516         734       45.72

当期実績(B)           19,057     △132       △248        △930      △57.45

増減額(B-A)           △969     △1,517     △1,764      △1,664

増減率(%)             △4.8           ―          ―           ―

 (注)個別業績においても決算期変更に伴い、2021 年6月期は 11 ヶ月の変則決算となっておりますの
で、増減率は会計期間の長さの異なる実績値を基準に算出しております。


【差異が生じた理由】
  売上高につきましては、TCG(トレーディングカードゲーム)部門が国内外で好調を維持したため、
11 カ月の変則決算であったにも関わらず、前期と比較して 969 百万円の減少にとどまり、19,057 百万円
となりました。
 一方で、営業利益については MOG(モバイルオンラインゲーム)部門において、新規アプリゲームが
低調にとどまったことに加え、特に下期において既存アプリゲームの売上が伸び悩み、部門全体として
収益性がやや低下したことや、MD(マーチャンダイジング)部門において新型コロナウイルス感染症の
影響によるイベントの中止・延期による物販売上が減少したことから、前期比 1,517 百万円減少し、
△132 百万円となりました。
 また、経常利益については、関係会社長期貸付金に対する貸倒引当金繰入額を 472 百万円計上したこ
となどから、前期比 1,764 百万円減少し、△248 百万円となりました。
 当期純利益については、投資有価証券評価損を 202 百万円、関係会社株式評価損を 431 百万円計上し
たことなどから、前期比 1,664 百万円減少し、△930 百万円となりました。
 なお、関係会社長期貸付金に対する貸倒引当金繰入額 472 百万円及び、関連会社株式評価損 431 百万
円は連結実績値への影響はございません。


                                                               以     上




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