7782 シンシア 2019-05-15 15:00:00
2019年12月期 第1四半期決算補足説明資料 [pdf]
株式会社シンシア(証券コード:7782)
2019年12月期第1四半期会社説明会
目次
1. 会社概要 2
2. 2019年12月期第1四半期連結決算の概要 4
3. 今後の重点施策 5
4. 「SINCERE 1DAY S」について 6
5. 「1day Eye Well」について 14
6. 2019年12月期業績予想の進捗について 17
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会社概要
株式会社シンシア
会社名
(英訳名 Sincere Co., Ltd)
本店所在地 東京都中央区日本橋箱崎町30番1号
設立 2008年9月5日
資本金 273百万円(2018年12月末現在)
従業員数 連結45名 単体38名(2018年12月末現在)
代表者名 代表取締役執行役員社長 中村 研
事業内容 コンタクトレンズ製造・販売
・第一種医療機器製造販売業
・医療機器製造業
取得許認可 ・高度管理医療機器販売業
・ISO13485
2016年12月 東京証券取引所マザーズ上場
沿革 2017年12月 東京証券取引所市場第一部に市場変更
2
会社概要
●連結子会社
株式会社カラコンワークス
新視野光學股份有限公司(台湾)
Sincere Vision Co.,Ltd.(香港)
●非連結子会社
SINCERE LENS SDN. BHD.(マレーシア)
Sincere Vision(Thailand) Co,. Ltd.(タイ)
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2019年12月期第1四半期連結決算の概要
(単位:百万円)
2018年12月期 2019年12月期
増減理由
第1四半期 第1四半期
● 新商品「SINCERE 1DAY S」の売上好調。
眼科併設店及びコンタクトレンズ量販店チャネル向け
自社ブランドワンデークリアレンズ売上
売上高 978 1,062 2018年1Q 13百万円→2019年1Q 51百万円
●ドラッグストアチャネル向け自社ブランドクリアレンズ
「1day Eye Well」の売上拡大
2018年1Q 7百万円→2019年1Q 30百万円
粗利益 261 296
(粗利率) (26.8%) (27.9%)
販管費 317 290
●トライアルレンズ費用負担金額の増加
営業利益 △55 6
2018年1Q 18百万円→2019年1Q 25百万円
● 広告宣伝費の低下
経常利益 △79 6
2018年1Q 52百万円→2019年1Q 20百万円
当期純利益 △60 3
(注)本資料の記載金額は百万円未満の数値については切り捨てて表示しております。
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今後の重点施策
シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズ発売による
眼科併設店及びコンタクトレンズ量販店チャネルにおける
自社ブランドクリアレンズ売上の底上げ
2019年2月22日発売「SINCERE 1DAY S」の販売に注力
ドラッグストアチャネルにおける
自社ブランドクリアレンズ販売強化策の遂行
ドラッグストア専売クリアコンタクトレンズ「1day Eye Well」の販売拡大
ドラッグストアチェーンと協力し、地域密着型販促活動を展開
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「SINCERE 1DAY S」について
ソフトコンタクトレンズの理想を追求した「SINCERE 1DAY S」
2019年2月22日より全国発売開始
業界初、ヒアルロン酸ナトリウムを保存液に配合。
レンズ表面の独自の特殊構造により優れた水濡れ性を実現。目との摩擦も軽減され快適な装用感も実現しました。
全国の眼科併設店・コンタクトレンズ量販店等で取扱い予定。
6
「SINCERE 1DAY S」について
優れた水濡れ性を実現する特殊な表面構造
独自の特殊構造「ハイドロフィリックⓈテクノロジー」により、レンズがたっぷりの水分で覆われ「うるおい層を形成」。
長時間の装用、パソコンやスマートフォンの使用など瞳にとって過酷な環境下でも乾燥感を軽減します。
7
「SINCERE 1DAY S」について
業界初 ヒアルロン酸 & アルギン酸 配合
水分を蓄える働きをするヒアルロン酸ナトリウム、水分を滞留させる働きをするアルギン酸ナトリウムを保存液に配合。
この2つの成分を含んだレンズ表面が瞳をやさしく包み込みます。
8
「SINCERE 1DAY S」について
柔軟性があり、なめらかなレンズ
従来のシリコーンハイドロゲル素材特有の硬さを軽減した瞳にやさしいレンズです。また、レンズ表面の摩擦を低下させ
ることで、より裸眼に近い自然な装用感を実現。レンズは、やわらかいだけでなく弾力があるため、形状保持性に優れて
おり、装用もしやすく扱いやすいレンズです。 ※1 装用感には個人差があります ※2 当社実測値(-3.00Dの場合)
9
「SINCERE 1DAY S」について
高い酸素透過率
瞳のために新たに改良されたシリコーンハイドロゲル素材のため、目の健康に大切な酸素をより多く届けます。レンズそ
のものが酸素を通すので、長時間の装用でも瞳の酸素不足を防ぎます。
※2 当社実測値(-3.00Dの場合)
10
「SINCERE 1DAY S」について
コンタクトレンズ市場の流通環境
■コンタクトレンズの主な購入場所 【出所】Times Current「コンタクトレンズ購入店に関する実態調査」より
1.1%
7.3% 11.5% 56.4%
眼科併設店
コンタクトレンズ量販店
35.2%
インターネット
44.9%
メガネ店
雑貨店
コンタクトレンズを購入する最終消費者の方々の 約 56.4% が 眼科併設店及びコンタクトレンズ量販店でコンタクトレン
ズを購入しております。初めてコンタクトレンズを購入される方々は、まず眼科でコンタクトレンズの処方を受け、眼科
併設店やコンタクトレンズ量販店で購入するという流れが一般的です。
この商流における当社売上シェアは0.6%程度(当社調べ)に過ぎません。初めてコンタクトレンズを購入なさる方が必ず
通り、リピート購入が見込める最大商流に、魅力ある自社ブランド商品を投入することで、そのシェアを拡大することが
重要課題であると認識しております。
11
「SINCERE 1DAY S」について
眼科併設店及びコンタクトレンズ量販店での展開可能性
新素材によるレンズは、その機能性の高さの反面、価格が高く、
その価値を顧客に十分に説明して販売することが重要
ほぼ全ての度付きコンタクトレンズユーザーが最初は眼科医ルートで購入するため、
その最初の入口で当社及び当社ブランドを訴求できることは非常に重要
眼科医による十分な説明のもとに販売できるため、コンタクトレンズの
使用にあたっての注意喚起が十分に行える
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「SINCERE 1DAY S」について
「SINCERE 1DAY S」を軸に当社の弱みである
眼科併設店及びコンタクトレンズ量販店チャネルを強化
■ 眼科併設店及びコンタクトレンズ量販店チャネル自社ブランドワンデークリアレンズ売上推移(単位:百万円)
400 9.0%
8.3%
350 8.0%
7.0%
300
6.0%
250
5.0%
200 売上高
378
4.0% 対連結売上比率
150
3.0%
100 2.0%
1.5% 1.5% 2.0%
1.3%
50 1.0%
85
71 63 55
0 0.0%
2015 2016 2017 2018 2019(予想)
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「1day Eye Well」について
ドラッグストア専売商品「1day Eye Well」
2017年11月より発売中
全国 1,750店舗 ※
展開店舗 拡大中!
先行販売をした宮城県のツルハドラッグ様から販売を開始し、現在では北海道、東北地方、関東地方、中部地方、近畿地
方、中国・四国地方、九州地方と、全国のドラッグストアでお求めできるよう販売店舗を拡大しています。 ※2019年4月16日時点
目的の買い物から“ついで”の買い物に
少し面倒で特別な印象のあるコンタクトレンズの買い物を、日常の生活導線上(ドラッグストア)になじませる事で“瞳と
生活に心地よさ”を”与えることができると考え、心地よいライフスタイルの視点でも消費者へアプローチしています。
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「1day Eye Well」について
ドラッグストアチャネルでの展開可能性
薬剤師であれば、高度管理医療機器販売業の資格者となれるため、
コンタクトレンズ販売のためのインフラが整っている店舗が多い
インターネットによる購入に抵抗を持つ顧客も、大手ドラッグストアチェーンでの
対面による販売となれば、購入に当たってのハードルが下がる
対面での販売となるため、顧客とのコミュニケーションを取ることが
容易であり、コンタクトレンズの使用にあたっての注意喚起が可能
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「1day Eye Well」について
ドラッグストアチャネルでの展開状況
新たな流通経路として、ドラッグストアチャネルでの売上高、展開店舗数も堅調に拡大しており、今後も継続的に
ドラッグストアチャネルを拡大することによって、最終消費者の認知度を高め、店舗当たり売上も成長させることで
新たな収益機会を得られるものと考えております。
■「1day Eye Well」 売上高及び展開店舗数
(売上高) (展開店舗数)
160 2,500
140
1,994
2,000
120
1,613
100
1,500
売上高(百万円)
80
143 展開店舗数(店)
1,000
60
108
40
500
20
78
0 4 0
2017 2018 2019(予想)
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2019年12月期業績予想の進捗について
(単位:百万円)
2019年12月期 2019年12月期
進捗率
業績予想 第1四半期実績
売上高 4,537 1,062 23.4%
営業利益 65 6 9.9%
経常利益 60 6 10.9%
当期純利益 41 3 8.6%
(平均(想定)為替レート) (110.0円/USD) (110.2円/USD)
「SINCERE 1DAY S」の発売日が2019年2月22日であったことから、第1四半期においてはその売上高、各段階利益に
対する貢献が限定的であったため、売上高、各段階利益共に低い進捗率となっております。第2四半期以降は、四半
期会計期間に渡って「SINCERE 1DAY S」が売上高、各段階利益に対して貢献することから、現時点では、2019年12月
期の業績予想は十分達成可能なものと考えております。
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