7779 M-サイバダイン-議 2019-08-14 15:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]

                2020年3月期  第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
                                                                                     2019年8月14日
上場会社名      CYBERDYNE株式会社                                                      上場取引所  東
コード番号      7779                                    URL  https://www.cyberdyne.jp
代表者        (役職名) 代表取締役社長                           (氏名)山海  嘉之
問合せ先責任者 (役職名) 取締役  コーポレート部門責任者 (氏名)宇賀  伸二                                     TEL  029-869-9981
四半期報告書提出予定日   2019年8月14日       配当支払開始予定日                                 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無  
四半期決算説明会開催の有無      :無  

                                                                                      (百万円未満四捨五入)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
 (1)連結経営成績(累計)                                                      (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                               親会社の
                    売上収益                 営業利益                 税引前利益                          所有者に帰属する
                                                                                              四半期利益
                   百万円            %     百万円             %     百万円                 %           百万円        %
2020年3月期第1四半期       393         17.4     △173           -          279            -            156       -
2019年3月期第1四半期       335         △5.3     △207           -      △199               -           △195       -


                  基本的1株当たり             希薄化後1株当たり
                   四半期利益                 四半期利益
                                円 銭                  円 銭
2020年3月期第1四半期                   0.72                  0.72
2019年3月期第1四半期               △0.91                   △0.91


 (2)連結財政状態
                                                             親会社の所有者に                        親会社所有者
                    資産合計                 資本合計
                                                              帰属する持分                         帰属持分比率
                            百万円                     百万円                      百万円                         %
2020年3月期第1四半期               46,114                  44,359                   44,375                     96.2
2019年3月期                    45,746                  44,203                   44,217                     96.7


2.配当の状況
                                                     年間配当金
                 第1四半期末            第2四半期末           第3四半期末                   期末                  合計
                          円 銭             円 銭                円 銭                      円 銭             円 銭
2019年3月期                   -                0.00              -                       0.00               -
2020年3月期                   -
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
(注)2.上記「配当の状況」は、普通株式に係る配当の状況です。当社が発行する普通株式と権利関係の異なる種類株
     式(非上場)の配当の状況については、後述の「種類株式の配当の状況」をご覧ください。

3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(注)当社グループは、従来にない新しい市場を創造しつつ革新的技術により新規性の高い事業を展開しており、現時点
    では業績に影響を与える未確定な要素が多く、業績予想を数値で示すことが困難な状況であるため連結業績予想を
    公表しておりません。
※  注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
       新規  -社  (社名)-、除外  -社  (社名)-
        
    (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
     ①  IFRSにより要求される会計方針の変更:有
     ②  ①以外の会計方針の変更                :無
     ③  会計上の見積りの変更                  :無
 
    (3)発行済株式数(普通株式)
      ①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q         215,145,809株   2019年3月期     215,145,809株

      ②  期末自己株式数                 2020年3月期1Q        4,438株    2019年3月期            138株

      ③  期中平均株式数(四半期累計)          2020年3月期1Q   215,141,371株   2019年3月期1Q   215,047,471株
     (注)普通株式及びB種類株式に係る剰余金の配当及び残余財産の分配は、同順位かつ同額で行われるため、期末
       発行済株式数及び期中平均株式数には、B種類株式の数を含めております。
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
    
 
(参考)種類株式の配当の状況
  普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳は以下の通りです。
                                    年間配当金
              第1四半期末    第2四半期末      第3四半期末    期末           合計
                  円 銭       円 銭         円 銭        円 銭          円 銭
   2019年3月期         -        0.00         -         0.00         0.00
   2020年3月期        -
(注)当社は、上場済普通株式と比較して、剰余金の配当及び残余財産の分配については同一の権利を有しますが、単元
   株式数について異なるB種類株式を発行しております。
                                    CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………              2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………              2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………              5
    2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………              6
     (1)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………………………              6
     (2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………              8
     (3)要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………………………             10
     (4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………             12
     (5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………             13
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………             13
       (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………             13
       (売上収益) …………………………………………………………………………………………………………             14
 




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1.当四半期決算に関する定性的情報
    (1)経営成績に関する説明
         文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
 
      当社グループは、革新的サイバニクス技術を駆使して、『人』+『サイバー・フィジカル空間』の融合、すなわ
     ち、人とテクノロジーが一緒になって支え合うテクノピア・サポートの未来社会「Society5.0/5.1」の実現、サイ
     バニクス産業の創出による社会変革・産業変革を目指しています。
      当社グループは、IoH(Internet of Humans)/IoT、ロボット、AIによるサイバニクス技術で医療、福祉、生活・
     職場、生産を繋ぎ、社会が直面する課題解決を実現するサイバニクス産業の創出を事業としています。当社の先端
     技術の独自性と優位性は、医療、福祉、生活・職場、生産の分野において、人の内的情報(脳神経情報・生理情報
     など)に加えて、人の外的情報(行動情報・生活情報など)や環境情報をスーパーコンピューターで一体的に繋げ
     る点にあります。これにより、当社のデバイスやインターフェースで得られた全てのIoH/IoTビッグデータ(脳神
     経系、生理系、身体系、行動系、生活系、環境系)の集積・解析・AI処理等を実現してまいります。2019年6月に
     茨城県つくば市において開催された「G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合」において、各国の大臣等、代
     表団が当社本社を視察に訪れ、『人』+『サイバー・フィジカル空間』の融合を実現するサイバニクス・デジタ
     ル・インダストリーについて、当社の代表取締役社長山海嘉之がプレゼンテーションを行いました。当社グループ
     は、サイバニクス産業の創出の加速に向けて、研究・製品開発、事業推進ならびに事業連携を同時並行で進めてい
     ます。
      
     事業推進の状況
     (医療分野)
      当社グループは、世界初の装着型サイボーグHAL®を利用した脳・神経・筋系の機能改善・機能再生を促進す
     るサイバニクス治療を、グローバルな標準治療とする取り組みを進めています。
      日米で約8百万人の脳卒中患者への適用拡大に向けて、「HAL®医療用下肢タイプ単脚モデル」の多施設(日
     本の15の医療機関)での医師主導治験が進行しており、今年度末に終了する見込みです。また、「HAL®単関節
     タイプ」についても、脳卒中急性期の治療を目的として京都大学医学部附属病院を研究開発代表機関とする医師主
     導治験に向けた準備が進められています。
      医療用HAL®下肢タイプについて、2017年12月のFDA(米国食品医薬品局)による医療機器承認を契機に、当社
     グループは欧米に加えてアジアでの事業展開を加速しています。また、医療用HAL®下肢タイプ以外の製品につ
     いても、グローバルでの認証・承認取得の準備を進めています。
      米国では、フロリダ州ジャクソンビルのBROOKS CYBERNIC TREATMENT CENTERにおけるサイバニクス治療の実績を
     踏まえ、医療用HAL®の営業活動を開始しました。
      欧州では、ドイツにおいて治療サービス事業と並行して、各国の医療機関へのHAL®導入に向けた取り組みを
     進めています。2019年7月に、ドイツの主要保険グループのニュルンベルガー社は、当社の子会社である
     Cyberdyne Care Robotics GmbHとの間で、医療用HAL®によるサイバニクス治療に対して、ドイツで初めて民間
     保険を適用することで合意しました。ポーランドでは、当社のパートナー医療機関のConstance Careが、大手民間
     保険会社のWARTA社とPZU社と契約を締結して、サイバニクス治療を実施しています。
     また、ドイツ、ポーランド、イタリアに加えて、2019年7月よりブルガリア最大のリハビリテーション病院である
     SERDIKA病院において医療用HAL®の運用が開始しています。
       中東においては、サウジアラビア(2017年に導入済み)において、2019年3月より、サウジアラビア保健省
     (MOH)の主導で複数の公的医療機関で脊髄損傷患者に対する臨床試験を経て、次の段階へ前進しています。APAC
     (アジア太平洋地域)においては、マレーシアの政府機関である社会保障機構の医療機関(SOCSOリハビリテーシ
     ョンセンター)が、2018年11月に医療用HAL®及びその他のHAL®(単関節タイプや腰タイプ)合計24台の運用
     を開始し、2019年5月には「Neuro-Robotics Rehabilitation and Cybernics Center」を開設しました。当社グル
     ープは、マレーシア政府および政府機関の協力を得て、アジア地域でのHALの拡販を進めてまいります。フィリ
     ピンにおいては、2019年3月にA.Zarate General HospitalにHAL®下肢タイプが12台導入され、その他の医療機
     関向けにも営業が進められています。また、東南アジア最大の医療市場であるタイにおいては、医療機器承認審査
     が進行しており、複数の医療機関への導入が既に内定しています。
      




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    (福祉分野)
     当社グループは、障がい者や高齢者の自立度やQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)向上に向けて、
    様々な種類のHAL®自立支援用(下肢機能向上の促進を目的とする「下肢タイプ」、肘・膝関節に対応した「単
    関節タイプ」、体幹・下肢機能向上の促進を目的とする「腰タイプ」)を展開しています。
     2019年7月に、足関節(足首の関節)の随意運動と歩容向上を促す新製品として、HAL®単関節タイプ「足関
    節アタッチメント」の販売を開始しました。さらに、2019年8月より、1台で介護する側(介護支援)と介護され
    る側(自立支援)の双方を二刀流サポートできる新モデル「HAL®腰タイプ介護・自立支援用」の販売を開始し
    ました。この新モデルでは、ユーザビリティ向上を目的として、センサー貼付なしで使うことのできる新しい制御
    モードを搭載しており、10秒ほどで装着することが可能となりました。
      また、各地域の事業パートナーとの協働により、HAL®を使用したフィットネストレーニング事業(HAL
    FIT®)も引き続き強化しています。2019年4月以降、岡山と仙台(5月)、北九州と広島(7月)、名古屋と札幌
    (8月)の6箇所の政令指定都市に開設し、全国12箇所となっています。更に今後、東京(9月)や神戸(10月)
    で開設を予定しています。
     
    (生活・職場分野)
     作業者の腰部負荷低減による労務環境改善に向けて、空港、建設、物流などの大口ユーザーを中心に防塵・防水
    対応の「HAL®腰タイプ作業支援用(LB03)」の導入が進んでいます。次世代型清掃ロボット(CL02)は、三井不
    動産系の商業施設、住友商事系及びNTT東日本系のオフィスビル、主要空港などでの導入が進んでいます。
     
    研究・製品開発の状況
     動脈硬化・不整脈を早期に捉えることを目的とした手のひらサイズの小型バイタルセンサー「心電脈波検査装置
    VS-AS01」は、主なユーザーとして想定する病院やクリニックのユーザビリティを高める外部アプリケーションな
    どの準備を進めています。また、微細血管情報のリアルタイム解析のための光音響イメージングや、各種バイタル
    情報のセンシングデバイスの研究開発を進めています。
     さらに、当社グループは、AI・ビジョンシステムによる世界最高水準の自律走行技術・環境認知技術を搭載して
    いる次世代型清掃ロボット(CL02)を製品化していますが、この最先端のモビリティ技術について、搬送ロボット
    などに加え、高齢者の移動、車椅子からの移乗、排泄支援ロボット、見守りロボットなどへの応用を進めていま
    す。
     その他、高齢者や障がい者向けの自立支援ロボットとしては、歩行機能を維持向上するための衣服型HAL、バ
    イタル・環境情報を取得しつつ会話機能を備えてADL(日常生活動作)を維持向上するための見守り・コミュニケー
    ションロボット、歩行困難な方のためのトイレドッキング型排泄支援ロボットなどの研究開発を進めています。
     
    製品稼働状況について
     医療分野においては、医療用HAL®は、国内外の主要病院での増加と、旧モデルの臨床試験機の一部廃棄によ
    り、2019年6月末時点で臨床試験用も含め国内外あわせて291台(内、国内レンタル79台)が稼働中です。HAL®
    単関節タイプは、臨床研究を目的として日本国内の病院を中心に導入されており、2019年6月末時点で262台が稼
    働中です。
     福祉分野においては、日本国内の福祉施設や病院等でHAL®自立支援用下肢タイプProが増加し、HAL®福祉
    用等の下肢タイプは、2019年6月末時点の稼働台数は382台となっています。また、HAL®腰タイプ自立支援用及
    び介護支援用は、HAL®腰タイプ自立支援用の増加と、HAL®腰タイプ介護支援用の旧モデル廃棄により、2019
    年6月末時点で907台が稼働中です。
      生活・職場分野では、HAL®腰タイプ作業支援用は、新モデル(LB03)の導入増加と、旧モデルの廃棄により、
    2019年6月末時点において565台が稼働中です。また、清掃ロボット及び搬送ロボットは、2019年6月末時点にお
    いて53台が稼働中です。
 




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 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上収益は医療用HAL®を中心にレンタル売上等増加
により、393百万円(前年同期比17.4%増加)を計上しました。売上総利益は、粗利率が72.6%と前年同期比3.4ポ
イント向上した結果、286百万円(同23.2%増加)となりました。
 研究開発費は前年度に引き続き新製品の自社開発及び受託研究事業の実施により162百万円(同25.7%減少)を
計上、その他の販売費及び一般管理費は307百万円(同3.8%増加)へ増加しました。
  その他の収益は、受託研究事業収入などにより22百万円(同72.4%減少)を計上、その他の費用12百万円(同
173.6%増加)を計上した結果、営業損失は34百万円改善し、173百万円(同16.4%減少)を計上しました。
 また、金融収益は投資有価証券評価益などにより445百万円を計上、CEJファンドに係る損益16百万円、法人所得
税費用は繰延税金費用などにより126百万円等を計上した結果、親会社の所有者に帰属する四半期利益は156百万円
を計上しています。
 
 なお、当社は独自技術を持ったスタートアップ企業との業務提携や資本提携を行なっており、当該非上場株式に
ついてIFRS第9号「金融商品」に基づき公正価値を算定しております。当第1四半期連結会計期間において、公正
価値を算定した結果、投資有価証券評価益440百万円を「金融収益」として計上しました。また、当該評価に関す
る繰延税金費用140百万円を「法人所得税費用」として計上した結果、「四半期利益」に与える影響額は300百万円
となります。
 




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                                         CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

    (2)財政状態に関する説明
     [資産、負債及び資本の状況]
      ① 資産
        当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度比368百万円増加し、46,114百万円となりま
       した。これは主として、その他の金融資産(流動)が2,496百万円減少したものの、現金及び現金同等物が2,261
       百万円増加したこと、及び、当第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用したことに伴い使用権
       資産を358百万円計上したことによるものです。
        
      ②    負債
        当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末比212百万円増加し、1,755百万円となりまし
       た。これは主として営業債務及びその他の債務が80百万円、その他の流動負債が150百万円、CEJファンドにおけ
       る外部投資家持分が46百万円減少したものの、繰延税金負債が125百万円増加したこと、及び、当第1四半期連
       結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用したことに伴いリース負債(流動)を42百万円、リース負債(非流
       動)を321百万円計上したことによるものです。
        
      ③    資本
           当第1四半期連結会計期間末における資本は、前連結会計年度末比156百万円増加し、44,359百万円となりま
       した。これは、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上に伴う利益剰余金の増加等によるものです。
        
    (3)キャッシュ・フローの状況
        当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,261百万円増加し
       11,057百万円となりました。当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は
       次の通りです。
       
      (営業活動によるキャッシュ・フロー)
        当第1四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、236百万円の資金流出(前年同四
       半期連結累計期間は44百万円の資金流出)となりました。これは主に、税引前四半期利益279百万円、減価償却
       費及び償却費を124百万円計上したものの、金融収益を445百万円、営業債務及びその他の債務の減少による資金
       流出80百万円を計上したことによるものです。


      (投資活動によるキャッシュ・フロー)
        当第1四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、2,512百万円の資金流入(前年同
       四半期連結累計期間は238百万円の資金流出)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入2,500百万
       円によるものです。


      (財務活動によるキャッシュ・フロー)
        当第1四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、14百万円の資金流出(前年同四半
       期連結累計期間は6百万円の資金流出)となりました。


 
 




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                                CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)要約四半期連結財政状態計算書
                            前連結会計年度                当第1四半期連結会計期間
                                                
                           (2019年3月31日)              (2019年6月30日)
                                  百万円                   百万円
    資産                                                             
     流動資産                                                          
      現金及び現金同等物                          8,796                11,057
      営業債権及びその他の債権                         257                   195
      その他の金融資産                          20,505                18,009
      棚卸資産                                 901                   917
      その他の流動資産                             169                  129
      流動資産合計                            30,627                30,307
     非流動資産                                                         
      オペレーティング・リース資産                       463                  454
      有形固定資産                            11,624                11,591
      使用権資産                                 -                    358
      無形資産                                  70                   64
      持分法で会計処理されている投資                      456                  493
      その他の金融資産                           2,431                2,773
      その他の非流動資産                             74                   73
      非流動資産合計                           15,118                15,807
     資産合計                               45,746                46,114
 




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                                    CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信
 
                                前連結会計年度                当第1四半期連結会計期間
                                                    
                               (2019年3月31日)              (2019年6月30日)
                                      百万円                   百万円
    負債及び資本                                                              
     負債                                                                 
      流動負債                                                              
       営業債務及びその他の債務                            284                   204
       リース負債                                    -                     42
       その他の流動負債                                370                   220
       流動負債合計                                  654                   466
      非流動負債                                                             
       CEJファンドにおける外部投資家持分                      544                   498
       リース負債                                    -                    321
       引当金                                      91                    91
       繰延税金負債                                  254                   379
       非流動負債合計                                 889                 1,289
      負債合計                                   1,543                 1,755
     資本                                                                 
      資本金                                   26,745                26,747
      資本剰余金                                 26,494                26,494
      自己株式                                     △0                    △0
      その他の資本の構成要素                           △1,048                △1,048
      利益剰余金                                 △7,972                △7,817
      親会社の所有者に帰属する持分合計                      44,217                44,375
      非支配持分                                   △15                   △16
      資本合計                                  44,203                44,359
     負債及び資本合計                               45,746                46,114
 




                            - 7 -
                                          CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

    (2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
        (要約四半期連結損益計算書)
                                    前第1四半期連結累計期間       当第1四半期連結累計期間
                                     (自 2018年4月1日       (自 2019年4月1日
                                      至 2018年6月30日)      至 2019年6月30日)
                                             百万円                 百万円
    売上収益                                             335                 393
    売上原価                                            △103                △108
    売上総利益                                            232                 286
    販売費及び一般管理費                                                              
     研究開発費                                          △217                △162
        その他の販売費及び一般管理費                              △295                △307
        販売費及び一般管理費合計                                △513                △468
    その他の収益                                            79                  22
    その他の費用                                           △4                  △12
    営業損失(△)                                         △207                △173
    金融収益                                              11                 445
    金融費用                                             △0                  △1
    CEJファンドに係る損益                                      -                   16
    持分法による投資損失(△)                                    △3                  △8
    税引前四半期利益(△は損失)                                  △199                 279
    法人所得税費用                                            2                △126
    四半期利益(△は損失)                                     △197                 154
                                                                            
    四半期利益(△は損失)の帰属                                                          
     親会社の所有者                                        △195                 156
        非支配持分                                        △2                  △2
        四半期利益(△は損失)                                 △197                 154
                                                                            
    1株当たり四半期利益(△は損失)                                                        
        基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円)                     △0.91                 0.72
        希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)(円)                    △0.91                 0.72
 




                                  - 8 -
                                      CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

        (要約四半期連結包括利益計算書)
                                前第1四半期連結累計期間       当第1四半期連結累計期間
                                 (自 2018年4月1日       (自 2019年4月1日
                                  至 2018年6月30日)      至 2019年6月30日)
                                         百万円                 百万円
    四半期利益(△は損失)                                 △197                 154
                                                                        
    その他の包括利益                                                            
     純損益に振り替えられることのない項目                                                 
         その他の包括利益を通じて
                                                  98                 △1
         公正価値で測定する金融資産
         純損益に振り替えられることのない
                                                  98                 △1
         項目合計
                                                                        
        純損益に振り替えられる可能性のある項目                                             
         在外営業活動体の換算差額                              4                   1
         純損益に振り替えられる可能性のある
                                                   4                   1
         項目合計
        税引後その他の包括利益                              102                   0
    四半期包括利益                                      △95                 154
                                                                        
    四半期包括利益の帰属                                                          
     親会社の所有者                                     △94                 156
        非支配持分                                    △1                  △2
        四半期包括利益                                  △95                 154
 




                              - 9 -
                                                   CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

    (3)要約四半期連結持分変動計算書
         前第1四半期連結累計期間(自       2018年4月1日            至    2018年6月30日)
                                                       親会社の所有者に帰属する持分

                                                                               その他の資本の構成要素

                                                                        その他の包括
                        資本金             資本剰余金           自己株式            利益を通じて
                                                                                        在外営業活動
                                                                        公正価値で         体の換算差額   新株予約権
                                                                         測定する
                                                                         金融資産
                        百万円             百万円             百万円              百万円             百万円             百万円
2018年4月1日時点の残高           26,744           26,495              △0            △77                △7              19
    四半期利益(△は損失)                -              -                -               -                -              -
    その他の包括利益                   -              -                -               98                3             -
     四半期包括利益合計                 -              -                -               98                3             -
2018年6月30日時点の残高          26,744           26,495              △0               21              △4              19

 
                          親会社の所有者に帰属する持分                                             
                    その他の資本
                    の構成要素
                                                                      非支配持分              合計
                                        利益剰余金            合計
                        合計                                                           
                        百万円             百万円             百万円              百万円             百万円
2018年4月1日時点の残高               △65          △7,476          45,698            △24           45,674
    四半期利益(△は損失)                -           △195           △195                 △2          △197
    その他の包括利益                  101             -               101               1              102
     四半期包括利益合計                101          △195               △94              △1             △95
2018年6月30日時点の残高                36         △7,671          45,604            △25           45,579

 




                                          - 10 -
                                                CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

 
         当第1四半期連結累計期間(自    2019年4月1日            至    2019年6月30日)
                                                    親会社の所有者に帰属する持分

                                                                            その他の資本の構成要素

                                                                     その他の包括
                     資本金            資本剰余金            自己株式            利益を通じて
                                                                                     在外営業活動
                                                                     公正価値で         体の換算差額   新株予約権
                                                                      測定する
                                                                      金融資産
                     百万円            百万円              百万円              百万円             百万円             百万円
2019年4月1日時点の残高        26,745          26,494               △0          △1,071                 3             19
    四半期利益(△は損失)            -               -                -               -                -              -
    その他の包括利益               -               -                -               △1                1             -
     四半期包括利益合計             -               -                -               △1                1             -
    株式報酬取引                  2              -                -               -                -              -
     所有者との取引額合計             2              -                -               -                -              -
2019年6月30日時点の残高       26,747          26,494               △0          △1,071                 4             19

 
                          親会社の所有者に帰属する持分                                          
                    その他の資本
                    の構成要素
                                                                   非支配持分               合計
                                    利益剰余金             合計
                      合計                                                          
                     百万円            百万円              百万円              百万円             百万円
2019年4月1日時点の残高        △1,048          △7,972           44,217            △15            44,203
    四半期利益(△は損失)            -              156              156              △2              154
    その他の包括利益                0               -                0               0                0
     四半期包括利益合計              0             156              156              △2              154
    株式報酬取引                 -               -                 2              -                 2
     所有者との取引額合計            -               -                 2              -                 2
2019年6月30日時点の残高       △1,048          △7,817           44,375            △16            44,359

 




                                      - 11 -
                                        CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

    (4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                前第1四半期連結累計期間                 当第1四半期連結累計期間
                                 (自 2018年4月1日                 (自 2019年4月1日
                                  至 2018年6月30日)                至 2019年6月30日)
                                          百万円                     百万円
    営業活動によるキャッシュ・フロー                                                          
     税引前四半期利益(△は損失)                               △199                     279
     減価償却費及び償却費                                    103                    124
     金融収益                                          △11                   △445
     金融費用                                            0                      1
     CEJファンドに係る損益(△は益)                               -                    △16
     持分法による投資損失                                       3                     8
     棚卸資産の増減額(△は増加)                                  14                   △16
     営業債権及びその他の債権の増減額
                                                    204                     62
     (△は増加)
     営業債務及びその他の債務の増減額
                                                   △42                    △80
     (△は減少)
     その他                                          △118                   △121
                 小計                                △47                   △206
     利息の受取額                                          3                      1
     利息の支払額                                         △0                      -
     法人所得税の支払額                                       -                     -
     CEJファンドに係る管理費用等の支払額                             -                    △30
     営業活動によるキャッシュ・フロー                              △44                   △236
    投資活動によるキャッシュ・フロー                                                         
     投資の取得による支出                                 △10,000                     -
     投資の償還による収入                                  10,000                     -
     定期預金の払戻による収入                                    -                   2,500
     有形固定資産の取得による支出                                △70                    △38
     無形資産の取得による支出                                  △0                     △2
     投資有価証券の取得による支出                               △168                   △100
     投資有価証券の売却による収入                                 -                     198
     持分法で会計処理されている投資の取得による支出                         -                    △46
     その他                                             -                      0
     投資活動によるキャッシュ・フロー                             △238                   2,512
    財務活動によるキャッシュ・フロー                                                          
     リース負債の支払額                                       -                    △13
     その他                                            △6                    △1
     財務活動によるキャッシュ・フロー                               △6                    △14
    現金及び現金同等物に係る換算差額                                △2                     △1
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                           △289                   2,261
    現金及び現金同等物の期首残高                               10,820                  8,796
    現金及び現金同等物の四半期末残高                             10,531                 11,057
 




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                                               CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

    (5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
      該当事項はありません。
     
 
    (会計方針の変更)
      当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、特段の記載がない限り、以下の
        新たに適用する基準を除いて、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。
         なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
             
            当社グループは、当第1四半期連結会計期間より以下の基準を適用しております。

              基準書              基準書名                     新設・改訂の概要


            IFRS第16号     リース            リースに関する会計処理の改訂

 
            当社グループは、IFRS第16号「リース」(2016年1月公表、以下「IFRS第16号」という。)を当第1四半期連結
        会計期間から適用しています。
         IFRS第16号への適用に際し、適用による累積的影響を適用開始日に認識しています。また、契約にリースが含ま
        れているか否かについては、IFRS第16号C3項の実務上の便法を選択し、IAS第17号「リース」(以下「IAS第17号」
        という。)及びIFRIC第4号「契約にリースが含まれているか否かの判断」のもとでの判断を引き継いでいます。
         当社グループは、過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類したリースについて、IFRS第16
        号の適用開始日に、リース負債を認識しています。当該リース負債は、残存リース料を適用開始日現在の借手の追
        加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で算定しています。適用開始日現在の連結財政状態計算書に認識されて
        いるリース負債の金額は363百万円であり、リース負債に適用している借手の追加借入利子率の加重平均は0.7%で
        す。
         なお、当社グループは、IFRS第16号を適用するにあたり、以下の実務上の便法を使用しています。
        ・特性が合理的に類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用
        ・減損レビューを実施することの代替として、リースが適用開始日直前においてIAS第37号「引当金、偶発負債及
         び偶発資産」を適用して不利であるかどうかの評価に依拠
        ・適用開始日から12か月以内にリース期間が終了するリースについて、短期リースと同じ方法で会計処理
        ・当初直接コストを適用開始日現在の使用権資産の測定から除外
        ・延長又は解約オプションが含まれている契約について、リース期間を算定する際などに、事後的判断を使用
         




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                                       CYBERDYNE株式会社(7779) 2020年3月期 第1四半期決算短信

     (売上収益)
       分解した収益の内訳は以下のとおりです。
                                前第1四半期連結累計期間              当第1四半期連結累計期間
                                (自 2018年4月1日               (自 2019年4月1日
                                 至 2018年6月30日)              至 2019年6月30日)
                                         百万円                   百万円
    収益認識の時期                                                                  
     一定の期間にわたり移転されるサービス                           253                  303
     一時点で移転される財                                    15                   23
     一時点で移転されるサービス                                 67                   68
                合計                                335                  393
    (注)   単一セグメントであるため、セグメント別の収益の内訳は記載しておりません。
 
       一定の期間にわたり移転されるサービス
        一定の期間にわたり移転されるサービスには、個別レンタル契約に基づくレンタル料収入及び、財の利用権の
       貸手となる場合のファイナンス・リースに係る収益に関連する保守契約に基づく保守売上が含まれております。
        レンタル料収入は、顧客が対象製品を検収後、レンタル期間にわたり、使用量に応じた従量料金を各月の収益
       として認識する、又は、リース期間にわたって定額法により各月の収益として認識しております。
        保守売上については、履行義務が契約期間にわたり時の経過につれて充足されるものであり、収益は当該履行
       義務が充足される契約期間において、期間均等額で収益を計上しております。
 
       一時点で移転される財
        一時点で移転される財には、売買契約に基づく商品及び製品の販売による収益が含まれております。
        商品及び製品の販売については、主として顧客が検収した時点で履行義務を充足したと判断しております。対
       価については、履行義務の充足時点から概ね1ヶ月以内に支払を受けております。取引価格について、変動対価
       等を含む売上収益の額に重要性はありません。また、約束した対価の金額に重要な金融要素は含まれておりませ
       ん。
        また、当社製品(HAL®等)に関する利用権の貸手となる場合、当該取引はファイナンス・リースに分類さ
       れております。ファイナンス・リースに係る収益は、製造業者又は販売業者の貸手として物品販売と同様に会計
       処理しており、顧客が検収した時点で履行義務が充足したと判断し、その収益は一時点で認識しております。
 
       一時点で移転されるサービス
        一時点で移転されるサービスには、主として当社グループが運営する治療センターおよびロボケアセンターで
       のエンドユーザー(患者等)向けのサイバニクス治療およびトレーニングサービスの提供による収益が含まれて
       おります。
        サイバニクス治療およびトレーニングサービスの提供による履行義務は、トレーニングサービス等の提供が完
       了した時点で充足したと判断しております。
 




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