7776 J-セルシード 2020-11-24 17:00:00
カノンキュア株式会社との治験製品製造に向けた技術移転契約締結のお知らせ [pdf]

                                         2020 年 11 月 24 日
各   位
                     会 社 名    株式会社セルシード
                     代表者氏名    代表取締役社長 橋本 せつ子
                             (コード番号:7776)
                     問合せ先     取締役 最高財務責任者 小野寺 純
                     電話番号     03-6380-7490



        カノンキュア株式会社との治験製品製造に向けた技術移転契約締結のお知らせ


 この度、鳥取大学発ベンチャー企業であるカノンキュア株式会社(以下「カノンキュア」)との
間で、カノンキュアが再生医療等製品として開発を進める間葉系幹細胞を利用した肝疾患治療用
細胞シート(以下「肝細胞シート」
               )の治験製品製造に向けた技術移転契約(以下「本契約」
                                        )を締
結しましたのでお知らせいたします。


 1.肝細胞シートについて
 肝疾患は年間約 53,000 人が発症し、肝移植適応者数は年間約 2,200 人と言われております
が、肝移植を受けられるのは年間、約 500 例に過ぎません。鳥取大学医学部ゲノム再生医学講座
遺伝子医療学分野の汐田剛史教授らは、間葉系幹細胞を低分子化合物により肝細胞へ分化誘導す
ることで作製した肝細胞シートを開発し、この肝細胞シートを肝表面に貼り付けることで急性肝
障害や、慢性肝障害による線維化状態を軽減する可能性を見出しました。肝臓の線維化は、肝硬
変や肝発癌の発生要因ともなる病態ですが、この肝細胞シート移植が有効な治療法となると期待
されております。なお、本件にかかる肝細胞シートは、温度応答性培養器材 UpCell® を用いて
培養した肝細胞シートを肝表面に貼り付けることで効果を期待するもので、多くの肝疾患の治療
に貢献するものと考えられます。


2.本契約締結の目的
 カノンキュアはこの技術を一日でも早く、肝細胞シートを再生医療等製品として、有効かつ安
全に提供できるよう、治験開始を目指して、研究開発を進めております。
 当社は、これまで蓄積した細胞シートの製造受託ノウハウをもとに、本契約に従って、カノン
キュアより技術情報の提供を受けて、肝細胞シートの製造のために必要な技術及び関連する技術
を検証のうえ製造方法を移管し、カノンキュアとの治験製品の製造受託契約締結に向けた準備を
進めてまいります。


 3.本契約の内容
 技術移転契約とは、製品製造にあたり、設計品質を製造段階で作り込むために必要な情報・技
術の受け渡しを約束する契約を指し、本契約は、カノンキュアから提出を受けた技術情報をもと
に、肝細胞シートの試験製造等を実施して、当社が実際に肝細胞シートの製造の設計品質を検証
し、かかる検証の対価をカノンキュアから受領する内容となっております。なお、本契約による
検証後、肝細胞シートの製造方法が確立した場合には、カノンキュアと治験製品の製造受託契約
の締結に向けて協議を開始する予定となっております。


4.カノンキュアの概要
名        称     カノンキュア株式会社
所    在   地     鳥取県米子市西町 86 番地 鳥取大学医学部内
代表者の役職・氏名      代表取締役 堀川 武晴
事  業   内 容     消化器及びその他臓器の再生医療に関する製品の開発、製造及び販売
               疾患の治療、診断、予防に関する医薬薬の開発、製造及び販売
資   本      金   9,050 万円
設   立      日   2016 年 4 月 25 日


5.今後の見通し
 現時点で本件が当期業績に与える影響は軽微であると考えておりますが、開示すべき事項が生
じた場合は速やかにお知らせいたします。


                                             以上




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