7774 J-J・TEC 2020-01-30 15:30:00
2020年3月期 第3四半期 決算説明資料 [pdf]
証券コード 7774
創立20周年
2020年3月期
第3四半期 決算説明資料
2020年1月30日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
目次
1. 2020年3月期第3四半期の業績
2. 第3四半期のトピックス
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
損益計算書の概要
2019年3月期 2020年3月期
単位 百万円
(百万円未満切捨て表示) 第3四半期 第3四半期 対前年同期 対予想
(増減率は千円単位で計算) 通期実績 通期予想
累計実績 累計実績 増減額 増減率 進捗率
売上高 1,537 2,357 1,505 △32 △2.1% 3,080 48.9%
売上総利益 818 1,284 715 △102 △12.5% − −
販売費及び一般管理費 1,298 1,634 1,079 △219 △16.9% − −
営業損失 △480 △349 △363 117 − 106 −
経常損失 △472 △339 △359 112 − 112 −
四半期純損失 △485 △333 △362 122 − 86 −
v 売上高は、研究開発支援事業の売上は増加したものの、再生医療製品事業及び再生医療受託
事業の売上高が前年同期に比べ減少し、対前期△32百万円。
v 販売費及び一般管理費は、自家CAR-T細胞治療導入のための契約一時金等の支払いがあった
前年同期に比べ、△219百万円。
v 営業損失は対前年同期+117百万円の改善。
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
営業損益増減の内訳
2019年3月期 2020年3月期
第3四半期累計実績 第3四半期累計実績
(百万円)
0
-100 2019年3月期は
自家CAR-T細胞治療導入の
契約一時金の支払等が発生 営業損失
-200 △363
営業損失
△480 研究開発費
-300 の減少
+244
売上総利益
-400 その他
の減少 改善
販売費及び
△102 +117
一般管理費の
-500 増加
△25
-600
-700
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
セグメント別の売上高
2019年3月期 2020年3月期
単位 百万円
(百万円未満切捨て表示) 第3四半期 第3四半期 対前年同期 対予想
(増減率は千円単位で計算) 通期実績 通期予想
累計実績 累計実績 増減額 増減率 進捗率
ジェイス 696 1,031 634 △62 △9.0% 1,206 52.6%
ジャック 281 372 306 25 9.1% 615 49.9%
再生医療製品事業 978 1,404 941 △37 △3.8% 1,822 51.6%
再生医療受託事業 473 835 466 △6 △1.4% 1,101 42.4%
研究開発支援事業 85 118 96 11 12.9% 156 62.0%
売上高合計 1,537 2,357 1,505 △32 △2.1% 3,080 48.9%
v 再生医療製品事業は、対前年同期比△37百万円、△3.8%。
Ø自家培養表皮ジェイスは、前年同期と比べ△62百万円、△9.0% 。
Ø自家培養軟骨ジャックは、前年同期と比べ+25百万円、+9.1% 。
v 再生医療受託事業は、対前年同期比△6百万円、△1.4% 。
v 研究開発支援事業は、対前年同期比+11百万円、+12.9%。
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ジェイス売上高
v 売上高は634百万円で、対前期△62百万円、増減率△9.0%。
v 7月に保険収載された表皮水疱症向けは順調に立ち上がり、受注を獲得。
v 重症熱傷の発生数が少なかったことに加え、先天性巨大色素性母斑向けで
は待機患者への治療が一巡したことによる売上減の影響が大きく、ジェイ
ス売上全体としては前年同期に比べ減少。
(単位 百万円) ジェイス売上高の推移
1200
1,078
1,031
1000
801
743
800
600 531 531
383
400 316
219 696 634
200 110
12 3Q累計期間
0
09/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
実績 実績 実績 実績 実績 実績 実績 実績 実績 実績 実績 3Q
3Q
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ジャック売上高
v 売上高は306百万円で、対前期+25百万円、増減率+9.1%。
v 2019年1月に承認を取得した、患者自身の骨膜に代わってコラーゲン
膜を使用することにより移植手技の簡便化が実現したことなどが奏功
し、新規施設からの受注が増加。
(単位 百万円) ジャック売上高の推移
500
400 372 372
323
300 267
200
142
281 306
100 52
3Q累計期間
0
14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
実績 実績 実績 実績 実績 実績 3Q
3Q
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再生医療受託事業
v 売上高は466百万円で、対前期△6百万円、増減率△1.4%。
v 業務の開始や遂行に想定以上の時間を要している。
v 自家培養角膜上皮は、引き続き、承認申請に対する当局からの照会
事項に鋭意対応中。自家培養口腔粘膜上皮(開発名 : COMET01)
についても、製造販売承認申請に向けて準備中。
(単位 百万円) 再生医療受託事業売上高の推移
1000
835
785
800 676
558 538
600
400
200 473 466
3Q累計期間
0
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
実績 実績 実績 ※ 実績 実績 3Q
3Q
※17/3期は特許譲渡売上を含まず
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研究開発支援事業
v 売上高は96百万円で、対前期+11百万円、増減率+12.9%。
v 国内外の化粧品・化学品メーカー等への営業活動の結果、売上増加。
v 2019年9月に販売開始したヒトiPS細胞由来腸管上皮細胞「F-hiSIEC
(エフ−ハイシーク)」は、製薬企業や食品メーカーからの反響が大
きく、多くの問い合わせをいただいており、順調な立ち上がり。
(単位 百万円) 研究開発支援事業売上高の推移
140
118
120
98
93 91
100 89
80
60
96
40 85
20 3Q累計期間
0
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
実績 実績 実績 実績 実績 3Q
3Q
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貸借対照表の概要
(単位 百万円) 2019年3月期 2020年3月期 増減額
2019年3月31日 2019年12月31日
売掛金の減少及び
流動資産 7,024 6,547 ▲476
その他流動資産の減少
固定・繰延資産 1,727 1,681 ▲46
資産合計 8,751 8,229 ▲522
未払金の減少及び
流動負債 795 637 ▲158 助成金に係る仮受金の
減少
固定負債 37 36 ▲1
負債合計 833 674 ▲159
資本金 4,958 4,958 0
資本準備金 2,788 2,788 0
利益剰余金 170 ▲191 ▲362 四半期純損失の計上
純資産 7,918 7,555 ▲362
負債・純資産合計 8,751 8,229 ▲522
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開発パイプライン一覧
開発パイプライン 適応症 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
再生医療製品事業
重症熱傷・先天性巨大色素性母斑 販売
▼2019年7月 保険収載
表 適応拡大 先天性表皮水疱症 承認 販売
皮 企業治験 申請
メラノサイト
ACE02 尋常性白斑
自由診療(再生医療安全性確保法下)
同種
Ⅱ度熱傷 企業治験 申請
培養表皮
軟 外傷性軟骨欠損症・離断性骨軟骨炎 販売
仕様変更
骨 仕様変更 低侵襲化・手技簡便化 承認
適応拡大 二次性変形性膝関節症 企業治験 申請
が
ん 自家
急性リンパ性白血病 企業治験 申請
CAR-T細胞
再生医療受託事業
角 角膜上皮
申請 承認 販売
角膜上皮幹細胞疲弊症
EYE-01M
膜 口腔粘膜
COMET01 角膜上皮幹細胞疲弊症 申請 承認 販売
研究開発支援事業 ▼2019年6月 皮膚腐食性試験OECDガイドライン収載
研 表皮・角膜
究 刺激性試験・腐食性試験 販売
ラボサイト
用 ▼2019年9月 発売開始
腸管上皮
F-hiSIEC 薬物吸収性評価 販売
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
目次
1. 2020年3月期第3四半期の業績
2. 第3四半期のトピックス
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
再生医療の普及に向けた活動(1)
v 2019年11月、自家培養軟骨移植術スペシャル対談(プロバスケットボールチーム 東京
エクセレンスの椎名雄大選手x日本大学医学部整形外科学 森本祐介先生)をひざの再生
医療に関する情報サイト「再生医療ナビ」に掲載。
ひざの再生医療のことなら「再生医療ナビ」http://saisei-navi.com/hiza/
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
再生医療の普及に向けた活動(2)
v 自家培養軟骨による治療やかかる医療費について分かりやすくマンガで説明する冊子
『花子ママのひざ物語』を制作し、全国の医療機関、患者さまへ配布。
v また、日本の再生医療のこれまでの20年を振り返るとともに、これからの日本の再
生医療についてわかりやすくお話する「再生医療のおはなし 2」を発行し、株主さま
へ配布。
これまで20年を振り返るとともに、
自家培養軟骨移植術やかかる医療費を解説 これからの日本の再生医療へ想いを馳せる
マンガ『花子ママのひざ物語』 『再生医療のおはなし2』
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参考資料
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事業セグメント
再生医療製品事業 医薬品医療機器等法 研究開発支援事業
自家培養表皮 自家培養軟骨 ラボサイト
(研究用ヒト培養組織)
製品写真 外装写真
製品写真 外装写真 製品写真 外装写真 ヒト3次元培養表皮
エピ・モデル
エピ・キット
再生医療受託事業
ヒト3次元培養角膜上皮
医薬品医療機器等法 再生医療等安全性確保法 角膜モデル
開発製造受託(CDMO) コンサルティング
F-hiSIEC
開発業務受託(CRO) 特定細胞加工物製造受託 ヒトiPS細胞由来
腸管上皮細胞
CDMO Contract Development
and Manufacturing Organization, CRO Contract Research Organization
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当社の再生医療等製品
メラノサイト含有
自家培養表皮
自家培養表皮 自家培養軟骨 開発名 ACE02
製品写真
基本技術 米ハーバード大学
米ハーバード大学 Howard Green 教授 広島大学 越智 光夫 教授
の導入元 Howard Green教授
適応拡大 膝関節における 適応拡大
先天性 外傷性軟骨欠損
適応対象 重症熱傷 先天性 外傷等に起因す 尋常性白斑
巨大色素性母斑 症又は離断性骨
表皮水疱症 軟骨炎 る二次性変形性
膝関節症
製造販売承認 一部変更承認 一部変更承認 製造販売承認 治験計画届 治験計画届
2007/10 2016/09 2018/12 2012/07 2018/7 2018/7
承認状況
保険収載 保険収載 保険収載 保険収載
2009/01 2016/12 2019/7 2013/04
国内第1号の さらなる 国内第2号の
特記事項 初の適応拡大 適応拡大 皮膚科領域
再生医療等製品 適応拡大 再生医療等製品
注)再生医療製品事業の開発パイプラインのみ(自家培養角膜上皮は再生医療受託事業に分類)
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
自家培養表皮ジェイス
【適応対象】
1.重症熱傷
受傷面積として深達性Ⅱ度及びⅢ度熱傷創の合計面積が体表面積の
30%以上の熱傷を適応対象。
2.先天性巨大色素性母斑
母斑面積が体表面積の5%以上の治療など、既存の標準的な治療で
は母斑の切除に対応しきれない場合に適用。
8 cm 3.栄養障害型表皮水疱症及び接合部型表皮水疱症
4週間程度持続しているびらん・潰瘍及び潰瘍化と再上皮化を繰り
返すびらん・潰瘍に対して適用。
【保険償還価格】(2019年10月∼)※消費増税により改定
① 採取・培養キット 4,460千円
② 調製・移植キット 154千円 /枚
10
c 算定限度 40枚(熱傷)ただし、医学的に必要がある場合は、その
80 cm2 理由を診療報酬明細書の摘要欄に記載した上で50枚を限度として算
m
定できる。・ 30枚(母斑)・ 50枚(表皮水疱症)
《成人男性の体表面積
(約1.6m2)の0.5%相当》
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自家培養軟骨ジャック
【適応対象】
膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断
性骨軟骨炎(変形性膝関節症を除く)の臨
床症状の緩和。ただし、他に治療法がな
く、かつ軟骨欠損面積が4cm2以上の軟骨欠
損部位に適用する場合に限る。
【保険償還価格】(2019年10月∼)
※消費増税により改定
有効径 2.5 cm ① 採取・培養キット 895千円
② 調製・移植キット 1,270千円
(有効面積 4.9 cm2) (使用した個数に係らない)
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
白斑への展開 皮膚の審美治療に向けて
開発中
v 2018年7月、尋常性白斑およびまだら症といった安定期の白斑の治療を目的として、
メラノサイト(色素細胞)を保持した自家培養表皮「ACE02」の治験計画届書を提出。
v 従来の移植では採取できる皮膚組織の面積が小さいといった課題があるが、本製品は、
一度の手術で広範囲を均一に色素再生する新たな治療法を提供するものと期待される。
メラノサイトを保持した自家培養表皮(開発名 ACE02
)
メラノサイト
表皮細胞
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
同種培養表皮の製品化
開発中
国家プロジェクト
「皮膚再建に用いる乾燥同種培養表皮の開発」 AMED委託事業
平成30年度
「医療機器開発推進研究事業」
2018年9月5日 採択
v 当社が有する培養表皮の製造技術、施設を生かし、創傷を早期に
治癒させる新たな治療法となる乾燥同種培養表皮を開発する。
v 「大量生産→価格低下→普及」が期待でき、我が国の再生医療の産業化に貢献する
ことを目指す。
同種細胞を用いた再生医療等製品の流れ 乾燥同種培養表皮(医療機器)
未使用時(乾燥)
使用時(含水)
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
同種細胞の安定供給に向けた体制構築
開発中 国家プロジェクト
AMED委託事業
「同種細胞を用いた再生医療のための産業利用を 平成30年度
目的としたヒト細胞及び組織の安定供給の実証」 「再生医療の産業化に向けた
評価基盤技術開発事業」
2018年9月10日 採択
モデル事業B(医療機関を支援し、企業への原料供給を仲介する供給体制を構築する事業)
v ドナーのインフォームドコンセント取得とスクリーニング、医療機関内の申請、採取
に係る輸送手配をシステム化するとともに、その運営工数を明確化することにより透
明性が高く維持管理が可能な安定供給モデルを構築する。
v 国内の製品開発を加速させ、広く国民の治療に応用されることにより、純国産型の再
生医療の産業化が達成されることを目指す。
組織提供仲介業者
医療機関 組織・細胞 細胞加工業者
の提供
J-TEC
提供依頼 提供依頼
病院 倫理委員会等
企業・病院
組織・細胞
サポート 依頼 の提供
微生物検査機関
大学
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
ジャック適応拡大(二次性OA)
開発中
v 2018年7月、外傷等に起因する二次性の変形性膝関節症を
対象とする治験計画届書を提出。
v すでに膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨
炎の治療に使用されているジャックの適応拡大を目指す。
適応拡大
外傷等に起因する
二次性の変形性膝関節症
+
現在の適応症
膝関節における外傷性軟骨欠損症
又は離断性骨軟骨炎
(変形性膝関節症は除く)
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
CAR-T細胞治療 がん治療への展開
開発中
v 2018年6月、当社は、名古屋大学・信州大学と「CD19陽性の急性リンパ性白血病を対象と
する自家CAR-T細胞治療薬」の開発、製造、販売における特許実施許諾契約を締結。
v 名大・信州大の特許技術の特長は、「CAR-T細胞」の製造法にある。
①CAR遺伝子の導入に高額なウイルスベクターを使わず、安価な酵素ベクターを用いる。
②ウイルスベクターを使わないため、特殊な施設・設備・ウイルスチェック検査が不要。
⇒従来より低コストで自家CAR-T細胞治療薬を製造することが期待できる。
v 当社がこれまで培ってきた自家細胞の取り扱い実績・ノウハウ・設備等を活用し、
信頼性の高い、高品質な自家CAR-T細胞治療薬の供給を目指す。
従来の製造法 名大・信州大が共同開発した製造法
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2020年3月期 第3四半期決算説明資料
角膜上皮幹細胞疲弊症の治療に向けて
開発中
v 眼科医療機器の開発・製造・販売を行うニデック社より委託を受けて、角膜上皮幹細胞
疲弊症の治療を目的とした自家培養角膜上皮を開発中。
v 2019年3月に製造販売承認を申請し、現在審査中。
自家培養角膜上皮の使用方法・作用機序
自家培養角膜上皮
角膜上皮幹細胞が消失し結膜化
結膜瘢痕組織を除去
(角膜上皮幹細胞疲弊症)
結膜瘢痕組織
自家培養角膜上皮を移植 角膜上皮再建
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本開示資料は、投資者に対する情報提供を目的として将来の事業計画等を記載したものであっ
て、投資勧誘を目的としたものではありません。当社の事業計画に対する評価及び投資に関す
る決定は、投資者ご自身の判断において行われるようお願いいたします。
また、当社は、事業計画に関する業績目標その他の事項の実現・達成等に関しその蓋然性を如
何なる意味においても保証するものではなく、その実現・達成等に関して一切責任を負うもの
ではありません。
本開示資料に記載されている将来に係わる一切の記述内容(事業計画に関する業績目標も含み
ますがそれに限られません。)は、現時点で入手可能な情報から得られた当社の判断に基づく
ものであり、将来の経済環境の変化等を含む事業計画の前提条件に変動が生じた場合その他
様々な要因の変化により、実際の事業の状態・業績等は影響を受けることが予想され、本開示
資料の記載内容と大きく異なる可能性があります。
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