7774 J-J・TEC 2019-05-07 15:30:00
中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期) [pdf]
証券コード:7774
創立20周年
中期経営計画
(2020年3月期~2022年3月期)
2019年5月7日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
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中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)
目次
1.2019年3月期の総括
2.中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)
(1) 中期経営方針
(2) 中期経営目標
(3) 2020年3月期の業績予想
(4) 中期事業計画
(5) 中期開発計画
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中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)
2019年3月期の総括
【売上高】 【特記事項】
18/3期
19/3期
19/3期
自家培養表皮ジェイスの売上高は、1,031百万円(対前期△4.4%、
(単位:百万円) 計画 対計画+8.8%)。対前期の減少要因は、母斑向けが、販売開始直後で
実績 実績
(1月開示)
待機患者需要が集中した前年に比べ減少したことによる。
ジェイス 1,078 948 1,031
自家培養軟骨ジャックの売上高は、372百万円(対前期+20.5%、
ジャック 309 409 372 対計画△9.0%)。対前期の増加要因は、中期的臨床データの訴求や
富士フイルムグループTVCMの効果など。
再生医療
1,387 1,358 1,404
製品事業 受託事業の売上高は、835百万円(対前期+6.4%、対計画△3.1%)。
対前期の増加要因は、これまで受託した案件の進捗に伴う収入と、新
再生医療
785 862 835 規案件の獲得。
受託事業
研究開発 研究開発支援事業(ラボサイト)の売上高は、118百万円(対前期
98 123 118 +19.9%、対計画△3.7%)。対前期の増加要因は、国内外の化粧品・
支援事業
化学品メーカー等に向けた積極的な営業活動の効果。
売上高合計 2,271 2,343 2,357
営業利益は、△349百万円(対前期△561百万円、対計画+66百万円)。
自家CAR-T細胞治療の導入一時金等により1Qは赤字となったが、2~
4Q累計では91百万円の黒字を維持。
【業績】
(単位:百万円) 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2018年3月期(実績) 2,271 211 213 227
2019年3月期(業績予想、2019年1月発表) 2,343 △415 △405 △413
2019年3月期(実績) 2,357 △349 △339 △333
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中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)
目次
1.2019年3月期の総括
2.中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)
(1) 中期経営方針
(2) 中期経営目標
(3) 2020年3月期の業績予想
(4) 中期事業計画
(5) 中期開発計画
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中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)
(1) 中期経営方針
【基本方針】再生医療のさらなる普及に向けた、新製品の開発
ならびに生産技術革新・販売力強化を推進する
(1)新規再生医療等製品の開発
① 対象領域としては、既存の皮膚・軟骨領域に加え、角膜・がん領域を目指す。
特に二次性変形性膝関節症など従来にない大規模な市場を狙い、飛躍的な事業拡大をはかる。
② これまで再生医療等製品の開発・適応拡大を実現してきた経験・ノウハウを生かし、
既に治験を開始している製品および今後治験開始を予定している製品の開発を着実に進める。
(2)より多くの需要に備えた生産技術開発・販売力強化
① 自家細胞製品の大量受注・安定供給実現のため、これまで蓄積してきた培養技術と富士フイル
ムのエンジニアリング技術を融合し、革新的な生産技術・生産体制を確立する。
② 販売数量の増加に効率的に対応できる、再生医療の営業戦略・営業手法を確立するとともに、
当該製品がより適切に使用されるよう情報の収集・提供の仕組みを再整備する。
(3)既存事業の伸長による安定した利益の創出
① 自家培養表皮ジェイスは、表皮水疱症で売上を伸ばす。自家培養軟骨ジャックは、コラーゲン
膜による低侵襲化・移植手技の簡便化を徹底的に訴求し、症例数の増加につなげる。
② 受託事業は、これまで獲得した案件を成功に導くとともに、これら実績を梃子にさらなる良質
な新規案件を獲得する。加えて、当該事業モデルの一般化・標準化を目指す。
③ ラボサイトは、OECDテストガイドライン化の訴求と海外展開により売上増をはかる。
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(2) 中期経営目標
(百万円)
4,500
4,093
売上高
4,000
営業損失 営業利益 3,589
3,500
3,080
3,000
2,357
2,500 2,271
2,000
再生医療のさらなる普及に向けて
1,500 ①新製品開発②生産技術革新③販売力強化で
1,000 将来の飛躍のための布石を打つ!
500
211 207 421
0 106
△349
-500
18/3期実績 19/3期実績 20/3期計画 21/3期目標 22/3期目標
(単位:百万円) 売上高 対前期成長率 営業利益 営業利益率 経常利益 当期純利益
2019年3月期(実績) 2,357 3.8% △349 - △339 △333
2020年3月期(計画) 3,080 30.6% 106 3.4% 112 86
2021年3月期(目標) 3,589 16.5% 207 5.8% 214 181
2022年3月期(目標) 4,093 14.1% 421 10.3% 428 364
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(3) 2020年3月期の業績予想
単位:百万円 2019年3月期 2020年3月期 対前期
(百万円未満切捨て表示)
(増減率は円単位で計算)
実績 計画 増減額 増減率
ジェイス 1,031 1,206 175 17.0%
ジャック 372 615 243 65.3%
再生医療製品事業 1,404 1,822 418 29.8%
再生医療受託事業 835 1,101 265 31.8%
(ラボサイト)
研究開発支援事業 118 156 37 32.0%
売上高 2,357 3,080 722 30.6%
営業利益 △349 106 455 ‐
経常利益 △339 112 452 ‐
当期純利益 △333 86 419 ‐
売上高は、ジェイス表皮水疱症、ジャック、受託事業、ラボサイトの売上拡大
により、対前年増加を見込む。
営業利益、経常利益および当期純利益についても、売上拡大に伴い対前年増加、
および黒字化を見込む。
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中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)
(4) 中期事業計画
① 再生医療製品事業
自家培養表皮ジェイスは、熱傷は使用枚数制限の緩和(40→50枚)の訴求、母斑は新規
患者への普及により売上を維持。表皮水疱症で上積みを図る(年平均成長率※+8%)。
自家培養軟骨ジャックは、コラーゲン膜による低侵襲化・移植手技の簡便化の訴求に加え、
施設基準緩和や富士フイルム診断機器との協業を追求する(年平均成長率+36%)。
自社開発パイプライン(中期開発計画参照)に加え、富士フイルムとの協業による新製品
開発・販売を推進する。
② 再生医療受託事業
受託事業は、既存案件の確実な収益の獲得、蓄積した知見・経験を生かしたさらなる良質
な新規案件の受注、および眼科領域製品の製造受託開始等により、事業を拡大する(年平
均成長率+17%)。
③ 研究開発支援事業
ラボサイトは、角膜モデルの眼刺激性試験、およびエピ・モデル24の皮膚腐食性試験の
OECDテストガイドライン収載を梃子に、売上増を図る(年平均成長率+17%)。
アジア圏への拡販に加え、富士フイルムのネットワークを活用した海外展開を検討する。
※年平均成長率は、2019年3月期~2022年3月期の4年間で計算。
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中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)
(5) 中期開発計画
開発パイプライン 適応症 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
再生医療製品事業
重症熱傷・先天性巨大色素性母斑 販売
表 適応拡大 先天性表皮水疱症 承認 販売
皮 企業治験 申請
メラノサイト
ACE02 尋常性白斑
自由診療(再生医療安全性確保法下)
同種
Ⅱ度熱傷 企業治験 申請
培養表皮
軟 外傷性軟骨欠損症・離断性骨軟骨炎 販売
仕様変更
骨 仕様変更 低侵襲化・手技簡便化 承認
適応拡大 二次性変形性膝関節症 企業治験 申請
が
ん 自家
急性リンパ性白血病 企業治験 申請
CAR-T細胞
再生医療受託事業
角 角膜上皮
申請 承認 販売
角膜上皮幹細胞疲弊症 (片眼性)
EYE01M
膜 口腔粘膜
角膜上皮幹細胞疲弊症 (両眼性) 申請 承認 販売
COMET
研究開発支援事業
研 ラボサイト
皮膚刺激性試験・皮膚腐食性試験 販売
究 表皮モデル
用 ラボサイト
角膜モデル 眼刺激性試験 販売
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本開示資料は、投資者に対する情報提供を目的として将来の事業計画等を記載したものであっ
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