7774 J-J・TEC 2021-04-28 16:30:00
2021年3月期 決算説明資料 [pdf]

                      証券コード:7774




2021年3月期決算説明資料


       2021年4月28日

株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング



                                   0
                                            2021年3月期決算説明資料



         目次



1.2021年3月期の業績   ------------------------   2

2.帝人によるTOBについて         -----------------   11

3.2021年3月期のトピックス             -----------   14

4.2022年3月期の業績予想         ----------------   21




                                                         1
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                       損益計算書の概要
  単位:百万円        2020年3月期    2021年3月期      対前期          2021年3月期    対業績予想
 (百万円未満切捨て表示)
 (増減率は円単位で計算)     実績          実績        増減額    増減率     業績予想         遂行率
 ジェイス                914         978      64    7.0%       977      100.1%
 ジャック                416         331     △84 △20.4%        350        94.5%
 その他                   25          18     △6 △26.4%         66        27.7%
 再生医療製品事業          1,356       1,328     △27   △2.0%      1,394       95.3%
 再生医療受託事業            813         721     △91 △11.3%        750        96.1%
 研究開発支援事業            140         207      66   47.7%       187      110.2%
 売上高合計             2,309       2,257     △52   △2.3%      2,333       96.7%
 売上総利益             1,188       1,156     △31   △2.6%         -            -
 販売費及び一般管理費        1,423       1,623     200   14.1%         -            -
 営業損失              △235        △466     △231      -       △497            -
 経常損失              △229        △462     △233      -       △493            -
 当期純損失             △287        △466     △179      -       △497            -

 売上高は、研究開発支援事業の売上が大きく増加したものの、再生医療受託事業の売上が大きく減少
  したことから、2,257百万円(対前期△2.3%)となった。
 販売費及び一般管理費は、製品開発推進による研究開発費の増加に加え、TOBに関連する費用の発生
  により、対前期14.1%の増加。その結果、営業損失は対前期△231百万円となった。
 業績予想に対しては、売上高はわずかに未達となるも、営業損失は業績予想の範囲に収めた。
                                                                               2
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                   営業損益増減の内訳

           2020年3月期                           2021年3月期
(百万円) 0

                           営業活動の効率化を図り
     -50
                           販売費を削減したものの、
    -100
            営業損失         TOB関連費用の発生により増加
            △235
    -150
                      売上総利益の   その他販売費
    -200               減少△31   及び一般管理費            営業損失
                                の増加△73            △466
    -250

                                         研究開発費の
    -300
                                         増加△127
    -350

    -400           ジャックOAやACE02の
                   治験、COMET01の承認
    -450           申請など、研究開発の積
                   極的な推進により増加
    -500




                                                                      3
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              自家培養表皮ジェイス
 売上高は978百万円で、対前期+64百万円、増減率+7.0%。
 重症熱傷向けでは治療手技のDVD動画の配布、先天性巨大色素性母斑向けでは拠点施設への重点的
 なフォロー、表皮水疱症向けでは医師に対するセミナー記録集を用いた情報提供等の効果的な施策
 を実施し、コロナ禍でも売上増加を達成した。
 重症熱傷治療においてジェイスが標準治療として広く浸透しつつあり、更なる普及に努める。
                                                              表皮水疱症
                                                              母斑
                  (単位:百万円)         ジェイス売上高の推移                 重症熱傷

                   1,200           1,078
                                           1,031
                                                            978
                   1,000                           914

                           743
                    800


                    600


                    400


                    200


                      0
                           17/3期   18/3期   19/3期   20/3期    21/3期
                           実績       実績      実績     実績        実績

                                                                        4
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              自家培養軟骨ジャック
 売上高は331百万円で、対前期△84百万円、増減率△20.4%。
 オンラインツールを活用した医師向け講演会を開催するなど、ジャックの認知度向上やコラーゲン
 膜の有用性の情報提供に努めた。
 年間を通じて、コロナ禍による不急の手術の敬遠・延期や、スポーツ制限による罹患者数の減少等
 の影響が大きく、前年に対して売上が減少した。
 医療機関の状況に応じて直接訪問による情報提供を再開させ、敬遠・延期された症例の掘り起しを
 図り、売上の回復を目指す。
                  (単位:百万円)           ジャック売上高の推移
                    500

                                                    416
                    400                     372
                             323                            331
                                    309
                    300


                    200


                    100


                      0
                          17/3期    18/3期   19/3期   20/3期   21/3期
                          実績       実績      実績      実績       実績
                                                                        5
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                        その他
 売上高は18百万円で、対前期△6百万円、増減率△26.4%。
 2020年6月に保険収載されたネピックについて複数の受注を獲得し、移植が実施された。
 当社の再生医療等製品の製造販売に関する経験やノウハウと、株式会社ニデックの眼科領域におけ
 る強力なネットワークのもと、本製品の販売体制を立ち上げた。
 引き続き株式会社ニデックと協働し、眼科領域で国内初となる再生医療等製品の普及を目指す。


      コロナの影響で売上減少           眼科領域でも普及へ     順調に立上げ

   3次元画像解析システム「SYNAPSE        2020年6月に保険収載されたネピックは、
   VINCENT」をはじめとする医療機器の代理     順調に立上げ、複数の受注を獲得。
   販売は、コロナの影響で売上減少。




         画像提供)富士フイルム




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                 再生医療受託事業
 売上高は721百万円で、対前期△91百万円、増減率△11.3%。
 上半期に新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた委託元(企業やアカデミア)で治験や
 海外からの技術移管が遅れた影響が大きく、前年に対して売上が減少した。
 下半期には企業やアカデミアにおいて治験等の開発が再開されたため、複数の案件にて受託業務が
 進み、来年度以降の巻き返しに向けた土台を整えた。

               (単位:百万円)           受託事業売上高の推移
                 1,000
                                          835     813
                                  785
                   800                                    721
                          676

                   600


                   400


                   200


                     0
                          17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期
                          実績      実績      実績      実績      実績

                                                                       7
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                 研究開発支援事業
 売上高は207百万円で、対前期+66百万円、増減率+47.7%。
 ラボサイトシリーズは、オンラインツールを最大限に活用し、既存顧客への迅速かつ丁寧なアフ
 ターフォローを実施した。また海外顧客を含む新規ユーザーへのアプローチを強化した。その結果、
 前年に対し売上が大きく増加した。
 ヒトiPS細胞由来腸管上皮細胞「F-hiSIEC(エフ-ハイシーク)」についても、堅調に売上を伸ば
 した。
                   (単位:百万円)       研究開発支援事業売上高の推移
                    250
                                                              207
                    200


                                                   140
                    150
                                           118
                                    98
                           91
                    100


                     50


                      0
                          17/3期    18/3期   19/3期   20/3期     21/3期
                          実績       実績      実績      実績         実績
                                                                        8
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                    貸借対照表の概要

(単位:百万円)       2020年3月期      2021年3月期
(百万円未満切捨て表示)
                                           増減額
               2020年3月31日    2021年3月31日
                                                     当期純損失による現金
流動資産                6,816         6,544    △272      及び預金の残高の減少
固定・繰延資産             1,634         1,574     △60
資産合計                8,451         8,119    △332
流動負債                  783           919     135
固定負債                    36            35         0
負債合計                  820           954     134
資本金                 4,958         4,958          0
資本準備金               2,788         2,788          0
利益剰余金               △116          △582     △466
                                                     当期純損失の計上
純資産                 7,631         7,164    △466
負債・純資産合計            8,451         8,119    △332




                                                                     9
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              キャッシュ・フローの概要

         (単位:百万円)         2020年3月期    2021年3月期
                                                   増減額
        (百万円未満切捨て表示)         実績          実績
営業活動によるキャッシュ・フロー               △84        △399      △315
投資活動によるキャッシュ・フロー               209         125       △83
財務活動によるキャッシュ・フロー                △3          △1           1
現金及び現金同等物の増減額 (△:減)            121        △275      △396
現金及び現金同等物の期首残高                2,029       2,150       121
現金及び現金同等物の期末残高                2,150       1,875     △275

 営業活動によるCF:営業活動の結果使用した資金は399百万円(前期は84百万円の使用)。
             主には、売上債権の増加と税引前当期純損失等。
 投資活動によるCF:投資活動の結果獲得した資金は125百万円(前期は209百万円の獲得)。
             主には、定期預金の払戻しによる収入等。
 財務活動によるCF:財務活動の結果使用した資金は1百万円(前期は3百万円の使用)。
             主には、リース債務の返済。
   現金及び現金同等物の期末残高:
             期首残高2,150百万円に対し、期末残高は1,875百万円となった。
             なお、貸借対照表中の現金及び預金(5,275百万円)との差額は、
             預入期間が3か月を超える定期預金(3,400百万円)分に該当する。

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                                            2021年3月期決算説明資料



         目次



1.2021年3月期の業績   ------------------------   2

2.帝人によるTOBについて         -----------------   11

3.2021年3月期のトピックス             -----------   14

4.2022年3月期の業績予想         ----------------   21




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                  帝人によるTOBの結果
 2021年2月1日から3月2日にかけて、帝人株式会社による当社株式に対する公開買付けが行われた。
 その結果、2021年3月9日(本公開買付の決済の開始日)付で、当社の親会社及び主要株主である
 筆頭株主が富士フイルムから帝人へ異動した。
 当社は、帝人グループとして、グループシナジーを最大限発揮するとともに、再生医療のトップ
 ランナーとしてさらなる成長を目指す。

            3月8日まで                3月9日から

 100%
             39.47%                 31.88%     その他
                         その他
                                               の株主様
                        の株主様                           7.59% の株主様
                                                        がTOBへ応募
                               10.40%
                                        ニデック
        10.40%                                        57.72%
                 ニデック


                                                      50.13%

                                 帝人      57.72%
                                         (直接保有)
        富士フイルム      50.13%
                    (直接保有)



   0%                                                                12
                             2021年3月期決算説明資料




帝人とのシナジーにより期待される新たな展開

1. 両社協業による再生医療等製品CDMO事業の拡大
2. 帝人の材料・素材開発力の再生医療への活用
3. 帝人のエンジニアリング活用による生産プロセス効率化・
   最適化、生産設備拡大支援
4. 帝人の医薬品・医療機器事業との連携による新技術の開発・
   事業拡大(膝関節領域等)
5. 当社の臨床開発業務への帝人の知見活用・支援
6. 当社製品の輸送・販売における協業
7. 当社製品の海外展開検討への支援


      両社協業による事業計画を策定予定
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                                            2021年3月期決算説明資料



         目次



1.2021年3月期の業績   ------------------------   2

2.帝人によるTOBについて         -----------------   12

3.2021年3月期のトピックス             -----------   14

4.2022年3月期の業績予想         ----------------   21




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              2021年3月期 トピックス一覧
2020年                                         ピックアップ
5月13日  自家培養角膜上皮「ネピック」:保険収載了承のお知らせ        (1) ネピック保険適用
6月 9日  J-TEC紹介動画「再生医療をあたりまえの医療にする」を配信開始
8月 4日  再生医療ナビ「皮膚の再生医療」「角膜の再生医療」のご案内
8月28日  ラボサイト製品 価格改定のお知らせ
       自家培養口腔粘膜上皮(開発名:COMET01):製造販売承認申請の
9月14日                                    (2) COMET01承認申請
       お知らせ
9月14日 J-TECのビジョンを掲載
9月     再生医療の今を知るオンラインセミナー 第1回「眼の再生医療」    (3) オンラインセミナー
       株式会社日本再生医療が開発を進める世界初の小児先天性心疾患を対
10月26日
       象とした再生医療等製品の第3相臨床試験用製品の製造を受託
11月    再生医療の今を知るオンラインセミナー 第2回「がんの再生医療」
2021年
1月25日 自家CAR-T細胞療法の臨床研究に関する名古屋大学からのプレス発表 (4) CAR-T細胞治療
       帝人株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明及
1月29日
       び同社との資本業務提携契約締結に関するお知らせ
2月 5日  AMED公式YouTubeチャンネル コンテンツ動画のご案内
        帝人株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果、親会社及び
3月 3日   主要株主である筆頭株主の異動並びに富士フイルム株式会社との資本
        業務提携の解消に関するお知らせ
3月30日   再生医療のまち蒲郡 トップ会談 第1弾のご案内            (5) 蒲郡市トップ対談
4月 1日   J-TECホームページ 全面リニューアル

適時開示    その他
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                                         2021年3月期決算説明資料

            (1)ネピック保険適用
 2020年6月1日付で保険収載。
 12月に第1例目となる患者さまへの移植が実施され、以降複数の受注を獲得。

                     【適応対象】角膜上皮幹細胞疲弊症
                      ただし、以下の患者を除く。
                       ・スティーヴンス・ジョンソン症候群の患者
                       ・眼類天疱瘡の患者
                       ・移植片対宿主病の患者
                       ・無虹彩症等の先天的に角膜上皮幹細胞に
                        形成異常を来す疾患の患者
                       ・再発翼状片の患者
  販売:株式会社ニデック          ・特発性の角膜上皮幹細胞疲弊症患者

                     【保険償還価格】(2020年6月~)
                     ① 組織運搬セット:      4,280千円
                     ② 培養角膜上皮パッケージ: 5,470千円




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             (2)COMET01承認申請
                    眼科領域で2つ目の再生医療等製品

 2020年9月、自家培養口腔粘膜上皮(開発名:COMET01)の
 製造販売承認を申請

  大阪大学で実施された医師主導治験を引き継いで開発。
  自家培養口腔粘膜上皮シートを移植することで、患者様自身
   の口腔粘膜上皮細胞を生着・増殖させ、欠損した角膜上皮を
   修復させることを目的としている。
  角膜上皮幹細胞疲弊症によって両眼の角膜が広範囲に混濁し
   視機能が著しく低下した患者様に対する新たな治療を目指す。

                                       自家培養口腔粘膜上皮


                              角膜上皮幹細胞疲弊症とは
                             結膜と角膜の境界領域である角膜輪部に存在
                             する角膜上皮幹細胞が、先天的または外的要因
患者様自身の口腔粘膜組織を採取し、
    分離した細胞を培養した              等によって消失することで発症する疾患。角膜
  自家培養口腔粘膜上皮シートを             が混濁し、視力の低下や、眼痛などの臨床症状
      患者様の眼に移植               が見られる。


                                                         17
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          (3)オンラインセミナー
       再生医療の今を知る       オンラインセミナーを開催

        第1回                        第2回
    「眼の再生医療」                    「がんの再生医療」
       2020年9月                    2020年11月

 当社の自家培養角膜上皮などの製品見本       名古屋大学大学院医学系研究科小児科学
 をお見せし、培養角膜上皮と培養口腔         教授   高橋 義行 先生に、パネリストと
 粘膜上皮の違いなど、眼科領域の技術に        してご登壇いただき、「がん(CAR-T
 ついてご紹介した。                 細胞治療)の再生医療」について基本的
                           な内容から国内外の現状・今後の展望
                           まで幅広くお話しいただいた。




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                                            2021年3月期決算説明資料

                     (4)CAR-T細胞治療

当社は名古屋大学と連携し、自家CAR-T細胞
  治療技術の製品化・実用化を目指す

 2021年1月、名古屋大学より、かねてより実施
  中のCAR-T細胞治療の安全性に関する臨床研究
  についてプレス発表があった。


    【名古屋大学プレス発表のポイント】
  1. 名古屋大学医学部附属病院において、第1
     コホート(16~60歳対象群)の3人の患者
     さまへの投与終了し、その安全性と一定の
     有効性が確認された。
  2. タイ王国のチュラロンコン大学において、
     同病院が支援している臨床試験が実施され、
     悪性リンパ腫の1人目の患者さまへの治療
     が安全性に問題なく進められている。


 当社は、今後も名古屋大学と連携し、早期に企業
  治験を実現するとともに、患者さまの生活の質
  ( QOL ) 向 上 に 貢 献 で き る よ う 本 自 家 CAR-T
  細胞治療技術の製品化・実用化に取り組む。
                                                        19
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                     (5)蒲郡市トップ対談
    【対談動画】              再生医療のまち蒲郡               トップ会談

                                          愛知県蒲郡市では、再生医療のまちづくりを推進
                                              するため、2015年に「蒲郡再生医療産業化推進委員
                                              会」を設立。
                                          当社は蒲郡市との協力のもと、再生医療の発展・
                                              普及に向けてさまざまな活動を推進している。
                                          この度、これまでの取り組みと未来の展望について
                                              語る動画制作(全3回)が行われ、ネット配信され
                                              ている。
(左から)
   蒲郡市 市長 鈴木 寿明 様
   蒲郡市民病院 最高経営責任者 城 卓志 様
   当社代表取締役 社長執行役員 畠 賢一郎
   蒲郡商工会議所 会頭 小池 高弘 様


第1弾     ~再生医療のまちづくりのこれまで~
https://www.youtube.com/watch?v=ICHTZMhe8-U

                                                        対談の様子
第2弾     ~再生医療がもたらす医療の発展~
https://www.youtube.com/watch?v=xn15cDj7DpY


                                                                            20
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         目次



1.2021年3月期の業績   ------------------------   2

2.帝人によるTOBについて         -----------------   11

3.2021年3月期のトピックス             -----------   14

4.2022年3月期の業績予想         ----------------   21




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                  2022年3月期の業績予想
       単位:百万円                               2022年3月期               対前期
                            2021年3月期
     (百万円未満切捨て表示)
     (増減率は円単位で計算)              実績             業績予想           増減額         増減率
     ジェイス                             978            1,004     26        2.7%
     ジャック                             331             414      83        24.9%
     その他                               18             197     179    972.1%
     再生医療製品事業                       1,328            1,616    288        21.7%
     再生医療受託事業                         721             871     150        20.8%

     研究開発支援事業                         207             270      63        30.3%
     売上高                            2,257            2,758    501        22.2%
     営業利益                          △466              △297     169              -
     経常利益                          △462              △292     170              -
     当期純利益                         △466              △295     171              -

 2022年3月期の業績予想は、自家培養表皮ジェイス、自家培養軟骨ジャックに加え、自家培養角膜
  上皮ネピックおよび受託事業の売上拡大により、売上高2,758百万円(前期比22.2%増)を見込む。
 ①開発中のパイプラインへの研究開発投資 ②帝人株式会社による当社株式に対する公開買付け後の
  PMI*費用を織り込み、営業損失297百万円、経常損失292百万円、当期純損失295百万円を見込む。

 *PMI: Post Merger Integration, M&A(合併・買収)後の統合プロセス
                                                                                     22
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て、投資勧誘を目的としたものではありません。当社の事業計画に対する評価及び投資に関す
る決定は、投資者ご自身の判断において行われるようお願いいたします。


また、当社は、事業計画に関する業績目標その他の事項の実現・達成等に関しその蓋然性を如
何なる意味においても保証するものではなく、その実現・達成等に関して一切責任を負うもの
ではありません。


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様々な要因の変化により、実際の事業の状態・業績等は影響を受けることが予想され、本開示
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                    株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
                                  〒443-0022 愛知県蒲郡市三谷北通6-209-1
                                                              経営管理本部
                                  TEL: 0533-66-2020 FAX: 0533-66-2019
                                               Email: jtec-info@jpte.co.jp




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                                                                                   23