7758 セコニック 2020-02-25 17:00:00
棚卸資産の処分に係る損失(製造原価)の計上及び投資有価証券売却益(特別利益)の計上、並びに2020年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年2月 25 日
各 位
会社名 株式会社セコニック
代表者名 代表取締役社長 白土 清
(コード番号 7758 東証第 2 部)
問合せ先 取締役経理部長 佐藤 重朗
(TEL 03-5433-3611)
棚卸資産の処分に係る損失(製造原価)の計上及び投資有価証券売却益(特別利益)の計上、
並びに2020年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020年2月25日開催の取締役会において、棚卸資産の処分について決議し、当該処分に
係る損失を製造原価として計上(2020年3月期第4四半期会計期間)することといたしました。
また、保有する投資有価証券の一部について売却することを決議し、当該売却益を特別利益とし
て計上(2020年3月期第4四半期会計期間)することといたしました。
これらの計上に加え、最近の業績動向も踏まえ、2019年5月14日に公表しました2020年3月期の
通期業績予想を修正することとしましたのでお知らせいたします。
記
1.棚卸資産の処分に係る損失の計上(製造原価)について
当社は、新経営体制のもと、棚卸資産削減による営業キャッシュ・フローの改善取り組みを
強化することとし、当該取り組みに先立ち、今般、使用見込みの無い棚卸資産を処分すること
といたしました。特に技術革新の激しい監視カメラについて、アナログからデジタルへの移行
を前提に、使用見込みの無いアナログ系製品を、また、監視カメラ以外の製品についても、今
後の事業展開等を踏まえ、処分を決定いたしました。
これにより、棚卸資産の処分に係る損失182百万円を、製造原価として計上することといたし
ました。
2.投資有価証券の売却と特別利益(投資有価証券売却益)の計上について
当社は、資産効率の向上と財務体質の強化を図るため、2020年2月26日以降、保有する政策
保有株式のうち1銘柄について売却することといたしました。なお、当該投資有価証券の売却
により約200百万円の投資有価証券売却益を計上する見込みです。
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3.2020年3月期連結業績予想の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
親会社株主
1株当たり
区 分 売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A) 6,650 175 185 100 58.42
今回発表予想(B) 6,400 △80 △95 60 35.05
増減額(B-A) △250 △255 △280 △40
増減率(%) △3.8% - - △40.0%
(ご参考)前期実績
6,690 41 20 148 86.89
(2019年3月期)
4.連結業績予想修正の理由
上記、棚卸資産の処分に係る損失の計上及び投資有価証券売却益の計上に加え、世界的な流
行の兆しを見せる新型コロナウイルスに係る現時点で把握可能な業績への影響を踏まえ、2020
年3月期通期連結業績予想を修正することといたしました。
売上高につきましては、上記新型コロナウイルスによる影響はもとより、それより以前から
の懸念材料となっていた米中貿易摩擦を背景とした中国経済の減速など不透明な経済情勢に伴
い、中国子会社を中心とした受託生産事業の事業環境が年度当初の想定以上に厳しいものとな
っていることから、予想売上高の減少を見込むことといたしました。
利益につきましては、受託生産事業の減収影響に加え、自主開発事業において新製品開発を
促進するため、当下半期から集中的に開発費を投じていること、そして、棚卸資産の処分を決
定したことから、営業利益、経常利益とも当初予想を下回る見込みとなりました。
以上の結果、2020年3月期通期連結業績予想につきましては、売上高及び各利益ともに、上
記のとおり修正することといたしました。
なお、新型コロナウイルスの流行に係る影響等は、今後の動向を注視しつつ、更なる業績へ
の影響が明らかとなった場合には、確定次第、速やかにお知らせいたします。
(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したもので
あり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。
以上
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