7758 セコニック 2020-05-27 17:00:00
特別損失の計上及び2020年3月期通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                            2020 年5月 27 日
各 位
                                             会 社 名 株式会社セコニック
                                             代表者名 代表取締役社長 白土 清
                                                   (コード番号 7758 東証第 2 部)
                                             問合せ先 取締役経理部長 佐藤 重朗
                                                   (TEL 03-5433-3611)

          特別損失の計上および 2020 年3月期通期連結業績予想と実績値
                  との差異に関するお知らせ

 当社は、2020 年3月期において、特別損失(減損損失)を計上するとともに 2020 年2月 25 日に公
表の 2020 年3月期連結業績予想と本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知ら
せいたします。
                                   記
1. 特別損失(減損損失)の計上について
      当社および連結子会社が保有する主に設備を対象とした固定資産について、新型コロナウイル
  スの感染拡大の影響を踏まえた将来の回収可能性を「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき
  慎重に検討した結果、収益性の低下が見られたため、2020 年3月期において 67 百万円の減損損
  失を特別損失に計上いたしました。


2. 業績予想値と実績値との差異
 (1)2020 年3月期の連結業績予想値と実績値との差異(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                                                    親会社株主に
                                                                 1株当たり
                         売上高      営業利益      経常利益     帰属する
                                                                 当期純利益
                                                     当期純利益
                          百万円      百万円       百万円       百万円          円銭
      前回発表予想(A)           6,400     △80       △95           60     35.05
      今 回 実 績(B)          6,377     △97      △137       △80       △47.01
      増減額(B-A)            △22       △17       △42      △140
      増減率(%)             △0.3%         -      -         -
      (ご参考)前期連結実績
                          6,690        41      20       148        86.89
           (2019 年3月期)


 (2)差異が生じた理由
       売上高及び営業利益につきましては、前回発表時に想定した新型コロナウイルスの感染拡大
   の影響が、生産拠点における部材調達の遅延や完成品輸送ラインの一時的停滞の形で拡大した
   ことから、それぞれ前回発表予想を下回る結果となりました。経常利益につきましても、3月
   に入って以降の株式相場の急落に伴い当社が保有する一部投資有価証券の期末日時価が著しく
   下落し投資有価証券評価損(営業外費用)25 百万円を計上したことから、前回発表予想をさら
   に下回る結果となりました。
       親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前回予想発表時においては、投資有価証
   券売却益の計上で黒字の確保を見込んでおりましたが、前述の減損損失の計上および繰延税金
   資産の取り崩しにより、結果として前回発表予想を大幅に下回ることになりました。
                                                                       以上